レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2009年、全豪ナダル優勝

2009全豪決勝
ナダルがフルセットでフェデラーを下し初の全豪制覇を達成しました。
スコアは「7-5 3-6 7-6 3-6 6-2」でした。

ナダルは22歳にして早くも6つ目のグランドスラムタイトルで、
これはボルグに匹敵する早さとなっています。
歴史上でこの2人を超える早さを達成した選手はいないと思います。
因みにフェデラーは22歳の時に初めて最初のウィンブルドンを獲りました。

ナダルは元々凄いショットを持ってはいましたが、
今大会で多用したあの追い込まれてからの壮絶な切り替えしは、
今までのハードコートでの試合で果たして見せていたでしょうか。
ここへ来て身につけた新しい必殺技かもしれません。
本当にどのコートでも戦える選手になったのだと感じます。

対戦成績はこれでナダルの13勝6敗となりました。
王座を分け合う最強ライバル対決としては少し差があるように感じます。

両者のグランドスラム決勝での顔合わせは7回目であり、これは史上最多です。
一部ではタイ記録と紹介されているようですが、それは誤りです。

Tilden&Johnston
タイ記録としているのは、1919年-25年のチルデンvsジョンストンを7回と数えているからだと思います。
しかしここは混乱があるところで、実はこのうちの1921年は両者は決勝では顔を合わせておりません。
詳細は当サイト【ビル・チルデン最強説】の【1921年】の項に記していますが
この年はまだシード制度というものがなかったため、
この最強の2人が早いラウンドで顔を合わせてしまいました。
これが事実上の決勝戦であったこと、またジョンストンの変わりに決勝に出た選手、ジョンソンが
ジョンストンと名前が似ているということ(英語表記でも「William Johnston」と「Wallace Johnson」)
などからジョンストンを準優勝とする記録が誤って多く流布してしまったようです。
ネットで検索してもわかりますが未だに1921年の準優勝がジョンストンとなっている例が多くあります。

さて、話を現在に戻しまして、
フェデラーは去年のウィンブルドンに続き全豪でもナダルに敗れてしまいました。
ナダルのコートであるクレーで敗戦を重ねているうちはまだ大きな問題ではなかったでしょうが
ここまでくると深刻な状況だといっていいのかもしれません。

ただ、ナダルを相手に全く戦えてないというわけではありません。
場面場面ではナダルを圧倒するショットも打っていました。
例えば、ナダルは準決勝のベルダスコ戦で、欠点ともいうべきつなぎの浅い球が散見されましたが、
決勝ではそれほどでもありませんでした。にも関わらずフェデラーは4セットまで善戦したんですから、
むしろナダルを相手に最も戦える選手であるはずなんです。
しかし重要な勝負時に何故かガクンと調子が狂うんですね。本当に苦手意識があるんでしょう。

かつてのベッカーvsアガシを思わせます。
能力的にもショット1つ1つでもベッカーはアガシを圧倒しておきながら本当に勝てませんでした。

今年フェデラーが1位を取り戻すとした場合、ナダルが調子を落とすとか怪我をするとかで
戦わずに奪回する可能性もありますが、それでは価値が半減するでしょう。
やはり一度はナダルを倒さなくてはならないと思います。
かつてマッケンローがボルグ引退後に1位に就いたとき、
レンドル、ビランデルという苦手2人を抱えていたため、その価値を問われたことがありました。
結果として1984年の大ブレークでマッケンローは真のNo.1であることを証明したのですが
フェデラーにもう一度そのような活躍を期待するのは酷でしょうか。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/02/02(月) 11:49:07|
  2. 2009年1~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

Au-sagaさま

  表彰式でのフェデラーの涙にはとても驚きました。これまで女子ではナブラチロワ(大昔ですね)やノボトナ、ヒンギスなどが表彰式で涙を流したのが印象的でしたが、男子選手が決勝で敗れて涙を流すのを見たのは初めてです(柳さんのコメントが少々KYでしたね(怒)。あ、イニシャルからしてKYだ)。まァ、それだけ今回は悔しかったということなんでしょう。勝てるチャンスはいくらでもあったわけですから。
  デルポトロやロディックを子ども扱いした勢いからすれば、今回はナダルさえも問題無く一蹴してしまうんじゃないかと思っていましたが、やっぱりナダルがコートの向こう側に立った途端、それまでの勢いが急に止まってしまうのはどーしてなんでしょう?実に不思議です!昨日はサーブも今ひとつでした。しかし、昨日は敗れはしましたが、対戦成績が示すほど実力差は離れていないように思います。やはり勝負所でのほんのちょっとのことだけだと思うので今後巻き返してほしいですね(クレーでは依然として厳しいかもしれないですが)。

