レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2016年、ATP最終戦はマレー優勝

マレーがジョコビッチとの頂上決戦を制しました。
最後の最後まで1位争いをするということもあまりないので
今年はうんと楽しめるツアーだったといえます。

マレーもジョコビッチも全勝で決勝に勝ち上がりましたし、
勝った方がNo.1ということでしたから正に決戦に相応しいストーリーだったと思います。
ただ、勝ち上がり方には違いがありました。

大会前は連戦連勝で勢いに乗ったマレーと
いまいち調子が出ないジョコビッチという状態でした。
私はそれでもジョコビッチのしたたかさが最後に結果を出すと思っていました。

大会が始まると、ジョコビッチは最初の試合こそ第1セット目を取られましたが
その後は完勝を続け非常に簡単に決勝にまでたどり着きました。

一方のマレーは同じ全勝でもRRの錦織戦と準決勝のラオニッチ戦で非常に長い試合を戦いました。
そしてマレーが大苦戦した錦織にジョコビッチが完勝したことも(錦織自身の調子の面が大きいとは思いますが)
両者の勝ち上がりの苦労の差を大きく際立たせることになりました。

マレーは連勝を重ねていましたが、連戦の疲れがいつ襲ってくるかという不安がありましたし、
その上で尚これらの長い試合の連続でしたから、
ドロー運も含めて流れがジョコビッチに傾いているような雰囲気を覚えました。

しかし、最後までわからないものです。決勝はマレーがストレート勝ち。
一体この人はどこまで体力があるんでしょうか。

ジョコビッチとしてはこれほどまでに順当に勝ち上がれる状況でしたから、
これで勝てなかったら落胆は大きいだろうという気もしていました。
しかし、決勝までの勝ち上がりはドロー運というだけでない強さがありましたし
決してその時代が終わったという感じではないと思います。
しばらく両者はNo.1争いを続けてくれるのではないでしょうか。

No.1在位週に関して言えば、年末でNo.1になっておくのは大きいです。
約2週間、何もしなくても在位週が稼げますから。
しかも全豪はジョコビッチがディフェンディングチャンピオンですから失効ポイントは大きいです。
マレーにはもうしばらくNo.1でいるための優位さがあります。

しかしマレーの年齢を考えると、この先一時代を築いていくというのはなかなか難しいものがあるでしょう。
となると、在位の長さよりも、もっと近い目標を定めたほうがいいのではないかと思います。
その一つが全豪のタイトルではないでしょうか。
もちろん英国選手代表として3度目のウィンブルドンを目指すというのもありでしょう。
フレッド・ペリーに並ぶ記録となるわけですから。
ただ、やはり生涯グランドスラムとまでは言わないまでも、
GS3大会までは制しておきたいところではないでしょうか。
グランドスラム実績におけるバブリンカとの差別化も必要です。

そして最後に、やはりこの人に触れなくてはいけませんね。
「名選手、名監督にあらず」の格言をテニス界で最も華麗に跳ねのけることに成功した
唯一にして無二の名選手にして名コーチと呼ぶにふさわしい存在、イワン・レンドルです。

仮に2006年当時のフェデラーのコーチに誰かがなっていたとします。
選手実績としてはもちろん今年のマレーより上ですが
それが名コーチと言われることは決してないでしょう。
やはりコーチにはコーチとしての実績と呼べるものがないと。

ジョコビッチのコーチ陣の一人にベッカーが入っています。
もちろん大いに助けになっているでしょうし、
何かと取り上げられるネームバリューを持っていますからそれはそれでいいんですが、
やはりジョコビッチをNo.1に押し上げた実質のコーチといえば、
他の誰でもなくマリアン・バイダということになるのは誰の目にも明らかです。

マレーにグランドスラムを取らせ、英国にウィンブルドンをもたらし、
オリンピック連覇をさせ、そしてNo.1に押し上げたのが
誰あろうレンドルであることには、一切の疑いの余地も入り込む隙はありません。

以前の記事がこちらです。
http://ausaga.blog71.fc2.com/blog-entry-820.html

今回の記事はその応答ということになりましょう。



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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/11/21(月) 18:47:34|
  2. 2016年10月~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:13
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コメント

