レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2017年、ツアー第2週は全豪前週

前記事でスペイン選手のタフさを取り上げたばかりですが
さすがに前週優勝のバウティスタ・アグーは欠場したみたいですね。

今週の2大会はまだ初戦が行われている状態ですので
今回は全豪に向けてプレビューというところで。

注目点はズバリ以下の2点です。

・トップ2の頂上決戦は?
・フェデラーのドローは?

これに加えて

・デル・ポトロのドローは?
・ビッグサーバー、特にカルロビッチとイズナーのタイブレークの戦績は?
・若手(と言われている中堅に近い選手も含む)の活躍は?
・最近元気さに陰りが見えてきてしまっているベテラン及びキャリア組の活躍は?
・錦織含む日本人の活躍は?

のあたりも気にしたいです。
まあ、ほぼ全部じゃんと言われればそれまでですが。

ベテラン及びキャリア組の中にはナダルやベルディフも入ります。

今回はベルディフを取り上げてみましょう。
この選手は去年の全米を欠場したため、
2003年全米から連続で続けていたGS出場記録を52でストップさせることになってしまいました。
また、6年連続出場中であったATPファイナルへの切符も最後の最後で逃してしまいましたので
相変わらずトップ10であることは凄いのですが、体力的な負担も来ているのかなとも感じられました。
一方で、去年出場したGS3大会はいずれもベスト8以上でした。
これまで全てのGSでベスト4を経験しているものの、いずれも単発の成績であって、
年間通じて全てがベスト8以上というのはなかっただけに
プレーの円熟味そのものはむしろ増してきているということも感じられます。
体力と技術のバランスがうまく取れた時には大いに力を発揮すると思うのですが
このバランスをどう上手く取っていくかというのがまた難しい部分でもあります。
ベテラン選手がある時突然活躍することがありますが、それもこのバランスが取れた時なのだと思います。
ベルディフもある意味その境地に入りかけているのではないかという気がします。

ベルディフはグランドスラムの中では全豪と相性がいいです。
2011年から6年連続でベスト8以上に進出しています。
今回のベルディフにはワンチャンあると思っています。
伏兵の中でもトップクラスの期待値です。
ベルディフほどの選手を伏兵というのも失礼な気がしますが
実質、今はジョコビッチ、マレー以外は伏兵と言って差し支えないでしょう。

さて、そのベルディフのワンチャンを実現させるための条件を検討していきましょう。
まずはフェデラー、デル・ポトロをひかないこと。
フェデラーは先週のディミトロフの優勝でランキングが17位に後退しています。
仮にこのまま17シードということになれば上位16シードの誰かが3回戦で対戦することになるのです。
2回戦がデル・ポトロ、3回戦がフェデラーなんて目も当てられません。
それともう一つ、ジョコビッチでなくマレー側のハーフに入ること。
過去の対戦成績からすればジョコビッチよりはマレーの方がまだチャンスがあります。
準決勝でマレーを下して決勝に進出します。
そしてもう一つの準決勝では、グランドスラムでだけは何故かジョコビッチに強いバブリンカが
またもジョコビッチを下して勝ち上がってきますから、これを決勝で下せばいいのです。
正直、ベルディフはバブリンカのと対戦成績も分が悪いです。でもジョコビッチを相手にするよりはましでしょう。

これが、新たな力を信用せず過去のデータを重視した場合の
一番可能性のあるベルディフの勝ち上がりです。
まあ、いくつもの奇跡を潜り抜けた条件が前提としてあるわけですから
普通にジョコビッチに力で勝つのとどっちが可能性が高いといわれたらまたそれも微妙なんですが。

ともあれ、今回はベルディフを代表で取り上げましたが
2017年の全豪というのはドロー運が非常に重要になってくるのは間違いないです。
発表は金曜日ですから楽しみに待ちましょう。

