レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2013年、ウィンブルドンはマレーが優勝

ここ10年ほど、フェデラー、ナダル、ジョコビッチによって
これでもかと新しい記録が作られていて、
ちょっとやそっとのことでは驚かなくなってきておりましたが
今回の優勝は、歴史的な1ページと
大々的に報じられるにふさわしいものだったといえましょう。

4強の4番目として長い道のりを進んでいたマレーが、自身熱望し、
周囲からも期待され、取らねばならぬと義務付けられていたかのような
非常に大きなタイトルでした。

スコアはストレート、しかもタイブレークもないということで
簡単な勝利のようでしたが苦しんだ末の栄冠だったことは
観ていた誰もが感じたでしょう。

歴史的な、とか77年ぶりの、とかそういったことを抜きにして
勝因を上げれば、「ジョコビッチのミス多発」だったと思います。これに尽きるでしょう。
最後のゲームなど、マレーにもプレッシャーがかかっていたのはもちろんですが
ジョコビッチにも大きくかかっていたことを感じました。

マレー側に立てば、コーチも熱望して叶わなかったそれを、
二人三脚で獲得したタイトルですからその部分が大きくクローズアップされるのも当然です。
私もレンドルの名前がバシバシ出てきてとても嬉しいです。
しかし、今回の決勝に関しては、むしろジョコビッチの方にレンドルを感じました。
強大な相手としての存在感、ほぼ全ての人間が負けることを期待しているという
完全逆境の中でのプレーとあってはフラストレーションも溜まって当然でしょう。

あんなにミス多発をしていてはいかなチャンピオンといえども勝てません。
もちろんマレーのプレーも悪くはなかったです。あの守備力はさすがです。
ジョコビッチとしては主導権は握るのですが、押していても決めきれない状態が続き、
それがミスにつながっていったというのもあるでしょう。
そしてやはり独特のプレッシャーがあっただろうなというのを感じました。
それでもマレーに最後まで安心感を与えなかったのはさすがです。

ひねくれてジョコビッチ視点から話を始めてしまいましたが
マレーとしては第1セットがポイントだったと思います。
開始直後は日差しの関係で、TV視点で言うところの下側のサーブはとてもやりづらそうでした。
第3ゲームで最初にジョコビッチが下側のサイドのサーブだった時にマレーがブレークをし、
その直後に今度はマレーが同じサイドでサーブを打ちブレークバックされました。
ジョコビッチは最初のサーブを落とした直後に帽子をかぶり始めました。

さてその後、上側のサイドになると両者サービスキープをしましたが
また下側のサーブになってジョコビッチが再びサーブを落としました。
順番で行けば次にマレーがまた下側でサーブを落とすところだったのですが
ここを苦労しながらもキープしました。これは大きかったと思います。
本当の意味での1ブレークアップはこの時に発生したと思いました。
このまま下側がゲームを落とすという法則で行けば、
タイブレークになって6ポイント連続でジョコビッチが上サイドだったことになるわけですから。

第2セットに入ると日差しも動き、その影響はなくなっていました。
序盤にジョコビッチが4-1とリードしましたがそこからマレーの怒涛の反撃が始まりました。
パワーで押されても必死に跳ね返し、いつの間にかリードしているという点で
準決勝のヤノヴィッツ戦に似たものがありました。

ハードやクレーであればジョコビッチ必殺の振り下ろす強打が連発できたのでしょうが
グラスではそうも行かず、お互い忍耐のラリーが試合を支配しました。
ショットの引き出しの多いのはジョコビッチでしたが守備力でマレーが上回っていたと思います。
ジョコビッチは最後のほうでドロップショットを多用しました。
ここはヤノヴィッツと全く同じで、ショットは効果的であったものの
結果論でいえばマレーに攻略されてしまったことになります。

あと、マレーのサーブも印象的でした。強い第1サーブと極端に遅い第2サーブの対比、
そしてプレッシャーの掛かる場面で急に入らなくなる速いサーブ。
ジョコビッチもマレーも本当にプレッシャーとの戦いだったんですね。

最後にレンドルコーチにも触れねばなりますまい。
冷静にマレーの見つめる姿はいつも印象的ですが
今回も陣営全員が飛び跳ねて一喜一憂している中で
常に淡々と拍手を送っていました。そして最後の最後で笑みをこぼす。
素晴らしい。これぞレンドルです。惚れ惚れします。

