レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

今年を振り返って

federer-2a.jpg
今年一年は、なんだかんだで結局はフェデラーの年でした。
負けるたびにフェデラー時代終結か、というような性急な意見も飛び交いましたが
グランドスラム3大会制覇、1つは準優勝、そしてマスターズカップも制覇と
終わってみれば過去のどの選手と比べても劣ることのない成績を収めました。
ただ、去年や一昨年のフェデラー自身と比べてのみ見劣りするので
時に非常に手厳しい評価が下ってしまったということなのかもしれません。
4年ぶりに勝率90%を逃してしまいましたが、それでも「88%」を記録しており
これはサンプラスの最も良い年(1994年、86%)を上回っています。
また二桁タイトルも4年ぶりに逃してしまいましたが「8」という数字は充分立派で、
90年代以降では他にサンプラスしか達成していません。
「6」や「7」なら結構いるんですけど「8」となるとないんですね。
現在フェデラーとサンプラスはエキシビジョン3連戦が組まれている真っ最中ですが、
データ上でも両者はしのぎを削っていることになります。


nadal-6a.jpg
2位のナダルは去年より1つ多いタイトル数「6」という成績で終了しました。
2年前に小さな大会にも出まくっていたときの「11」という数字には及ばないですが
大会の配分を考えるようになるのは自然のことなので決して悪くないペースだと思います。
ジョコビッチの追い上げはありましたが最終的に不動の2位の座は守り通しました。
ただ、2年前はハードコートの大会でも3勝を上げており、
それに比べると今年は去年と同様1大会のみというのが残念で、
これは同時に今後の課題ともなるのではないでしょうか。
このままでは史上最強のランキング2位というありがたいんだか
ありがたくないんだかわからないような名前を頂戴することになってしまいます。

今年の旋風はジョコビッチフェレールということになるでしょう。
特にジョコビッチは当サイトのデータでも
最強のタイブレーカーとして驚きの数字を披露してくれました。
フェデラー後のテニス界を担う筆頭格として期待したいと思います。
ただ今年は最後の不調が響いてしまい、勝率は78%と80%をギリギリで切ってしまいました。

フェレールは急遽欠場のフェデラーに代わって来日したことで
日本でも知名度の上がった選手となりましたが
年初の大会から優勝しており、今年一貫して調子が良かったといえます。
ロディックと同じ年齢なのでやや遅咲きの選手と言えるのかもしれませんが
ハードでもクレーでも勝てるので今後の活躍も期待できそうです。

カルロビッチも重要です。元々サーブの速い選手でしたが、
近年のサーブ重要度の低下に伴ってあまり触れられることはありませんでした。
しかし今年は驚きのエース連発で再びサーブそのものに脚光を浴びさせることになりました。
遅ればせながら今年の試合をいくつか観ましたが、
巧みに左右に打ち分けて、しかも好調時には1stサーブが入りまくるという
乗せたら手が付けられない感抜群のプレーをみせていました。

※参考までに過去のカルロビッチのサーブ記事(いずれもシーズン途中のデータです)
 その1(2007/10/23)
 その2(2007/11/06)

中堅では年間を通じて頑張ってくれたのがダビデンコでした。
最後に八百長疑惑というあまり好ましくないオマケが付いてしまいましたが
それでもとにかく大会に出まくって結果を出すという姿勢は評価に値すると思います。
低迷期の前半を乗り越えて後半に好調をアピールしたナルバンディアンと共に
フェデラー世代もまだまだ息があることを証明して欲しいところです。

さて、最後に肝心のサイト本体のデータ更新についてです。
申し訳ありませんが今年は少し遅れてしまいそうです。
12月にデビスカップ決勝があり、ロディック、ブレーク、ダビデンコが出場するようなので
それが終わってからの更新とさせていただければと思います。
どうぞご了承下さい。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2007/11/22(木) 13:36:51|
  2. 雑記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
<<コート種類について | ホーム | マスターズカップ2007、フェデラー優勝>>

コメント

ラファは、

http://www.atptennis.com/3/en/players/playerprofiles/playeractivity.asp?player=N409

のとおり、7月中旬にシュタットガルトのクレー大会で勝って以来、8-11月は優勝がないですね。その7月の優勝も、相当格下のワウリンカですから、事実上5月下旬の全仏までは突っ走っていたのかな?