シード発表はもう少し早いんですかね。
フェデラーのシード番号だけでも大変に気になります。



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  1. 2017/01/11(水) 15:37:42|
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2013年、インディアンウェルズプレビュー

さて、春のハードコート祭りがやって参りました。インディアンウェルズとマイアミ。
いずれも扱いはマスターズ1000ですが、他のマスターズ1000よりもドローが大きく
開催期間もそれぞれ1週間半と長丁場です。選手は連戦になります。

1つだけの大会で見れば当然グランドスラムのほうが大きいのですが、
2つをセットとして捉えればグランドスラムを超える規模になります。
選手にとってはより大きなチャレンジになるといえます。
ただ、ランキングポイントは両方勝ってもグランドスラム1つ分というのが寂しいです。
どちらもマズターズ1500にしても良いくらいの大会です。

さて、ドローが発表されました。
トップ4から落ちているナダルが、なんとベスト8でフェデラーと当たる山に入りました。

準々決勝でナダルvsフェデラー!
こんなことありましょうか。

両者は過去28回の対戦をしていますが、
これまで準々決勝で対戦したことは一度もありません。
初対戦のみ3回戦でしたが、それ以外は
決勝が19回(!!)、準決勝が7回、年末のラウンドロビンが1回と
ほぼ頂上決戦として対戦が組まれてきました。
今回もしも両者ぶつかることがあれば、テニス史の大きな一コマといえます。

ちなみに両者が唯一3回戦という早いラウンドで当たった初対戦は2004年のマイアミでした。
実に9年前です。この時、第32シードという
今からでは想像もつかないようなシードをもらっていたナダルは
2回戦でなんとゴラン・イバニセビッチを下しています。
当時のイバニセビッチは既にトップ選手ではなくて
大会もワイルドカードでの出場でしたがなんとも時代を感じさせます。
ナダルはフェデラーを下した次の試合で、フェルナンド・ゴンザレスに敗れました。
ゴンザレスはそのまま決勝まで行きアンディ・ロディックに敗れています。
当時、ナダルはまだグランドスラムタイトルのない若手選手でしたし
フェデラーもNo.1になりたてのグランドスラムタイトル2個の選手でした。
9年という歳月はかくもテニス界を激変させるに足る長い時間なのだと感じさせます。


さて、私はインディアンウェルズとマイアミの連覇というのが大好きです。
こういう大きな大会を両方勝つなんてかっこいいじゃないですか。
同じ国、同じハードコート、連続開催ときては、なんだかもう
ただひたすら勝つみたいなストイックな感じで、ゾクゾクさせます。

なんか毎年同じ事書いている気がしますが、
今回も過去の連覇選手一覧を載せてみたいと思います。

1986年 レンドル
1991年 クーリエ
1992年 チャン
1994年 サンプラス
1998年 リオス
2001年 アガシ
2005年 フェデラー
2006年 フェデラー
2011年 ジョコビッチ

どうです、この錚々たる面々。
偉大なチャンピオンもいますし、クーリエやリオスのように、
この連覇をきっかけとしてトップに躍り出た選手もいます。
92年のチャンも当時ランクが低迷していたのですが、
この連覇を皮切りに一気にランクを上げました。
フェデラーの2回が光ります。

今回は何と言ってもジョコビッチが本命となるでしょう。
もしも達成すればフェデラー以来の2回目の達成となります。

しかし、新しい選手が思わぬ連覇を成し遂げ、
それをきっかけにスターダムにのし上がるというシナリオも悪くありません。

誰か。

錦織氏?

最近でインパクトのある急激な伸びを見せた例はデル・ポトロだと思います。
しかし、今思えばもう結構前のことです。
デル・ポトロが今回もう一回やってくれてもいいですが
新しい誰かでももちろん良いです。

誰か。

錦織氏?

