レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2017年、全豪の余韻はありますが

皆さま、おはようございます。
いや~長い冬眠に入ってました。

全豪開催中の猛烈な更新が嘘のような静けさにしてしまっていました。

全豪決勝を見て大変に満足したその夜に急に熱が出て来まして、まあ2~3日で引きはしましたが、
物凄い燃え尽き症候群的なタイミングだと我ながら感心してしまいました。
当ブログと長くお付き合いいただいている方はちょくちょく見かけているかと思うのですが、
私、体調不良を起こすことがままありますね。大会の真っ最中じゃなくてよかったと思います。


さて、この間、2週間ほどのブランクがありますが、デ杯もありまして、
そして先週は、小さな大会ばかりですがディミトロフやズベレフといった
全豪で印象を残した選手がタイトルを取っているなどテニス界は結構な活気を見せています。

ディミトロフが優勝したソフィアの大会ではゴファンやバウティスタ・アグー、ティエムなど元気な選手が出場しましたし、
モンペリエの大会ではズベレフがシングルスで3連覇を狙うガスケを下して優勝し、
更にズベレフは兄弟で出場したダブルスでもタイトルを獲得しました。
しかし注目すべきはキトで行われたエクアドル・オープンでしょう。
先週の3大会はいずれもツアー250の小さな大会ですが、中でもキトは賞金総額でも最小規模の大会です。
第1シードがカルロビッチという点でも出場選手が地味であることを伺わせます。
優勝したのはドミニカのエストレジャ・ブルゴス。1980年生まれなので実にフェデラーよりも1歳上というベテラン選手です。
エクアドル・オープンは3年前にできた新しい大会で今年3回目の開催なのですが
実にこの3回全てをエストレジャ・ブルゴスが優勝しているのです。
因みにエストレジャ・ブルゴスは生涯タイトルが3ですから、このエクアドルでしか優勝していないのです。
こんな選手も居るんですね。同じく先週モンペリエで3連覇に挑んだのガスケもベテランと呼んでよい選手ですが
若手とベテランのパワーバランスが面白い感じで絡んできています。

でもどちらといえばやはりまだベテランの方に傾いています。
その意味でも若い選手達には伸びてきてほしいのですが。

全豪では30歳以上同士の決勝が実現しました。これは本当に稀なことです。
そもそも30歳以上でグランドスラム決勝に来ること自体めったにありません。
ベテラン化の傾向にある最近ですら、フェデラー以外にはフェレールとバブリンカがいたくらいじゃないでしょうか。
今回そこにナダルが加わったわけです。

それ以前の選手をさかのぼってみますと、アガシ、サンプラス、コルダ、レンドル、ゴメス、コナーズとなります。
80年代なんてコナーズしかいません。まあコナーズは3度やっていまして、
90年代にはコルダ、レンドル、ゴメスが1回ずつなので回数としては一緒なんですが。
いずれにしろ30歳でのGS決勝はかなりレアなケースで、ましてや決勝両者が30歳以上というのは
ランキング制度発足後の1973年以降で言えば、2002年全米のサンプラスvsアガシが唯一の例となっています。

もっとも、オープン化直後は大ベテランのプロ出身選手がテニス界を席巻していましたのでそこまで入れてしまうとそこそこ例はあります。
メンバーを列挙するとレーバー、ローズウォール、ヒメノ、マルコム・アンダーソン、ピリッチ、アッシュ、ニューカムとなります。

60年代後半にはベテランが強かったことがわかります。
その後一部の例外を除いてベテランが勝つのは難しくなっていったわけですが。
ただ、近年は再びベテランの時代になっています。
ナダルの復帰も嬉しいですし、今年はジョコビッチとマレーが30歳になりますから
向こう数年で、もしかしたら30歳でのGS決勝進出者が増えてくるかもしれません。

因みに最高齢は1974年全米のローズウォールで実に39歳10ヶ月でした。
以下、2位がローズウォール、3位がローズウォール、4位はアンダーソンですが
5位がローズウォール、6位がローズウォール、7位がローズウォールで
8位に今回のフェデラーが入ってきます。
そこからアガシ、ヒメノと続いてまたローズウォールになります。
で、ピリッチときてまたローズウォール。
このローズウォールがオープン化後最初の大会である1968年全仏ですから
グランドスラム史の開始と共にローズウォールがいたとそういうことになりますね。

もう一つベテランネタといえば、全豪のカルロビッチです。
大会の総エース数がどうなるかという点に注目していましたが
結局は僅か3試合のカルロビッチが119本でそのまま1位となりました。
2位のフェデラーは7試合で108本。
3位のラオニッチが5試合で107本。
ラオニッチが勝ち上がっていれば数を超えたでしょうが
そこはナダルが立ちはだかったということになります。
結論として今回はフェデラーとナダルの大会でしたね。あとカルロビッチ。

なんだかんだで2週間も経っていながら、結局は全豪の余韻に浸る記事になってしまいました。


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  1. 2017/02/15(水) 11:02:06|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、全豪はフェデラー優勝!!

