レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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マレー&レンドル戦績 2016年オリンピック直後版


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マレーとレンドルのコンビが猛威を振るいつつある今日この頃。
ということでレンドルコーチ就任期のマレーの成績を調べてみました。

レンドルコーチ時代は2012年1月から2014年のインディアンウェルズまでが第1期です。
そして今年のクイーンズからが第2期となります。合わせて2年強です。
マレーのキャリアは2005年に始まっていますから合計では11年に及びます。
すなわちレンドルなしの時代は約9年となります。
2年と9年で時間に開きはあるのですがデータ上どうなのか見てみましょう。

レンドルありとレンドルなしとで列挙します。

《生涯成績》
あり:131勝29敗(81.9%)
なし:467勝142敗(76.7%)

《タイトル数》
あり:10
なし:29

《グランドスラム獲得数》
あり:3
なし:0

《グランドスラム成績》
あり:50勝6敗(89.3%)
なし:122勝33敗(78.7%)

《オリンピック獲得数》
あり:2
なし:0

《オリンピック成績》
あり:12勝0敗(100%)
なし:0勝1敗(0%)


ん~、凄い。特にグランドスラム成績。
グランドスラムでは苦しんだレンドルですがマレーには多大なる実績を残させることに成功しています。
タイトル3はもちろん、勝率90%近くというのは見事です。

オリンピック戦績もまた壮絶なものがあります。
これはまあ半分ネタ的なデータではありますが、輝かしい実績であることに変わりありません。

それに比べると生涯成績は、もちろん差は出てますが、意外に接近している部分です。

レンドルはそもそもマレーがグランドスラムを取るために招いたコーチですので
このグランドスラム成績だけでも大成功を収めているといって差し支えないわけですが、
実は唯一結果を出せていない大会というのがありまして、それがマスターズ1000なんです。

マレーはこれまで12のマスターズタイトルを取っていますが、レンドル就任期には僅かの「1」でしかありません。
2008年から2011年まで4年連続で2タイトルずつ取っていたのですが
レンドル就任1年目の2012年には「0」、翌年には「1」だけでした。
グランドスラムに比べてこの数字は不思議に思います。
2015年にはまたマスターズ2つを獲得していますがこれはレンドルコーチ時代ではありませんし
今年2016年もローマで獲得していますが、これもレンドルまた就任前となります。

そこで、マレーのマスターズ成績も調べてみました。


《マスターズ》
あり:29勝14敗 67.4%
なし:197勝75敗 72.4%


驚きの低成績!!レンドル時代の方が生涯成績よりも低いとは!これはまさかの出来事です。

レンドルは現役時代、そのキャリアの割りにはグランドスラムで思うように勝てなかった選手です。
しかし、現在のマスターズに相当する大会にはめっぽう強く、
2013年にナダルに抜かれるまで四半世紀近くタイトル獲得数の記録保持者であり続けました。
現在はフェデラー、そしてジョコビッチもレンドルの記録を超えていますが、
当時は今のようなマスターズへの出場義務がありませんでしたので、
大会への出場が断片的であったにも関わらずのこの成績ですから改めてさすがと思わせるものがあります。

レンドルは自分が強かったマスターズではマレーを勝たせられておらず、
しかしグランドスラムのほうでは好成績を収めさせられているという点で
非常に面白く、そして興味深い師弟関係だといえます。

あとはNo.1。マレーをNo.1にできるかどうかですね。
今、ここ数大会のマレーは強いですが、まだまだジョコビッチとの差は隔絶の感があります。
自然と、グランドスラムはもちろんですがマスターズの勝利も必要になってくるということではありますまいか。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/08/18(木) 18:24:56|
  2. 過去の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
<<2016年、全米オープンが開幕 | ホーム | 2016年、リオ・オリンピックはマレー>>

コメント

素人考察ですがレンドルが自分の若い時のように「あまりマスターズまでで結果を出し過ぎるなよ」とかそんな感じなんですかねー
いずれにしろこういうデータって中々面白いものがありますね
600勝も今日の勝利含めて後1勝になりましたがどれほど伸ばせるのか注目ですね
  1. URL |
  2. 2016/08/18(木) 20:05:53 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

