レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2017年、上海マスターズは頂上決戦をフェデラーが制す

しばらくブログに手がかけられない状況が続いておりまして、
そうこうしているうちに上海マスターズが終了してしまいました。
辛うじて取り掛かっていた過去データの記事は形にできたのですが
開催中の大会に触れられずやきもきしていました。

さて、今回の上海マスターズですが、とても興味深い開催でした。
というのも、アジアラウンドは年末ファイナル進出を目指す多くの選手が
最後の気合を入れる時期であるはずなのですが、なんとも煮え切らない結果が大半で
誰が出場権を手にするのか読めない状況となっていたのです。
そこへ来てこの大きなマスターズですからどう動くのかというのは注目でした。

結果としてズベレフとティエムが出場権を手にしたのは今年の活躍からは当然でありましょうが
両者ともにアジアラウンド自体の結果は及第点とは言えなかったと思います。
ポイント上ではチリッチ、ディミトロフが続いていて両者ともに間もなく出場を決めるでしょうが
全体的にどの選手も年末にきて元気さが落ち込んでいるように感じられます。
楽天オープン勝利者のゴファンも上海では早期敗退でした。


さて、そこへ来て、少ない大会数で自在にコンディション調整しながらツアーを楽しんでいる2名ですよ。
北京ではナダルが、上海ではフェデラーが優勝をかっさらっていきました。
対戦した相手もしっかりと今の時点でトップといえる選手達でしたから、
なんだかんだで強い印象をまき散らしています。

上海の決勝では両者による今季4度目の頂上決戦が行われました。
フェデラーがストレートで勝利し、今年はフェデラーの4勝0敗となっています。

フェデラーはその前の対戦でも1つ勝っていますので、対ナダル戦は5連勝となっています。
実は両者の対戦では5連勝というのはタイ記録です。
これまでナダルが多くフェデラーに勝ってきましたが連勝は最大で5でした(3回あります)。
トータルの対戦成績では23勝15敗とまだまだナダルのほうが上なのですが
フェデラーもこの5連勝でだいぶライバルと言って差支えのない数字に伸ばしてきたと言えます。
(サンプラスvsアガシが20勝14敗、レンドルvsマッケンローが21勝15敗です)

面白いことに、同じ2強時代を形成していた10年前とは逆の立ち位置となっています。
以前はフェデラーが最強ポジションにいて、ナダルにだけは分が悪いという状態でしたが
今はナダルがNo.1で、フェデラーには勝てないという状態となっています。

ナダルは今年10敗していますが、そのうち4敗がフェデラーです。
もちろん複数回ナダルに勝っているのはフェデラーだけです。

一方のフェデラーは今年実に4敗しかしていません。
もちろん大会数が少ないので勝利数は違うのですが(ナダル65勝、フェデラー44勝)驚異の勝率といえます。
タイトル数は両者が6ずつでもちろんトップです。ズベレフが5つでこれに続いています。

これから年末にかけてはインドア大会となります。
フェデラーの方に優位なコートシーズンですので
ポイント的にはナダルが有利に変わりないのですが、No.1争いもまだわかりません。
両者の対戦もあと何度か見られるかもしれません。

これまでの両者最多の顔合わせは2006年で、その時は6回戦いました。
ナダルの4勝2敗で、ナダルが4連勝した後にフェデラーが2連勝しました。
因みにその前年の対戦でナダルが勝っていたのでナダルは5連勝していたわけです。
今年とは立場を逆にした妙な符合がここでも出ていますね。
あと2回、両者は戦ってくれるでしょうか。




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  1. 2017/10/15(日) 21:23:00|
  2. 2017年10月~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<2017年、インドアシーズン。ファイナルへの切符 | ホーム | 第1セットを取られた後の勝率について>>

コメント

取り敢えずフェデラー、ナダルは傑物としか言いようがないです。
ディミトロフは北京・上海両方でナダルとフルセットで特に上海の方は結構な凄味を感じたのですが。
ただその調子が持続しないのが問題というか2009年に478位の時にナンバー1のナダルに既にフルセットを強いてるので
それを考えたら少しもったいない感も。まあ18ぐらいの時にナダルとフルセットしたという話なら錦織選手もそうなのですが。