今回の優勝は、まあ、レンドルが一緒にとったみたいなもんですよね。
だからもうレンドルのグランドスラム優勝は9回ということで良いと思います。
いや、2階分の価値があるかな、10回で。
あ、ジョコビッチにもレンドル要素があったから
2011年の優勝も含めて11回。こうします。レンドル11回です。

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  1. 2013/07/08(月) 12:16:04|
  2. 2013年4月~6月
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2013年、ウィンブルドン決勝

さて、では予定通りの書き方からスタートします。

ウィンブルドン決勝は、予定通り、極めて順当に
安定感の極みとでもいうべき超絶たる順当さを持って
第1シードと第2シードが決勝で対戦することになりました。
大会前から第1シードと第2シードが決勝で対戦することを
予想していた人も多いんじゃないでしょうか。
大会前から第2シードと第24シードが準決勝で対戦することを
予想していた人も多いんじゃないでしょうか。

半分諦めてた準決勝の2試合ですが、運良く観ることができました。
うまく時間ができたのと、どの国であれ
テニスに興味を持っているのは当たり前ですからね。
きちんとテレビで中継してくれてました。

日本くらいですよ。男子準決勝には一切触れずに、
何の前触れもなく女子ダブルスとか報道しだすのは。

話を戻しまして準決勝ですが、
買った両者ともに随分と苦労しました。
スコア的にはジョコビッチがフルセット、マレーが4セットですが
苦戦の度合いはマレーのほうが大きかったように思います。

ジョコビッチの場合は、
決めるべき時に決めきれずに試合が長引いてしまったという感じ。
マレーはヤノヴィッツの安定感の欠如に助けられた感じでした。

デル・ポトロの気合いの入ったプレーも印象的でしたが
ヤノヴィッツの荒削りな豪快プレーも記憶に残りました。
サーブ、ストローク、ネットプレーといずれも水準が高く
これは伸びてくるだろうなと思わせる可能性の塊のような選手です。

ベッカーが出てきた時の印象に近いものがありますが、
そのパワーあふれるプレーとしては更なる凄みを感じました。
まあ時代の差もある上に、ベッカーの場合はもっと遥かに若くして
優勝までしてしまっていますから、ベッカー以上とはいえないと思いますが。

マレーの守備力を意識していたのは明白で、
対策として効果的なドロップショットを使っていましたが
ちょっとそれを使いすぎていたかなという気がしました。
最後の方はマレーが巧く対応できていて、
結局いつの間に流れを引き寄せている感じでしたが
ヤノヴィッツのショットに安定感があれば
どうなっていたかわからないような内容だったと思います。

マレーの守備力はさすがでしたがジョコビッチの方も同じように守備力がありましたし
攻撃に関してはそれ以上でしたので、個人的には決勝はジョコビッチ優勢だと感じますが
もうここまで来るとわかりません。

デル・ポトロのプレーもまた良かったので
観ることのできなかったフェレール戦が気になっています。
オリンピックではないので3位決定戦はないですが
今回はじめてウィンブルドンで3位決定戦があればと思いました。

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  1. 2013/07/07(日) 10:23:47|
  2. 2013年4月~6月
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2013年、ウィンブルドン第1週終了

トップハーフの3回戦も終わり、
第1週が終了したことになります。

トップハーフでは錦織やガスケが敗退しましたが
ジョコビッチ、フェレール、ベルディフ、デル・ポトロという
上位4シードが全員生き残り、ほぼ順当の結果となっています。

今となってはですが、乱れに乱れているボトムハーフと比べて、
順当すぎるトップハーフのほうが決勝進出のハードルが高くなっております。
ジョコビッチ今後はハース、ベルディフ、そしてフェレールかデル・ポトロのどちらか、
といったシード選手を倒していかなければならないわけです。

マレーのほうは、残る相手として、第20シードのユーズニーと
第24シードのヤノヴィッツ、あとはノーシードしかおりません。

今年のボトムハーフは何があるかわからない、そういう空気もあるでしょう。
しかし、ノーシードがビッグ4に勝つなんて宝くじに当たる確率です。
今回はもう2回も宝くじ当てちゃってます。ないでしょう。もうさすがにないでしょう。
もしもマレーがノーシードに負けるようなら秘蔵DVD・・・やめやめ。

