レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2015年、ウィンブルドンはジョコビッチが優勝

貫禄の優勝でした。
フェデラーも最初の方は互角にくらいついていたのですが
最後の2セットはミスも目立ち、
まともなラリーでは太刀打ちできないような雰囲気の中敗退してしまいました。

ジョコビッチはウィンブルドン優勝3回目。
全米や全仏の方がジョコビッチに向いているように思えなくもないのですが
ウィンブルドンでここまで勝てるというのはある意味想定外でした。
時代的なものもあるでしょう。単純にジョコビッチ自身の適正というよりも
全仏には何といってもナダルという大きな壁がありましたし、
全米は他にも得意としている選手が多いですからそうした状況が重なってきているのだと思います。

ジョコビッチはこれでフェデラーとの対戦成績は20勝20敗となりました。
ナダルとは21勝23敗ですが、これも間もなく追いつきそうな勢いです。
マレーとは19勝8敗。大差です。
4強(3強+α?)の中での直接対決では、これまでナダルが大きくリードしていたのですが、
近い将来ジョコビッチがトップを座をつかむことになるかもしれません。
もっとも、こんな年齢になってもまたグランドスラム決勝でトップ選手と対戦している
フェデラーの凄さも改めて感じざるを得ないわけですが。
2011年がジョコビッチを語る上で境目となりますが、フェデラーとの対戦成績は
2011年以降ではジョコビッチの15勝7敗で、それ以前はフェデラーの13勝5敗となっています。
最初の対戦は2006年ですからちょうど5年5年で区切ることができます。
両者が対戦するにはお互いが勝ち上がっていかないといけないわけですが、
最近の5年の方が対戦数が多いのは、フェデラー時代にジョコビッチが勝ち上がっていた回数よりも、
ジョコビッチ時代にフェデラーが勝ち上がっている回数のが多いということも言えるのではないでしょうか。

さて、テニス界は夏の忙しいクレー&グラスシーズンが終わりました。
ここからは少しの休止を入れて北米ハードシーズンが始まります。
ジョコビッチはむしろこちらの方が得意だと思います。
全米を制覇すれば年間全GS決勝進出、かつ優勝3つという、
オープン化後ではフェデラーしか成し得ていない記録を達成することになります。
この記録は実はオープン化前でもルー・ホードしかやっていません。
フェデラーは2度達成していますのでこれまで2人、3度の達成があるのみです。
そう、ちょうど年間グランドスラムと同じ回数なのです。

この、年間グランドスラムに近しい達成の困難さも、今のジョコビッチであれば可能性はあると思います。
ただ、先ほども述べたように全米を得意とする選手は他にもいます。
去年は錦織がジョコビッチを下しましたが、同じように皆が打倒ジョコビッチを目指してくるでしょう。
ジョコビッチは相手の高パフォーマンスとの勝負を強いられる部分も出てくるのではないかと予想されます。

ハードシーズンの各選手たちの戦いぶりはどうなっていくでしょうか。
少しずつ調子が上向いてきているチリッチが気になりますし、
暴れ方の方向を間違えているとさえ思えるカルロビッチのパフォーマンスからも目が離せません。
そしてウィンブルドンでジョコビッチを追い詰めたアンダーソンにも注目です。

因みに私、先週の記事でこんなこと書いてました。

>事実上の決勝などとは言いませんが、アンダーソンは注目の選手ですので試合の方楽しみにしたいと思います。

スコアで見ればジョコビッチvsアンダーソンは事実上の決勝だったんですよ。
予想、当たるゾーンに入ってきているかもしれません。



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  1. 2015/07/14(火) 10:58:03|
  2. 2015年4月~6月
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2015年、ウィンブルドンベスト4出揃う

ベスト4は

・ジョコビッチvsガスケ
・フェデラーvsマレー

となりました。

ほぼ全ての人が予想を4分の3当てたことになるんじゃないでしょうか。
ガスケは第4シードのバブリンカ戦を最終セット「11-9」というタフなスコアで勝ち上がりました。

その他の順当な3人はストレートでの勝利でしたから、
準々決勝はガスケvsバブリンカがハイライトだったといえます。
バブリンカは第4シードで全仏チャンピオン、一方のガスケは第21シードですから
番狂わせのうちに入るのだとは思いますが、元々はグラス適正はガスケにありましたし
ウィンブルドンでのベスト4進出も2度目ということで
ウィンブルドンでの実績に関してはガスケの方が上だったといえます。
ただ、バブリンカのこのところの好調を考えればやはりバブリンカ優勢という予想が多く、
しかもこのスコアということで衝撃の結末だったといえるでしょう。

しかし改めて、今大会はフルセットのタフな試合が多いです。
ガスケはディミトロフ、キリオス、バブリンカという3連戦をものにしてきていますから
大いに乗っているでしょうが、ここへきてこういった試合を行って、体力の方は大丈夫でしょうか。
次はジョコビッチです。もうここまで来たらそういうのは関係ないと思いたいところです。
ジョコビッチも4回戦ではアンダーソンに大いに苦戦してますから
条件はそう変わらないと割り切って良い試合を期待しましょう。

