レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2016年、グラスコート前哨戦

グラス前哨戦といえば毎度クイーンズとハレを差します。
もちろん他にもあるのですがやはりツアー500であるこの2つの大会が重要です。
この2つは同時開催ですので選手は分散されますが、
合わせればそこそこの選手たちが出場します。
今回もなかなかにメンバーの揃った両大会となりました。

結果から行くと、想定外の優勝だったハレと想定通りだったクイーンズとなります。。

ハレの優勝はまさかのといっては失礼ですが、まあまさかのですよね、フロリアン・マイヤーでした。
ベテラン32歳、デビューから16年でタイトルこれまでは僅かに1つ、それもツアー250大会のみという選手でした。
ベスト4の顔ぶれは、フェデラー、ティエム、ズベレフですから、
マイヤーの優勝を感じ取った人はほとんどいなかったんじゃないでしょうか。
むしろ他の3人のうちだれが優勝するのか、というので盛り上がってたくらいだと思います。

フェデラーは言わずもがなですし、ティエムとズベレフは今、最も期待できる若手で、
今後ライバル同士としてテニス界を引っ張っていって欲しいと多くの人が望む期待の選手達ですから。

しかしこんな伏兵の突発的な優勝というのも悪くはないですね。

マイヤーは優勝こそほとんどない選手ですがグラスコートには強いです。
コート別の生涯勝率はクレーが52%、ハードが47%ですが、グラスだけは65%と高い数字を誇っています。
また、グランドスラムでも最高位はベスト8で2回経験がありますが、いずれもウィンブルドンでした。

マイヤーが最初にグランドスラムに出場したのは2004年でしたが
この年がマイヤーにとってこれまでで一番良い年だったといえます。

全豪では初戦でガスケを下していますし、全仏ではやはり初戦でフェルナンド・ゴンザレスを下しています。
そしてウィンブルドンは初出場でベスト8でした。
まあ全豪も全仏も次の2回戦で敗れてはいるのですが(ついでに全米も)この年はATPの最優秀新人選手に選ばれたそうです。

ん~すいません、この年は当サイト開設前ですし、何よりもフェデラーフィーバー一色の年でしたので
私にはマイヤーの記憶が全然ありません。

マイヤーは今大会錦織と当たる予定でした。
錦織が棄権したことで不戦勝での勝ち上がりとなったわけですが、それが勢いをつけた部分もあるかもしれません。
因みにフェデラーとの過去の対戦は0勝7敗です。セットカウントにして1-15。
フェデラーが別の山でズベレフに敗れたというのもマイヤーにとってはプラスだったでしょう。
錦織とフェデラーの2人との対戦を避けたというのは大きいですが
もちろん純粋にティエムとズベレフの若手二人を撃破したのは見事でした。


さて、続いてハレに比べて順当であったクイーンズです。
もっとも、順当といっても優勝がトップシードだったという点が主です。途中では色々とありました。
前哨戦としての伝統はハレよりも長いですから、より多くのトップ選手が集まる傾向がこちらにはあります。

優勝したマレーはトップシードを守ったとはいえ準々決勝からはフルセットの連続で
決して堂々たる勝ち上がりではありませんでした。
それでも全仏で決勝にまで行って、ここでもしっかりと結果を出したというのは大きいです。
ジョコビッチに対抗できるのは本当にこの人だけなんでしょうね、今。
それも「まあまあ対抗できる」程度の存在まででしかありませんが。

ただ、マレーは最近まあまあ悪くないコーチを招聘したらしいので、
化けるかもしれないはしれないですよ、ウィンブルドン。再来年くらい。

今回のクイーンズは初戦が面白かったですね。見応えのありそうな顔合わせがずらりと並びました。
ざっと上げていきますと以下のような感じです。

○マレー vs ×マウー
×ガスケ vs ○スティーブ・ジョンソン
×ディミトロフ vs ○ティプサレビッチ
○チリッチ vs ×フェリシアーノ・ロペス
○バウティスタ・アグー vs ×クエリー
○ラオニッチ vs ×キリオス
○イズナー vs ×デル・ポトロ
○トミック vs ×ケヴィン・アンダーソン
×バブリンカ vs ○ベルダスコ