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  1. 2013/03/07(木) 11:51:54|
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2010年、ATPファイナル組み合わせ決定

組み合わせが決まりました。

《Aグループ》
 ナダル
 ジョコビッチ
 ベルディフ
 ロディック

《Bグループ》
 フェデラー
 ソデルリング
 マレー
 フェレール

マレーのランクダウンでどうなることかと思った組み合わせですがうまくバラけた感じです。

まずAグループ。
ナダルにとってはやや厳しいように思いますが、
正直インドアのナダルは誰が来ても厳しいです。
むしろBグループに入ったほうがより厳しかったかもしれません。
また、そんな厳しい中でも勝ち上がっていくポテンシャルを秘めているのがナダルです。
考え方によっては調子を落としているベルディフと同じく組、
というのは良かったかもしれません。
なんて言われているベルディフも半年前だったら台風の目だったでしょう。
ここで一発逆転の復調を期待してもいいものでしょうか。
順当に行けばジョコビッチがトップ通過最有力ですが時にポカをする選手です。
ロディックが鍵を握る重要な存在となりそうですね。
Bグループよりも見所は多いと思います。

続いてBグループ
マレーが元気を取り戻していれば面白い組になると思います。
パリではせっかくジョコビッチがこけてくれたのに
一緒にこけてしまって3位どころか5位にまで落ちてしまいました。
もっとも、結果次第では3位浮上も可能ですので
最後にインドアキングの力を見せて欲しいものです。
さて、フェデラーにとっては、マレーは入ったものの、
比較的与し易いメンバーになったのではないでしょうか。
ただし今のフェデラーはもはや常勝の選手ではありませんので油断は禁物です。
この組ではフェレールが一番目立たない存在ですが、実は2007年の準優勝者であります。
今回のメンバーの中でATPファイナルの決勝進出経験があるのは
他にフェデラーとジョコビッチがいるのみです。
Aグループのベルディフと共に前評判に負けずに頑張ってほしい選手です。

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  1. 2010/11/17(水) 11:45:26|
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2009年、ATPファイナル展望

いよいよ日曜からATP最終戦が始まります。
今年からATPワールドツアーファイナルと名前を変えております。
一次リーグのグループ名称が、去年までのRED、Goldではなく
グループA、Bと呼ばれるようになっていますが基本は同じです。

昨日は組み合わせ抽選が行われました。

グループAグループB
フェデラーナダル
マレージョコビッチ
デル・ポトロダビデンコ
ベルダスコソデルリング
補欠:ツォンガ
以上のようになっています。

一番の注目は、やはりフェデラーとナダルのNo.1争いでしょう。
両者は現在945ポイントの差がありますが
今大会は最高1500ポイントの獲得が可能ですのでNo.1の入れ替えもありえます。

federer-7a.jpg
フェデラーはもしもこのままNo.1をキープすれば、
1989年のレンドル以来史上2人目となる
年度末ランキングNo.1の返り咲きを果たすことになります。
大会との相性、実績でいえばフェデラーは出場選手中
断トツと言えるものがあるですが、やはり不安もあります。
去年ほどの絶不調ではないとはいえ、パリでの早期敗退のように
好調が長く続かないことが多く、ひょんなことで星を落とす場面が目立ちます。
かつての誰をも寄せ付けぬ圧倒的な強さはなくなっているのが現状です。
今大会は全てがトップランカーとの対戦なので最初から気を抜くことができません。

nadal-2a.jpg
一方ナダルは、秋口の怪我からの復帰後、最初の大会こそベスト8でしたが、
その後は全てでベスト4以上という非常に安定した成績を収めています。
ナダルの苦手なシーズンということもあり、その意味では非常によく戦っていますが
それでもベスト4が4つ、準優勝が1つと優勝がないのは気になります。
特に今大会はトップ同士の対戦ですのでナダルが全ての選手に勝つとなると
なかなか難しいのではないかと思えてきます。
今年のナダルは出場全選手のうちベルダスコを除く6選手に敗北を喫しています。
特にハードコートでは分が悪いです。
ただ、ナダルにはあの予想を超える神通力がありますので
それがここで発動すればどうなるかはわからない、といったところでしょうか。