早熟で若い時から将来有望とされてきたガスケですが、もう29歳ですか。
ジョコビッチ、マレーよりは1歳上になります。
これらの選手たちももうそろそろベテランの域ですね。
一応現在の切り分けではまだ中堅と言われるのかもしれませんがキャリアは充分です。
昨年はラオニッチ、ディミトロフがいたために若返った感のあったベスト4の顔ぶれでしたが
今年はまた年齢層が高くなりました。

まあ、ベスト8の時点でポスピシル意外に若手と呼べる選手はいなかったんで
誰が勝ち上がっても平均年齢は高いものになっていたわけです。
顔ぶれは変わらなくてもフェデラー、ジョコビッチ、マレー辺りは年々年を重ねていますから
今年の平均年齢はここしばらくの中でも特に高い方になるのではないでしょうか。
アガシやコナーズが晩年にベスト4に入っていた時以来の高さかもしれません。
さすがに歴代ではレーバーやローズウォールがいますからまだまだ上という例はありそうですが。

さて、ベスト4の過去の対戦成績ですが、ジョコビッチvsガスケは
ジョコビッチの11勝1敗で、現在ジョコビッチが9連勝中です。
年齢が近いので若いころから多く戦っているかと思いきやそうでもなく
ほとんどの対戦がジョコビッチ覚醒した2011年以降となっています。
9連勝のうち最初の1つが2010年でそれ以降は全て2011年以降です。
ガスケは過去の成績など気にせず良い試合を披露してほしいです。

フェデラーvsマレーは過去フェデラーの12勝11敗。
最初のころはマレーの4連勝などもあり一時は6勝2敗とリードしていて
フェデラーキラーとされていたこともありましたが
その後はフェデラーが勝ちを重ねていて現在は数字の上ではほぼ互角となっています。
ただし、グランドスラムではフェデラーが4勝1敗、ATPファイナルでもフェデラーが4勝1敗と
大きな大会でフェデラーの方が多く勝っている傾向にあります。
ウィンブルドンでは一度だけ対戦がありフェデラーが勝っていますが
その直後に行われたロンドンオリンピックでマレーが勝っているので
一般の印象ではウィンブルドンで1勝1敗、対戦成績もほぼ五分、
どちらが勝つかわからないということになってるんじゃないだろうかと思います。
しかし実際に過去の対戦内容を深く見ればマレーの方が分が悪いという判断になります。
マレーこき下ろし委員会会長としてはそのように結論付けざるを得ません。

ガスケには過去なんか気にしないで頑張れといっているのに
マレーには過去は負けてるぞ、というこの酷いダブルスタンダードぶり。
これこそがマレーこき下ろし委員会なのです。

マレーへのゆがんだ愛情は相変わらず私の中で健在です。
でも、正直、正直に言うと、今年に限ってはフェデラーに勝ってほしい。
なんだかんだ言ってもマレーにはまだ将来はあります。
でもフェデラーは本当にわからない。
もう一回グランドスラム、勝たせてあげたくないですか?
それとももう充分勝ったからいいですか?



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  1. 2015/07/09(木) 10:02:39|
  2. 2015年4月~6月
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2015年、ウィンブルドン第1週終了

3回戦まで、無事にスケジュールが消化されております。

次の4回戦ではジョコビッチとアンダーソンの試合が組まれることになりました。
事実上の決勝などとは言いませんが、アンダーソンは注目の選手ですので試合の方楽しみにしたいと思います。
アンダーソンは2メートルを超える長身の選手ですが
パワーに任せた振り回すショットを多用するでもなく、低い球の処理も上手いです。
無難に何でもこなすタイプといえますが、
正直、ジョコビッチとしては与し易いスタイルかもしれません。
過去の対戦はジョコビッチの4勝1敗で、最初の対戦ではアンダーソンが勝っています。
その後の対戦はいずれも2011年以降で、まさにジョコビッチも覚醒した後ということですから
4連勝中、しかも1セットも失っていないというのは致し方ない部分でしょうか。
まずは、次の試合でアンダーソン、1セットを取る気迫で挑んでほしいです。

しかし、リニューアルされた後のATPサイトのHead To Head、本当に見難くなりましたねえ。
過去の対戦は一覧で出ますが、コート種別が出ないですよ。もう明らかな改悪です。

チリッチはイズナーとのマラソンマッチを行い、第5セット「12-10」という非常に大きなスコアで勝利しました。
しかも、それまでの4セットのうち3セットがタイブレークに突入しており、
更にエースの数もイズナーが37本、チリッチが35本と非常にスケールの大きな試合でした。
いや~しかし、イズナーを相手にこのような試合を制しますか、あのチリッチさんが。
1年近くのスランプを脱しつつあるということでしょうか。
スランプを脱するのはいいですが、また全米で錦織と当たった時にやたらと調子が良いとかいうの勘弁して下さいよ。

しかし本当に今大会はフルセットが多いですね。

2連続フルセットで勝ち上がったベルダスコはさすがに息切れしたか、バブリンカにストレートで敗退してしまいました。
歴史上、一部の例外を除いて、全仏チャンピオンがウィンブルドンで優勝候補に上がることはほとんどないですが
バブリンカの場合はどうでしょうか。これまで唯一ベスト4に達していないグランドスラムがウィンブルドンですが
去年はベスト8に進出していますし、今年も調子がいいようです。注目していいと思います。
幸いにしてこの山はラオニッチ、ディミトロフといった上位シードにして去年のベスト4が既に敗退しています。