ただ、そういう幸運にプレッシャーを感じるのがマレーです。
ここまで乱れた大会なら、いっそノーシード同士の決勝にならないか
くらいに思っている人もいるかもしれません。
これ、実現に力を貸してくれそうなのは断然マレーですよね。
マレーだけがそうなって、ジョコビッチは全く空気を読まずに
しれっと決勝進出、なんてことも普通にありそうです。
それならばまだトップ2シードの決勝のほうが良いという意見もあるのではないでしょうか。

あとはヤノヴィッツですね。
ボトムハーフで一番可能性を感じるのがこの選手です。
ハマればマレーも危ないくらいかもしれません。
一方でジョコビッチと対戦することがあったとしたら、
ジョコビッチはそれほど苦戦しないかもしれません。なんとなくですが。

ノーシード同士の決勝というのはさすがに可能性が薄いと思いますが、
仮にトップ2がどちらも出てこないとするならば、デル・ポトロvsヤノヴィッツ
あたりがもっとも実現の可能性が高いかもしれませんね。
デル・ポトロの代わりにベルディフもありでしょうか。


あ、そうそう、ちょっと私的なことで恐縮ですが、
また、またなんですけど仕事の都合で来週日本を離れることになってます。
ううう、この大事なときにまた試合観られないのかよ~う。
準々決勝と準決勝が観られないです。一番大事な時じゃないですか。
順当に行けばフェデラーvsナダル、そしてその後のマレー戦に相当したわけです。
ああ、なんてことだ!何とかならないだろうか!と大会前から嘆いていたわけですが、
これが何とかなってしまったわけですよ。いずれの対戦もなくなったわけですから。
すいません。私の祈りだったかもしれません。ナダルとフェデラーの敗因。

ああ、てゆーか、意外といい試合しそうじゃん、マレーvsヤノヴィッツ。
結局観られないのかよ~う。


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  1. 2013/06/30(日) 09:55:24|
  2. 2013年4月~6月
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2013年、ウィンブルドン2回戦トップハーフ

トップハーフの2回戦が終了しました。
ボトムハーフでは一部3回戦も行われてますが、
取り敢えずトップハーフを。

えー極めて順調に試合が進んでいます。
ディミトロフがファイナルセット「9-11」という凄いスコアで敗れたり
ラオニッチが敗れたりといったところはありますが
ジョコビッチを筆頭にフェレールも錦織もベルディフも
デル・ポトロもガスケもハースも順調に勝っています。
まあ、まだ2回戦ですからね、当たり前ですよね。
シード選手が勝つのは当たり前です。
雨で試合の進行が鈍るのもウィンブルドンならば当たり前。

トップハーフのほうがボトムハーフよりも
見どころが少ないだろうと言われていた戦前の評価も、
ああ、別の意味で、全然別の意味で当たり前です。

添田はガスケに敗れてしまいました。
残念ですが相手が相手なだけに仕方ないところです。
最初6-0で取られてどうしたもんかと思いましたが
その後セット1つを奪う健闘を見せましたのでこれはこれでOKでしょう。
だって、シード選手は負けないものですから。

因みにガスケ、2007年のベスト4進出者ではありますが
その一度が唯一の結果で、他にグランドスラムで一度もベスト8がないんですね。
あとハースもウィンブルドンでベスト4経験がありますし、
ジョコビッチ、ベルディフもいますから
今回は結構ベスト4経験者が残っていることになりますね。
ト、トップハーフの話です。

ボトムハーフ、3回戦も触れておきましょう。
マレー、ヤノヴィッツの快勝がありました。
相手はそれぞれロブレドとアルマグロでした。
最近でこそクレー巧者であってもグラスで戦える雰囲気はありましたが
昨日は観ていて、さも一昔前のビッグサーバーvsマイケル・チャンのような
粘りのストローカー側に酷ともいえるような試合展開のような気がしました。
マレー、ヤノヴィッツが良かったというのも当然あるのですが、
やはりコート特性の変化も今回多少影響しているのでしょうか。

地元イギリスはもちろん、日本でもほとんどのファンが、
勝ったマレーとヤノヴィッツを応援していたと思います。
両者素晴らしい選手であって今後の勝ちあがりも期待したい(というかもう必須)
ことに変わりはありませんが、昨日の試合に限定すれば
私は正直、苦労しながらも必死の健闘を見せてくれていた
ロブレドとアルマグロに気持ちが入っていました。

それと、なんと・・・・
最強の優勝候補・・・スタコフスキーが敗れました。
おお!ダルシスに続く波乱です!!

