レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2009年ウィンブルドン、フェデラーが激戦を制す!

fed-04.jpg
フェデラーがグランドスラム15回目の優勝を達成し新記録が樹立されました。

日本でTV観戦していた皆さんは今朝起きられましたか。
まだ眠い目をこすっておられるのではないでしょうか。

フェデラーの記録はもちろん凄いのですが
それ以上に昨日の試合そのものに賛辞を贈らないわけにはいけません。
誰があの壮絶な試合を予想しえたでしょうか。
去年も物凄いスケジュールになりましたが
2年連続でこんなことになるとは、いやはや恐れ入りました。

申し訳ないことに、決勝の顔合わせが決まった時点では、
フェデラーの新記録が既定路線であるかのように感じていました。
ロディックには頑張って欲しいと思いながらも
私以外の多くのファンも同じように感じていたことと思います。
結果的にはたしかにフェデラーの優勝でしたが、
そんな戦前の予想など吹き飛ばすかのような素晴らしい試合内容でした。

スコアは「5-7 7-6 7-6 3-6 16-14」でした。
最終セットだけで3セット分というマラソンマッチです。
ロディックはかつて全豪で最終セット「21-19」という凄い試合をやっていますが
フェデラーとしてはキャリア史上最大のゲーム数を戦ったことになります。

最後はフェデラーの勝利でしたが、
どちらが勝ってもおかしくなかったと思います。
ロディックが最後まで集中を切らさなかったのは嬉しいことでした。
正直、いつものロディックを考えると
第3セットを落とした時点で試合の流れが傾くかと思いました。

roddick-1.jpg
ロディック側からのポイントを上げれば、
やはり第2セットのタイブレークということになるでしょう。
「6-2」とリードしてセットポイント4つというところまで行きましたが
そこから6ポイントを連取されてしまいました。

この試合、タイブレークは大きな意味を持っていました。
去年もフェデラーがナダルから取ったセットは全てタイブレークでしたが
その再現というか、あるいはそれ以上の重要度があったように思います。
両者のサービスゲームは素晴らしく、
特にロディックは、最後の最後に至るまでブレークを1つも許していませんでした。

ロディックのサーブは終始万全だったっと思います。
サーブというよりサービスゲームというべきでしょうか。
サービスエースの数はロディックが27本、
フェデラーが50本とロディックのほうが少なかったのですが
セットによってワイド中心、センター中心、ピンチになったら体正面と
力任せではなく組み立てで主導権を握っていきました。
カルロビッチのエース一本狙いのサーブとは考えが違うというべきで
フェデラーに対抗するにはベストの選択であったと思います。

またラリーでのショットのバリエーションも豊富で、
それがまた試合の面白さに拍車をかけていました。
ロディックの様々な仕掛けはもちろんですが
フェデラーも去年と比べて緩い球やネットアプローチが多く
強弱や駆け引きといったテニスの面白さが詰まった展開になりました。

これまでの私のコメントの書き方でもわかるように、
最後はロディックの見事な試合運びに魅せられて
そのプレーを中心見ていた感がありますが
フェデラーのほうも高く評価すべき内容であったと思います。
ラリーでの、ポイントを抑えた勝負の仕方は相変わらず見事でした。
また1試合でのサービスエース50本というのはフェデラー自身の最多記録です。

federer-2a.jpg nadal-7a.jpg
さて、フェデラーはこれで再びランキング1位に返り咲きました。
ナダルの1位在位は46週ということになりました。
1年経たず、という印象をもたれる人もいるかもしれませんが
実際には46週というのはかなりの期間になります。
なにせあのボルグの連続1位の最長が同じく46週なのですから。

1年(53週)連続で1位にいた選手は以下の6人しかいません

・コナーズ(2度)
・マッケンロー(2度)
・レンドル(2度)
・サンプラス(2度)
・ヒューイット(1度)
・フェデラー(1度)

惜しいのはアガシで最長52週です。

歴代24人のNo.1のうち8番目の連続記録保持者ですから
ナダルの今回の記録も充分なものといえるでしょう。
ナダルであれば再びNo.1の座を狙うことも可能です。

さて、クレーシーズンから更新のなかった
本サイトのデータのほうにも取り掛からなくてはいけません。
今週は私的な要件で少し忙しいので来週には完遂させたいと思います。
しばしお待ち下さい。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/07/06(月) 10:39:41|
  2. 2009年4~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
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コメント

はい、今起きました…(笑)今朝の試合は本当に素晴らしかったです。おっしゃる通り、私もフェデラーの勝ちは堅いなと思っていたのですが、…凄い試合でしたね!感動しました。通りすがりにすみません、今からお仕事いきます
  1. URL |
  2. 2009/07/06(月) 10:55:55 |
  3. ちい #-
  4. [ 編集]

いつも楽しく読ませてもらっています
決勝は誰があんな展開予想できたかと思うくらいの好ゲームになりましたね
私はフェデラーファンですがロディックのプレーには感動しまし


はっきり言って今までの私のロディックに対するイメージはサーブを中心としてネットでポイントをとる形だと思っていました

たしかに昨日の試合でもサービスが中心となっていたのは間違えないと思いましたが
フォアがすごい伸びていて
またフェデラーのスライスにもうまく対応していました

しかしさすがフェデラーですね
最後は勝ってくれました
ナダルのいないウィンブルドンでしたが
私的には去年並に楽しめる内容でした

フェデラー1位おめでとう
心からそう思います


これからも更新がんばってください
またカキコミさしてもらいます
  1. URL |
  2. 2009/07/06(月) 11:12:07 |
  3. 隼人 #CCqvuYeo
  4. [ 編集]