フェデラーもナダルも元からの天性のセンスに加えて年齢と共に築きあげた老獪さもあるのですが
ただやはり年齢で落ちてる部分もあってナダルの方がフォアが以前ほどのパワーとスピードが無いためフェデラーが戦いやすい感じになってる印象です。
組み立てやプレースメントの良さは随一なので他の選手に勝つには足りても一つ欠けるとフェデラーとは合わなくなる・・・紙一重の世界ですね。
フェデラーの方も多少バックハンド改良してる部分もあるのでそこも見逃せない部分ですが。
  1. URL |
  2. 2017/10/15(日) 23:13:26 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

フェデラーナダルの対戦で5連勝は最多なんですね?少し意外というか、特に晩年(2011〜2013辺り)はナダルの連勝がもう少し続いたかと思ってました。
ちなみにジョコビッチと2人の対戦を調べてみましたが、フェデラージョコビッチはキャリア初期ののフェデラー4連勝が最多でそれ以降はお互い3連勝までで、ジョコビッチ時代と言われた2014,2015年ですらそれぞれ順番に勝っている感じでした。ただ、やはりグランドスラムの5セットマッチやマスターズの大きな大会ではジョコビッチが勝利を上げていました。とはいえ全盛期ジョコビッチにここまで対抗できたのもフェデラーだけであり、全盛期を5年以上過ぎ30代半ばになっての活躍は信じられないレベルです。

ナダルジョコビッチは逆の意味で意外で、ジョコビッチの7連勝が最多でしかも2回もありました。2011〜2012年、2015〜2016年前半といずれもジョコビッチが全盛の時期であり、2015〜2016はナダル側の不調も影響はあったかと思います。

と調べていくと色々と見えてきて面白いですね。この3人それぞれに史上最強説が上がっており、今後の成績次第でどう変化していくのか楽しみです。
私個人はフェデラーファンなのでフェデラーかと思っていますが、ナダルやジョコビッチと言われても納得してしまうのも事実です。
  1. URL |
  2. 2017/10/16(月) 12:58:52 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

昨日の決勝、フェデラーが良いプレーをしていたのは間違いないですが、ナダルがあまり動けていないように見えたのが少し気になりました。
結果的にポイントはとられても、ウィナーにはしない!といういつもの粘りのフットワークが昨日はほとんどなかったような…

全米から全大会決勝まで戦っている連戦疲れ?
膝にテーピングをしていたので、膝に不安?
上海のサーフェスが速いから?

などなど、理由はいろいろと思いつきますが、残りのシーズン終盤もできるだけ健康かつ良い状態で臨んでほしいなーと思います。

それにしても、フェデラーのあのベースライン上でさらっとやるスーパーライジングショットは何なんですかねー。
他のプレーもそうですけど「フェデラーがやると全然難しそうに見えない」というのを改めて感じる試合でした。
  1. URL |
  2. 2017/10/16(月) 12:59:20 |
  3. karo #vF6dOJDI
  4. [ 編集]

フェデラーとナダルの対戦成績をサーフェス別にみると、フェデラーからみて

クレー:2-13
ハード:11-9
グラス:2-1

となります。やはりクレーの差がそのまま対戦成績にあらわれていますね。まぁ、クレーはナダルが一番得意でフェデラーは一番苦手なサーフェスなのでしょうがない部分もありますが。
  1. URL |
  2. 2017/10/16(月) 20:13:52 |
  3. T #-
  4. [ 編集]

Tさんのコメントにもありますが、ナダルがフェデラーに対戦成績が優勢なのは、相性もありますが、クレーの対戦が多いという要素が大きいように思えます。
フェデラーが最も全盛だった2005〜2007年において、ナダルはハードコートの大会ではつねに決勝とまでは勝ち進まず、フェデラーは逆にクレーの大会でも殆ど決勝まで行っていた。だからクレーでの対戦が多く、皮肉にもフェデラーの敗戦が多くなった。

