レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2017年、全仏はいよいよ決勝へ

準決勝の2試合は対照的な展開になりました。
どちらもじっくり観て大いに楽しみました。

マレーは正直健闘したと思います。
こう言っては何ですがバブリンカにミスがあるうちは互角に打ち合えるという力関係でした。
ミスがなくなっていた時間帯では数段バブリンカのほうが上と感じさせました。
マレーは今大会復調の兆しを見せていましたが、絶好調時にまで戻っていたとは思えません。
それでも苦手はクレーでここまでの試合ができたのですから
グラスシーズンにはよい影響が出るかもしれないです。

言い換えると、バブリンカの力が凄かったと、その一言に尽きます。決定力の差が如実に現れました。
マレーには本来守備力があって、それをフルに発揮して喰らいついていければ
去年のような勝利もありえたのでしょうが、今回は完全に力負けでした。
ただ、バブリンカも今大会初めてセットを落としたのですからマレーも意地を見せたといえます。
決勝に向けてバブリンカの修正箇所はそのミスの多い時間帯を出さないようにしないといけないということでしょう。

ナダルとティエムの試合は完全に選手が打ち砕かれるシーンを見せつけれるものでした。
ティエムもこれまで失セット0で、しかもジョコビッチを圧倒して勝ち上がってきたのですから
不調だったとは思えません。時折見せる思い切りのいいショットは痛快の極みでした。
しかし、そんなギャンブル的なショットはずっと続きません。要所を完全にナダルに抑えられてしまいました。
最後はもう打つ手なしで、ただひたすら打っていくプレーが基本のティエムとしては
途中でスタイルを切り替えることも叶わず、そのまま敗退となってしまいました。
良い選手だと思いますが、このような展開になった時のために
プレーの幅広さを身に着けるのは今後の課題と言えるでしょう。

決勝はナダルvsバブリンカとなります。
バブリンカはティエムに近いタイプです。
ナダルにとって準決勝は良い仮想決勝になったと捉えることもできるかもしれません。
バブリンカはティエムよりも緩急の緩がありますから
まったく同じ展開になってしまうということはないと思いたいですがどうでしょうか。


・・・だめですよ皆さん。
なんだか片方が相当有利なんじゃないかとかいう思い込みの予想を立てては。
グランドスラム決勝とは特別な場ですから。
もうここまで来たらどちらとも言えないはずです。

どちらとも言えないんですけど、
えー、今回は、バブリンカの、優位性を見てみましょう。


まず、グランドスラム決勝勝率、100%!!
ナダルはもちろん、フェデラーでもジョコビッチでも、
レーバーでもボルグでも達成できていない見事な成績です。

次に過去の対戦成績。ナダルの15勝3敗です。
大きく勝ち越していることから油断を生み出す危険性をはらんでいるのはナダルのほうです。

これまでの勝ち上がり。
バブリンカはマレー戦こそフルセットでしたがそれ以外はすべてストレートです。
ナダルはカレノ・ブスタ戦で1セットしか取ってませんから
得セットに関してはバブリンカのほうが上なのです!
今は失セットの話はしてません。

準決勝の戦い。
ナダルは簡単にウォームアップ程度で終わってしまった、
しかしバブリンカは十分に体を温めました。
ティエムが仮想バブリンカということで何となくウォームアップ状態のまま
試合に臨んでしまいそうなナダルと違って
全くタイプの違う相手と戦うバブリンカは出だしからを引き締めて挑めます。

ベテランのナダルには体力的な不安があります。年齢もバブリンカより1つしか下ではありません。
ここまで簡単に勝ちあがってきているとはいえ、これは不安です。
バブリンカは、フェデラーと同じ国の人ですし、
そもそも遅咲きの選手なので年齢はあまり気にしなくてもいいのです。

バブリンカは全仏オープンで過去に優勝したことがあるという実績があります。

スポーツの祭典であるオリンピックでも、ダブルスではありますが、
バブリンカは金メダルを取ったことがあるという実績があります。

ついでに全豪とか全米とかの優勝の実績もあります。

長い歴史を誇る全仏でも、スイス人選手が
決勝でスペイン人選手に負けたというのは過去に4例しかありません。

最後に、バブリンカは私の好きな片手打ちバックハンドです!



