レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2017年、フェデラーが決勝進出

フェデラーがフルセットでバブリンカを下し、遂に決勝に進出しました。
今回は第17シードということで、他のシード選手たちにとっての厳しさを演出する選手と見ていましたが
まさか本人がそれらすべてを駆逐してここまで来てしまうとは驚きです。

私の予想はバブリンカの勝利でしたが、外れて嬉しい予想というのも不思議なもんです。
ただ、第4セットは心境的にはかなり不安でした。
バブリンカは決して好調ではないのに、フェデラーの方が勝手に自滅しているような印象で、
前記事で書いた私の展開予想に近づいているようにも思えました。
バブリンカの強打は最後まで活きていましたが、フットワークの方は確実に落ちていました。
勝因はそこだったかと思います。

昨日のプレーの中ではフェデラーのネットパフォーマンスが見事でした。
今の時代、常にネットで勝負するのはほぼ不可能です。
現代の選手たちのパスの威力、ボールの回転数には、ボレーの技術だけで太刀打ちでません。
動き、読み、ネットに出るまでのショット精度、そしてネットそのものの能力の全てが備わっている必要があります。
確実な組み立てが必要で、いかなフェデラーでも考え無しにネットに出るとやられてしまいます。
事実、バブリンカの見事なパスには苦しめられたと思います。
それでも、バブリンカのような強烈なショットを持つ選手を相手にネットでも勝負できる
唯一の選手はフェデラーであると言っていいのではないでしょうか。
もちろんあくまでもネットプレーはオプションの一つですから、サーブ、
そしてとりわけストロークがしっかりしているのこそが重要ではあるのは変わりないですが。

フェデラーは全豪では7年ぶりの決勝進出となります。
グランドスラムの中で一番遠ざかっていたことになります。

グランドスラム最多優勝を誇るフェデラーは準優勝も多いですが、
実は全豪では一番少なく、2009年のナダルからの敗戦の1回しかありません。

決勝の相手はナダルかディミトロフか。
世間的にはナダルとの元祖頂上決戦の再現を期待する声が大きいようですがどうでしょうか。

そりゃ私も観たいですよ。ナダルvsフェデラー。

しかし、ナダル、勝つかなあ・・・。

これまで幾度も常識を覆してきた選手ですから今回もあるいはと思いたくもなりますが
さすがに今回は私の予想はディミトロフです。

ディミトロフはサーブもいいしショットパワーもありますので
主導権を握っている場面では優位に立てると思います。
あとはナダルが押している場面で逆襲の一手をどれほど出せるかになります。

対抗措置としていくつか考えられますが、まずは守備力。これはジョコビッチやマレーがナダルを攻略した方法です。
身体能力が如実に表れますので結構大変ですが、今のナダルは以前よりも強打で押してくるので
粘っていればミスが出たり甘い球が来たりということもあり得ます。我慢が必要ですが有効な手段の一つです。

続いて技巧。2007年にフェルナンド・ゴンザレスが全豪でナダルを下しましたが
あの強打のゴンザレスがナダルに付き合わずにペースを乱したとして話題になりました。
もっとも、ナダルはその後スタイルを変化させているのでそのまま同じようでは
攻略法にはならないかもしれませんが一つのオプションとしてありだと思います。

そしてもう一つ、最もシンプルで効果的と思われるのが、強打を多用するという方法です。
全仏で連勝を止めたソデルリングの戦い方です。
ジョコビッチが一時ナダルに連戦連勝でしたがその時もこれが有効でした。
単に力業というのではなく、ナダルの浅くなった球を踏み込んで叩くという方法になるので
ショットの見極めもある程度必要になりますが、それでも粘るよりは遥かに簡単にポイントが取れます。

ナダルには浅い球が多くなる時間帯があります。
ズベレフなんかもそうでしたが、そうした時間帯にはどんどん押していけるんです。
しかし、ここに落とし穴があります。
ナダルは細かくペースを変えてくる選手です。浅かった球が深く入り出す時間帯というのも出てくるんです。
そうなると、それまパワー一辺倒で圧倒できていた選手が急にポイントが取れなくなり
どんどんペースが乱れていきます。それまで簡単に取れていただけに尚の事そのギャップに応対できません。
そうなるとそこからはナダルのターンになります。

パワーで押せるときは簡単にポイントを取れるのでそれで問題ないと思います。
しかし、そうでない時間帯になった時に引き出しの多さをどのように生かせるか、
ディミトロフとしては正にそこが勝敗を分けるカギになると思います。

今までのようにパワーだけで押せるからとそこから展開もなく戦っていると勝てません。
ただ、私は今のディミトロフであれば、そのような時にも効果的に処理できるのではないかと考えますので
最終的な勝者はディミトロフという予想になります。