2回戦、3回戦で優勝候補が連続で敗退するとは!!
グルビスが敗れないことを願うばかりです。


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  1. 2013/06/29(土) 09:57:05|
  2. 2013年4月~6月
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2013年、ウィンブルドン2回戦ボトムハーフ

まあまあ皆さん落ち着いて落ち着いて。
まだぜnぜっm慌てるてる段階じゃんnないですよ。

ほんのちょっと歴史的にシード選手が大敗してるだけじゃないですか。
歴史的に大敗しない歴史的選手が二人も歴史的に大敗してるだけじゃないですか。
大敗してる?いや、退廃してる?

私はグルビスが優勝すると思いますよ。

ツォンガ戦を観てて、最初の方は、
良い選手なんだけどなあ、ツメが甘いなあ、ショットが安定しないなあ
これじゃ勝てないよなあ、なんて思ってしまってたじゃないですか。
まあ最後はツォンガの棄権ですから
グルビスが覚醒したわけではないのかもしれませんけど。

ヒューイットを始めとした、恐らくは大きく期待されていたであろう
選手達も、どんどんいなくなってます。

ナダルを倒した英雄、ダルシスも、あっという間にドローから消えました。
戦わずして。どれだけナダル戦に精力を吸収されてしまったのでしょうか。

これはあれですね、ナダルの呪いです。
ナダルに勝ったことのある選手は今回全員負ける運命ですよ。
そう、マレーはこのナダルの呪縛と戦わなくてはいけないんです。
いやー厳しい。マレー厳しい。

残っているボトムハーフのドローを見て、
うわーマレー余裕じゃん、これ絶対決勝行くじゃん、などと思ってはいけません。
グ、グルビスがいるし。

マレーが簡単に決勝に行くようなら私の秘蔵DVDその2を・・・
すいません、無理、もう無理、2枚目は無理です。
だってマレー簡単に決勝行きそうだし。


さて、じゃあ本題行きますか、名前を出しますか。

えー、フェデラー。

一つ途切れた記録を取り上げます。
準々決勝連続進出記録です。

これまで36大会で歴代トップでした。
2位がジョコビッチで16大会です(現在継続中)。

36大会 フェデラー
16大会 ジョコビッチ(継続中)
14大会 レンドル
11大会 ナダル
10大会 サンプラス
09大会 マレー
07大会 レンドル、ビランデル
06大会 ニューカム、アガシ、ナダル、フェレール(継続中)

ダントツ過ぎてもはやどのくらい凄いのかよくわからないレベルですが、
まあこれが遂に途切れてしまったというわけです。
因みに連続でなく生涯合計でも36大会というのはコナーズとアガシしかやってません。

でも改めて表を見て下さい。
現在のトップ5が全員入っているんです。フェレールも入っています。
他は歴史上の錚々たる面々ですが、現在のトップも凄いのだということです。
あとレンドルが2回入ってます。ナダルもですが、凄いよねえ、て言いたいだけです。
まあレンドルの2回とナダルの2回を全部足して、
フェデラーのようやくちょっと上に行くというレベルなんですが。

ウィンブルドンでの連続ベスト8というのも途切れました。
フェデラーは10年連続だったのですが、
トップのコナーズが11年連続だったのでそれには及ばなかったわけです。
あと12年現役やれば更新する可能性も無いではないですが。

他のGSでは、全豪が10年連続、全仏と全米が9年連続でこれはまだ活きています。
全豪は現在エドバーグと並んでタイなので来年に更新する可能性があります。
全仏は既に最多記録です。ナダルは2009年に途切れているんでまだ4年でしかないです。
全米はコナーズの13年、レンドルの11年というのがあってちょっと先が長いです。

全グランドスラムで5年連続を成し遂げていたのはレンドルだけでしたが
フェデラーは全グランドスラムで10年連続の可能性が残っています。
あと全米と全豪一回ずつなので目前ではありますが、だ、大丈夫ですよね。

最後にもう一つもの凄い記録があります。
グランドスラム連続出場記録です。
これまでフェレイラの56大会、エドバーグの54大会が1,2位でしたが
フェデラーは今大会で55大会目となり、単独2位に踊り出ました。
これはもう最多記録が目前です。
長年出場し続ける、これだけでも充分な快挙です。
サントーロが、連続ではないですが
最多出場の記録を作った際には大いに称賛されました。
フェデラーの連続記録が達成された暁には大いに祝いたいものです。
だ、大丈夫ですよね。今年で、なんて・・・

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  1. 2013/06/27(木) 11:13:38|
  2. 2013年4月~6月
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2013年、ウィンブルドン開幕

さあ始まりました、世界で最も有名なテニス大会!

