前記事の続きです。
さて、引退選手再集計の詳細です。
ATPに数字で追い抜かされてしまったコナーズの勝利数ですが、
頑張って再集計をしてみました。
その結果、ATPが追加した情報の多くがITFからのものだということがわかりました。
それでもなお、ITFにしかないデータがあります。
今回算出した当サイトによるコナーズの勝利数は「1244」となりました。
ATPが「1242」ですから、わずか「2」増えただけということになります。
しかし、実際には単純に「2」という数字をITFから持ってきたわけではありません。
実はATPにもITFにも細かく見ていくと誤りがあるのです。
ATPのサイトでどのように集計しているのかわかりませんが
詳細情報と合計情報の数字が違っているケースが多々あります。
コナーズの場合、ITFでは負け試合となっているものが
ATPでは試合なし、すなわち不戦となっているものがあったりします。
また、どう考えても勝利としてはいけないと思われるデータが
勝利と認定されてしまっている例もあります。
こういった問題を1つずつ見ながらクリアして行き
到達した数字が「1244」ということになります。
もちろん私の集計が絶対ではありませんが
かなり自信を持ってお届けする最新情報です。
また、ATPとITFのデータには
明らかに公式データとすべきではないものもあります。
サテライトの試合やデ杯のローカル地区での試合などがそれです。
今までも極力そういうデータは減らしてきましたが
今回更に見直しをかけることにしました。
その結果、「数字が少なくなる」という例も出てきます。
例えばマッケンローですが、
ATPで「875」、ITFで「881」という勝利数になっています。
しかしITFのみにあるデータのほとんどが
デ杯ローカルの数字ですのでこれらは除外することにしました。
この結果、当サイトでのマッケンローの数字は「876」となります。
このような具合に、ビッグ4、すなわち
コナーズ、ボルグ、マッケンロー、レンドルの4人を算出してみました。
データ検証へ続く
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ
- 2009/04/02(木) 17:16:57|
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