ボトムハーフは、フェデラー、マレーが無難に勝っていますが何といってもカルロビッチですかね。
ツォンガを相手に「7-6 4-6 7-6 7-6」というこれぞカルロビッチというスコアで勝利しました。
カルロビッチ側にサービスブレークは無し、取ったのは全部タイブレークでした。
エース数は41本。これは普通。カルロビッチとしてはもはや普通の数字です。
1stサーブの確率が76%とこれまた高いですし、1stでのポイント獲得率に至っては90%ともはや暴力レベル。
エラーの数もツォンガ8に対して23とこれまた豪快でした。
ツォンガのエラーも随分と少なかったんですね、決して不調というわけではなかったと思いますが
カルロビッチが相手ということは交通事故的な敗退がつきものですから。
意外なことに最速サーブはカルロビッチが135mphでツォンガは136mphでした。
ツォンガの方が速かったんです。
ただし1stサーブの平均速度はツォンガの118mphに対して126mphです。
カルロビッチの場合はスピードを落としたサーブで200km/h級なわけです。

フェデラーと対戦したグロート(オーストラリア国籍だから読みはグロースの方がいいのか?)は
こちらもサーブ速度には定評のある選手で、フェデラー戦の最速は実に147mphでした。
カルロビッチよりも10マイルも速い数字です。
ただし平均は123mphでカルロビッチには及ばず、また1stサーブの確率も65%とビッグサーバーにしては高いですが
カルロビッチと比べてしまうと、カルロビッチの方が一つ次元の違う場所にいる気がします。
それはさておき、フェデラーvsグロート戦は観てて面白かったです。
フェデラーは1セット落としましたが、全体的に余裕をもってプレーをしているような印象でした。
グロートも強サーブに積極的なネットプレー、ベースラインからの片手バックの強打など
見せ場あがって中々良い試合だったと思います。

個人的にはしかし、フェデラーのこの余裕が一抹の不安材料でもあります。
トップから落ちてからのフェデラーには、このゆとりのある状態の中でなんとなくズレが生じだし
そのままずるずる行き、え、いつの間に負けてたの、と感じてしまうようなそんな敗退がままありますので。


  1. 2015/07/06(月) 11:17:12|
  2. 2015年4月~6月
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2015年、ウィンブルドン2回戦

錦織の棄権と、やはりナダル、やっちゃいましたね。
どちらも今回は全仏と違って優勝候補ではなかったですが、
やはりこうも早いラウンドで姿を消すとなると残念です。

その他の上位シードは概ね勝っています。

さて、気になるのは元気なベテラン勢です。

初戦をヒューイットとの激戦で勝ち上がったニエミネンは
さすがにジョコビッチ外相手ということで敗退やむなしでしたが
同じく初戦をフルセットで勝ち上がったベルダスコは2回戦もフルセットとなり勝利を収めています。
初戦はクリザン、2回戦はティエムといずれも若手で、まだまだ体力あるぞということを見せた形となるでしょう。
ただ次はバブリンカです、これはさすがにきついですか。
一応過去の対戦はベルダスコの2勝1敗なの「ですが、このところの勢いの差は歴然です。
しかし、ベルダスコが何らかの覚醒状態にあるとすればバブリンカにとって油断のならない相手だとも言えます。

次にカルロビッチ。
ドルゴポロフを相手にファイナルセット「13-11」という凄い試合で勝利しました。
気になるエースの数は、実に53本!
年間1000本エースを取るとかなり凄い数字と解釈されますが、僅か2試合で95本です。
もう本当、この人は勝ちさえすればレジェンドなんですけど。
マッチサマリーを見ましたが、面白いことに試合中の移動距離、カルロビッチの方が長いんですね。
ドルゴポロフの3割り増しくらいでした。
まあ、サーブ一本で決まるからレシーブゲームでのドルゴポロフは確かに動かないのかなというのはあります。
ドルゴポロフの走行距離は68ゲームで1830メートルでした。1ゲームあたり27メートルです。
因みに初戦のドルゴポロフは28ゲームで1629メートルでした。1ゲームあたり58メートル!!全然違う。
カルロビッチの特殊性は相手選手のプレーにも影響を及ぼすんですね。

トミー・ハースはラオニッチに敗れてしまいました。
スコアは「0-6 2-6 7-6 6-7」最初の方はお話にならない位の差でしたが最後の2ゲームは
とても面白く観ることができました。
ハースのバックハンドのブロックショットが決まると嬉しく感じました。
時代を感じさせる、しかし今もって有効なショットです。
ハースはあれでサンプラスやロディックに対抗してたんです。

あと、フルセットといえばセッピですよね。
2回戦はコリッチとの対戦になりフルセットで勝利しました。
こちらもベテランvs若手です。

今大会はここまでフルセットが多い気がします。
良い試合を見せてくれるのはいいですが、
選手達が怪我しないかも心配になりますね。


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  1. 2015/07/03(金) 12:08:54|
  2. 2015年4月~6月
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2015年、ウィンブルドン開幕

いよいよ始まりましたウィンブルドン。
今年からグラスシーズンに1週間の余裕が出まして
本来であれば事前に色々と話題を振るべきところだったのですが、
私的な多忙故に中々思うように記事をかけなくて申し訳ありませんでした。

