レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2016年、全米2回戦

錦織が多少の苦戦をしながらも勝ち上がりました。
相手はロシアの若い選手、カチャノフと読むんですかね、長身で強烈なショットを持つ選手でした。

2000年当時にサフィンやロディックの出現とともにこのタイプの選手がテニス界を席巻するのではと思われた
という話はこれまで幾度も取り上げていると思いますが、カチャノフもこのタイプに属する選手だと思います。
その他ではデル・ポトロ、チリッチなどがこの系統に属する選手です。
このタイプは、実際にテニス界を席巻したとはいえませんが少なくとも全米では非常に強い存在だと言えます。

錦織が全米でデル・ポトロやチリッチに苦しめられたことを考えれば今回も苦戦もある意味やむなしですが、
ショットに圧倒される多くのシーン粘り強くこらえつつ、訪れたチャンスをしっかりものにし勝利を収めたのは重要です。
錦織も今では挑まれる側の選手ですから、こうした強力なチャレンジを確実に退けていかなくてはいけません。

この強烈なタイプの選手は絶好調だと手が付けられません。
何度も戦えば対戦成績では錦織が優位になることはあっても負けるときはコテンパンということもあり得ます。
その意味でカチャノフはちょっと怖かったです。

この強打タイプ、現在どんどん出てきています。
もしかしたら今度こそ本当に実権を握る日が来るのかもしれません。

ただ、懸念点もあります、このタイプの選手は一回性の結果を出しやすい傾向にあるんです。
じっくりとした実績で成績を積み重ねるよりも勢いで優勝したり大きな大会で上位進出するほうが、
若手がパッと出てきた感が強くなるものです。そうした結果の出し方には非常に向いているんです。
でも、今期待できる若手といえばキリオスやヤノヴィッツよりもティエムやゴファンの方が有力な候補ではないですか?
結局、では5年後にもトップにいるのはどっちといわれれば、安定感のある選手という意見も多くなりそうではあるのです。
つまり、一時的な強さだけのはったり感も強いという面も考慮しなくてはいけません。
この辺り、時代の流れがどう転んでいくかはしっかりと見届けていきたいところです。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/09/02(金) 12:02:38|
  2. 2016年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
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コメント

強打タイプは野球で言えばホームランか三振か、安定感タイプは打率.290~.310ぐらいを毎年残す選手って感じですかね。
でもホームラン王とか打点王の個人タイトルを獲っちゃうのはホームランか三振かの選手だったりするんですよね。近鉄のブライアントとか。
安定感タイプは長く活躍するけど印象に残りにくいんすよね。阪神の和田とか。
  1. URL |
  2. 2016/09/02(金) 23:20:23 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

ジョコビッチが2回戦W/Oの後、3回戦では1セットで相手がリタイアという、珍しい勝ち上がりとなりました。
これだと逆に調子を上げづらいのではないかとも思いますが、4回戦どうなるでしょうか。

あと、ティエムいいですよね。
少し前に早期敗退が続きましたが、今の若手の中では安定感は随一だと思います。
(錦織、ラオニッチ辺りは中堅ということで・・)
この先も怪我がなければ好成績を残せるのではないかと思います。
今大会も注目していますが、すぐ近くにデルポトロがいるのが気になります。
お互い勝ち進めば4回戦で当たります。

それと、チリッチが敗退しました。
相手はこちらも個人的に注目しているJ・ソックです。
地元ですし、そろそろ大きな活躍をして欲しいところです。

それと、一つ前の記事のコメントへの返信ですが、
PCエンジンとはこれまた懐かしいですね。
試しに調べてみたら、youtubeに動画がありました!
なるほど確かにこれは人間の反応速度を超えていますね(笑)
弱体化させる手段があるとはいえ、なかなか思い切ったことをしたなと~。
  1. URL |
  2. 2016/09/03(土) 14:37:55 |
  3. ラカン #KTFWzs4k
  4. [ 編集]