マレーさすがでした。
やはり一時的な1位と年度末最終ランキング1位では印象が違いますし、しかも最後に直接対決を制した上での獲得ですので、文句なしの結果でした。
実はジョコビッチもこのファイナル優勝すると年間1位回数&ツアーファイナル優勝回数で歴代最多タイ(いずれもフェデラーに並ぶ)記録がかかっていましたが、残念でした。
何となくですが、ジョコビッチ失速には全仏獲得による燃え尽き症候群だけでなく、フェデラー&ナダル不在も影響してそうですね。
一方、マレーは安定した活躍をずっと続けて、ようやく報われてきた印象です。
あとマレーに必要なタイトルは4つ、全豪と全仏、さらにインディアンウェルズとモンテカルロです。(全て年の前半ですね)
キャリアゴールデンスラム&ゴールデンマスターズとなれば、他ビッグ4でも成し遂げていない唯一の記録となります。

ちなみに「2週間、何もしないでも稼げる」は「2ヶ月」ですかね?
  1. URL |
  2. 2016/11/21(月) 20:38:17 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

文句無しのNo.1!

今までのジョコビッチとの対戦では、最終的にマレーがフォアでミスさせられて自滅していたように思いますが、今回はそのフォアが最後まで安定していて素晴らしかったです。おめでとうございます。

ジョコビッチも深く返しているように見えましたが、しっかり振り切っているマレーに対して置きに行った感が否めず、通用していませんでした。らしからぬミスを連発していたのは、追い詰められて無理を強いられていたからでしょうね。

サーブも良かった〜。

底なしの体力、動じない強いメンタル、さすがNo.1です。
レンドルコーチ(&デルガドコーチ)最強!

ジョコビッチファンとしては、No.1奪還ならず残念ではありますし、年初から失効ポイントが多いのは大変だと思いますが、これで闘争心に再び火がつくのではないかと期待したいです。

最後に、今シーズンは上位選手の顔ぶれが大きく変わったシーズンでもありました。各選手心身ともにリフレッシュして、また熱戦繰り広げてくれるだろうことを楽しみにしています。

その前にデ杯決勝。デルポン頑張れ!














  1. URL |
  2. 2016/11/21(月) 21:49:04 |
  3. tote #-
  4. [ 編集]

レンドルはノムさんでしたか(笑)

今大会気になってたことがありまして、それは選手の方ではなくて審判なんですが。
ライアニさんが1試合も担当してないはずなんです。ユーモラスで選手とのやりとりが円滑という印象で一番好きな主審です。
もしかして現場を離れて統括部長みたいなものにでもなるのか?とか憶測しています。
  1. URL |
  2. 2016/11/21(月) 23:58:37 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

今回のツアーファイナルにてマレーは
6位チリッチ、5位錦織、4位バブリンカ、3位ラオニッチ、2位ジョコビッチに順番に勝って優勝したようです。

こんなに美しい優勝は史上初ではないでしょうか。
BIG4の最後の1ピースとしてもちょっと出来過ぎなような気がしますね。
  1. URL |
  2. 2016/11/22(火) 00:02:38 |
  3. sue #-
  4. [ 編集]

結局 レンドル様に帰結するのですねぇ^_^

WTFではランキング順に撃破ですか。

美し過ぎる。

来年は全仏あたりまでマレーは1位と推測、全仏 全英後あたりでどうなってるでしょうね。

ちなみに私的には史上最強はサンプラスなんです。
こちらのデータ的にはフェデラー、レンドルに勝る部分は少ないですが、
GS決勝で強かった世代的な印象度ですかね。
データ的には年末NO1回数が6 とこれが他2人に勝るデータですね
  1. URL |
  2. 2016/11/22(火) 08:13:51 |
  3. カムイ #-
  4. [ 編集]