・・・

・・・

・・・

普通にナダルかなあ。
ここまで来たらフラグとかあまり関係ないでしょう。

ただ、ナダル優位という前評判は変わらないでしょうが
バブリンカも緩急の使い分けや、ナダルのミスを誘うプレーなど
ティエムではできなかったプレーを駆使して有効に戦ってほしいです。
パワー自体はティエムに負けていないと思いますし
さすがに経験値では隔絶の差があります。

ナダルも復活なったとはいえ以前のミスのないプレーや驚異のフットワークはありません。
付け入る隙もゼロではないはずなのです。
片手打ちバックの選手はナダル対策に苦労させられてきた歴史があります。
しかし、ハードとクレーの決定的な差はあるものの、
全豪のフェデラーのプレーは一つのヒントになりえます。
まあ、あれはフェデラーだからこそ、しかもそのフェデラーが何年もかけて
ようやくたどり着くことができた境地だともいえるのかもしれませんが
ティエムと同じような戦い方ではダメなのはバブリンカも重々承知のはずです。
決勝、楽しみにしましょう。



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  1. 2017/06/10(土) 13:59:00|
  2. 2017年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<2017年、全仏はナダル優勝 | ホーム | 2017年、全仏はベスト4へ>>

コメント

決勝はどれだけ競ることができるかが見どころでしょうか、あっさりストレート勝ちしても全く驚きません。決勝進出までに29ゲームしか落としてません。
それと全仏の最小失ゲーム数ってボルグの32であってますか?
  1. URL |
  2. 2017/06/10(土) 14:15:33 |
  3. たかはし #-
  4. [ 編集]

ハードコートでフェデラーが無敵、クレーシーズンはナダルが無敵と10年前かと思いますが、またも、30代決勝となりましたね。WBもあの方が万全できますし30代対決かもしれないと思うと、big4時代の新たな歴史として30代対決GSを達成してほしいです。
しかし、10年前にバブリンカが3回もGSも勝って決勝でナダルと当たると聞いたら信じられませんが、マグナスノーマンはとても合った素晴らしいコーチなのでしょうね。SFのティエムを見ていてソダーリングは対した選手だったんだなぁと思いました。
  1. URL |
  2. 2017/06/10(土) 16:21:05 |
  3. ぽーち #2TDfamfI
  4. [ 編集]

スタンザマンvs赤土の帝王

管理人様!スイス人選手が全仏決勝でスペイン人選手に負けたのは4回でございます!!

スタンはファイナルセットがスタンザマンモードだったと聞いているので、わりと激戦に期待しています。
いや、スタンは中1日あくともう何も読めないんですけど。

しかし、これで全米から3大会続けて片手打ち選手が決勝に来ています。
いずれはここに刻まれるのがフェデラーやワウリンカでなくティエムになる日が来たらいいのですが。

ところでワウリンカが躍進した2014年以降のグランドスラム決勝出の両手打ちと片手打ちの比率はこうなっています。
片手打ちvs両手打ち
2014全豪、ウィンブルドン、2015全仏、ウィンブルドン、全米、2016全米、2017全豪、全仏
片手打ち4勝 両手打ち3勝

片手打ち フェデラー4ワウリンカ4
両手打ち ナダル3ジョコビッチ5
フェデラーvsジョコビッチ3 ナダルvsワウリンカ2 ジョコビッチvsワウリンカ2 フェデラーvsナダル1


両手打ちvs両手打ち
2014全仏、全米、2015全豪、2016全豪、全仏、ウィンブルドン

ジョコビッチ4マレー4ナダル1チリッチ1錦織1ラオニッチ1

ジョコビッチvsマレー3 ナダルvsジョコビッチ1 マレーvsラオニッチ1 チリッチvs錦織1



続いてナダルが1位を奪取した2008年から2013年までのデータ
片手打ちvs両手打ち
2008全仏、ウィンブルドン、全米、2009全豪、全仏、ウィンブルドン、全米、
2010全豪、2011全仏、2012ウィンブルドン

片手打ち フェデラー10
両手打ち ナダル4マレー3ソデルリング1ロディック1デル=ポトロ1

両手打ちvs両手打ち
2008全豪、2010全仏、ウィンブルドン、全米、2011全豪、ウィンブルドン、全米、
2012全豪、全仏、全米、2013全豪、全仏、ウィンブルドン、全米

ジョコビッチ11ナダル9マレー4ツォンガ1ソデルリング1ベルディヒ1フェレール1

ナダルvsジョコビッチ6 ジョコビッチvsマレー4 ジョコビッチvsツォンガ1 ナダルvsソデルリング1 ナダルvsベルディヒ1 ナダルvsフェレール1


スイス人以外の片手打ち選手がグランドスラム決勝に進んだのは2007年全豪のF・ゴンザレスが最後です。
また、片手打ち同士の決勝戦もこれが最後です。
それ以前のフェデラー絡みの決勝でも片手打ち同士なのはフィリプーシス戦くらいなのですが、この期間に決勝に進んだ両手打ち選手とのなかでは、ナダルやロディックなどの80年代生まれの選手が大多数を占める中、2005年に全米決勝に進んだアガシの存在が際立ちます。