3-6月に体調のピークを持ってくる選手なんでしょうか?

シュタットガルト以降、唯一決勝まで進んだパリマスターズ大会でも、ナルビーに粉砕されてますし。。。
  1. URL |
  2. 2007/11/23(金) 10:08:26 |
  3. White City #o/PXu/q6
  4. [ 編集]

イヴァン・レンドルさんの今

ところで、このサイト

http://www.thetennischannel.com/video/

ではビデオクリップでイヴァン・レンドルさんの今の顔つきを見ることが出来ますね。

なんだか、米国大企業の重役のような顔になっちゃいましたが。

Perspectiveでは「貴方の意見をe-mailを送ってください」と話しています。
  1. URL |
  2. 2007/11/23(金) 10:27:45 |
  3. White City #o/PXu/q6
  4. [ 編集]

本当にナダルは例年そうですね。
かつての名手も含め、他のクレー巧者もほぼ同様なんだと思いますが
ナダルは特に顕著だと思います。
近年はシーズン以外にクレーコート大会が少なくなってきているので
そういうことも原因なのかもしれません。

その意味ではピークの持って行きかたを徹底させてるナダルはある意味凄いと思います。
本来ならばロディックなどもこれと同じようなやり方を
全米を中心とした時期に行いたいところなのではないでしょうか。
もちろんロディックと比べてうまくいっているという結果でいいならともかくとして
より上のフェデラーに追いつき追い越すという目標を掲げるのならば
この方法にはもう変化が求められているのかもしれません。

特に来年以降、クレーコートの重要度が減っていく可能性が高いので
クレーだけでポイントを稼ぐことは難しいでしょう。
ただ、ナダルは読めない選手ですから
どう変化していくのかを見るのも楽しみの一つです。


また、レンドルの情報もありがとうございました。
顔は随分変わりましたが口調は同じだったので嬉しくなりました。
私のサイトもいつか英訳でもしてレンドルに紹介したいところです。
  1. URL |
  2. 2007/11/25(日) 00:28:45 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

今更ながらの質問ではありますが、

そういえば、サイト主さまはBrad Gilbertの"Winning Ugly"は読まれましたか?

結局、上位20位の「練習時」の技術水準は殆ど変わらないのですが、

メンタル・トレーニングによって、

それが試合で出せる人と、出せない人がいるのです。

ナルビーは、ようやくそれを克服しつつあるようです。
  1. URL |
  2. 2007/11/27(火) 09:45:03 |
  3. White City #o/PXu/q6
  4. [ 編集]

返事遅くなってすいません

"Winning Ugly"は残念ながら読んでないんです。
かなり評判の高い本ですよね。
機会があれば読んでみたいと思っています。

ギルバートはコーチとしての評価はもちろんですが
選手としても決して天才肌の選手ではなくむしろ努力でトップ10に入った感じですから
理論書などにも説得力があるのは当然なんだろうなという気がします。
  1. URL |
  2. 2007/12/01(土) 11:05:19 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

Winning Uglyの中身は、

原書もよいですが、翻訳物も出ています。

第3章の2
・イワン・レンドルの最終兵器
~テニス界のカメ仙人~
~レンドルが亀に変身するとき~
~タートル・タイム作戦の攻略法~

第2章の5
プロの技術はこうして参考にせよ
・イワン・レンドルから学ぶべきこと
①ゲームの序盤のパワーレベルは65%
②マイ・ポジションを見つけること(レンドル・ポジションとは何か?)
③リードしたら賢く危険を冒す

このほか、

「アンドレ・アガシは11歳のときから輝いていた」
「レンドルのように試合を始めよう」

などなど、実際のテニス競技者にはプロだろうとアマチュアだろうと参考になるtipsや知恵が満載です。

レンドルとの対戦に全て負けてしまいましたが、世界のトッププロと渡り合ってきた男の鋭い観察眼が披露されています。
  1. URL |
  2. 2007/12/01(土) 13:26:30 |
  3. White City #o/PXu/q6
  4. [ 編集]

ご紹介ありがとうございます

これはこれは面白そうですね。
ありがとうございます。
是非入手して読んでみたいと思います。
  1. URL |
  2. 2007/12/02(日) 12:03:08 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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