レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2017年、モンテカルロマスターズ開幕

クレーシーズンの到来です。

かつて、クレーシーズンというのは少々つまらなかったものです。
しかしナダルの登場とともに特にコアな季節に様変わりしました。
その後ナダルが力を落としてもまだまだ注目度は大きいです。

グランドスラムの他にマスターズ大会が3つもありますし
選手によってはこの季節をいかに乗り切るかが年間成績のカギを握ってすらいます。

体力がものをいうクレーコートでの戦いは若い選手に有利になる傾向にあります。
しかし今は若手不足。この辺りがどのように作用するのか、
先が読めないという面白さも今のツアーの特徴といえるのではないでしょうか。

モンテカルロはトップ選手にとて出場義務が免除された大会です。
しかし今大会では多くの選手がエントリーしています。
上位選手で不参加を表明しているのはフェデラー、錦織、キリオスだけです。
※ラオニッチも不参加だったようです。ご指摘いただきました。

マレー、ジョコビッチのトップ2は年初のハードコートシーズンは低調でした。
両者とも、もうベテランと言える年齢ではあるのですが、
クレーシーズンではもう少し活躍をして、落としたポイントを取り返さなくてはいけません。
昨年の今時点ではジョコビッチの一人勝ちのような印象を与えていましたし、マレーも充分な実績を上げました。
僅か1年で随分と雰囲気が変わるものです。
トップ2の復調如何は今後の勢力図の大きなカギを握ることになるでしょう。

かつてのクレーキング、ナダルはモンテカルロで9回もの優勝を果たしています。
今年に入ってから復調気味ではあるものの、まだ大会優勝はありませんので
相性の良いこの大会でタイトルを取って勢いをつけたいところでしょう。
しかし、以前の圧倒的な力はありませんので、では本命かと言われればそうは言い切れないのが正直なところです。

第3シードのバブリンカも、優勝候補の一角を担っているといえます。
2014年の大会優勝者で、全仏タイトルもありますのでかなりの本命感を出していますが、
意外にもこれまでのクレーマスターズ実績はあまり良くありません。
実にあっさりとした負けが多いのには驚かされます。
グランドスラムに照準を合わせているかのような立ち回りをする選手なので
他の選手からすれば贅沢の極みですが、マスターズを練習大会的に捉えているのかもしれません。
通常であれば可能性はあるが本命、次点にも入るか入らないかといったところの選手です。
しかし今回は少し違うと思います。モンテカルロは全仏まで期間もありますのでここで少しばかり力を注ぎ込んでも
全仏で息切れしてしまうということにはなりません。
混沌としている力関係の中ですから、こういう時に優勝をさらい易いというのもあります。
意外やこういう時のバブリンカは結構やる気がします。
ということで、私としては優勝経験もあるバブリンカを大会のキーマンと捉えています。

近年は、クレーコートでもハードコートライクに戦っていける部分があります。
以前のスタミナ全振りの戦い方でなくでも、調子が伴えばパワー型の選手が相手を圧倒することも可能です。
そうした選手が突発的に活躍することもあるでしょう。
ただ、そういう選手は1試合、1大会の結果が良くてもその後が続きません。
もちろんハードコートでも同じ傾向といえますが、クレーでは更に際立って影響してくる部分です。
チリッチやズベレフといったパワー型の選手の一回性の戦い方を気にしつつも、
クレーシーズンを通じての成績ではより期待が持てる、ゴファンやティエムといった選手の成績にもまた目を向けておきたいです。

特に私個人としてはティエムやディミトロフはフェデラー、バブリンカの後を襲う片手打ち期待の星ですから
クレーでも戦えることを充分に示してくれないといけません。



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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2017/04/17(月) 12:04:05|
  2. 2017年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

モンテカルロはお金持ちが集まる土地なだけに、ツアー随一の優雅な雰囲気の大会ですよね。
錦織はスケジュールの戦略上もう何年も出ていませんが、マスターズやグランドスラムのタイトル獲得などの目標を
一定達成できれば、30歳あたりからモンテカルロにも出場してほしいと密かに願っております。
やはり上位選手であるからにはこのモンテカルロマスターズを十分に経験せずして現役生活を終えるなんて勿体ないと思いますし、
この貴族的な大会の中での錦織っていうのをぜひ見てみたいですしね。

あ、あと不参加の上位選手にカナダの人をお忘れですよ(笑)
  1. URL |
  2. 2017/04/18(火) 04:38:33 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

>フェレールのくわえタオル様

モンテカルロに出場義務がないのは、全仏から期間が離れているというのもありますが
それでも皆が出たいと思う特別な大会だからこそというのがあるのかもしれません。
錦織の場合は長く戦う体力の問題でスケジューリング優先なんでしょうが
実際にコート相性は悪くないと思うので出ればそこそこやれると思うんですけど。