バグダティス勝ちましたね 全米は初の4回戦とは意外でした
どうも圧倒的なナンバー1を除くと同じハードでも全豪が得意、全米は苦手、あるいはその逆が結構見受けられる気がします
マレー、そして錦織選手も比較的どっちも勝ってる方ですがそれでも両者とも全豪が安定している割に全米は不安定です
他には34歳のマウーが全米が自己最高の3回戦、37歳のカルロビッチも自己最高タイの3回戦なのに注目しています
この二人のプレーヤーは前時代的なサーブアンドボレーですがそれでも老成することで現代にもある程度通用するのを示していますね
後は逆にクレーコーターの34歳ロレンツィがグランドスラム全体で初の3回戦進出ですね
この人の場合は上の二人よりもっと遅く開花した感じで若い時からの使い減りが少ないんでしょうかね いずれにしてもユニークな選手達です
  1. URL |
  2. 2016/09/03(土) 19:41:45 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

カルロビッチ勝ちました!
ここに来て初の全米4回戦進出ということで、もう少し頑張って欲しい気持ちもありますが、
次は錦織君なので・・・

デルポトロも勝ち上がってティエムと対戦です。
こちらもどちらを応援するか悩む組み合わせです。
しかしデルポトロも、言い方は悪いですが、なかなか迷惑なノーシードですね(笑)

他にはディミトロフも久しぶりの4回戦進出ですが、次はマレーです。
あと、キリオスはリタイア。
J・ソックはベスト16のうち唯一の地元となりました。
ティエム以外にもPouille(22歳)とEdmund(21歳)の2人の若手が勝ち上がっています。
が、次の対戦相手はナダルとジョコビッチということで、厳しそうです。
  1. URL |
  2. 2016/09/04(日) 15:02:02 |
  3. ラカン #KTFWzs4k
  4. [ 編集]

>フェレールのくわえタオル様

野球では和田のような選手の他にも
天才型なのにタイトルを獲ってそうで取ってないような名選手がいます。
前田智徳や高橋由伸などが典型的なそれでしょうか。
それでも一回だけタイトルを取ったことのあるような選手よりも記憶にはっ強く残ってったりします。
人々の記憶では数字=名選手というわけではないということなんでしょうかね。
テニスでこれに当てはめるのは難しいですが、ツォンガやナルバンディアンなのかなあという気がします。


>ラカン様

ゲームから見るテニス界の変遷というのも面白いんですよね。
実は以前、当サイト本体には「ゲームで見るテニス史の変遷」というcoming soonページがありました。
ゲーム内でプロ選手たちがどう表現されて来たかというのを
年代を追って探るという中々マニアックなものを想定していたのですが
いざ記事を書こうとする前にフェデラーとナダルがあらゆる記録を作り出してしまって、
サイトの方針自体を変更したために企画自体を取り下げたという経緯があります。
サイト開設当時は現役選手のデータを逐次追っていく構想はなく
のんびりといろんな企画を記事にしていく予定だったのでした。


>マルト様

ドローも進み、次第に面白い組み合わせが連発するようになってきましたね。
カルロビッチの勝ち上がり、錦織との対戦も不安ながらも楽しみではありますが
ロレンツィという選手の情報ありがとうございます。私はこの選手知りませんでした。
敗退してしまったようですがマレーに善戦していましたね。
王者、ベテラン、若手、怪我上がりの選手と今回はいろいなタイプの選手が
勝ち上がっています。ベスト8辺りが一ばん熱い試合になってくれるんじゃないでしょうか。

  1. URL |
  2. 2016/09/05(月) 10:28:48 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

全米途中経過…と見せかけて脱線

こんにちは。

トップハーフでは、ナダルがプイユに敗れました。
これで今年のグランドスラムは5勝2敗というナダルらしからぬ成績になりました。
しかしグランドスラム勝利数は203勝となり、グランドスラムでタイトル数だけでなく勝利数でもサンプラスと並びました。ちなみにサンプラスの38敗に対しナダルはこれで31敗目です。
一方マスターズ1000ではここまで6大会に出場して15勝5敗、モンテカルロでは久々のマスターズタイトルを手にしています。全盛期に比べれば物足りないですが、こちらはまだまだ奮闘している方です。