ジョコビッチファンにとっては失意の一年となりました(前半は
よかったんですが)。
あの連戦熱戦を潜り抜けてきたマレーに脱帽するしかないです。
穿ち過ぎかもですが、ジョコビッチの決勝までの相手が
イマイチ歯応えが無かったため、段々のギアアップが出来なかったのかな...なんて(錦織はあきらかに疲れているっぽかったので)。
でもスーツ姿はジョコビッチがNO1でした。知的な感じに弱いのです。
  1. URL |
  2. 2016/11/22(火) 12:30:30 |
  3. もん坊 #-
  4. [ 編集]

話がそれますが、私42才のおじさんです。
20年前くらいに、テニスの魅力にとりつかれました。
その時は、全盛を過ぎたレンドル、マッケンローがいて、エドバーグ、ベッカーがいた。
そこにサンプラス、アガシ、クーリエ、チャンが食い込み、No.1争いが面白かった。
グランドスラムを複数優勝する選手たちが、No.1争いを常にする状態。
サンプラスが長期政権をつくるまで、楽しかったなー。
ビッグ4を鮮やかに打ち破る選手でてこい!
  1. URL |
  2. 2016/11/22(火) 12:42:17 |
  3. ぽん #-
  4. [ 編集]

ポンさん

同世代かつ私もその時代とても楽しかったです。
正確にいうとちょっと前の80年代末から90年代初めが見始めでした。

レジェンド コナーズ マッケンローがまだ頑張っていて
レンドル ベッカー エドバーグがNO1争いをし
サンプラス、チャン、アガシがGSファイナリストになる
松岡のGS1回戦突破に狂喜乱舞する

懐かしいです。

その後サンプラス全盛期、その後の過渡期までは追いかけてましたが

フェデラー全盛期の2000年代中盤は彼が強すぎて、少しテニスの観戦に
興味が薄れてました。
※今思うと勿体無い。もっと最強フェデラーを味わっておけばよかった。

それを引き戻してくれたのが2008年からの錦織。
ちょうどビッグ4を形成し始めたころですね。

ビッグ4が瓦解した今、時代がまた動き出しそうです。

その中心に錦織にいて欲しいものですが、、、、

それにつけてもテニス半世紀をきれいに纏めてあるこちらのサイト、見事です。
管理人様に感謝です。
  1. URL |
  2. 2016/11/22(火) 18:24:25 |
  3. カムイ #-
  4. [ 編集]

管理人様
毎日このサイトを楽しみに読ましていただいています。
私はテニスオタクで見るのもするのも大好きで、初めてテニスを見たのが、全英のローズウォールとニューカムの決勝戦です。
それ以来のテニスの魅力に取りつかれ、いろいろな選手を観てきました。特にレンドルは憎らしいほど強く
マッケンローファンの私はレンドル最強説は認めたくないですが、認め猿えませんでした。
特に年間勝率90%以上を5回。これは2度と破れないテニス史上最高の記録だとおもいます。前置きが長くなりました。管理人様にお願いがあります。お忙しいところ大変とはぞんじますが、レンドルの1980年と81年の記録が調べても解りませんでした。多少の誤差はあると思いますが80年が95勝、81年が109勝のようです。2年間の負け数は44敗のようです。どうでもいい記録ですが知りたいのです。
お手数をおかけしますがお願い致します。
  1. URL |
  2. 2016/11/22(火) 21:58:21 |
  3. ヤマネコ #-
  4. [ 編集]

申し訳ございません。80年が107勝、81年が95勝でした。
  1. URL |
  2. 2016/11/22(火) 22:09:40 |
  3. ヤマネコ #-
  4. [ 編集]

https://en.wikipedia.org/wiki/Ivan_Lendl_career_statistics#ATP_tournaments_statistics
既にご存知かもしれませんが、↑ですと、1980年は110-28、1981年は96-14ですね。
データの出所はよくわかりませんが。。。
  1. URL |
  2. 2016/11/22(火) 23:00:59 |
  3. sue #-
  4. [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. |
  2. 2016/11/23(水) 19:45:42 |
  3. #
  4. [ 編集]

ランキング史上初

トップ10の選手の出身国が全員違うのはランキング史上初なのだそうです。
スペイン、フランス、アメリカ、ロシア辺りの元気のなさが原因ですかね?
  1. URL |
  2. 2016/11/25(金) 23:01:43 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

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