何という試合。
何という大会。
何という二人の選手。

これぞテニスを見る喜び。
テニスサイトを運営する喜び。

まったく。
言いたいことがあったけど、スピーチで先にフェデラーに言われてしまいました。

テニスには両者優勝という制度があるべきでしょう。
本当にどちらを応援していいかわからない、そんな見事な決勝でした。

フェデラーは前人未到18回目のグランドスラム優勝です。
対戦成績で苦戦していたナダルに勝っての優勝というのも大きいです。
35歳。素晴らしい。

試合の方、簡単に振り返りってみましょう。

ディミトロフ戦でもモンフィス戦でも感じていたのですが
ナダルのフットワークが思ったほどでもないかなというのがありました。
もう全盛期のナダルではないのか、という風に見ていたのですが、
実はナダルの問題でなく、コートの球足が速いことが原因だったのかもしれません。

決勝のフェデラーはいつもナダル戦と少し違っていて
例のバックハンドに球を集められて必死に強打で返しているうちに
いつしかペースが崩されているという感じはなく
緩くても深めにしっかり返すことでラリーを続けてチャンスを待つ
という形が非常にうまくいっていました。
で、チャンスになると、もちろん強打もありましたが、
何よりカウンター気味のタイミング重視のショットでポイントを取るという
これまでインドアコートでしか有効でなかったナダル対策が
非常に有効に作用していたというのが印象的です。
コート特性をうまくとらえたフェデラーの老練なプレーだったといえます。

対するナダルもさすがのプレーを見せてくれていましたが
正直ディミトロフ戦ほどの凄み、あの粘りは見られませんでした。
やや疲れていたのかなとも思えます。

それでも試合は壮絶でした。
ファイナルセット最初のゲームでブレークされたフェデラーですが
いつものナダル戦であればあれで気力をなくしていたところでしょう。
しかし今回は違いました。ナダルの調子が悪かったわけではなく
フェデラー自身の調子がそれを上回ったということになります。

試合はファイナルセットまでもつれたので3時間半を超えましたが
非常に早いタイミングで進んだと思います。
しかも随所に見せどころが詰まった、まったくだれることのない展開でした。
もはや最終セットのあの劇的な展開を演出するがために
敢えてサクッと2セットずつ取り合ったのではないかとすら感じさせました。
ここまでくると、勝負というよりも、趣、風情といった世界です。
フェデラーとナダルにしか作り出せない、禅というか小宇宙的な何かです。

プレー的に言えばフェデラーのサーブとバックハンドが良かったこと、
そしてナダルの粘りがいつもほど出なかったこと、それが勝敗を分けたと思います。
ただ、もうそれ以前に、両者の決勝というだけで、
しかもファイナルセットになってくれたということだけで
私としては夢見心地での最高に幸せな観戦となりました。

ナダルにも勝たせてあげたかったなあ。もう一回グランドスラム。
この調子を保てれば、全仏も可能性がありますかね、どうでしょう?

もっとも、いかなナダルとはいえ、全仏は体力が必要な大会ですから
若い良い選手との連戦に体がついていかないということも十分にあり得ますし、
勝ってほしいですが、もしかしたら今回が最後のチャンスだったかも・・・

そう考えるとフェデラーも同じく今回が最後のチャンスだったかもしれず
やっぱりフェデラーの優勝でよかったのか、などとも思えます。
ああ、やっぱり両者優勝にしてあげたかった。

私は一つ気になっていたことがありました。試合前にフェデラーは、
「優勝へのメンタルは十分。エネルギーの全てをオーストラリアに置いていく」
というようなことを言っていたそうです。

これって、優勝したら引退?
そんなことを示唆している言葉にも受け取れました。

でも、優勝スピーチで「来年もここでプレーしたいです」とも言っていたので
もしかしたら考えすぎだったのかもしれません。

もちろんまだわかりませんけどね。
引退してもダブルスやレジェンドエキシビジョンでプレーはできますから。

いずれにしろですね、両者しっかり休んでいただいて
もう大きな試合のミニコンディション充分で挑んでほしいと願います。



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  1. 2017/01/29(日) 22:47:43|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、全豪決勝はフェデラーvsナダル!!

な、なんと。

決勝、フェデラーvsナダルです。

思えば当テニスサイトを始めたのが2005年。
正に両者による歴史上最大の2強時代の到来を告げた年でした。
当サイトはフェデラー&ナダルとともにあったといってもいいです。
既にキャリア後期に入った二人がこうしてまたグランドスラム決勝で顔を合わせるとは。
感無量たるものがあります。

準決勝に至ってもなお私は両者が勝ち上がらないと予想してましたが
これはこれで実に嬉しい誤算です。

両者は数か月のブランクがあって年初から復帰したわけですが
たっぷり休みを取ればまだこんなパフォーマンスをするんですね。
もういっそほかの余計な大会には一切出ずに
グランドスラムのみに限定したほうがいいんじゃないでしょうか。

さて、試合のほう、準々決勝が期待に反していずれもストレート勝負だったのとは逆に
準決勝の2試合はいずれもフルセットマッチになりました。

フェデラーのほうは第3セットでギアを少しローに入れたかと思うような
低調な時間帯があって結果的に長い試合になってしまったという感じでしたが、
ナダルのほうはもうずっしりと中身の詰まった圧倒的な名勝負となりました。

1日猶予があるのと準決勝のスタミナロスの関係を考えると
体力的にはフェデラーが有利ですが、それでもナダルは1日休めますし
ここはもう両者の見事な絶頂時と変わらぬ名勝負を見せていただくこととしましょう。

ナダルvsディミトロフ戦は今大会屈指の名勝負になったと思います。

ディミトロフ、いい選手になりました。
戻ってきた、ではなく変化したと考えたいです。
懸念であったパワー一辺倒の展開にはせずに
プレーの幅を最後まで広く保ち続けていました。
多才であるというのは一歩間違えれば起用貧乏になってしまうのですが
今後ディミトロフはうまく使っていってくれると期待したいと思います。

試合を通じてミスが多かったのはあります。
特にディミトロフはちょっと多すぎかなというくらいでしたが
まあ昨日の展開では仕方なかった部分もあるでしょう。
ナダルも以前のあの姿を知っている身からすれば信じられないほど多かったですからね。
それほど極限で戦った試合だったのだということが伺えます。