あと、カナダ人出てなかったんですね。失礼しました。
記事の方追記しておきました。ご指摘ありがとうございます。

  1. URL |
  2. 2017/04/18(火) 08:50:49 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

クレー得意な選手は割と片手の選手多いんですよね。
確か以前、安定感との両立なら両手は優位でも純粋なパワーでは片手は劣るどころか勝る事も多い、だったでしょうか
そんな話があったようななかったような(うろ覚えすみません)
復帰して最近少し勝ちを挙げているロブレド、アルマグロ、クレー勝率自体は平凡ですがクレー大会の決勝進出が多いコールシュライバー、
クエバスやベルロクなどの選手も、ベテランが多いですが・・・。若手だとティエムがクレー得意な片手の系列ですね。
ティエムの母国オーストリアの偉大な先輩ムスターも片手でしたが、ATPサイトを見るとムスターが一時現役復帰してティエムは
まだまだ1800位ぐらいの頃にダブルスを組んでいたこともあったとか。当時から後継者として期待されていたのかもしれませんね。
話を戻して、もっともロブレド、アルマグロは既に敗退、管理人様一押しのコールシュライバーは先週の疲れからか出場を取りやめたようですが
クエバスは二回戦まで勝利して三回戦へ、ベルロクは一回戦に勝ち二回戦に進出している状況です。
  1. URL |
  2. 2017/04/19(水) 07:46:14 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

>マルト様

片手打ちがクレーで両手を凌駕した例としては80年代レンドル、90年代ムスターを上げることができます。
当時としては例外的な攻撃バックハンドを打てたというのが大きかったですが
スライスやムーンボールでの守りのショットにも長けていたという点も見逃せません。
その点は今だとフェデラーやディミトロフにも似たようなものがあると思います。
そして何よりの決め手はやっぱりフォアハンドだったというのも共通点と言えるでしょう。
一方で、今のテニス界では以前のような守りのプレーを多様していては安定して戦えません。
かつてのムーンボールやスライスはよっぽど上手く使っていかないと逆に攻撃のチャンスにされてしまいます。

バブリンカがジョコビッチを下して全仏を取りましたがあの時は本当に攻撃バックハンドが上手くはまっていました。
かといって常にバブリンカがジョコビッチを圧倒できるかというとそうでもないのですが
一つの指針になるプレーだったと言えるでしょう。
今はティエムにその可能性を感じさせます。
その意味でもティエムには頑張ってほしいのですが。


あと、かつてのクレー巧者の名残りが根強く残っているのか、
スペイン選手の多くには不思議な疑問がわきます。
ロブレドやアルマグロなどショット一つ一つを見る限り実に素晴らしい選手なんですけど
なんで大きな大会で勝ち切らないんでしょうか。
片手打ちではないですがベルダスコからも同じような印象を受けます。
ナダルという例外的な選手がいたとはいえマスターズの一つや二つ、
ないしは全仏ベスト4などの実績があっても少しもおかしくはないと思えるのです。
これは本当に不思議なことです。


  1. URL |
  2. 2017/04/19(水) 09:52:46 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

管理人様、なるほど守備のショットの存在を忘れていました。
オールコートタイプではありますがこれまた片手打ちのガスケがジュニアの頃からフォアはムーンボールを多用していていたみたいですが
反面攻撃性を失ったことが若い時の期待より伸び悩んだことに繋がっているのと関係が深そうです。

ロブレド、アルマグロ、ベルダスコですが彼らよりBig4を始めとする他の選手が更に強かったから、では元も子もない気がするので
真面目に考えるとスペインにはナダルの他にフェレールの存在もいたからとも考えます。最近元気が無くて寂しいですが・・・。
それだけでは物足りないのでこの三者のグランドスラムでの対Big4成績を取り上げてみます。

ロブレド
対フェデラー 
フェデラー勝利・・・2007全豪ベスト8、2007全仏ベスト8、2009全米四回戦、2011全豪四回戦、2014全英四回戦
         ロブレド勝利・・・2014全米四回戦
計1勝5敗
対ナダル
ナダル勝利・・・2013全米ベスト8
計0勝1敗
対ジョコビッチ
ジョコビッチ勝利・・・2006全英二回戦、2008全米4回戦
計0勝2敗
対マレー
マレー勝利・・・2013全英三回戦
計0勝1敗
(四人合計1勝9敗)
ロブレドは同世代のフェデラーとの対戦が抜けて多く2007全豪と全仏・2014全英では自己最高到達地点で敗れています。
初めてにして唯一勝った2013全米ではそれまでの自己の全米での記録を破る事にもなりましたが次でナダルに敗退します。