両者不安を抱える中でのNo.1争いとなるわけですが、
ポイントのアドバンテージを考えればやはりフェデラーが有利だと思います

何度も書きますが、この大会は全ての試合がトップ同士ですので
最初からギアを上げて挑まなくてはなりません。
その意味で、今現在の選手の状態は非常に重要なポイントになります。
かつて1988年のレンドルや2005年のフェデラーのように怪我上がりでいきなり出場して
決勝にまで行ったという例もありました。(レンドルは3ヶ月、フェデラーは1ヶ月のブランクでした)
しかしこれらは例外と言えるものでしょう。
やはりまずは今の勢いを意識することになると思います。

djokovic-1a.jpg
そこで、現在優勝候補の筆頭に上げられているのがジョコビッチです。
只今10連勝中であり、ここ2大会を連覇しています。
それぞれの大会でナダルとフェデラーに勝利しています。
間違いなく今一番乗っている選手です。
逆に、今こそ勝たなければならない選手、といえるかもしれません。
ジョコビッチは去年の優勝者でもあります。
この大会の連覇となると、もう錚々たる面々しか達成していません。
ナスターゼ(3連覇)、ボルグ、マッケンロー、レンドル×2(2連覇と3連覇)、
サンプラス、ヒューイット、そしてフェデラー×2(2連覇が2回)です。
ナダルがトップフォームでないだけに、ここで一気にまくれば
来年のNo.1という目標も見えてくるのではないでしょうか。
そして、ここまで期待させていながらあっと負けるのもまたジョコビッチだったりします。
No.1を目指すならそれはもう無くさなくてはなりません。

murray-1a.jpg
夏場まではジョコビッチよりも話題の中心にいたマレーですが
全米後は怪我もあってやや低迷を見せていました。
しかし復帰後の最初の大会を優勝で飾るなど現在は良い兆しを見せています。
現役ではインドア最強の選手ですから今大会でも良い結果が期待されるところです。
ただし、見通しが明るく感じるのは「No.4選手」という目でマレーを見ているからかもしれません。
夏場のNo.1を期待されていた頃の視点でマレーを評価するのならば
パリでステパネクに不覚を取ったのは大いに不服ですし、
強い選手を立て続けに撃破していくという勢いに欠けている印象を持ってしまうのも事実です。
確かにジョコビッチのようなあっと驚く変な負けがないのは評価できるところなのですが・・・。
今年は地元ロンドンでの開催ですから期待も大きいと思います。
その意味でもそういったよくない印象を吹き飛ばす活躍をしてほしいところです。

残りの4人も一人一人取り上げたいのですが、
長くなってしまいますので少し簡潔にまとめます。

当サイト本体の【マスターズカップ特集】(今年からページタイトルを変えなくては)
でも取り上げていますが、この大会では例年クレー巧者が苦戦しています。
特に、常連でない選手(その年だけなんとかトップ8に滑り込んだというような選手)
だとほとんど例外なしに良いところなく大会を後にしています。
この大会は大体がインドアで行われていますので
クレー巧者はインドアが苦手であることが多いですから
どうしてもこうなってしまうわけです。

今年の下位4人をみますと
デル・ポトロはアルゼンチン、ベルダスコはスペインとそれぞれ典型的なクレー出身の選手、
ダビデンコはクレー勝率の最も高い選手、そしてソデルリングはご存知全仏準優勝者ですから
4人全てがクレー巧者に当てはまることになります。
これは例年からするとちょっと珍しいことかもしれません。
そしてこれまでの例で言えば「下位4人はみな苦戦するだろう」ということになります。