一時、ディミトロフの「能力を持て余している感」を毛嫌いしていた時期もありましたが、
昨日の試合やその前のゴファン戦を見れば以前のディミトロフではないと思えます。
むしろとてもよい選手です。少なくとも今大会におけるナダルに対する戦い方、
自分のプレーをどう生かしていくべきかという取り組みはラオニッチ以上だったのは間違いないです。

良い選手なので一つ注文を付けますと、スライスのバックハンドが甘いですね。
せっかくの片手うちなのでここは磨いてほしいです。

以前からディミトロフのスライスを評価する向きはありましたが、
私はそうは思いませんで、フォロースルーの途中で中途半端に止めるスイングになったり
上から撫で切るような傾向があったりとその安定度には疑問を持っていました。
それでも評価されるということは最近のラケットとボールの反発係数においては
こんな程度のショットでも有効と評価されるのかと逆に感心したものです。

それが、昨日の試合では、フォロースルーをしっかりとって
フォームの綺麗な良いスライスになっていました。これは驚いた部分です。
進化しているのが如実にわかるショットでした。
ただ、まだ改良の途中なのか、安定度に欠けている部分があります。
昨日の試合でもバックハンドのミスは多かったですが、
その中でもスライスが結構な割合を占めていました。
強打を狙いに行ってのミスとは違うのでここは減らしていかないといけません。
ここが見事になったらそれこそフェデラー以上のバックハンドを持つ選手になれるかもしれません。


決勝はついにレジェンド対決。
バブリンカとディミトロフには悪いが誰もが観たかった勝負となります。
準決勝で体は温まった、気力も十分な両者の対戦。

ここまでくると、どっちが勝つだろう、どっちに勝ってほしいというのはもうありません。
ただただこの歴史的な一戦を堪能したいというのみです。
唯一、本当にやめてほしいのは「6-1 6-2 6-1」的な期待外れの展開です。
ストレート勝負だけはダメです。
そこだけはお願いします。
良い試合期待しています。



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  1. 2017/01/28(土) 10:34:59|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、フェデラーが決勝進出

フェデラーがフルセットでバブリンカを下し、遂に決勝に進出しました。
今回は第17シードということで、他のシード選手たちにとっての厳しさを演出する選手と見ていましたが
まさか本人がそれらすべてを駆逐してここまで来てしまうとは驚きです。

私の予想はバブリンカの勝利でしたが、外れて嬉しい予想というのも不思議なもんです。
ただ、第4セットは心境的にはかなり不安でした。
バブリンカは決して好調ではないのに、フェデラーの方が勝手に自滅しているような印象で、
前記事で書いた私の展開予想に近づいているようにも思えました。
バブリンカの強打は最後まで活きていましたが、フットワークの方は確実に落ちていました。
勝因はそこだったかと思います。

昨日のプレーの中ではフェデラーのネットパフォーマンスが見事でした。
今の時代、常にネットで勝負するのはほぼ不可能です。
現代の選手たちのパスの威力、ボールの回転数には、ボレーの技術だけで太刀打ちでません。
動き、読み、ネットに出るまでのショット精度、そしてネットそのものの能力の全てが備わっている必要があります。
確実な組み立てが必要で、いかなフェデラーでも考え無しにネットに出るとやられてしまいます。
事実、バブリンカの見事なパスには苦しめられたと思います。
それでも、バブリンカのような強烈なショットを持つ選手を相手にネットでも勝負できる
唯一の選手はフェデラーであると言っていいのではないでしょうか。
もちろんあくまでもネットプレーはオプションの一つですから、サーブ、
そしてとりわけストロークがしっかりしているのこそが重要ではあるのは変わりないですが。

フェデラーは全豪では7年ぶりの決勝進出となります。
グランドスラムの中で一番遠ざかっていたことになります。

グランドスラム最多優勝を誇るフェデラーは準優勝も多いですが、
実は全豪では一番少なく、2009年のナダルからの敗戦の1回しかありません。

決勝の相手はナダルかディミトロフか。
世間的にはナダルとの元祖頂上決戦の再現を期待する声が大きいようですがどうでしょうか。

そりゃ私も観たいですよ。ナダルvsフェデラー。

しかし、ナダル、勝つかなあ・・・。

これまで幾度も常識を覆してきた選手ですから今回もあるいはと思いたくもなりますが
さすがに今回は私の予想はディミトロフです。

ディミトロフはサーブもいいしショットパワーもありますので
主導権を握っている場面では優位に立てると思います。
あとはナダルが押している場面で逆襲の一手をどれほど出せるかになります。

対抗措置としていくつか考えられますが、まずは守備力。これはジョコビッチやマレーがナダルを攻略した方法です。
身体能力が如実に表れますので結構大変ですが、今のナダルは以前よりも強打で押してくるので
粘っていればミスが出たり甘い球が来たりということもあり得ます。我慢が必要ですが有効な手段の一つです。

続いて技巧。2007年にフェルナンド・ゴンザレスが全豪でナダルを下しましたが
あの強打のゴンザレスがナダルに付き合わずにペースを乱したとして話題になりました。
もっとも、ナダルはその後スタイルを変化させているのでそのまま同じようでは
攻略法にはならないかもしれませんが一つのオプションとしてありだと思います。

そしてもう一つ、最もシンプルで効果的と思われるのが、強打を多用するという方法です。
全仏で連勝を止めたソデルリングの戦い方です。
ジョコビッチが一時ナダルに連戦連勝でしたがその時もこれが有効でした。
単に力業というのではなく、ナダルの浅くなった球を踏み込んで叩くという方法になるので
ショットの見極めもある程度必要になりますが、それでも粘るよりは遥かに簡単にポイントが取れます。