ベルダスコ
対フェデラー
フェデラー勝利・・・2012全米三回戦
計0勝1敗
対ナダル
ナダル勝利・・・2008全仏四回戦、2009全豪ベスト4、2010全米ベスト8
ベルダスコ勝利・・・2016全豪一回戦
計1勝3敗
対ジョコビッチ
ジョコビッチ勝利・・・2007全仏四回戦、2009全米ベスト8、2015全豪三回戦、2017全豪一回戦
ベルダスコ勝利・・・2005全米三回戦
計1勝4敗
対マレー
マレー勝利・・・2007全豪二回戦、2013全英ベスト8、2014全仏四回戦
ベルダスコ勝利・・・2009全豪四回戦
計1勝3敗
(四人合計3勝11敗)
ベルダスコは逆にフェデラー以外との対戦の数がある程度あります。そしてフェデラー以外の全員に1度勝利を挙げている形です。
ナダルには2009全豪・2010全米・2014全仏、ジョコビッチには2007全仏、2009全米、
マレーには2013全英、2014全仏でそれぞれ自己最高到達地点で敗れています。

アルマグロ
対フェデラー
フェデラー勝利・・・2005全仏二回戦
計0勝1敗
対ナダル
ナダル勝利・・・2008全仏ベスト8、2009全米三回戦、2010全仏ベスト8、2012全仏ベスト8、2015全仏二回戦
計0勝5敗
対ジョコビッチ
ジョコビッチ勝利・・・2011全豪四回戦
計0勝1敗
対マレー
アルマグロ勝利・・・全仏三回戦
計1勝0敗
(四人合計1勝7敗)
これまた打って変わってアルマグロはナダルが五回の対戦で他の三人は一回ずつです。
2009全米ナダルと2011全豪ジョコビッチ以外は全仏の対戦なのはアルマグロが生粋のクレーコーターである事を改めて示しています。
全仏の三度の自己最高到達地点のベスト8ではいずれもナダルに敗れています。
こうしてみるとやはりフェレールやベルディヒをはじめ今のベテラン勢は大体そうだとも言えますが、
Big4全盛期はBig4のうち一人を倒して勝ち進んでもまた次のBig4が来て阻まれるというのが伺えます。










  1. URL |
  2. 2017/04/19(水) 23:18:11 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

マルト様

詳細なデータありがとうございます。
こうしてみると、如何にビッグ4が障害になっているかが明確になりますね。

いつの時代も最強の存在というのはあって、多くの選手の野望を打ち砕いてきたわけですが
これほどの人数がしかも長年に渡って君臨してきているとなると本当に稀で
その意味ではここ数年~10年ほどのプレイヤーはかなり損をしているといっても差し支えないでしょう。

ベルダスコなんてハードコートでのパフォーマンスもいいから、
時代が違えばリオスやクエルテン級の活躍の可能性すらあったのではと疑いたくもなります。


  1. URL |
  2. 2017/04/20(木) 13:30:10 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ATPのサイトを開いて「あらら、トップシードが・・・」
と思ったら、またしてもいくつかフラグが消化されてますね(笑)

> かつてのクレーキング、ナダルはモンテカルロで9回もの優勝を果たしています。
> しかし、以前の圧倒的な力はありませんので、では本命かと言われればそうは言い切れないのが正直なところです。

=> 初戦(2回戦)はフルセットながらも3回戦はズベレフ(弟)相手に完勝。

> 第3シードのバブリンカも、優勝候補の一角を担っているといえます。

=> あらら・・・

> 特に私個人としてはティエムやディミトロフはフェデラー、バブリンカの後を襲う片手打ち期待の星ですから
> クレーでも戦えることを充分に示してくれないといけません。

=> ティエム敗退。 ただ、相手がゴファンです。 この段階で当たるには惜しいドローでした。
   ディミトロフは当然まだ残っているかと思ったら初戦で敗退していました・・・

とりあえず、トップハーフはこの先誰が勝ち上がるか読めませんね。
  1. URL |
  2. 2017/04/21(金) 00:22:48 |
  3. ラカン #KTFWzs4k
  4. [ 編集]

>ラカン様

相変わらず外しますね、私の予想は。
しかしそれを恐れていて表面的な事を言っていても仕方ないですからね。

ナダルとジョコビッチが残っています。
久々の対戦が観たいですが、ゴファンが気になります。
ジョコビッチがよもやということはないと思いたいですが
最近のジョコビッチは分からないですからね。
まあゴファンが勝ち上がるならそれはそれで面白くなるとは思うのですが。

  1. URL |
  2. 2017/04/21(金) 09:57:07 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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