さて、ウィンブルドンです。既に初戦が終わっています。
時間があればもう少しドローを俯瞰で見て感想等述べていきたいところなのですが
取り急ぎ、試合結果を眺めていきたいと思います。

まずジョコビッチ。史上最大の難敵コールシュライバー氏を難なくストレートで片づけて2回戦進出を決めました。
なんだかんだで今大会も優勝候補筆頭です。
コールシュライバー氏は今年のグランドスラム4大会すべて2回戦進出という野望が打ち砕かれてしまいました。
ジョコビッチだって全仏で年間グランドスラムの夢が打ち砕かれたのですから、まあ、おあいこです。
スコアは「6-4 6-4 6-4」。負けるにしてもこの美しさ。これぞコールシュライバー。
最速サーブはジョコビッチを3マイル上回ってましたし、
ミスショットも僅か1しか多くなかったというスコア以上の充実した戦いぶり・・・
もういいですかね、コールシュライバー讃は。

ジョコビッチは次にニエミネンと対戦します。
ニエミネンはヒューイットとの1回戦でした。
同じ1981年生まれのベテラン同士、最終セット「11-9」という素晴らしい試合でした。
実はこれまでニエミネンはヒューイットに勝ったことはなく、これが初めての勝利でした。

かつてウィンブルドンで覇を唱えたヒューイットの最後の年に当たる今年、
このようなベテラン同士の死闘が見られるとは感無量ですが、
ベテラン選手にとってさすがにこういう試合はへとへとになるでしょう。
次のジョコビッチの勝ち上がりの難易度の下がった感がまた何とも言えないです。

みなさん覚えているか不明ですが、ヤノヴィッツというかつてベスト4に達した選手がおるのですが
初戦で敗退しました。もう過去の選手ですのでニエミネン以上の懐古的な話題です。
忘れていいと思います。

明るい話題行きましょうね。
最近、地味に安定感を見せているのが第14シードのケヴィン・アンダーソンです。
初戦を見事勝ち上がっています。
クレーで強いタイプかと思っていましたがそういうわけでもなく
コート別の得手不得手が少ない選手で、どのコートでも勝率が似ています。
長身ですからグラスコートでのサーブは有効というのもあるでしょう。
初戦でも23本のエースを決めています。
1986年生まれなのでナダルと同じ世代ということになります。
フェレールやベルディフなどのようにベテランになってから輝く選手なのだとすれば
今後の活躍に注目できる選手と言えるでしょう。
今大会、コールシュライバー氏の後継に私はアンダーソンを指名することにします。
4回戦でジョコビッチの前に立ちはだかってくれることでしょう。

第5シードの錦織は、ジョコビッチと準々決勝で対戦する山に入っています。
全仏に比べるとコートの相性、直前の怪我の状態なども含めて期待度は少ないのが実情です。
1回戦も苦戦しました。何とかひとつずつ勝ち上がっていってほしいところです。
この山には残念なことというかなんというか、今回エントリーしている日本人の4人中3人が入ってしまっていました。
もっとも、錦織以外は、守屋はチリッチに、添田はイズナーに敗退してしまいます。
相手がどちらもシード選手ですから致し方もないといえるでしょう。
ただ、チリッチは、ここでも最近のチリッチであるべきで、
空気を読んでさくっとどうにかなってくれないといけなかったと思うんですよ。
グランドスラムのチリッチは何故か日本人には強いということなんでしょうかね。
僅か2例で物を言っていますが。

その他の気になるところをピックアップしていきます。
まずはベルダスコ。クリザンを相手にファイナルセット「13-11」という凄い試合を戦いました。
ニエミネンvsヒューイットといい、今年の初戦はベテランの気合が入ってます。
ベルダスコの次の相手は若いティエムですからこれも楽しみな一戦です。

更なるベテランも活躍しています。トミー・ハースです。見事勝ち上がりました。
次の相手はラオニッチです。勝利の見込みは薄いかもしれませんが良い試合を見せてほしいです。

おそらく今大会エントリーしている1970年代生まれの選手は
ハースの他にステパネク、カルロビッチで、この3人だけだと思います。
ステパネクは敗れてしまいましたがそれでもフルセットの健闘を見せました。
そしてカルロビッチは、タイブレーク2つを含む試合を見事に勝ち上がりました。
エース数は42本。相変わらずのファイアーぶりです。あらぶってます。

若手としてはキリオスも勝ち上がっていますが、今のところベテランの頑張りが目立っている印象です。
まあ若手は名前が売れてませんから目立たないのも仕方ないんですが。

上位シード勢は軒並み勝ち上がっています。
かつてはウィンブルドン初戦での上位シード敗退など当たり前のことでした。
ただ10年前くらいからむしろ上位シードは負けないのが当たり前という空気になり
そしてまた、ここ数年でそれも崩れ始めておりました。
今年は初戦に関しては持ち直したようですが、とはいえ2回戦以降はどうなるか分かりません。
ナダル氏が、特に心配です。


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  1. 2015/07/01(水) 11:15:16|
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2015年、グラスシーズン開幕

更新ちょっと遅くなりました。
グラスシーズンが開幕してすでに一週間以上経っております。
今年からグラスシーズンは1週間長くなっております。
全仏の後すぐにクイーンズが来ないなんて、
そうであればいいのにとずっと思い続けていたことは事実ですが
本当にこのようなカレンダーになるとは感無量です。
テニスも常に進化しているのだということを感じさせてくれます。