ナダルには浅い球が多くなる時間帯があります。
ズベレフなんかもそうでしたが、そうした時間帯にはどんどん押していけるんです。
しかし、ここに落とし穴があります。
ナダルは細かくペースを変えてくる選手です。浅かった球が深く入り出す時間帯というのも出てくるんです。
そうなると、それまパワー一辺倒で圧倒できていた選手が急にポイントが取れなくなり
どんどんペースが乱れていきます。それまで簡単に取れていただけに尚の事そのギャップに応対できません。
そうなるとそこからはナダルのターンになります。

パワーで押せるときは簡単にポイントを取れるのでそれで問題ないと思います。
しかし、そうでない時間帯になった時に引き出しの多さをどのように生かせるか、
ディミトロフとしては正にそこが勝敗を分けるカギになると思います。

今までのようにパワーだけで押せるからとそこから展開もなく戦っていると勝てません。
ただ、私は今のディミトロフであれば、そのような時にも効果的に処理できるのではないかと考えますので
最終的な勝者はディミトロフという予想になります。

さて、実際の試合はどのような展開になりますか。



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  1. 2017/01/27(金) 12:31:25|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、全豪ベスト4

さて、いよいよベスト4です(かっこ内は過去の対戦成績)。
・フェデラーvsバブリンカ(18-3)
・ナダルvsディミトロフ(7-1)

準々決勝は4試合ともストレート勝負でした。
ボトムハーフはもう少し競る試合になるかと思ったのですが。

>トップハーフよりは遥かに混戦だと思います。4人がそれぞれにタイプも違うので、
>試合を楽しむという点でも満足感のある試合になってくれるのではないでしょうか。
>トップハーフがいずれもストレート勝負でしたから、競った試合も観たいなという思いもありますし。

私こんなこと書いてましたね。
少し展開が予想と違ったということになります。

ま、まさか皆さん、これすらフラグとか言わないですよね。
そんな厳しい評価が下されるとほとほと困ってしまいます。

勝敗予想に関してはラオニッチとディミトロフと考えていましたから、半分当たってたという感じです。

しかしナダルvsラオニッチの展開は少々意外でした。
ナダルが良い戦いぶりを見せたのもありますが、
ラオニッチの方にストロークからの打つ手が少なかったのが印象的です。
もう少し上から打ち込めないんでしょうかね。
折角、上背があるのにスピン系のストロークショットに終始していたのが残念です。
確かに元々そういうタイプのショットを打つ選手ではありましたが
他の選手との試合ではもう少し打ち込むこともできていると思います。
やはりナダルのカウンターを警戒していたのでしょうか。
全体的にラオニッチからはサーブと、ナダルのミス以外でポイントを奪う可能性が少なく感じました。
その上大事なポイントで1stサーブが入らなかったですからこれでは勝てないのも仕方ありません。
全体的な展開はそう悪くはなかったのですが、勝負時のポイントの取り方に差が出たという印象でした。
ナダルのコンディションは良いと思います。ただ、以前のナダルでないのも事実で、ストロークミスは多いです。

ディミトロフも好調です。こちらも競った試合になるかと思いましたがゴファンを一蹴しました。
この試合はハイライト映像しか見ていないのですが、体がよく動いている印象です。
彼は元々技術のある選手で、パワーテニスの時代にあってその点も大いに注目されていたわけですが
やはり時代の流れに乗ろうとしたのか、パワー型のプレーを覚えてしまい
しかも、なまじっか能力も高いため、結構それでプレーができてしまったという所があって
単純なパワーテニスに偏ってしまった結果、以前の才能の片鱗が消えかけていくという残念な方向に向かっていました。
しかし、今オフは物凄くトレーニングをしたということで、
覚えたパワーは持続したまま、以前のような技巧的なタッチも見せるなど、一味違うプレーを見せています。
今はかなり心身のバランスが取れているのではないでしょうか。

過去の対戦成績では大きくナダルがリードしていますが、
これはフェデラーvsバブリンカ同様あてになりません。
私の予想は、今の勢いで行けばディミトロフかなあ、というところです。

というわけで、決勝の予想はバブリンカvsディミトロフです。
もちろん、観たいのは圧倒的にレジェンド対決なんですけどね。
今回も、勝たないと思う方を応援しながら観戦することになりそうです。



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  1. 2017/01/26(木) 14:49:06|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、全豪準々決勝トップハーフ

〇フェデラーvsズベレフ×
〇バブリンカvsツォンガ×

いずれもストレートでの決着でした。
ボトムハーフよりは勝敗の読める対戦だったとは思いますが
第1週の荒れ方が嘘のような静かな決着だったとも言えます。

ベスト4はスイス対決となったわけですが、これはどちらが有利なんでしょうか。
どちらも調子がいいです。

力関係で言えばランキング的にも今はバブリンカの方が上ということになりますが
フェデラーの経験値もまた侮れないものがあります。

過去の対戦成績はフェデラーの18勝3敗で、バブリンカが勝ったのはクレーコートだけです。
ただ、バブリンカにはグランドスラムで見せる恐ろしいばかりの勝負強さがあります。
過去の対戦成績が当てにならないことは幾度かのジョコビッチ戦でも証明済みです。

ATPのページには興味深い記事が載っていました。
http://www.atpworldtour.com/en/news/wawrinka-infosys-january-2017

去年トップ10が「0-30」と「30-40」になった時に
サービスゲームをキープできた率というのが数字になっているのですが、
驚くべきことにどちらもバブリンカが1位となっているのです。

