去年フェデラーが達成した連続No.1記録は237週というものでした。
実に4年半に渡る記録です。
この間、女子ではなんと7人もの選手がNo.1に就きました。
ここしばらくの男女プロでの両極端な勢力図が改めて確認できました。
女子の4年半で7人というのはこれまた異例です。
男子でも過去にほとんど例がありません。
調べてみたところ、辛うじて1回だけ確認することができました。
1996年から1999年まで、巧い具合に237週を切り取ると
サンプラス、ムスター、アガシ、リオス、モヤ、カフェルニコフ、ラフター
の7人が237週の中に入ります。
惜しかったのがその後2000年にNo.1になるサフィンで、
わずか5週が足りずにこのメンバーに加われませんでした。
もしも242週を切り取っていいのならばこのサフィンが加わってその間8人となるところでした。
さて、あまり得意でない女子の話題ですが、その7人というのをリストアップしてみると
エナン、モレスモー、ダベンポート、シャラポワ、クライシュテルス、イバノビッチ、ヤンコビッチ
となります。ただし年度末1位を経験しているのはエナンとダベンポートだけです。
(ヤンコビッチは去年の年度末No.1ですが、その時既にフェデラーは1位ではなかったため)
もう少し前になるとウィリアムズ姉妹やカプリアティ、ヒンギスが入ってくるのですが
この辺は男子で言うとクエルテンやヒューイットの時代ですね。
その流れで少しばかり女子のNo.1記録を眺めていました。
ウィリアムズ姉妹って凄く強かったイメージがあるのですが、結構意外なデータを確認しました。
セレーナのほうはまあいいんですが、姉のビーナスって11週しかNo.1になってないんですね。
これは去年の後半に1位を経験したてのイバノビッチヤンコビッチにも抜かれていて今のところの最短記録です。
印象とは随分違いました。やはりデータで見る内容と受ける印象って随分違うんですね。
参考までにセレーナのほうは61週で、ダベンポートの98週に次ぎ現役第2位の長さでした。
(ダベンポートって引退してないですよね??)
エナンが引退してしまった今、女子はしばらく戦乱時代が続くのでしょうか。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ
- 2009/01/15(木) 10:09:39|
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