レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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好調ロディックの今後は?

roddick-1.jpg
現在ロディックはデル・ポトロと並び最も調子の良い選手と見られていますが、
全米までこの調子をずっと続けられるかは要注目といえます。

当サイトの考えの一つに25歳ピーク説があります。
ほとんどの選手は25歳を境にその力を失っていく傾向にあるんです。
しかしそうは言っても、25歳を過ぎたら急に弱くなるというわけではありません。
もちろんそういう例も確かにあるのですが、多くの場合は、
選手そのものが弱くなるわけではなく、好調を長い期間維持できなくなってくるのだと思います。
フェデラーが良い例で、今も好調時は昔と変わらず強いと思うんです。
ただ、それが1年を通じてずっと維持できるかというと、
昔ほどではなくなってきているという気がします。

そうなると、ロディックも今年27歳ですから、今の調子をずっと維持できるのか、
同じく好調の若いデル・ポトロほどには楽観視できないのではないかと感じています。

中堅以降の選手が年間を通じて力を落とさないコツは、
好調のピークをどこに持っていくか、その調整をすることだと思います。

今年のロディックは間違いなくウィンブルドンに照準を合わせ、
そしてそれが見事にヒットしました。

次のピークは当然全米でしょう。
今回の大会も、前哨戦の一つとしてきわめて重要ではありますが、
逆に考えればここで試合を落としても結果的に調整ができればいいのかもしれません。
むしろ、このまま今後いくつかの大会で決勝進出を連発してしまうと、
全米に疲れがたまらないか、などと変な心配をしてしまいそうです。
まあ、もちろん全てが絶好調で勝ち続ければそれに越したことはないと思うんですけど。

これに関しては、今年のジョコビッチに思いが向きます。
今年のジョコビッチは、クレーシーズンに入ってから絶好調で
ナダルを追い詰めるシーンをいくつも作り出しました。
なんとかナダルを倒してやろうと、
打倒ナダル一本で戦っているのかのような
凄まじい気合いの入れようでした。
しかし、結局それが災いして、
クレーシーズンの最後に待っていた全仏では、
息切れを起こしたのかナダルと当たる前に気が抜けたのか
早期敗退という予想外の結果に終わってしまいました。

ジョコビッチはまだ若い選手ですが、それでもこういうことが起こるので
より一層ベテランに近いロディックだと、飛ばし過ぎが心配になってきます。

sampras-8a.jpg
振り返ってみるとサンプラスが、
そういった調子のコントロールの達人だったと思います。
当サイトでは生涯全試合のデータで成績を判断しているので、
グランドスラム以外の試合で負けの多かったサンプラスには
どうしても苦言を呈してしまうようなところがあるのですが
重要な試合で確実に結果を出して長い間王者に君臨してきた選手ですから
やはり凄い選手だったのだなと感じます。
そしてそれがサンプラスのやり方だったのでしょう。

そのサンプラスは、現在行われているカナダの大会では
ほとんど活躍しませんでした。優勝は一度もありません。
ウィンブルドンと全米のちょうど中間で、コートもサンプラス向けだとは思うのですが
この大会には全く照準を合わせていなったことになります。とてもわかりやすいです。

もちろん、カナダで活躍をしたら全米で活躍できないというわけではありません。
あくまでもサンプラスの例ではそうというだけで、
過去には多くの選手がカナダと全米の両方で優勝を果たしています。
何よりも2003年にはロディック自身がそれを達成しています。

しかしウィンブルドン、カナダ、全米と
3つの全て優勝した例は過去に3例しかありません。

1984 マッケンロー
2004 フェデラー
2006 フェデラー

顔ぶれは大体予想通りだったのではないでしょうか。
フェデラーが2度達成ということで改めて流石です。
しかしカナダの優勝が過去2度というのは意外にも少ないのではないでしょうか。
マッケンローも過去2度しか優勝していません。
6度優勝しているのがレンドルですがむしろこれが少々異例なのかもしれません。
参考までにマッケンローの2度の優勝はいずれもグリーンクレー時代のものでした。
カナダでは1987年からハードコートでしたが、それ以前はグリーンクレーだったのです。
マッケンローのクレータイトルは生涯3つですが、
そのうち2つが、ここカナダであったということになります。
1984年のマッケンローは、ウィンブルドン(芝)、カナダ(土)、全米(ハード)と
1ヶ月置きに別々のコートで優勝を飾ったことになります。これはこれでまた凄いですね。