さて、実際の試合はどのような展開になりますか。



スポンサーサイト

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2017/01/27(金) 12:31:25|
  2. 2017年1月~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<2017年、全豪決勝はフェデラーvsナダル!! | ホーム | 2017年、全豪ベスト4>>

コメント

2011年以降の全豪は5回のSF進出のうち、覚醒ジョコビッチに2回、苦手のナダルに2回、マレーに1回、
と、実力者に止められたので仕方ないと思いますが、またこうして決勝に進出できて本当に良かったです。
まさか約半年休養後の復帰最初の公式戦でここまで戦えるとは。

激しいフルセット戦で心身ともに疲れていると思いますが、幸いトップハーフは2日間休めるので、
しっかり休んで最高の決勝戦を見せて欲しいです。
できればナダルに2009年の決勝のリベンジを果たして欲しいところですが・・・
  1. URL |
  2. 2017/01/27(金) 14:33:29 |
  3. ラカン #KTFWzs4k
  4. [ 編集]

ナダル ディミトロフが凄い試合をしています。
間違いなく今年全豪のベストバウド・・・いやこの1、2年のGSを振り返ってもこれだけ互いが高次元でやりあった試合があったでしょうか?

全豪ジョコ ナダルの最長試合 、ウィンブルドン フェデラー ナダル 、ジョコビッチ ワウリンカ名勝負数え歌 そんなんに匹敵しそうな予感

  1. URL |
  2. 2017/01/27(金) 22:01:51 |
  3. カムイ #-
  4. [ 編集]

フェデラーの脚

ライブでは5セット目の途中しか見られず、NHKのダイジェストも4セット目は丸々飛ばしてしまい。。。どんな感じだったのでしょう?

3セット目はよくわかりませんでしたが、メディカルタイムアウトを取った後のフェデラーの歩き方はすごくぎこちなく感じました。股関節ですかね。。。2日で戻せるといいのですが、決勝が長丁場になると、影響あるかもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2017/01/27(金) 22:03:06 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

いや、ボトムハーフの準決勝も凄かったですね。
スコアのみなのでNHKとyoutube待ちですが。
試合時間は4時間56分。
2009年準決勝のナダル対ベルダスコが5時間14分と、
かなり近い試合時間でした。
フェデラーもナダルも年齢を重ねているので、回復できるかが鍵ですか。

> かめさん

僕も確か試合終了時にネットに向かう時の足の運びだったと思うのですが、
NHKの放送を見ていて違和感を感じる場面がありました。
無事だと良いのですが・・・

あと、フェデラー対バブリンカ戦のフルマッチ動画が上がったのでリンクを貼っておきますね。
https://www.youtube.com/watch?v=7laz_hV3QbE

削除されるかもしれないのでお早めに。
  1. URL |
  2. 2017/01/27(金) 23:56:13 |
  3. ラカン #KTFWzs4k
  4. [ 編集]

管理人様の分析通りディミトロフはファイナルの最後まで機能したと思います。最後の3ゲームも10回やったら半分はディミトロフが勝ったでしょう。それでも勝ったのはナダルでした。なんなんでしょうか。
フェデラーが錦織に勝った時から何となく期待感が高まってましたがまさかFEDALがGS決勝で実現するとは。単純に35歳と30歳の決勝というのもかなり高年齢なのではないでしょうか?
  1. URL |
  2. 2017/01/28(土) 10:11:25 |
  3. ぽーち #2TDfamfI
  4. [ 編集]

皆さま

いやー壮絶な準決勝でしたね。
実に楽しみました。ハラハラして冷静には見られなかった部分すらあります。
両者物凄い集中力でしたし、何でここで決められないのか、と思わせるタイミングが何度も何度もありました。

決勝の年齢ですが、両者が30歳を超えているというのは
ぱっと見た感じ、2002年全米のサンプラスvsアガシ以来でしょうか。
その時の両者は31歳と32歳です。

それ以外だともうオープン化後間もない辺りの
レーバーvsローズウォール(2回)とか、レーバーvsヒメノとか、ローズウォールvsマルコム・アンダーソンとか
その辺りしか思い浮かびません。

一応最高齢のGS決勝というのは1972年全豪のローズウォールvsマルコム・アンダーソンで、37歳と36歳でした。

もしかしたら今回はオープン化後GSでは、史上2番目の高齢決勝とかもしれません。


  1. URL |
  2. 2017/01/28(土) 10:56:31 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ausaga.blog71.fc2.com/tb.php/1044-147e1a59
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Au-Saga

Author:Au-Saga

本体へのリンク

男子テニスデータ検証サイト
【レンドル最強説】
【更新履歴】
【ATP】

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

FC2カウンター