しかしそれでも結構多くの選手が全仏とクイーンズの間に挟まれた週に
積極的に大会に出ていたことには驚かされました。

中でもクレー王者から陥落して終わり間の漂っていたナダルが復活の優勝を遂げたのは印象的でした。
相手も結構な強敵が揃っていました。
ただ、その翌週、すなわち今週は初戦で姿を消してしまいました。
この辺り、まだまだ本来の調子ではないのだろうと思います。
正直グランドスラム2週間を戦い抜く体ではないのかもしれませんが
小さな大会とは言え久々の優勝で自信を取り戻してくれたのならそれでよいと思います。
やっぱり私は、なんだかんだで今一番ナダルのことが気になっています。

今週はクイーンズとハレが行われておりまして、
ウィンブルドン前としては一番大きなグラス週ということになります。
両大会合わせてかなり多くのトップ選手たちが登場しています。
ウィンブルドンを占う上でも選手たちのパフォーマンスはフォローしていきたいところです。

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  1. 2015/06/18(木) 12:00:00|
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2015年、全仏優勝はバブリンカ!

2015年の全仏はバブリンカの優勝で幕を閉じました。
今大会は開幕前から話題が豊富で注目度も高く、非常に盛り上がった大会だったと思います。

優勝したバブリンカ、グランドスラムタイトルは全豪に続き2つ目です。
ビッグ4以外で遂に複数タイトルを獲得する選手が現れました。
少し前まではグランドスラムを取ること自体非常に困難で
ビッグ4の一角であるマレーですら複数タイトルを取ったのは一昨年という有様でした。

バブリンカの2週間の戦いぶり、特に準々決勝以降の試合を観れば、優勝も納得の見事なプレーだったと思いますし、
そもそも全豪タイトル獲得者ですからその実力も折り紙付きではあったのですが、
ラオニッチの欠場で1つシードが上がり、辛うじて第8でのエントリーとなったことを考えれば、
やはり伏兵的な優勝だったといえるでしょう。

2010年にフェデラーがウィンブルドンで準々決勝敗退を喫した時、
長い大会史上で初めて両手打ちバックハンドがベスト4を占めました。
ジミー・コナーズの登場以来、数十年に渡り少しずつ勢力を拡大してきた両手打ちバックハンドが
遂に片手打ちを駆逐した瞬間だったわけです。
今後しばらくは両手打ちの時代が続くだろうと考えられたわけですが
何と今年、ウィンブルドンよりも遥かに両手打ちが有利だろうと思われる全仏で、片手打ちの、
しかも典型的なベースライン後方からの強打を誇るストライカーが優勝するとは、ある意味衝撃でした。
バブリンカのこのタイプで最後の全仏優勝者を上げるとすると、それはレンドルになるのではないでしょうか。
一応、フェデラー、ガウディオ、コスタ、クエルテン、ムスターなど片手打ちの全仏覇者は他にもいますが
いずれも、緩急やトップスピンなどを多く使った選手達であり、
ベースライン後方から強打で相手を圧倒するタイプではありませんでした。
バブリンカの優勝は片手打ちだって両手に負けずに真っ向勝負ができるんだということを高らかに示してくれたといえます。

では今後片手打ちが復権するのかと言われれば、それはまた微妙なところです。
バブリンカはもう30歳で、決して新しい勢力ではないわけですから。
このところ、他にもフェレールやベルディフなど、ベテランになってからの良いプレーが目立つ選手が増えてきています。
代わりに若手の伸びが感じられないのはもう語りつくされているところですが、これも近代的な傾向なのでしょうか。
ビッグ4をトップの座から引きずり下ろすのは、待望された若手ではなく円熟したベテラン選手なのかもしれません。
今大会はツォンガの活躍も印象的でした。

バブリンカは30歳での全仏初タイトルとなったのですが、
これまでもヒメノ、ゴメスなど年齢を重ねてから全仏を初めて取ったという例はいくつかあります。
決して初めてのことではありません。
今回の優勝はそうした歴史の狭間に時にある一ページに過ぎないのか、
はたまた、円熟のベテラン勢が猛威を振るい出す新しい時代の到来を告げる第一歩なのか、
もちろん今年の結果だけでは判別がつきません。今後の動きに注視していきたくなります。

同時に忘れられ始めている若手連中はもっと頑張らないといけませんね。
今大会はベテランの陰に隠れて何とも存在感を感じさせませんでした。
体力の必要な全仏でこそ若手がぐっと出てくるべきだと思うのですが。
そこも含めて時代が違ってきているんでしょうか。

さて、負けたジョコビッチ。
誰もが今大会はジョコビッチの大会だと思っていました。
それまで誰もが打ち破れなかったナダルという壁をものともせずに大いに完勝した姿を見て、
ほとんどの人が(もしかしたら本人すらも)確信したんじゃないでしょうか。
私自身(予想を当てるとかいうことにはことごとく縁のない人間ですので致し方ありませんが)、
もう決勝の最後のほうまで、結局はジョコビッチが追いつくんだろうなどと思って観ていたくらいです。
激戦になればなるほど流す歓喜の涙には価値があるなどと素っ頓狂な考えを巡らせながら。