またフェデラーは全仏と全米を欠場しましたが、出場した2大会でいずれも準決勝まで進み、10勝2敗という成績です。
2013年以降で最も少ない勝利数ではありますが、2大会欠場していることを考えれば、不調でもこの数字というのはすごいです。ただ、マスターズ1000では2大会しか出場できず3勝2敗という数値になってしまいました。


ジョコビッチは2回戦で不戦勝があったため、続く準々決勝で勝ってグランドスラム年間20勝到達となります。
またグランドスラム通算勝利数ではアガシを抜き歴代3位となりました。続くターゲットはコナーズです。
マスターズ1000は6大会に出場して26勝2敗と圧倒的ですが、ゴールデンマスターズのかかったシンシナティは欠場しました。

マレーは1回戦の勝利で今季のグランドスラム勝利数が20に達しました。3回戦終了時点で22勝まで伸ばしています。
マスターズは3月のマスターズでは早期敗退しましたが、クレーシーズン以降は絶好調で6大会に出場して18勝5敗、クレーシーズン以降は16勝3敗と好調です。
通算勝利数は現在175、決勝進出でエドベリと並び、優勝すると抜き去ることになります。

続いてBIG4を追う選手たちです。
ウィンブルドンファイナリストのラオニッチはハリソンに敗れました。今季のグランドスラム成績は15勝4敗です。
マスターズ1000でも7大会すべてに出場し20勝7敗と安定しています。

錦織は現在4回戦に進出中、ベスト8進出に向けてカルロビッチを迎え撃ちます。
今季のグランドスラム勝利数は現時点で13勝となり、自己最高を更新しました。マスターズでは6大会に出場して19勝6敗、うち4大会でベスト4以上と安定しています。
シンシナティの敗戦は、直前のカナダ→オリンピックという(間で1週あいてはいますが、)連戦の疲れが残っていたので致し方ありません。
やはりオリンピックにポイントがつかないというのは、どうにかしてほしいと思わざるをえません。


レースランキングでは、ジョコビッチとマレーの2強に次いでこのラオニッチと錦織の2人が続いています。
その下ではティエム・ナダル・ワウリンカ・モンフィスという4人がしのぎを削っています。
9位以下とは500ポイント程度差がついてきたので、例年に比べるとすんなりとファイナル出場者が決まりそうです。


シンシナティを制したチリッチは3回戦でソックに敗戦。今季のグランドスラムは8勝4敗となりました。
マスターズ1000はクレーシーズンのマスターズを全て回避したためここまで10勝3敗です。
そういえば、これでチリッチが最年少マスターズ1000覇者になったんですかね。

そして復活のデル=ポトロ、フェレールに圧勝しました。
フェレールが今季低調とはいえ、デル=ポトロがついにこの舞台まで戻ってきたと言っていいでしょう。
次の相手はティエムです。
今季すでに1度勝っており、デル=ポトロにも勝機は十分あります。
続いて対戦が予想されるワウリンカにもウィンブルドンで勝っていますから、ベスト4進出という可能性も十分あります。
今後は、意外にもマスターズ1000での優勝経験がないので、そちらにも期待ですね。
同い年のライバルチリッチに、ここでは先を越されてしまいました。上海とパリが楽しみです。



ちょっと余談で東京の話題を。
今年は、BIG4こそ北京にとられましたが、まずまずの面子がそろいました。
虫垂炎のベルディヒの動向がちょっと心配ですが、デル=ポトロを呼べたのは大きな成果でしょう。
ワウリンカは今年も参戦です。
主なところでは他にチリッチ、ゴファン、モンフィス、キリオスなどの名がみえます。
復帰したティプサレビッチもプロテクトランキングでエントリーしています。
錦織はまだ未勝利だけに、どうにか対戦が実現するドローになってくれないですかね。
デル=ポトロもそうですが、こちらは多少ドローが離れてもお互い勝ち上がる可能性もそれなりにありますし。
  1. URL |
  2. 2016/09/05(月) 15:42:10 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