男子は1回戦が行われました。

ト、トップ4は、上位4シードが順当に勝ち上がりました(震え声)

ナダルは第5シードですからね。
第5シードの初戦敗退ってそんなに珍しくはないですよ。
珍しくはないんですけどね、ナダルですからね。
ナダルの敗退ということでいえば、それはそれはやっぱり珍しいですね。

今一番展開の読めないグランドスラムがウィンブルドンであるということは
開幕前からの大方の意見として共通していたと思います。
去年のナダルもそうですが2008年のジョコビッチも2回戦敗退でしたし、
フェデラーも去年の優勝の前は2年連続でベスト8でした。
まあフェデラーについては充分立派なのですが、ウィンブルドンのフェデラーですから
早期敗退に入れてしまっても良い結果だったと思います。
ここ5年で一番安定している感があるのが
優勝のないマレーというのも面白いところです。
しかしそれでも今回の事態にはやはりびっくり仰天というところでしょう。

ナダルという選手は勝っても負けても本当に予想を裏切ってきます。
前回の怪我で、さすがに以前の状態に戻れないのではないかと思っていたのが
復帰後の破竹の快進撃、きっと仙豆を飲んだんだね、
なんていうくだらない会話も出るほど以前にも増して強大な選手になったかと思いきや、
今回の驚きの敗退と本当に予測不可能です。ま、フェデラーも結構そうなんですが。

トップ選手の早期敗退というのはいつでもニュースになるものですが
特に現在の4強に関しては相当大きな出来事として取り上げて良いと思います。

少し前であればトップ勢の早期敗退というのは今より多くありました。
ヒューイット、クエルテン、サンプラス、アガシ、ベッカー、エドバーグなど。
それでも負ければやっぱりニュースでした。
例えば全仏で、ある時期からサンプラスはほぼ毎年早期敗退するようになりましたが
それでも毎回、今大会のサンプラスは云々、と言われていたものです。
今回のナダルも一度であればまだしも2年連続の早期敗退ですから、
全仏のサンプラスとじわじわと重なってくるようになるかもしれません。

ナダルの敗退が一番のニュースとなっている中で
近年ナダルに勝って名前を上げた選手がおりますので注目しようと思いました。
しかしセバジョス、ロソル共に初戦敗退でした。
ん~この、もうひと踏ん張り欲しい感じ。
ナダルの敗退は完全にナダルの調子によるものだ、ということが明確になります。

さて、日本の錦織と添田ですがいずれもストレートで勝ちました。
試合の方観ていましたが2人とも悪くなかったですね。
錦織は貫禄勝ち、添田はバックハンドの選手と言われますが
フォアやサーブも良い感じでした。

因みに添田にはチャレンジャーで13のタイトルがありますが
これが歴代で最多の優勝回数だというの、ご存知でした?
厳密にはエル・アノーイと並んで1位タイですが、
まだまだ現役ですから今後新記録を作る可能性もあります。
もちろんトップレベルの大会での優勝もお願いしたいところですが。

マレーは観ていないのですがフェデラーとジョコビッチの試合は確認しました。
両者とも危なげないというか動きもショットも、
探りながらも確実にという堂々とした試合運びでした。
フェデラーに関しては当たり前というところですが
ジョコビッチもまた低めのショットの扱いが上手いですね。
あのショットと攻撃的なショットが交互にミスなく打てれば
第1週ほぼ安泰といえるでしょう。この人たちは負けませんよ。

ナダルの結果を目の当たりにして敢えてそれを言うか、ということでしょうが
ビッグ4が負ける可能性ってほとんどなかったわけですよ。
突き詰めればビッグ4が2人負けるなんてもっとないわけで、
だからあれです。かなり強気に言ってももうないです。大丈夫です。


敢えて言いますよ、ジョコビッチ、マレー、フェデラーは第1週では負けません。
もしも負けるようなことがあれば、わ、私の秘蔵DVDを差し上げます。

ド、ドキドキ。
何このメリットのない賭け。

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  1. 2013/06/26(水) 11:25:27|
  2. 2013年4月~6月
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2013年、ウィンブルドンのドロー発表