しかしスイスという国は不思議ですね。
数少ないトップ選手2人がいずれも片手打ちで、しかも彼ら2人以外の片手打ち選手はもう10年もグランドスラム決勝の舞台に立っていないのですから。

ちなみにランキングの方ですが、決勝の勝者は完全にマレーとの1位争いに加わる形になります。
いかんせんマレーにはウィンブルドンの2000Pt失効があります。
ナダルもワウリンカもウィンブルドンは早期敗退していますから、成績云々では大きく差を縮めることも可能です。
もっとも、この両者ウィンブルドンでの活躍はあまり期待できそうもないのですが。

もっとも、アメリカハードコートシーズン以降は、カナダと全米以外でマレーはほとんど上積みができません。
もしウィンブルドンで決勝進出を逃すと差は急速に縮まるので、ナダルやワウリンカの調子いかんではトップ交代は十分にあり得ます。
  1. URL |
  2. 2017/06/10(土) 17:35:46 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

ティエムはフォアは逆クロス、順クロス、ストレートしっかり使い分けているのと比べると
バックは威力は十分ですがこうした使い分けや展開力は不足している感じですね。
ここが磨かれると更に化けそうでまだまだ伸び代がある印象の選手です。
決勝はナダルVSワウリンカですが、ワウリンカは管理人様がおっっしゃるようにティエムと比べて経験値もあって、
更に強力なバックのダウンザラインも持ってますのでもう少しもつれると思うのですが・・・。
しかし赤土のあのお方ですからね。
体調に問題なければ相性的にも2014全豪みたいにはそう簡単になりえないでしょうしどんな試合になるか期待半分恐怖半分と言いますでしょうか。
  1. URL |
  2. 2017/06/10(土) 20:43:54 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

>たかはし様

最少失ゲーム記録というのがあるんですね。
まあそりゃあるんでしょうけど、すいませんちょっと意識の中にありませんでした。
調べる時間がなくて現時点では正確な記録は不明ですが、
まあ、ボルグかナダル以外にはありえない記録なんだろうというのは頷けます。


>ぽーち様

バブリンカも歴史的大器晩成選手とでもいうべき存在ですね。
やっぱり今はベテランのほうが強いんだなあと思います。
ウィンブルドンもやっぱり30代が来るんでしょうか。


>2R様

ありがとうございます。そうですね4回でした。記事のほう直しました。
フェデラーの決勝進出回数が頭の中にあってそのまま書いてしまいました。

こうしてみると、人数はともかく、回数で言えば片手打ちは随分頑張ってますね。
ランキング争いもハードコートシーズンに入ると同時に動きそうです。
まだ全仏決勝前だというのに随分先まで面白そうな展開が待っているというのも中々の状況といえます。


>マルト様

片手打ちフリークとしては、どうせなら
この絶好調同士の状態のバブリンカvsティエムが観てみたかったです。
ともにジョコビッチとマレーを下しているんですから、なんだかんだで
片手打ちは両手打ちに淘汰されなかったということなんだろうと思います。


  1. URL |
  2. 2017/06/10(土) 22:32:56 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

〉 まず、グランドスラム決勝勝率、100%!!

あれ、スイスの有名な人のGS決勝勝率も、
2006年全仏決勝までは100%でしたよね?

などと、空気を読まないことは言いませんよ。
ええ、言いませんとも。

バブリンカは体力と気力を回復できるかですね。
  1. URL |
  2. 2017/06/11(日) 01:03:37 |
  3. ラカン #KTFWzs4k
  4. [ 編集]

どちらかの不敗神話が途絶えるわけですね。ナダルは全仏決勝での。バブリンカはGS決勝での。
ジンクスからいってバブリンカはジョコビッチに勝たないと優勝していないので、ジョコビッチがQFで負けた時点で
バブリンカの優勝はなくなったと言えるのかもしれません。スタンはそのジンクスを破れるのか?(笑)
  1. URL |
  2. 2017/06/11(日) 17:23:56 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

いやー、ジンクス云々も色々ろあったわけですが、正直力の差がありましたね。
片手打ちバックハンドはナダルさえいなければ復権なっていると、そういわないといけないですか。

  1. URL |
  2. 2017/06/12(月) 00:43:14 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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