「0-30」と「30-40」どちらも2位はジョコビッチでそれぞれ53.9%と53.8%でした。
これも十分に高い数字なのですが、バブリンカの数字はさらにその上を行く実に61.4%と57.1%。
ジョコビッチを遥かに超えて抜きん出た数字を出しているのです。

セッピ戦の時にも触れましたが、タイブレークに強くなっているのも間違いないですし
確実に勝負強い選手になっているというのが明確に数字に表れています。

準決勝は短期決戦での決着の可能性もあり、そうなればどちらが勝ってもおかしくないと思いますが
競った試合になればなるほどバブリンカが有利になるのではないでしょうか。

今大会は毎回予想することに決めましたので今回も行きます。
正直フェデラーに勝ってほしいですが、勝者予想はバブリンカです。

フェデラーも乗っているときはポンポンと軽妙にポイントを取っていくでしょうが
粘りのストロークで調子が乱されるとバブリンカにペースを持っていかれます。
連戦の疲れもあり、試合が進むにつれて大事なところでミスが目立ち始めまして、
まずはバックハンドのエラーが増え、そして遂に決めに行くべきところでのフォアが決まらず
決定的なポイントをミスショットで落としてしまうという
残念さが滲み出るときのフェデラーの負けパターンが発動します
バブリンカもずっと安定したショットを続けているわけではないのですが
試合後半のいいタイミングで信じられないような強打が決まって大事なポイントを持っていきます。
とこのような展開でフェデラーが惜しい試合を落としてしまう、
という妙にリアルな雰囲気の予想でいかがでしょうか。



さて、その前にボトムハーフの準々決勝がありますね。
こちらの勝敗予想は既に前記事に書いておりますので再掲しませんが
トップハーフよりは遥かに混戦だと思います。
4人がそれぞれにタイプも違うので、
試合を楽しむという点でも満足感のある試合になってくれるのではないでしょうか。
トップハーフがいずれもストレート勝負でしたから、
競った試合も観たいなという思いもありますし。



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  1. 2017/01/25(水) 10:27:15|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、全豪はベスト8が出揃う

ボトムハーフの4回戦が終わりました。

今大会は長いです。
すごく色々あった気がしますがまだやっと4回戦。
ここからグランドスラムで一番面白い準々決勝、準決勝へと駒を進めます。
いつもの倍楽しんでいる雰囲気です。

ボトムハーフの4回戦は4試合とも4セットでも決着となりました。
ゴファンとティエム、ナダルとモンフィスはそれぞれ下位シードが勝利していますが
メンバー的には番狂わせとも言えず、トップハーフ比べてい静かな勝敗だったといえるでしょう。

もっとも、いくつかの試合はハイライトでしか観てないですが
試合内容の方はそれぞれ見応えがあって面白かったです。
どれも最終的には勝つ方が勝つという展開ではありましたが
負けた方も一矢報いる時間帯がありました。

特に出だしのイストミン!
まさかここまでやるとは思いませんでした。
本当に最後は疲労がたまった感じだったでしょうか。
一つ前の試合で当たっていたらわからなかったですね。
ディミトロフとしてはその点でもついていたと思います。
いくつか前の記事でも述べていますが、今となっては一番ドロー運のよい選手となっています。

準々決勝の顔合わせは以下の通り、かっこの中は過去の対戦成績です。

・フェデラーvsズベレフ(2-0)
・バブリンカvsツォンガ(4-3)
・ラオニッチvsナダル(2-6)
・ゴファンvsディミトロフ(0-1)

この中で勝敗に番狂わせが起きうるのはフェデラーvsズベレフだけで
残りは全てどちらが勝ってもおかしくないという状況です。


対戦成績で一番離れているのはラオニッチvsナダルですが、
今年ブリスベンでラオニッチが勝利していますし今の力関係では
過去の数字はあまりあてにならないでしょう。

どの試合も楽しみです。
勝敗予想では最も開きがあると思われるフェデラーvsズベレフでさえ
ズベレフのあのプレースタイルをフェデラーがどう攻略していくのか
試合の展開の興味という点ではむしろ最上級に興味深い対戦ですし
4回戦まで大荒れに荒れさせた大会に相応しい見事な準々決勝となってほしいものです。


当ブログの勝敗予想は、

フェデラー、バブリンカ、ラオニッチ、ディミトロフ

となります。

勝敗の敗の予想の選手達のうち、
唯一ノーシードのズベレフはその希少なプレースタイルで見るものを楽しませてほしいと思いますが
それ以外のツォンガ、ナダル、ゴファンは正直、個人的にはむしろ応援したい方の選手です。
個人的な感覚としては勝たないだろうなと思う方を応援しながら観戦するということになります。

まずはトップハーフの2戦が行われます。
バブリンカvsツォンガはトップ10の常連で全豪での実績もある同じ31歳のベテランです。
世が世ならライバル関係でも生かしくなかったくらいの選手ですが、
ここ10年は中途半端に上位の選手というのは直接対決を許してもらえない時代を生きていたわけです。
両者の対戦はキャリアの割りには圧倒的に少なく僅かの7回でしかなく、
しかもハードコートでの対戦はなんと10年振りという具合です。
こうした対戦が見られるのも混沌とした大会ならではではないでしょうか。




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  1. 2017/01/24(火) 10:09:50|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、全豪4回戦トップハーフ

ん、なんかあれですね。
私、記事本文、コメント欄問わず色々余計な事書いてました?