既に話題になっていますが遂にドローが発表されました。
何よりも注目のポイントであった第5シードナダルの行方ですが、
フェデラーとぶつかることになりました。

全仏で好ドローを引いたフェデラーでしたが今回は打って変わってタフな戦いになります。
その他、フェデラーの近くにはロソル、メルツァー、ヤノヴィッツ、ステパネクなどがいます。

タフなのはナダルも同じなのですが、何せ失効ポイントが違います。
仮に復帰後の好調さを見せているナダルがフェデラーに敗れるとすればニュースになるでしょう。
しかし、フェデラーと対戦するというだけで去年よりもポイントは上がります。
一方のフェデラーは優勝しない限りポイントが大きく下がってしまうのです。
しかも今年はオリンピックのポイントも無条件で失効しますから
年末ランキングの行方を考える際に、不利な条件が多いのです。

正直のところ、ランクもドローもフェデラーのほうが上ですが
ナダル有利という考えが支配的なのではないでしょうか。
ただし、ここはフェデラーの芝です。
こんなに準々決勝が楽しみな大会というのも珍しいです。
まずは両者、それまでに負けるようなことのないように勝ち上がって欲しいところです。

ナダルの近くにはアンドレエフやアイズナーがいますが
なんといっても反対側のシードにいるバブリンカに注目です。
なにせバブリンカは初戦でヒューイットと対戦します。
ヒューイットは前哨戦で元気なところを見せました。
今年一回戦で一番の注目カードはこれです。
ランキング10位のバブリンカが早期敗退をすると、
すぐ下にいる錦織がポイントで逆転する可能性が出てきます。
そうなると、あろうことか、トップ10入りです。錦織圭。

さて、変則的に第3シードから見ていきましたが
そのまま続いてボトムハーフの準決勝で当たるポジションを見ていきましょう。
ここには第2シードのマレーがいます。
ナダルこそフェデラー側に行きましたが、準々決勝の位置にはツォンガがいますし
初戦もいきなりベンジャミン・ベッカーと決して楽ではありません。
マレーもフェデラーと同様、決勝まで行かなければポイントを下げますし
去年のオリンピックポイントの失効も決まっています。
ドロー運に頼るならナダル&フェデラーがトップハーフに行っていれば、
といったところなのでしょうが、個人的にはマレーはこれで良い気がします。
せっかく優勝するなら幸運に助けられたというのでは格好がつきませんし
かと言ってナダル、フェデラー、ジョコビッチの3連戦はきっついですから
この辺りがちょうどよい落とし所じゃないでしょうか。
マレーとしてはどちらかと言えばフェデラーに来てもらったほうが良いでしょうか。

さて、トップハーフです。ボトムハーフの地獄のドローを目の当たりにして
見所なしみたいな雰囲気も少し出ているようですが決してそんなことはありません。

第1シードのジョコビッチは他のビッグ4を全部反対側に追いやり、
全仏でのフェデラーのような好ドローをつかむことになりました。
しかし準々決勝ではベルディフと当たります。
過去の対戦では大きくリードしていて与し易いことには違いないですが
最近の対戦で敗れていますので油断は禁物です。
ベルディフもウィンブルドン決勝進出経験者ですし、グラスコートでは強い選手です。
調子もいいですから見どころの一つになりそうな対戦です。

準決勝でジョコビッチと当たる場所にはフェレールがいます。
フェレールこそは鉄人の頑張りで第4シードをもぎ取った選手です。
前哨戦初戦敗退が気になりますが、気を取り直してしっかりと勝ち上がってくるでしょうか。
去年は自己最高のベスト8でしたが、今年、シードを守って更に上のベスト4に進出するとなると
GS4大会全てでベスト4に進出することになります。
これはビッグ4以外に現役ではナルバンディアンがやっているのみです。
準々決勝で当たるデル・ポトロが最大の壁になるでしょうか。
ただし、その前にもドルゴポロフやラオニッチ、コールシュライバーなどがいて
決して楽勝ムードとは行かないでしょう。

第12シードの錦織はベスト8でデル・ポトロと当たる位置に入りました。
去年もデル・ポトロに敗れていますがリベンジとなるでしょうか。


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  1. 2013/06/24(月) 11:01:40|
  2. 2013年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9