グランドスラムでの決勝敗退も少なくないジョコビッチですが、
フェデラー、ナダル、マレー以外に敗退することがあろうとは驚きでした。
しかも気力も充実していたこの時にですから、絶対政権を続けるというのは実に難しいのだということがわかります。
年間グランドスラムはならなかったわけですが、ジョコビッチが最強選手であることに変わりはないわけで、
ここでくじけずに残り2つのグランドスラムも優勝を目指してほしいです。

また、生涯グランドスラムの達成も来年以降に持ち越しになったわけですが
先述のようにバブリンカが30歳で初タイトルだったわけで
より若いジョコビッチにはまだまだあと何年もチャンスがあることになります。


さて、あまり関係ないですが、最後にコートの話題を。
全仏のセンターーコートが「コート・フィリップ・シャトリエ」であることに
違和感を覚えた方はいらっしゃるでしょうか。
いないかな?
まあ、私自身は少し感じましたので勝手に語ろうと思います。

フィリップ・シャトリエ氏は、プレイヤーとしてはあまり活躍しなかったものの
引退後にフランステニス協会の会長として長く活躍をしており、その功績が認められ殿堂入りも果たしています。
もちろんテニス界にとっては重鎮ですからコートの名前に用いられても何ら問題はないわけですが、
全豪の「ロッド・レーバー・アリーナ」や全米の「アーサー・アッシュ・スタジアム」、
また何より全仏のもう一つのコートが「スザンヌ・ランラン」であることを考えれば
コート名が偉大なプレーヤーではないということにわずかながら違和感を覚えるのです。

理由はよくわかりませんが、ふと思ったのは、では、フランスの偉大な選手とは誰だろうということでした。
フランスといえば何といっても四銃士なのですが、どうしてもこれは4人がセットとして語られます。
この中の誰を代表とするか、となると議論もわかれるでしょう。
特にコシェとラコステはどちらが偉大だったかと言われれば、互角としか答えようがありません。
そして四銃士後に同程度の偉大な背選手もその後に出てきていませんので、
だったら違う発想で名前を付けちゃえ、となったのかなあとそう思い至ったのでした。
特に「ルネ・ラコステ」などと名前を付けてしまったら思いっきり商標権とかに引っかかりそうですしね。
まあ、大会スポンサーにはラコステ社が入っていて、選手後方の壁にばっちり文字が表示されていましたけどね。

最後はどうでもいい雑談でした。


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  1. 2015/06/08(月) 12:00:00|
  2. 2015年4月~6月
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2015年、全仏準々決勝

錦織、残念ながら敗退してしまいました。
しかし、よく持ち直しました。
出だしは、こりゃもうあかん、というくらい何もできずに大差をつけられたわけですが
途中で挽回し、フルセットにまでもつれ込むということをやりました。
錦織が5セットで負けるというのは珍しいですが、ツォンガもかつては5セットキングでしたし
あそこまでの熱戦になると地元パワーというのも力になってきますね。
錦織はこの位置ではなく更に上を目指してほしい選手になっているわけで
この敗戦を致し方ないで終わらせてはいけないのかもしれませんが、
同じベスト8だったとはいえバブリンカに手も足も出なかった全豪よりは
遥かに評価できる大会結果だったと思います。

そしてバブリンカ、フェデラーをストレートで下しました。
強いですね。ショットが力強い。
これを見せられるとこれまでフェデラーにほとんど勝ててなかったのが不思議でなりません。
ジョコビッチやナダルにもほとんど勝てていないわけですが
ジョコビッチとはグランドスラムでは常に激戦ですし、ナダルには2連勝中となっていますから
現在のバブリンカは何やら一味違うのかもしれません。

バブリンカvsツォンガは過去3勝3敗の五分です。
面白いことに最初の対戦以外すべてクレーコートでの対戦となっています。
日本人の大方の予想というか期待というか希望というか、
それとは違った顔合わせとなってしまったボトムハーフの準決勝ですが
これはこれでた大いなる熱戦が期待できる組み合わせとなったのではないでしょうか。

仮にバブリンカが最後まで勝てばビッグ4以外で久々の複数グランドスラム獲得者となりますし、
ツォンガが勝てば32年ぶりの地元優勝者ということになります。
とちらであっても歴史的に大きな意味を持つ優勝となるのです。

しかし、トップハーフ。
ドロー発表の時から優勝争いのメインはトップハーフだというような勢いでした。
仮にフェデラーと錦織が勝ち上がっていたとしても
優勝者はトップハーフから出るのではないかという声の方が優勢であるのは変わらなかったと思います。
それらを吹き飛ばすような活躍をボトムハーフの2人にはしてもらいたいところですね。

さて、本日はそのトップハーフの2試合が行われます。
注目はやはりジョコビッチvsナダルです。
熱戦になるか、ジョコビッチの一方的な試合になるか。良くも悪くもナダル次第といえるでしょう。
正直、ナダルが一方的に勝つような展開は可能性が薄いと思います。
むしろ、あまりにジョコビッチの一方的な展開にならないかが心配だ、というくらいが私の印象です。

ただ、ツォンガの例もあります。正直、順当にいけば今回も錦織の方が勝ち上がる試合だったでしょう。
しかし、全仏という特別な場がツォンガに特別な力を与えたのだと思います。
ナダルもまたこの場で特別力が与えられるに足る選手だといえます。
何が起こるかはわかりません。今日の試合、本当に注目です。