>今はジョコビッチ、マレー以外は伏兵と言って差し支えないでしょう。

だって。あははは。

いっそ今大会は伏兵の大会なんだ、と割り切ろうにも
1,2位に勝った選手以外、残っているのは名の知れたシード選手ばかりなんですよね。
そこがまた微妙です。

トップハーフは、シード順で行けばもちろん錦織も残っているべきだったわけですが
相手がフェデラーですからここは番狂わせとは言えませんで
結局ズベレフ以外はフェデラー、バブリンカ、ツォンガとそこそこ順当なんです。
で、ボトムハーフもイストミン以外はシード選手ですから
他にもシードがバタバタ負けて伏兵だらけの大会になっていればいっそスカッとしたんですけど、
結局はそうもならず、なんだかんだで「微妙」のその一言で終わってしまいます。

残っているトップハーフの選手は完全にベテランで占められています。
最も若いズベレフでも今年30歳になるとそういう年齢です。
期待できる若手がボトムハーフに寄ったのもありますが、せめて錦織が残っていれば・・・
因みにボトムハーフの方はベテランから若手までそこそこ分布しています。
モンフィスvsナダル、ティエムvsゴファンとベテラン同士、若手同士の対戦ががありますから
ベスト8の顔ぶれとして年齢の偏りが出ることはないでしょう。

さて、注目のフェデラーvs錦織でしたが、試合の方少し振り返ってみましょう。
開始直後に錦織絶好調の時間帯がありましたが、それ以外は基本的にフェデラーの試合だっと思います。
もう改めてその引き出しの豊富さには恐れ入る思いです。
こうもフォアハンドがビシビシ決まるとどうしようもありません。
フェデラーは流れの選手ですから、かつてのネットプレイヤーの多くがそうであったように
思わぬタイミングでふと調子を乱すときがあります。第4セットがそうでした。
ほとんどフェデラーのセットだったのに僅かの時間帯だけ気が抜けたような感じになって錦織がセットを取りました。
錦織が僅かの機を上手く突いたのはさすがとは思える部分でしたが
フェデラーとしては最後までそう危なげはなかったと思います。
データ的には第5セットになった段階でフェデラーに危機感があってもおかしくないはずでしたが
試合の展開上そのような空気にはなりませんでした。
フェデラーは年齢的にも5セットマッチが多くなると後の試合に響いてくる恐れがありますが、
昨日の試合は展開が早かったので5セットマッチにしてはダメージが少なかったと思います。
そして、こんな絶好調のフェデラーを相手にしても5セットまで粘れる錦織も見事だったと言えます。

同時にフェデラーの方もこの好調がずっと持続するとは思い難いという思いもあります。
この段階で調子が良すぎるフェデラーというのもまた不安の種なんです。
不調なら不調でもっと不安なくせにまったく我ながら勝手なもんですが。

フェデラーの次の相手は猛威を振るっているズベレフです。
ズベレフは左利き、ネットプレイヤーというレア度の高い正に伏兵的な戦い方でもってマレーを退けたわけですが
こうした戦い方に一番動じない選手、それがフェデラーだと思います。
それでもこれまでの選手とは戦い方を変える必要があるのでペースが乱れることも考えられます。
仮にズベレフには勝利しても、その次のバブリンカorツォンガ戦では
再びベルディフ、錦織に対したような正当的なプレーに戻さなくてはいけません。
フェデラーの体力とペース。これがいかに持続されるのかは今後の試合を左右する注目のポイントではないでしょうか。

ズベレフvsマレーは、もうマレーがダメでした。
早い段階で精神的にやられたのか、脚が動いてなかったし
自棄的に強引な打ち方をしたときにしかポイントが取れないようなそんな雰囲気でした。
もちろんズベレフのサーブとネットパフォーマンスもよく、うまく翻弄したと思います。
しかしNo.1ともなればこれで乱されるようではいけません。
負けるにしても相手の見事なプレーにやられた、という方がまだ潔い気がします。
マレーは7年連続でベスト8に達していたのですが、遂に途切れてしまいました。
そういえばベルディフもフェデラーに敗退したことで6年連続ベスト8が途切れていました。

バブリンカvsセッピは観ていないんですが、タイブレーク3つの決着でした。
ストレート勝利ではあるのですが、でもこれ、実はバブリンカ危なかったんじゃないですか。
もしタイブレークのいくつかを落としていたらフルセットの攻防になったわけで体力的に過酷になった可能性があります。
なにせ相手はあのセッピですから、フルセットになったらどういう展開になるか想像もつきません。
結局タイブレークをしっかり取ったのが明暗を分けたといえます。
バブリンカは一時期タイブレーク勝率の著しく低い選手でしたがここへ来てぐんぐん勝率を上げています。
勝負強さというのは大会を勝ち抜く上で大きな武器になります。

ツォンガvsエヴァンスも面白かったです。
片手打ちバックハンドは、バブリンカやガスケのような例外を除けば
常に攻撃で相手を圧倒することはできません。
しかしそのタッチやカウンター気味のショットにはやはり味わいを感じます。
エヴァンスのバックハンドは完成度が高かったとは言いませんが
やはり私は片手打ちが好きです。観ててそう思いました。
試合の方は、最後はツォンガの底力が上回った感じです。
エヴァンスはセカンドサーブを攻略されてしまいました。
ツォンガは2008年にここ全豪でセンセーションを巻き起こしたときから
パワーと技術を兼ね備えた選手としての資質が変わらないですね。
相手の強打をかわすようなプレーもあれば、強引に狙いに行くショットもあって観てて楽しいです。
まあこれがうまく噛み合わないこともあって安定度の欠如にもつながることもしばしばなわけですが。
次のバブリンカ戦は過去の対戦成績も接近してますし、
このままの調子を持続してくれれば面白い試合になるんじゃないでしょうか。



さて、それではお待ちかね、予想のコーナーに行きたいと思います。
もう開き直って予想します。

フラグを考えて敢えて、とか、この選手には勝ってほしいから敢えて、とか
そういうひねくれたことはしないです。

普通に当てに行きます。
まあ無理に試合の勝者を決めていくだけ、というのも芸がないので
展開を予想するということになるとは思うのですが。

ではずばり、決勝はフェデラーvsナダル!