決勝はマレーvsラオニッチでしたが、初戦敗退のバブリンカを唯一の想定外とすれば順当です。
というよりグラスコートでの今の力関係を考えたら単純にラオニッチは3位か4位集団の一人と言えるでしょう。
ウィンブルドンでのラオニッチのドローポジションはかなり重要です。
大会の行方を大きく左右するといっても過言ではないほどの存在だと思います。

ただこのラオニッチにはジョコビッチとマレーの壁があります。
ジョコビッチには0勝7敗ですし、マレーにも一時3勝1敗とリードしてたのですがこのところ5連敗となっています。
ジョコビッチにはそろそろ一回勝っておきたいところなんでしょうけど、
カルロビッチ級の選手でない限りパワー勝負オンリーではジョコビッチには厳しい部分があります。
ラオニッチもネットプレーなんかは巧いんですけど、今の時代ネットはメイン武器というよりもアクセントですから
さすがのジョコビッチにはいなされてしまうんでしょうね。

ウィンブルドンのドローは近く発表されるはずです。
楽しみですね。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/06/20(月) 12:24:08|
  2. 2016年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

フェデラーがズベレフに負けた後の会見で、意味深なコメントをしたと一部フェデラーファンの間で話題になっているみたいです。

「休息が必要」だとか「ウィンブルドンに入り練習を始めてみて、そのときの記者会見ですべてを話す」というようなことを言っていたようで、正直かなり不安です…

色々な情報が錯綜していますが、ズベレフ戦を見ていると、手術した膝というよりも、持病の腰があまり良くないのかなーという気がしました。
ウィンブルドンでは早期敗退だけは避けてほしいと願うばかりですが、前哨戦の様子だとそれもありえそうです…
  1. URL |
  2. 2016/06/20(月) 13:12:05 |
  3. karo #vF6dOJDI
  4. [ 編集]

すみません、訂正します。

意味深なコメントをしたと言ってしまいましたが、どうやら違ったみたいです。
休息が必要というのは事実ですが、「ウィンブルドンに入ってから記者会見で全て話す」というのは、"昨年のような結果を残せるかどうか"について、ウィンブルドンで練習してみた後に全て話す、ということみたいです。

失礼いたしました。
  1. URL |
  2. 2016/06/21(火) 20:55:53 |
  3. karo #vF6dOJDI
  4. [ 編集]

>karo様

よかったです。取り敢えずほっとしました。
まあ本人の胸中は色々とあるでしょうが、
全仏に出なかった分少なくとも今回は純粋に大会に出てプレーすることだけを考えてほしいです。
今までその辺については全く触れてこなかったフェデラーですから
少しでも最後感を出したりするとあわあわしますよね、こっちも。

  1. URL |
  2. 2016/06/22(水) 08:40:16 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

これからもいつでもマレーの味方だと言っていたのは社交辞令ではなかったことを示す再就任
同郷のトップ選手の招聘をも断ってましたしね
偉大なこの方の再就任をほとんどのテニスファンは大歓迎してるようです
彼の力を借りてマレーはどこまで絶対王者に迫れるか
楽しみだけど期待はしちゃいけませんかね
  1. URL |
  2. 2016/06/28(火) 15:07:09 |
  3. aaa #-
  4. [ 編集]

>aaa様

マレーの大きなタイトルである全米、ウィンブルドン、オリンピックは全部レンドル時代ですからね。
言い換えればこれらはマレーのタイトルではなくレンドルのタイトルなんです。
ただ前回の就任は結果を出すまでに1年かかりました。
今回は勝手知ったるとはいえ、すぐすぐに結果が出るだろうか、というのもあります。
純粋にコーチの力とは関係なくマレー自身に勝つ力がありますから、
自分の持てる力を発揮したうえで、僅かばかりのコーチの作用が後押しした
という感じでの効果ならあると考えてもいいかもしれません。

そう、期待は控えめにいきましょう。


  1. URL |
  2. 2016/06/30(木) 18:03:46 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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