そういう意味ではジョコビッチの、あらゆるサーフェスでの、またあらゆるショットでのクオリティの高さ、ソツのなさというのも、また傑物かと思います。


それにしても、まさかフェデラーがナダルに5連勝する日が来ようとは。
これは、ナダルが強打を交えたハードコートでも戦えるスタイルになって上位進出してることと、フェデラーがもはやクレーには出なくなったことも無関係ではないかと。笑
  1. URL |
  2. 2017/10/16(月) 22:08:03 |
  3. ATPウォッチャー #-
  4. [ 編集]

ナダルの全米、北京の勝ちっぷりが見事だったので強いハードナダルも戻ってきたかと思ってましたが
蓋を開けたらBPをひとつも許さないフェデラーの完勝でした。

フェデラーも上海入りしてから、ガスケ、デルポにやや手こずりましたが、状態は全米より上向きだと感じてました。
あとはあのバックハンドが火を噴くか、否か…

第1セット1ゲーム目から見事でしたね。フェデラーのバックハンドはトップスピンだけでなく
面の捉え方が完璧でして、繋ぐとかいうのはでなく、物凄い攻撃性を兼ね備えてますね
苦手としていた時代の時、とりあえずバックがきたらスライスして…苦し紛れに近いものとは雲泥の差です

バックで打ち合うことでナダルをコートの前に出させて、更にフォアのショートライジングともいうべき
早いタイミングでのショットで、ナダルの強打を封じていたのも見事です
ショートでのフォアは14年-15年ジョコとツートップだった時代のころに磨いたものはあるかも知れません

一方でナダルは動きから、今までが少々オーバーワークだったのではないかと思います
北京との連戦もありますが膝にテープ巻いてましてちょっと心配ですね。バーゼル、パリは出るのでしょうか

にしても、今のフェデラーはナダル戦になると不思議と隙もなくなるので勝つのは難しかったかなと…
あの苦手意識、相性の悪さはなんだったのでしょう…

ATPウォッチャー様

>これは、ナダルが強打を交えたハードコートでも戦えるスタイルになって上位進出してることと、
>フェデラーがもはやクレーには出なくなったことも無関係ではないかと。笑

フェデラーが試合後のプレカンで、今年クレーでナダルと対戦しないこと、クレー全休したからとサラリと語ったそうです
正直というか笑える話ですが、あの時代(06年~08年)の苦しかった思いを吐露したということでしょうか
あと08WBは歴史的な名勝負でしたが惜敗しました。これも敗因のひとつにあの全仏があったからとコメントしたそうです
  1. URL |
  2. 2017/10/17(火) 16:37:49 |
  3. RfRn #-
  4. [ 編集]

>RfRnさん

フェデラー自身がコメントされていたんですね。面白いですね。
あの08ウィンブルドンは、クレーで蓄積されたナダルへの苦手意識に、芝の王者のプライドと意地で懸命に抗うフェデラーって感じでしたね。
  1. URL |
  2. 2017/10/19(木) 13:39:18 |
  3. ATPウォッチャー #-
  4. [ 編集]

皆様、コメントありがとうございます。

2強と他の選手との間に差が感じられるだけに、残りの大きな大会でも頂上決戦を期待してくなってしまいます。

両者の対戦ですが、今回の5連勝が無ければ
ハードコートでもナダルが9-6でリードしてたんですね。

もう少し調べてみたところ、アウトドアハードではナダルの8-2でした。
逆にインドアではフェデラーの4-1です。

今回の5連勝で、アウトドアがナダルの8-6、インドアがフェデラーの5-1になっています。

インドアシーズンはそもそもナダルのシーズンではありませんで、
ほとんどの年で怪我して休息ということが常でした。
ATPファイナルのタイトルが一つもないのがそれを表しています。
クレーでの対戦の多さと同時に、インドアでの対戦がもっとあればここまで差が開かなかったんでしょう。

  1. URL |
  2. 2017/10/23(月) 16:21:55 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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