うそうそ、すいません、思いっきり希望を書いてしまいましたね。

もちろんそうなってくれれば嬉しいですが、正直可能性は薄いでしょう。
フェデラーはともかく、ナダルがそこまで勝ち上がれるとは思わないです。

ではどこで敗退するか。次のモンフィスか。
実は今大会モンフィスの試合を観ていなくて調子の度合いがわかりません。
モンフィスが勝つ可能性もありますが正直よくわからないです。
でも少なくともその次のラオニッチを超えることはないでしょう。

ズベレフがナダルを相手にあのような試合をしましたから、
同じだけパワーがある選手が更に安定感も備えてプレーできれば勝利は硬い気がします。
もっともラオニッチはサーブはズベレフ以上ですが、ストロークパワーに関しては超えてないと思います。
でも総合力では上で、ネットの展開や緩急に応じる柔軟性もありますので
やはりナダルには勝利するのではないでしょうか。
ラオニッチはその前にバウティスタ・アグーに勝たねばならず、
個人的にも注目の一戦だと思っていますがラオニッチが不覚をとることはないと思います。

ボトムハーフ4回戦で一番の注目カード、ティエムvsゴファンはまったく分かりません。
この手の若手選手は過去の対戦成績も参考にならない部分がありますが
一応データとして載せると、ゴファンが4勝3敗でリードしています。
ハードコートでもはゴファンの2勝1敗で、しかもティエムの勝った1勝はゴファンの途中棄権なので
実質データ上の優位性はゴファンにあります。
ここはもう予想云々ではなく純粋に両者のプレーを楽しむということで行きましょう。
で、勝った方がディミトロフと対戦することになるわけですが
ここはさすがにディミトロフとしておきます。実力的には3者とも僅差だと思います。
しかし前哨戦からここまでの好調ぶりを考えて今大会に関してはディミトロフが一歩リードなのかなという処です。

時の人イストミンはさすがに2試合5セットマッチを戦っていますし、
さすがに次のディミトロフ戦は勝てないかなという予想です。

取り敢えず今回はボトムハーフのベスト4までの予想でした。
トップハーフはまた今度。




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  1. 2017/01/23(月) 12:03:24|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、全豪は3回戦が終了

ベスト16が出揃いました。

第1週からこんなにも注目カードが目白押しという大会も珍しいんじゃないでしょうか。

トップハーフでは、マレーがここまで1セットも失わずに勝ち上がっています。
次はミーシャ・ズベレフとの対戦です。
ここを超えると、いよいよ次は・・・です。

その、いよいよ、の相手ですが、ここはあまり触れますまい。
てゆーか触れられない。
なんでこのカードが決勝でないのか。
どちらが勝つともどちらに勝ってほしいとも言えない非常なる困惑の一戦です。

勝ち上がりに関しては、フェデラーが思わぬ圧勝でベルディフを下しました。
錦織も初戦の苦戦を持ち込まずに2回戦、3回戦を勝ち上がっています。
どちらもコンディションは良い、とそう判断しましょう。

バブリンカはトロイツキを下しています。
トロイツキは2戦をフルセットで勝ち上がってきていて
体力面でもバブリンカ戦の戦いぶりに注目でしたが
1セット目を取った上に4セット目もタイブレークになるなど
フルセットにこそなりませんでしたが体力の限界を感じさせずに奮闘してくれました。
バブリンカの対戦相手はセッピです。
セッピは2回戦のキリオス戦でフルセットを戦っています。
1回戦と3回戦は4セットでしたがいずれもタイブレークが2つあったので
体力的には消費していてもおかしくないです。
疲れを感じさせぬ元祖フルセット男の底力を見せてくれるかどうか。

ツォンガは、チリッチ、トミックとシード勢を連続撃破してきたイギリスのエヴァンスと対戦します。
エヴァンスは今大会のダークホースの一人です。
トミックが敗退したことで地元オーストラリア勢は姿を消しました。
グランドスラムは地元選手の活躍が難しくなってきていますが
唯一の例外がイギリスであるなどとこの半世紀一体誰が予想できたでしょうか。


ボトムハーフに行きましょう。
ジョコビッチの敗退で混戦模様となっている山ですが、
そうした目で見ると3回戦は実に好カードが目白押しでした。

まずモンフィスvsコールシュライバー
私の一押し選手もここまで勝ち上がってきてくれましたが、
これ以上の勝利はさすがにきつかったでしょう。
せっかく2勝したのに取り上げてあげることができずに申し訳ない気持ちです。
しかしそれほどニュースの多い毎日だったということなんです。
勝ったモンフィスはナダルとの対戦となります。

ナダルvsズベレフも3回戦の注目カードの一つでした。
フェデラーvsベルディフと並んでこの試合は何としても観たいと思ってました。
ズベレフは最後力尽きましたが大いなる可能性を感じさせてくれました。
これは本当に楽しみな選手です。
フルセットまでもつれても体力を持続させたナダルは凄かったですが
かつてのパワーとフットワークで相手を圧倒していた頃とは違って
我慢のプレーをしながら戦わなくてはいけないようになっているんですね。
フェデラーの老獪さはないので体力が追い付かなくなった時の継続力は不安です。
頑張ってほしいとは思いますが。