2013年、ウィンブルドン前週、フェレール敗れる

ちょっと。

ダビド・フェレール。

前記事で褒めたのにいきなり敗退ってどういうことですか。
去年優勝している大会なので行ける感がある気がしたのですが。
まあ意外と、ある大会ではぱっと負けて、次に活躍する
というようなことをフェレールはやるのでそれを期待することにしましょう。

さて、非常に地味な印象のあるオランダのこの大会ですが、
過去の優勝者を見ると結構ビッグネームが出ているのがわかります。

シュティッヒ、クライチェク、ラフター、ヒューイット、アンチッチ、リュビチッチ等

中でも個人的に記憶にあるのはシュティッヒとそしてクライチェクです。
シュティッヒは1991年のウィンブルドン覇者ですが
同年のこの大会にも出ていて、その時には準決勝で敗れています。

相手は地元オランダのミカイル・シャパーズでした。
シャパーズは1988年ウィンブルドン3回戦で
ファイナルセットにまで試合をもつれさせレンドルを苦しめた選手です。
私もそれで覚えています。

まあシャパーズはいいんです。

シュティッヒに話を戻しますと、
シャパーズと当たる前シュティッヒはクライチェクと対戦していました。
この2人の対戦というのは中々見応えのあるものです。

両者の共通点として、ウィンブルドン覇者、ビッグサーブからのサーブ&ボレー、
サンプラスに勝ち越しているといった点が上げられます。
両者の対戦は何度か観ていますが結構激戦が多く、
対戦成績はシュティッヒの8勝6敗、グラス、クレー、ハード、カーペットの
どのコートでも勝ち負けがあるという中々の名勝負ぶりでした。

その2人が初めて対戦したのが91年全仏で、
続けてこのグラス大会でも対戦が組まれました。
この時はどちらもシュティッヒが勝っています。

クライチェクはこの時メキメキとランキングを上げている最中で
期待の選手として既に名前が出てきていました。
シュティッヒの方はランク自体はもっと上で、
この年だけでもビランデルやチャン、エドバーグなどに勝ったりして
そこそこの選手になっていましたが、正直、
ウィンブルドン優勝までは完全に影の選手だったと思います。

さて、91年のウィンブルドン優勝で一気にトップ選手になったシュティッヒですが、
クライチェクの方も翌年にはトップ10にまで入ってきます。
私が両選手の対戦を最初に観たのも1992年のことです。
2人は全豪とジャパン・オープンで対戦し、どちらもクライチェクが勝利しました。

そして1992年はグラスシーズンに入りウィンブルドン前週の今大会を迎えます。
シュティッヒが第1シード、クライチェクが第2シードという形でエントリーされました。
シュティッヒはこのまま優勝します。しかしクライチェクは早いラウンドで敗れてしまいました。
勝ったのは・・・ミカイル・シャパーズでした。わお。また出てきた。

ミカイル・シャパーズ、気になる男。
シュティッヒとクライチェクを取り上げるつもりが
持っていかれましたね。今、無性にシャパーズを調べたくなっています。

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  1. 2013/06/20(木) 11:51:34|
  2. 2013年4月~6月
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2013年、芝前哨戦でフェデラーとマレーが優勝

ハレではフェデラーが、クイーンズではマレーが優勝しました。
今週はジョコビッチとナダルが出ていないので
トップ4の2人が優勝するという極めて王道の結果だったわけですが
両者の直前の状態からして必ずしも分かりきった結果だった
というわけではありませんでした。

両者、グラスシーズンをまずは優勝でスタートできてほっとしたというべきでしょう。
怪我で全仏をスキップしたマレーももちろんですが
今年初優勝のフェデラーは特にそうかもしれません。

フェデラーはこの優勝でマッケンローの77回に並びました。
この辺りはもはや現代テニスでは到達することはできない領域ではないか
とさえ思っていましたが、生ける伝説ロジャー・フェデラーであればこその記録です。

今週はベテランが奮闘した週でした。
フェデラーの対戦相手であるユーズニーも強敵を相手に連勝しての勝ちあがりでした。
最初のセットをタイブレークで取った際には
フェデラーからの初勝利も頭をよぎったかもしれません。
フェデラーもかつての神通力を失ってからというもの、
負けることのなかった選手に負けることが増えていました。
しかし今回は流石にフェデラーも不覚は見せませんでした。