しかし、今年は恐らく違います。
厳密には数年前からの傾向ではあるのですが、
今のクレー巧者はハードコートでも難なく戦えるようになってきているのです。

デル・ポトロは全米王者であるのはもちろんですが今年の3タイトルは全てハードコートです。
ベルダスコは全豪でマレー、ツォンガを撃破してベストに4入り、唯一のタイトルもハードコートでした。
ダビデンコは今年4タイトルのうち2つがハード、そしてなんといっても去年の大会のファイナリストです。
ソデルリングはタイトルこそないものの全米後のハードコート大会全てでベスト8に入ってています。

この4人をかつてのクレー巧者と同一に捉えることはできないでしょう。
今年は上位陣に不安がありますので展開の読めない大会になっています。
大会史上、最も8人の力が接近した年と言っても言い過ぎではないかもしれません。

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  1. 2009/11/20(金) 11:48:26|
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好調ロディックの今後は?

roddick-1.jpg
現在ロディックはデル・ポトロと並び最も調子の良い選手と見られていますが、
全米までこの調子をずっと続けられるかは要注目といえます。

当サイトの考えの一つに25歳ピーク説があります。
ほとんどの選手は25歳を境にその力を失っていく傾向にあるんです。
しかしそうは言っても、25歳を過ぎたら急に弱くなるというわけではありません。
もちろんそういう例も確かにあるのですが、多くの場合は、
選手そのものが弱くなるわけではなく、好調を長い期間維持できなくなってくるのだと思います。
フェデラーが良い例で、今も好調時は昔と変わらず強いと思うんです。
ただ、それが1年を通じてずっと維持できるかというと、
昔ほどではなくなってきているという気がします。

そうなると、ロディックも今年27歳ですから、今の調子をずっと維持できるのか、
同じく好調の若いデル・ポトロほどには楽観視できないのではないかと感じています。

中堅以降の選手が年間を通じて力を落とさないコツは、
好調のピークをどこに持っていくか、その調整をすることだと思います。

今年のロディックは間違いなくウィンブルドンに照準を合わせ、
そしてそれが見事にヒットしました。

次のピークは当然全米でしょう。
今回の大会も、前哨戦の一つとしてきわめて重要ではありますが、
逆に考えればここで試合を落としても結果的に調整ができればいいのかもしれません。
むしろ、このまま今後いくつかの大会で決勝進出を連発してしまうと、
全米に疲れがたまらないか、などと変な心配をしてしまいそうです。
まあ、もちろん全てが絶好調で勝ち続ければそれに越したことはないと思うんですけど。

これに関しては、今年のジョコビッチに思いが向きます。
今年のジョコビッチは、クレーシーズンに入ってから絶好調で
ナダルを追い詰めるシーンをいくつも作り出しました。
なんとかナダルを倒してやろうと、
打倒ナダル一本で戦っているのかのような
凄まじい気合いの入れようでした。
しかし、結局それが災いして、
クレーシーズンの最後に待っていた全仏では、
息切れを起こしたのかナダルと当たる前に気が抜けたのか
早期敗退という予想外の結果に終わってしまいました。

ジョコビッチはまだ若い選手ですが、それでもこういうことが起こるので
より一層ベテランに近いロディックだと、飛ばし過ぎが心配になってきます。

sampras-8a.jpg
振り返ってみるとサンプラスが、
そういった調子のコントロールの達人だったと思います。
当サイトでは生涯全試合のデータで成績を判断しているので、
グランドスラム以外の試合で負けの多かったサンプラスには
どうしても苦言を呈してしまうようなところがあるのですが
重要な試合で確実に結果を出して長い間王者に君臨してきた選手ですから
やはり凄い選手だったのだなと感じます。
そしてそれがサンプラスのやり方だったのでしょう。

そのサンプラスは、現在行われているカナダの大会では
ほとんど活躍しませんでした。優勝は一度もありません。
ウィンブルドンと全米のちょうど中間で、コートもサンプラス向けだとは思うのですが
この大会には全く照準を合わせていなったことになります。とてもわかりやすいです。