もちろん遥かに扱いが地味になってしまいますがマレーvsフェレールも注目です。
過去の対戦はマレーの9勝6敗と、他のビッグ4にほとんど勝ててないフェレールが意外と善戦しています。
しかもクレーでは過去4戦全てフェレールが勝っています。
前哨戦での優勝でマレー優位のような空気があるのですが過去のデータは決してそのようなことは言っていません。
もちろんバブリンカよろしく、マレー覚醒なった、という状態であれば過去のデータは意味を持ちません。
ある意味マレーにとっては今大会最初の試練といえるのではないでしょうか。

ベスト4の勝ち上がり予想で一番多かったのは、おそらく
ジョコビッチ、マレー、錦織、フェデラーという組み合わせだったと思います。
ボトムハーフは全滅してしまいましたがトップハーフはどうでしょう。
こちらも大方の予想と逆の結果だったとしたら、実に面白いことになりそうですね。

そういう期待も胸に抱きつつ、ここで私の予想を発動させておきましょう。

ずばり、ジョコビッチとマレー。

つまらなくてすいません。
意外な結果にも大いに期待したいところなのですが、
やはりナダルはまだだと思いますし、フェレールも頑張ってほしいですがマレーが安定してます。
トップハーフは結局普通に空気読まずに予想通りそのまま行くんじゃないでしょうか。

しかし私としては、気持ち、応援するのはナダルとフェレールのほうです。
負けるだろうな、とは思いながらもその戦いぶりを応援しながら観戦したいと思います。
こういう観戦の仕方もまた結構楽しいんですよね。



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  1. 2015/06/03(水) 12:00:00|
  2. 2015年4月~6月
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2015年、全仏4回戦

多少の雨もあるようですが、概ね試合は消化されています。

誰ですか、5セット戦ったベンジャミン・ベッカーが錦織の脅威となるだろう
などとというようなことを述べていた先読みの才の欠落しきったテニスブログ運営人は。

錦織、あまりに順当に不戦勝、ストレートと重ねて行ってベスト8に進んじゃってるじゃないですか。
しかししかし、次はツォンガ、地元選手。これはさすがに楽観はできないでしょう。
ツォンガは第4シードのベルディフを下しての準々決勝進出となりました。

地元選手は4回戦に5人勝ち残りました。ツォンガ、シモン、モンフィス、ガスケ、シャルディです。
この中で今のところツォンガのみ勝ち上がっています。シモンはバブリンカに敗退してしまいました。
残りの3人は試合がまだですが、それぞれフェデラー、ジョコビッチ、そしてマレーが相手です。
単純に考えて上位シードが順当に勝ち上がった場合は、
ベスト8に残る地元選手はツォンガだけということになります。
地元の期待を一身に担った選手が相手ですから、錦織にとっては戦いにくい状況が発生することになります。

まあ、ただですね、それは実はツォンガも同じ状況なんですよね。
一人だけ残されたプレッシャー、地元選手が思うように勝てない全仏という舞台、
錦織というあまりその辺の事情に流されなさそうな選手、
何より前回の対戦ではパリマスターズで錦織がツォンガに勝利していますから、
どちらかといえばプレッシャーの多いのはツォンガの方なのかもしれません。
むしろフランス選手の誰かもう一人が一緒に勝ち上がった状態の方が戦いやすいのではないでしょうか。

ツォンガのプレッシャーを和らげる最右翼の選手は誰でしょう。
一昔前ならばクレー適正の関係でマレーと戦うシャルディだったのでしょうが
今のマレーであればそれはおそらく当てはまりません。
ジョコビッチと戦うガスケに至っては更に厳しい状況です。

となると、現在1セット取り合った状態で順延となっている
モンフィスvsフェデラーが一番の可能性を感じさせる試合ということになるでしょう。
過去の対戦はフェデラーの8勝4敗なのですが、最近2試合はいずれもクレーコートでモンフィスが勝利しています。
1セット取った状態からの再開ですから、さながら3セットマッチの様相を呈することになります。
全仏という舞台は特別で、地元選手へのプレッシャーは多大であるわけですが
3セットマッチということで通常のマスターズ大会のような気持ちでモンフィスが戦ってしまったら
あるいはどうなんでしょうか。

トップハーフの4回戦はまだ行われていないですが、
基本トップ勢は単純に順当に勝つかどうか、というところです。
特に、勝ち上がりが決まった際には準々決勝でジョコビッチvsナダルが実現するという
テニス界の一大ニュースともいうべき事象が発動することになるわけです。
何度も対戦を繰り返している両者がグランドスラムの準々決勝で顔を合わせる
というのは実に初対戦の時、2006年の全仏以来ということになります。
当時、ナダルは既に2位でしたが、ジョコビッチは実に63位でした。
いや、まだ実現していないのにあまり取り上げてはいけないですね。
特にナダルはいつ低調に陥るか分かったものではないですから。