僕自信準決勝でロディックが勝ち上がったときは余裕でフェデラーが優勝すると思いました。
だけどその予想を覆す素晴らしい試合をロディックはしたと思います。

質問なんですが昨日フェデラーはストロークでミスが多い気がしました。 それはロディックの打つ球が良くてフェデラーが返すのが難しかったのでしょうか?それともフェデラーの実力が衰えてしまったのでしょうか?
長文失礼しました
  1. URL |
  2. 2009/07/06(月) 13:01:02 |
  3. フェデラーファン #-
  4. [ 編集]

一皮剥けた

いやぁ、嬉しいです!フェデラーが勝ったことはもちろんなんですが、今回のウィンブルドン(1回戦を除く)はここ1年ちょっとの彼とは違っていたと私は感じています。昨年は思うように勝てなかったせいもあるのでしょうが、試合途中に明らかに機嫌が悪くなり、自分のペースを乱し、サーブの間隔も短くなり、自分のミスに苛立ち、さらにミスを重ね、自爆しているような試合がいくつもありました。その最たる例はオリンピックのブレーク戦だったと思ってます。

しかし今回のウィンブルドンでは、1回戦の1セット目で多少イライラしていたものの、その後はどんな状況でも自分を見失わなかった。特に、ソルダリング、カルロビッチ、ハース戦ではストレートで勝ったものの、去年のフェデラーならイライラしていただろう場面で自分を見失うことはありませんでした。そして決勝でもそうでした。その形で勝てたことが私は何よりも嬉しかったです。

”フェデラーファン”さんご指摘のミスも、私個人的には去年全般に比べれば減っている気がします。また、ミスが続かず、すぐに取り返していることから、少なくともミスが彼の心に与える影響は低くなっている気がします。

私個人的には、去年の不調のおかげで一皮剥けたんじゃないかと思っているんですが。。。今後どうなるか。。。ぜひともレンドルの記録「年末の1位を取り返す」を成し遂げて欲しいです。
  1. URL |
  2. 2009/07/06(月) 15:00:34 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

The Making of a Legend

http://www.atpworldtour.com/Splash/Splash-Page.aspx

とても美しいビデオ映像ですね~^^

そういえば、今年の決勝戦には客席にボルグ、レーバー、サンプラス、サンタナ、ナスターゼのほかに、キッシンジャー元米大統領補佐官、ウッディ・アレン、ミヒャエル・バラック、ファーガソン監督(M.UTED)、デビッド・クルサードと有名人が詰め掛けていましたね。
  1. URL |
  2. 2009/07/07(火) 00:48:31 |
  3. White City T.C. #OpjOh/wQ
  4. [ 編集]

237週

ちょっと意味がよくわからないのですが
フェデラーは、連続1位保持237週で最長記録になってますよね
そうすると4年は超えているはずですが
  1. URL |
  2. 2009/07/09(木) 15:40:12 |
  3. kaede #-
  4. [ 編集]

皆様コメントありがとうございます

先週は都合により記事アップの後ブログと離れておりました。
その関係で返事が遅れてしまい申し訳ありません。

それにしても改めてあの試合は凄かったですね。
一週間も経つと大抵は熱が冷めるのですが
皆さんの書き込みを見させていただいて再び思い起こしました。

さて、いくつか質問もいただいておりますので返答いたします。


まずフェデラーファン様より

>質問なんですが昨日フェデラーはストロークでミスが多い気がしました。
>それはロディックの打つ球が良くてフェデラーが返すのが難しかったのでしょうか?
>それともフェデラーの実力が衰えてしまったのでしょうか?

これについてはかめ様からもご指摘いただいておりますが、
「実力が落ちた」という理由ではないと思います。
もちろん絶対に「実力が落ちてない」と言い切るにはまた別の検証が必要かと思いますが
少なくとも今回は「ロディックの打つ球が良かった」のほうが合っているのではないでしょうか。
実際にフェデラーは昔から決してミスの少ない選手ではありませんでした。
ミスをしてもそれを帳消しにするウィニングショットがフェデラーを支えてきたのだと思います。
その意味では決勝でのフェデラーはミス38に対してウィナーが107もありましたから
正にベストの試合をしたということになるのではないでしょうか。


kaede様より

>ちょっと意味がよくわからないのですが
>フェデラーは、連続1位保持237週で最長記録になってますよね
>そうすると4年は超えているはずですが

わかりにくくてすいません。
この表のカッコ内の回数は年数を表しているのではなく連続在位の回数を表しています。
そのためフェデラーは237週と長さはダントツですが連続在位はまだ1回ですよね。
それに比べて例えばコナーズは「2度」となっています。
これは160週連続をやった後1度2位に落ちており
次にまた1位になって今度は84週連続というのを達成しています。
すなわち52週以上を「2度」達成しているということになります。
  1. URL |
  2. 2009/07/13(月) 09:42:12 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ナダルは46週で7番目とありますが上位6名の次にアガシ(52週)が
いるので8番目じゃないですか?
  1. URL |
  2. 2009/07/23(木) 14:38:49 |
  3. #-
  4. [ 編集]

ご指摘ありがとうございます

そうでした。
大変失礼しました。
色々細かいミスが多くてすいません。
記事の方は修正しておきました。
  1. URL |
  2. 2009/07/23(木) 14:53:25 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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