もちろん、カナダで活躍をしたら全米で活躍できないというわけではありません。
あくまでもサンプラスの例ではそうというだけで、
過去には多くの選手がカナダと全米の両方で優勝を果たしています。
何よりも2003年にはロディック自身がそれを達成しています。

しかしウィンブルドン、カナダ、全米と
3つの全て優勝した例は過去に3例しかありません。

1984 マッケンロー
2004 フェデラー
2006 フェデラー

顔ぶれは大体予想通りだったのではないでしょうか。
フェデラーが2度達成ということで改めて流石です。
しかしカナダの優勝が過去2度というのは意外にも少ないのではないでしょうか。
マッケンローも過去2度しか優勝していません。
6度優勝しているのがレンドルですがむしろこれが少々異例なのかもしれません。
参考までにマッケンローの2度の優勝はいずれもグリーンクレー時代のものでした。
カナダでは1987年からハードコートでしたが、それ以前はグリーンクレーだったのです。
マッケンローのクレータイトルは生涯3つですが、
そのうち2つが、ここカナダであったということになります。
1984年のマッケンローは、ウィンブルドン(芝)、カナダ(土)、全米(ハード)と
1ヶ月置きに別々のコートで優勝を飾ったことになります。これはこれでまた凄いですね。

※すいません。私の勘違いでした。
 クレーで行われていたのは1972年までと1978年でした。
 大変失礼しました。


3つの大会全部で決勝進出ということになると、他に4例あります
※8/19訂正。5例でした

1972 ナスターゼ (ウィンブルドンのみ準優勝)
1980 ボルグ (カナダ、全米が準優勝)
1987 レンドル (ウィンブルドンのみ準優勝)
1995 サンプラス (カナダのみ準優勝)
2007 フェデラー (カナダのみ準優勝)

あれ、サンプラスが入ってる!何だかんだで凄かったわけですね。

なんだか最後のほうはロディックから話が外れてしまいました。


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  1. 2009/08/13(木) 10:40:43|
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2009年、ハードコートシーズン大詰め

さて、春のハードコートシーズンも大詰めを迎えます。

今年もインディアンウェルズとマイアミが連続で開催されます。
どちらもドロー96とマスターズ1000(去年までのマスターズシリーズ)
の中で最も規模の大きな大会です。

去年はトップ3が激しくランキング争いをしている中で開催されて盛り上がりました。
今年は去年ほどの競った争いにはなっていないですが
やはり今年のランキングの行方を占う上できわめて重要な大会といえます。

まず先に開催されるインディアンウェルズですが
去年はジョコビッチが優勝、ナダルとフェデラーがベスト4でした。
その前の年はがナダルが優勝、そしてその前はフェデラーが3連覇でした。
トップ3の誰にとっても縁起の良い大会と言えるでしょう。

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  1. 2009/03/12(木) 09:34:48|
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2008シンシナティ開幕

立て続けにマスターズシリーズが開催されます。
ドローは以下のとおりです。

PDFファイル

先週とランキングの変動はほとんどありませんのでドローが似通っています。
ジョコビッチがナダルサイドに入り、
ロディックとフェデラーが準々決勝で当たる場所にいるのも同じです。
もっとも先週はいずれの対戦も実現しませんでしたが。

準決勝でナダルと好勝負を演じたマレーは第4シードダビデンコの山に入っています。
ダビデンコとフェレールは4位争い激しいですね。

今年は大会が前倒しされていますのでポイント計算がややこしいことになっています。
昨日の記事で、ナダルが優勝、フェデラーがベスト8止まりだとランキングが入れ替わると紹介しました。