トップハーフで4番目の注目度とされてしまうであろう試合がフェレールvsチリッチですが
実は今大会最も高位シード同士の対戦であり(第7と第9)、
それぞれグランドスラムのファイナリストとチャンピオンであることを忘れてはいけません。
チリッチは今大会どうしたんでしょうね。
この位勝ち上がるのが本来の姿なんでしょうが、
このところの低調があったので意外な活躍に驚きを禁じ得ません。
今年の全豪におけるバブリンカの状態に近いものを感じます。
バブリンカも去年の全米の後に本当に勝てなくてずっと沈んでいたのですが
全豪で急に復調しました。ペース配分がうまいんでしょうか。
タイミングがいい選手なんですね。まるでかつてのビランデルのようです。

そんな現代のビランデルがトップハーフ、ボトムハーフと両方に一名ずつ勝ち残っていることになります。
他の強烈な選手から比べて注目度は薄くなりがちですが、力が解放されればあっと驚く活躍もありましょう。

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  1. 2015/06/01(月) 12:00:00|
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2015年全仏、1回戦及びボトムハーフの2回戦

1回戦が終わりました。
上位シードはほぼ勝ち上がりました。
敗退した最小シードは第10シードのディミトロフ、続いて第11シードのF・ロペスでした。
どちらもクレー巧者というスタイルではないものの、クレーを苦手としている選手ではありません。
勝ち上がってくれば誰にとっても脅威となり得る存在だったと思いますが
そのような選手でも負けるときは初戦で負けるということなんですね。
その意味で、この程度ではそれほど驚きの敗退とはいえないでしょう。

ボトムハーフについては2回戦が行われており、こちらもほぼ上位勢は勝ちを収めています。
ボトムハーフで行われていないのは1試合、コールシュライバーvsアンドゥハル戦だけです。
ん~見せ場を作りますね。私の一押しの選手を最後に残すとは。

通常この辺りのラウンドでは結果をざっと流すのみになるのですが
まだ特に大きなニュースもないので昨日の錦織の試合など軽く触れてみたいと思います。

錦織のプレーってこんな感じですよ、と教えるのにはとても良い例だったと思います。
相手のベルッチが序盤からかなり飛ばしてきました。
良いショットを持っている選手だと思います。ショットパワーだけなら錦織に一歩も引きませんでした。
ただ、現在の男子ツアーの一般選手という感じで、比較すると安定度には欠けていました。
錦織の凄さはそこですね。ショットの安定度とそして守備力です。
昨日の試合で二人を明確に分けたポイントでした。

時にですが、錦織は守備力が高いにも関わらず、守勢に回ると何もできなくなることがあります。
考える間もなくガシガシ来られると、どうしようか打開策を講じているうちにあれよあれよと時間が過ぎてしまい、
さながら迷宮に迷い込んでしまう感じで、いつの間にかセットを取られているとそんな雰囲気になってしまう時があります。
もちろん調子が悪くてショットが全然入らないという打開しようのない場合もあるとは思うのですが
ショットでは負けていないのに何故か切り抜けられない、というような試合が減れば更に勝ちを増やすだろうと感じます。
昨日の試合は上手くさばくことができました。
一方的に錦織が取るだけでなく、攻められるシーンがあっての勝利でしたからとても良い勝利だったと思います。
ショットパワーだけならどんなトップ選手でもベルッチよりも遥かに強いことはありません。
昨日のパフォーマンスが持続できれば今後の勝ち上がりも問題ないだろうと思います。

錦織の次の相手はベンジャミン・ベッカーです。
ベッカーは2回戦でベルダスコとのフルセット「10-8」という試合を制して勝ち上がりました。
前の長い試合で疲れているので体力低下が見込まれる、というのは可能性としてはもちろんありますが
あまり強い要素とは言えません。何せまだトーナメントも序盤ですから。
むしろ激戦で体が温まり切っている可能性もあるわけです。
過去の対戦では錦織の2勝1敗、しかもベッカーはクレーを得意としていないというデータはあるのですが
あのベルダスコを下していますから要注意の相手と言えると思います。

あ、いや、あえて錦織に高いハードルを飛び越えてもらうために
ここは次の試合は余裕です、と、こう言わなくてはいけませんでしたね。
錦織、次は余裕です。


さて、本日行われるトップハーフの2回戦ですが、実に濃い組み合わせとなっているので
一般的にボトムハーフよりも注目度が高いのではないかと思います。
キリオスが相手の棄権で3回戦進出を決めていますがそれ以外は本日一気に行われると思います。
一番の注目はやはりナダルvsアルマグロでしょうか。
ナダルはジョコビッチのドローに入ったことも含めて今大会の組み合わせが悪いです。
相手のアルマグロは最も危険なノーシード選手です。早くもこれと当たるわけです。
アルマグロは今大会エントリーしているノーシード選手全96名のうち
最も高いクレー勝率(67.60%)を誇る選手なのです(昨年末集計時点)。
これは錦織(66.00%)、バブリンカ(65.70%)、ツォンガ(64.13%)、ベルディフ(63.86%)、マレー(63.00%)よりも上の数字です。
もちろん、小さなクレー大会にも積極的に出ている選手ですので勝率のみの比較では正確な判断にはなり得ないのですが
あくまでもデータ上では十分に脅威を感じさせる存在です。
しかも今のナダルはかつての絶対王者ではないですから。

やはり前人未到、同一グランドスラム10勝目ともなると、
テニスの神様も極めて困難な試練をお与えになるのでしょうか。


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  1. 2015/05/28(木) 12:00:00|
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