現在ボトムハーフで最上位シードとなっているラオニッチは、バウティスタ・アグーと戦います。
それぞれシモン、フェレールを下しての勝ち上がりです。
いずれも下位シードとはいえキャリアのある実力派が相手でしたので簡単な勝利ではありませんでした。
ラオニッチはボトムハーフで一番決勝進出に近い位置にいる選手と見込まれています。
当然、次の試合も順当にいけばラオニッチという評価かもしれませんが
バウティスタ・アグーも今調子がいいので個人手になかなり注目したい一戦となっています。

ティエムとゴファンがぶつかります。
これまた数年後のグランドスラム決勝カードとなってほしいような対戦です。
このパワー時代に技術を伴って勝ちがってくれる両者には
プレー内容も合わせたテニス界の牽引者となってほしいです。
これはボトムハーフで一番の注目カードであることは間違いありません。

3回戦でゴファンにストレートで敗退したのがカルロビッチです。
初戦で度肝を抜いたカルロビッチも遂にここで力尽きました。
コールシュライバーと同じでよくぞここまで頑張ってくれたという思いです。
カルロビッチのエースはゴファン戦が25本でした。
ストレート勝負だったのであまり多くないです。(カルロビッチにしては)
結局今大会のエース数、119本で終わることになりました。
2位のイズナーが66本ですのでダブルスコア未満です。あ~少ない(カルロビッチにしては)
ラオニッチが現在60本ですから、もしも決勝まで行ったらカルロビッチを抜くかもしれません。
因みにサーブスピードでは236km/hでラオニッチが1位です。
カルロビッチは・・・計測なし!!さすが下位シード。
大会運営もわかってない。
カルロビッチの逃した最速記録がこれまでにどれだけあるか、考えたことがないんでしょうかね。

因みに女子ではセレーナ・ウィリアムズ(195km/h)を抑えて
大阪なおみがサーブスピード1位なんですね(198km/h)。
セレーナくらい技術も伴った選手ともなれば別ですが、
これまでパワー型の女子のプレーに感心することはほとんどありませんでしたので
将来その辺を克服した選手になってくれればいいですが。
すいません、正直私、女子については門外漢であまり気の利いたコメントが出せないです。

さて、4回戦もう一つのカードはディミトロフvsイストミンです。
ジョコビッチを下して一躍時の人となったイストミンですが、
続く3回戦でもフルセットを戦っての勝ち上がりとなりました。
話題を持っていっていますが、2戦連続のフルセットはきついでしょう。
対するディミトロフはこのところ好調で、
3回戦のガスケ戦も好勝負になるかとの期待も抱きましたが
予想に反してストレートで決着してきています。

ディミトロフはあるかもしれません。
イストミンはすでに疲労も限界まで来ているでしょうし
ティエムvsゴファンも死力を尽くした戦いの後でディミトロフとの戦いになる可能性があります。
その次はラオニッチでしょうが、ラオニッチもバウティスタ・アグー、モンフィスorナダルと
曲者揃いの相手に体力を削られながらの勝利ということが考えられます。
トップハーフはだれが来ようともうぼろぼろの状態でしょうから、
ディミトロフ、ジョコビッチ敗退の最大の恩恵を受けた人物ということで
思わぬ美味しさを味わうことになるかもしれません。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2017/01/22(日) 10:31:34|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、全豪2回戦ボトムハーフ

じょ、じょ、じょ~
なんと、なんとなんと、まあ。

こんなことがあり得ましょうか。

全豪2回戦、とんでもないことが起きました。

なんと、コールシュライバーが2回戦も勝ちました!

え、違う?

じゃあ、カルロビッチも2回戦を勝ちました!!

え、違う?

しかもエースは僅かの19本!!
第3セットに至っては僅かの2本!!

これはニュースです!!


・・・


イストミンvsジョコビッチ。スコアは「6-7 7-5 6-2 6-7 4-6」
タイブレークを2つも落としています。あのジョコビッチがです。
そしてまたもや今大会を特徴付ける「フルセットの悪夢」が登場たことになるわけです。

デニス・イストミン。
もちろん知っている選手ではありますがこの名前を過去何度記事に出したことがあるでしょうか?
ほぼ初めてくらいかもしれません。

1986年生まれですからナダルと同じ歳になります。
全豪は2006年から11年連続で出ています。ベテランといっていい選手です。
ジョコビッチも1987年生まれで1つしか違わないわけですが、
年齢が近いにしては過去5戦しか対戦しておらず(もちろんジョコビッチの全勝)
それだけでも大きな大会で勝ち上がることのほとんどない選手だということがわかります。
これまで獲得したタイトルも1つだけです。そんなイストミンですから、
今回の勝利はベルダスコよりも遥かに可能性の少ないところからもぎ取った
奇跡の1勝だったといえるでしょう。

私、以前の記事ではジョコビッチの引きの良さを称賛し、
昨年ウィンブルドンのクエリーの時のようなことはないだろうとまで言い切ってましたね。
口は禍の元とはよく言ったものです。まあ口ってゆーかペンですが。
ペンですらもないですね。キーボードですね。

ボトムハーフはこれで俄然わからなくなってきました。
グランドスラムでキャリア充分の選手といえばナダルですが、
現在のコンディションを考えれば他の選手に抜きんでているとは思えません。

一般に評価の高そうなところを上げれば
ラオニッチ、ディミトロフ、ズベレフといったところになるんでしょうか。
しかし勝ち残っている選手を見渡せばそれらに匹敵できそうな選手がまだまだいます。
ベテランから若手まで揃ってて、一つ一つの試合が見逃せない
早くも序盤でこの面白さを演出してくるとは、テニスの神様も今年は気合いが入ってますな。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2017/01/19(木) 19:46:44|
  2. 2017年1月~3月
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