ただしそれは今週に限ってのことということになります。
というのも、去年の段階では今はまだカナダも行われていない時期でした。

去年のカナダのポイントがなくなるのは来週です。
フェデラーは準優勝(350pt)、ナダルはベスト4(225pt)でしたので
来週それぞれのポイントが失われることになります。
つまり、例えば今週ナダルがフェデラーに迫ったものの、
ランキングの入れ替わりは無かったという場合でも
来週になればお互い何もしてないのに入れ替わりが発生するという現象も起こります。

その次の週は北京五輪ですが、去年でいうとこれがシンシナティに当たり
フェデラーは優勝、ナダルは初戦で棄権でした。
ポイント差は大きく、フェデラーにとっては正念場ということになります。

もはやナダルの早期敗退がなければ自力での1位確保が難しい状態にはなっていますが
ナダルとてこれほどの最強度を誇っていても今年のローマのように
疲れから来る不調で試合を落としてしまう可能性も否定はできません。

ここしばらくは試合のない週であっても
ランキングの変動から目が話せない状況となっています。
皆さん、是非とも刮目しておいてください。

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  1. 2008/07/29(火) 10:30:27|
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2008ウィンブルドンでのランクの入れ替え

ウィンブルドンは大きな大会であり、
かつ去年はトップ3がいずれも優秀な成績を収めたので
あくまでも数字の上ではありますが
今年の結果次第でNo.1が入れ替わる可能性があります。

ATPのHPによると、
フェデラーが準々決勝に到達ぜずにナダルが優勝すると1位はナダルになります。
フェデラーが1回戦で敗れてジョコビッチが優勝すると1位はジョコビッチになります。

また2位の入れ替わりはもっと簡単に行われます。
ナダルが1回戦敗退すればジョコビッチの準々決勝進出で2位になります。
またジョコビッチが決勝に進出すればナダルは準決勝でも入れ替わりになります。

ここまで来たら誰がどこで敗退というよりも
まずは全員ベスト4に進出してもらいたいですけどね。

因みに今年のナダルは、
全仏を取って直後にクイーンズを取った選手としては
1973年のナスターゼ以来とのことでした。

これは少々驚きました。ボルグもレンドルもやってなかったんですね。
ボルグはウィンブルドン以外のグラスコート大会にあまり出なかったので
まあともかくとしても、レンドルはやってるかと思いました。

そしてナダルはもう一つ、ボルグ以来の全仏全英連取に挑むわけです。
ここ数年のフェデラー&ナダルは歴史との戦いになってますね。

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  1. 2008/06/23(月) 10:40:41|
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2008ウィンブルドンドロー発表

最も大きな注目である第3シードジョコビッチの行方ですが、
今回はフェデラー側ということになりました。

期待は断然両者の始めてのグラスコートでの対戦ということになるでしょう。
毎年フェデラーの山は比較的らくだと思えてしまっていたのですが
それは「くじ運」ではなくフェデラーの圧倒ぶりが
そう感じ支えていただけなんでしょうね。

今回はフェデラーの近くに錦織、モンフィス、グシオーネがいます。
この3人の誰かが3回戦でフェデラーとあたるわけですが
果たして錦織hsどうでしょうか。
もしもフェデラーとあたったら、クイーンズでのナダルに続いて
トップ選手とあたることになります。
それだけでニュースになってくれてもいいのですが。

フェデラーの山には他にヒューイット、ゴンザレスなどがいます。
また準々決勝で当たる一番上のシード選手はフェレールです。
モンフィスがやや警戒ですがベスト8くらいまでは
今回もそれほど危険はなさそうです。

ジョコビッチの山は名前的には結構ハードです。
2回戦であたる可能性のある場所にサフィンがおり
その他フェレーロやクエリーをはじめ、カルロビッチや
ナルバンディアンとベスト8ではあたる可能性があります。
この中ではカルロビッチが最も危険でしょうか。
ナルバンディアンやサフィンは強い可能性もありますが
弱い可能性もあるという、なんとも予想泣かせの選手ですので。