>マルト様

レンドル自身、マスターズにはさほどのありがたみを感じてないのかもしれないですね。
過去の選手の実績を語る際にはグランドスラム8回のコナーズ、レンドル、アガシというような言い方がされます。
決してマスターズ22回のレンドル、17回のコナーズとアガシ、とはなりません。
正直マレーとのコンビもグランドスラム3回、とは言われてもマスターズ1回とは言われませんから
その辺も十分わかった上での取り組みのように思います。

今大会はオリンピックで結果を出した選手たちがバタバタと倒れていってます。
その中でマレーが結果を出せるかは気になります。
仮に出したとしたら凄いですが、逆に全米が大丈夫か不安にもなります。
やっぱりここはレンドル采配でマスターズは抑え気味に、ということになるのでしょうか。

  1. URL |
  2. 2016/08/19(金) 08:49:40 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ナダル、錦織、モンフィスが負けたのはあきらかにオリンピックの疲労でしょうね。モンフィスは不戦敗ですし。
8強の中でマスターズ優勝経験者はマレーのみ。
初マスターズが出るか楽しみです。希望としてはティエムいってほしいですねー。
あ、あとレンドル第1期は 2014年 のインディアンウェルズまでですね。
  1. URL |
  2. 2016/08/19(金) 16:31:29 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

この大会で起きた事

・コリッチがマスターズ1000で2008年マドリード大会デルポトロ以来初の20歳未満でのベスト8進出
・マレーが3回戦を勝ったことで通算600勝達成、かつクイーンズから20連勝
・ベスト8のメンバーが全員30歳未満
・チリッチが初めてマスターズ1000でベスト4進出
  1. URL |
  2. 2016/08/20(土) 06:04:12 |
  3. #-
  4. [ 編集]

Mercedesの動画CM

これ物凄く笑えますよね😸ここ40〜50年のプロテニスを試合場で見てきた私たちにとっては。
Roger Federer and the SL. Timeless Legends.
https://youtu.be/ABbh5iQA5oY
  1. URL |
  2. 2016/08/20(土) 22:24:51 |
  3. White City #o/PXu/q6
  4. [ 編集]

ついにオリンピック2連覇という、マレーが他ビッグ4含め史上初の実績を手にしてくれました。
ポイント面ではマレーは、オリンピックを欠場してモントリオールに出た方が良かったのではという意見もありますが、オリンピック2連覇という称号は4年に1回という開催期間を考慮しても、素晴らしい実績になったと思います。

あと、シンシナティはさすがに疲れがピークがきてたと思いますので、準優勝でも素晴らしい成績だったと思います。

休息をしっかり取って、全米で良い結果を残せれば年末1位も見えてきますので、頑張って欲しいです。

本気のジョコはやっぱりまだワンランク上だと思いますので、結局はジョコ次第だと思いますが…。
  1. URL |
  2. 2016/08/26(金) 13:26:57 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

皆さまコメントありがとうございます。

今大会はある意味狭間の大会ともなってしまいましたが、
それゆえに考え方によっては面白い大会だったと思います。
チリッチの優勝はジョコビッチ、フェデラーの不在、マレー、ナダルの疲労という
様々な条件が重なった上でのものですので特殊感も感じられなくはないですが
それでも全米前の気合の入った最終調整として代々開催されてきた大会としては
異例の優勝者となっています。
基本的に地元アメリカ選手かもしくは歴代No.1が勝つ事の多かった大会です。
非アメリカ、非No.1での優勝は1970年以降47回の開催中僅かの3例目でした。
1991年フォルジェ、200年エンクイスト、そして今回のチリッチです。


・・・ん?

ああ~2008年と2011年のマレーがいた~
この人そういえばNo.1じゃなかったですね。
なんかいっぺんにチリッチの特殊性が薄れてしまいました。

因みにチリッチは今回の優勝で2008年から9年連続でのタイトル獲得となりました。
なんだかんだでトップ選手なんですね。


それと>フェレールのくわえタオル様

誤りのご指摘ありがとうございました。
2014年のインディアンウェルズまででしたね、記事の方修正しました。


>White City様

動画のご紹介ありがとうございます。当時の選手っぽく動けるのが凄いですね。
ジョコビッチもそうですがイミテーションできるというのは
他者の動きをつかめるということで、一つの才能なのかもしれません。


あ、どうでもいいことですが私もそこそこできます。
ほとんど他人に披露する機会がないので似てる似てないは判断できませんが
自分ではそこそこ行けてると思ってます。レパートリーは20人くらい。

  1. URL |
  2. 2016/08/30(火) 09:10:54 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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