2R様いつも詳細な分析ありがとうございます。大変勉強になります。
今後BIG4も全員30代に突入し怪我との戦い次第になってますね。そういう意味ではマレーが一番丈夫な気がしますが、No1が見えてきた今季は全米とジョコビッチの得意な室内シーズンが非常に重要で直接対決で2回くらい勝つ必要がありそうです。
錦織は13勝で最多なんですね。1シーズン通してセカンドウィークに残れたこと、MSでの安定した好成績は長年課題としていた肉体面の問題をクリアしている証拠ですが、やはりファンとしてはさらなるブレイクスルーを望んでしまいます。
  1. URL |
  2. 2016/09/05(月) 16:40:23 |
  3. ぽーち #2TDfamfI
  4. [ 編集]

2Rさんが書かれているとおり、来月の東京OPは、ベテランからイケイケの若手まで、まんべんなく網羅している感があり、期待に胸を膨らませています。私が観戦できる金曜まで、デルポンとティプサレビッチ(+バグダティス)が残っていてくれれば、なお嬉しいです。

強打タイプと安定型タイプの話題が出ていますが、メンタル面への負担は強打タイプの方が大きいのでしょうか?最後の最後まで無く打ちまくるというのは、なかなか難しいというか恐ろしいことですよね。
「きっと途中で迷いが出て腕が触れなくなるから、それまで何とか凌ごう」というのが、ロディックと対戦するときのセオリーだったような。ロディックはあまり好きな選手ではありませんでしたが、そう考えると精神力はかなりのものだったのでしょう。

フェデラーという更に高い精神性を持った選手が同時代にいたのが残念でした。

ジョコビッチは幾度となく強打を取り入れようとしていますが、一発で仕留めるのは性分に合わないのか、なかなか自分のものに出来ないように感じます。

一方マリーは、高速サーブ&強打&固いディフェンス力の全てを持ち合わせており、今大会絶好調です。悲願のNo.1になれるのか、レンドルコーチの腕の見せ所???いえいえマリー本人の気持ち次第です。ジョコビッチにしてもマリーにしても、対錦織戦で分の良い選手は大半の日本人から恨まれているようで気の毒です。
  1. URL |
  2. 2016/09/07(水) 16:49:19 |
  3. tote #-
  4. [ 編集]

むしろテニスをよく知らない層にしてみれば「こんだけジョコビッチやマレーと戦ってなんで全然勝てないのか」という
錦織選手に対して風当たりの強い風潮さえ生まれている気がします
かくいううちの還暦とっくに過ぎた父も「錦織は琴奨菊みたいなもんだろ 大事な所でいつも上に勝てない」とか
言うぐらいで「それはちょっと・・・」と思ってしまった次第です
  1. URL |
  2. 2016/09/07(水) 19:23:07 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

錦織勝利

>マルトさま

という風潮が出てきたところで、きっちり答えを出してきましたね。
見事な勝利でした。心なしかマイケルチャンの表情が穏やかだった
ような気も。
  1. URL |
  2. 2016/09/08(木) 08:07:16 |
  3. brunello448 #-
  4. [ 編集]

皆さま、コメントありがとうございます。

4強が1人もいないベスト4というのはさすがにここ近年は0ですが
1人だけというのでも十分珍しいんじゃないでしょうか。
なかなか当たり前の選手が常に勝つというわけにはいかなくなってきました。
とはいえ新しい選手が出てきた、というわけではないのもまた現在の特殊性を表しているといえそうです。


  1. URL |
  2. 2016/09/09(金) 09:51:26 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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