  それにしてもほんの1年ちょっと前まではフェデラーの年間グランドスラムの可能性について語られていたのに、今やナダルの方がその達成に一気に近づいた感じですね。ナダルの準決勝までの5試合で失ゲーム40というのは全豪の最少記録らしいですが、ハードコートでもこれだけの安定感があれば、年間はともかく生涯グランドスラムをフェデラーより先に達成する可能性は高いかもしれません。
  1. URL |
  2. 2009/02/02(月) 13:54:40 |
  3. ロナウジーニョロニョロ #m2SnQX12
  4. [ 編集]

私も、、、

フェデラーの涙と、"God, its killed me"という言葉は衝撃的でした。
その時、フェデラーはもう自分はグランドスラムで(ナダルに対して)勝ち上がる事はもはや出来ないんじゃないか?それは、すなわちGSタイトル取れないんじゃないか?目指した記録を目の前にして!
と言う、天才にしか味わうことの出来ない悲しみに取れました。
私から見て、フェデラーはいまだにベストプレイヤーではあるのですが、切なかったです。

ついでに、関係ないですがベルダスコすげー!!と思った本大会でした。
プレイヤー全体的に防御スキルがあがっている様に思えます。
  1. URL |
  2. 2009/02/02(月) 14:16:32 |
  3. のーぱー #6urEx/7U
  4. [ 編集]

フエデラー頑張れ。

昨日の負けは悔しくて一睡も出来ませんでした。(負けたフェデラー本人が一番悔しいでしょうが…。)昨日の試合はサーブ が不調でしたね。確か確率が50%前半でダブルフォルトも6本?といつものフェデラーじゃなかったと思います。(ナダルの圧力がそうさせていると思いますが…。) 書きたい事はたくさんありますが、昨日の負けで思ったことは、ナダルに苦手意識があるかもしれないですが、ナダルを一番苦しめることが出来るのはやっぱりフェデラーだということです。周りがなんと言おうがフェデラーを信じて応援して行きたいと思います。
  1. URL |
  2. 2009/02/02(月) 19:40:28 |
  3. junkie #-
  4. [ 編集]

確かにフェデはナダルに苦手意識があるかもしれないけど、決勝の試合内容を
見たら、負けたけど今後のフェデにすごく期待が持てた試合でした。

よくAu-Sagaさんも過去のナダル戦に限らず、よくフェデの勝利の理由として
サーブの良さをあげていたと思うんですけど、決勝戦はそのサーブがダメダメ
でした。あんなにダブルフォルトを出すフェデなんて初めて見たぐらいです。
それでもナダルの得意とするストローク戦で打ち勝ってのフルセットです。

ナダルに対しては、ナダルの不調でもまぐれでもいいから1回勝てば、
呪縛から抜けて、普通にナダルに勝つような気がします。
まあフェデファンなので願望がかなり入った意見ですが…
  1. URL |
  2. 2009/02/03(火) 01:01:00 |
  3. さんぽ #-
  4. [ 編集]

皆様、コメントありがとうございます。

前評判ではフェデラー有利の声が多かったと思います。
準決勝の戦いぶりでもそう感じさせる面があったのでしょう。
ただ、ナダルには底知れぬ力があり、結局やってみないとわからないという所で
実際にそのとおり、やってみないとわからなかったといえる内容でした。

私はこの両者の試合ではいつも激しい戦いを期待してしまいます。
少し前までは冷静にショットを分析しながら観ることもできたんですけど
今となっては両選手に対する思い入れも強いですから
負けているほうをついつい応援してしまっているんですね。
そのため、先にブレークされたほうがブレークし返す、追い込またら逆襲の一撃を加える、
といったこの試合は正に手に汗握る名勝負と言える内容でした。

ファイナルセットのみが残念でした。ブレークされた後のフェデラーからは、
あの冷徹なまでに淡々と凄いショットを連発する特有の集中力が感じられませんでした。
あれが諦めであったとは決して思いませんが、
去年の全仏を思わせる絶望に似た空気が流れていました。

サーブも全体が悪かったですが、特にピンチでのサーブが全てだったかもしれません。
私の知る最強選手はサンプラスもレンドルもマッケンローも、
そしてもちろんフェデラーも、ピンチでのサーブこそが強さの証であったはずですから。

その意味ではブレークポイントをことごとく跳ね返したナダルのほうが
最強と呼ぶに相応しいプレーを披露していたのかもしれません。
  1. URL |
  2. 2009/02/03(火) 09:46:11 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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