ユーズニーは決勝の成績がこれで8勝11敗だそうです。
ぬ?この数字、どこかで見たことのあるような・・・。

クイーンズを制したマレーの方ですが今年の優勝は3回目となりました。
グラスコート優勝は4つ目です。やはりグラスとは元来相性がいいんでしょう。
怪我からの復帰後いきなりの優勝で幸先がいいのですが
現実的なことを言うと、ポイントレースにおいては
クイーンズでの優勝というのはあまり効率的ではありません。
なにせドローが56もあるくせにマスターズ250、つまり優勝ポイントは250しか無いのです。
「ウィンブルドン前哨戦」としての伝統がある大会ですので
ハレでの優勝よりも一般的に誉れ度は高いと思うのですが
全仏の不出場を補う優勝ということではなく、あくまでもこれをステップに
ウィンブルドン本戦を頑張らなくてはいけないのです。

さて、クイーンズでの決勝の相手はチリッチでした。
安定してトップ20に入っている選手ですから意外というわけではないのですが
5年ほど前にデル・ポトロが出てきた時に、グルビスとセットで
同じ年齢の大型選手というくくりで、今後の期待選手リストに入れておこうと思ったのですが
それ以来なんともぱっとしてくれないキャリアを重ねていただけに
どうも今更感みたいなものを持ってしまいました。
いけませんね、今年25歳とピークを迎えたまだまだこれからの選手ですから。

チリッチは準決勝ではベテランのヒューイットを下しました。
今週はハースやユーズニーと共に、ベテランの力を見せてくれたヒューイットです。
準決勝で負けた時には、正直残念と思ってしまいました。
チリッチには申し訳なかったですが。
でも、さすがに本来であれば、チリッチも「まあチリッチには勝てないよな」
と思わせなきゃいけない選手なんですよ。


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  1. 2013/06/17(月) 12:27:23|
  2. 2013年4月~6月
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2013年、クイーンズとハレ

ハレは決勝、クイーンズはベスト4まで進んでいます。

ハレの決勝は、フェデラーとユーズニーの対戦となりました。
ベスト4ではそれぞれハースとガスケと戦っています。
まだ中堅といえるガスケを除いても、4人中3人がベテラン選手です。
しかも4人とも片手打ちバックハンド。
全仏でも片手打ちが健闘しましたが
グラスシーズンになっても片手選手達の頑張りは続いているようです。

超強豪が出ておらず、楽しんでやっている感もありますが、フェデラーが好調です。
今あまりに好調すぎるとウィンブルドンで大丈夫?という気もしてしまうのですが
基本芝とは相性がいいんでしょうね。
それでもハースとの準決勝はフルセットになりました。
これはハース側を褒めたい気分です。
ハースは今年ランキング何位で終わるでしょうか。
本当に驚くほど好調が続いているので、この年齢での、
歴代のかなり高い位置でのフィニッシュが期待できるんじゃないでしょうか。

決勝でフェデラーと対戦するユーズニーですが、こちらもベテランです。
これまた意外な健闘での勝ちあがりとなっています。
錦織、コールシュライバー、ガスケと4、5、2の3連続上位シード撃破を見せています。

過去の対戦ではフェデラーの14勝0敗です。
グラスコートでは6回も対戦しています。
フェデラーがグラスコートで6回も対戦している選手というのは珍しいです。
あとはヒューイットが居るくらいではないでしょうか。


さて、もう一方のクイーンズの方ですが、フェデラーがハレに出るようになる前は、
基本的にウィンブルドン前哨戦といえばこちらの大会を指すものでした。
ハレと同じマスターズ250ではあるのですが、ドローはこちらのほうが大きいです。
クイーンズは56、ハレは32です。

トップシードの地元マレーが順当に勝ち上がり、準決勝でツォンガと対戦します。
もう一方の準決勝はチリッチvsヒューイットとなっています。
チリッチも第2シードのベルディフを下しているので
頑張った勝ちあがりだといえるのですが、やはり今回の目玉はヒューイットのほうでしょう。
ディミトロフ、クエリー、デル・ポトロと強敵の連続撃破を見せています。
ハレのユーズニーに優るとも劣らぬ豪華な勝ちあがりです。
最近のベテランはこういうことをしてくれます。
このままウィンブルドンでも、とは必ずしも行かないところもあるのでしょうが
元気なところを見せてくれると嬉しくなります。


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  1. 2013/06/16(日) 01:07:50|
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