ボトムハーフに移りましてナダルの山ですが、
4回戦のユーズニー、ベスト8のガスケやマレーが
少々嫌な相手になるでしょうか。ビッグネームがそれほどいないのですが
逆にそういう山のほうが怖かったりするのも事実です。

最後に第4シードの山ですが、順当にランクどおりに
ダビデンコが第4シードをもらいました。
ただこれまでのグラス勝率や前哨戦でグラス大会に出なかったことなどを見ると
ダビデンコがシードを守るのはかなり大変なのではないかという気がしてしまいます。
この山には反対側にロディックがいますので、あるいはロディックがベスト4に
進出するほうがシードが守られたという印象になるのかもしれません。

因みに3回戦ではダビデンコとリュビチッチが対戦する可能性があります。
またこの2人です。個人的にはせめてこの対戦の実現を望みたいです。

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  1. 2008/06/22(日) 20:34:31|
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2008年のウィンブルドンで挑まれる記録

いつものように今年のウィンブルドンで挑まれる記録をチェックしてみたいと思います。

《GS出場記録》

santoro-2a.jpg
サントーロのGS出場記録は既に歴代1位です。これがどこまで伸びるのでしょうか。
現在63大会出場中で、無事ウィンブルドンに出場できれば64大会目ということになります。

大会ごとに詳しくみてみると、ウィンブルドンではサントーロは13大会目ということになり
実はこれはそう大した記録ではありません。トップのコナーズの20大会をはじめ
14大会以上という選手が20人以上存在しています。
ただ全仏では19大会を記録しておりこれは歴代の最多となっています。

大会ごとの最多はコナーズの全米の22大会で、
これはさすがのサントーロでもチャレンジは難しいでしょう。
因みにコナーズは全米の22に対し全豪は2大会しか出ていません。

bjorkman-1a.jpg
また、ビョルクマンが現在57大会出場中で歴代の3位タイであり、
今回の出場で単独の3位になります。もう上はサントーロとアガシだけです。


《連覇記録》

fed-04.jpg borg-5a.jpg
フェデラーが現在ウィンブルドン5連覇中でボルグの記録に並んでいます。
6連覇を達成すればオープン化後の最高記録となります。
オープン化前も含めるとローリー・ドハーティの5連覇(1902-1906)
ウィリアム・レンショーの6連覇(1881-1886)があります。

またウィンブルドン以外のグランドスラム全体で見ても5連覇以上となると
・リチャード・シアーズ、全米7連覇(1881-1887)
・ウィリアム・ラーンド、全米6連覇(1906-1911)
・ウィリアム・チルデン、全米6連覇(1920-1925)
・ロイ・エマーソン、全豪5連覇(1963-1967)
しかありません。

またプロ大会では
・パンチョ・ゴンザレス、全米プロ7連覇(1953-1959)
・ケン・ローズウォール、全仏プロ7連覇(1960-1966)
の2例があります。


《グランドスラム優勝記録》

フェデラーのGS優勝12回は、ロイ・エマーソンと並ぶ2位タイです。
あと1回の優勝で単独2位になり、サンプラスの14まであと1つに迫ります。


《グランドスラムベスト4記録》

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フェデラーが現在16大会連続で準決勝に進出しています。
これは歴代ダントツの最多でサントーロの記録と同様どこまで伸びるのかに注目です。
また、ジョコビッチも5大会連続を記録中であり、現在4位タイとなっています。
今大会で進出すれば3位タイの記録となります。

また、今年は、フェデラー、ナダル、ジョコビッチの3人が
揃って全グランドスラムベスト4に進出できるかという点にも注目されます。
3人の今の強さを考えれば達成も充分に考えられます。
これは実は凄い記録で、そもそもオープン化後、最近のフェデラーの達成まで
年間全てのGSでベスト4に進出した選手はレーバーとレンドルしかいませんでした。
1年でいきなり3人が達成するとなるとこれは歴史的快挙といえます。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/06/18(水) 14:58:04|
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