※すいません。私の勘違いでした。
 クレーで行われていたのは1972年までと1978年でした。
 大変失礼しました。


3つの大会全部で決勝進出ということになると、他に4例あります
※8/19訂正。5例でした

1972 ナスターゼ (ウィンブルドンのみ準優勝)
1980 ボルグ (カナダ、全米が準優勝)
1987 レンドル (ウィンブルドンのみ準優勝)
1995 サンプラス (カナダのみ準優勝)
2007 フェデラー (カナダのみ準優勝)

あれ、サンプラスが入ってる!何だかんだで凄かったわけですね。

なんだか最後のほうはロディックから話が外れてしまいました。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/08/13(木) 10:40:43|
  2. 大会試合プレビュー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<2009年、モントリオール ベスト8 | ホーム | 2009年、モントリオール・マスターズ1000>>

コメント

そう言ってもらえると光栄です。何しろ夏休み間は勉強のみで部活も引退と、楽しみはこのブログとUSオープンシリーズのみなので本当にありがたいです。
さて、このデータをみるとトップ10の実力差はほとんど皆無で調子次第で勝敗が決まるのではと思います(もちろん相性があると思いますが)。フェデラーやマレーは今シーズン調子の調整がよくできているからこの快進撃につながっているのだと思います。
ナダルが今後ランク1位を取り戻し、年間最後のグランドスラム、USオープンを獲るためにはこの要素が必要になるのだと思います。
  1. URL |
  2. 2009/08/13(木) 14:19:12 |
  3. ikenaga #-
  4. [ 編集]

ナダルは初戦を突破しましたね。
しかし、フェレールの開始直後の棄権で、というのは予想外でした。
ナダルの膝の心配をしてたのですが、フェレールのほうが膝をやってしまいました。
ハードコートは膝への負担がかかるとよく言われますから他の選手も怪我がないか気になります。
  1. URL |
  2. 2009/08/13(木) 14:47:59 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ちなみに我らがサフィンは2000年にカナダ・USオープンと連覇していた気がします。
まぁ当時の彼ですから、ウィンブルドンの戦績は言うまでもありません(笑)

しかし今回もまた棄権が多いですね。

フェレールの他にも先のウィンブルドンで完全復活したハースも棄権していました。

彼ら中堅~ベテランにはハードコートはきついんでしょうか。
  1. URL |
  2. 2009/08/13(木) 20:54:23 |
  3. マックスサフィン #-
  4. [ 編集]

えーッ?

Au-sagaさま

>>>マッケンローの2度の優勝はいずれもグリーンクレー時代のものでした。 カナダでは1987年からハードコートでしたが、それ以前はグリーンクレーだったのです。


 えェぇッ? これは間違いじゃないですか?カナディアンオープン(モントリオール/トロント)のことですよね?
 ATPのサイトのRESULTS ARCHIVEを見ると、1972年まではクレーだったようですよ。

>>>マッケンローのクレータイトルは生涯3つですが、そのうち2つが、ここカナダであったということになります。

 マッケンローのクレータイトル数は4つじゃないでしょうか(’79サウスオレンジ、’81ボカレイトン、’83’84フォレストヒルズ)。



 思えば1985年。マッケンローにストラットンマウンテンとカナダで2週連続優勝を許したレンドルが、全米では完勝で初制覇。あの時のレンドルもまた、全米優勝という目標のために長期的なビジョンで調整していたのかもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2009/08/14(金) 01:40:30 |
  3. ロナウジーニョロニョロ #m2SnQX12
  4. [ 編集]


>マックスサフィン様

我らがサフィン、達成しましたよね、2000年。懐かしい年です。
ほんと、巷で言われるようにサフィンはあの時がピークだったんでしょうか。
この人には25歳ピーク説当てはまらないですね。ヨヨヨ。

ハースはここのところ良い活躍をしてましたので
少し疲れが溜まってたんでしょうか。
でもこれも全米の足がかりだと思えば・・・


>ロナウジーニョロニョロ様

ありがとうございます。全くご指摘のとおりで、
完全な私の勘違いでした。
何故勘違いしたのかも今もって不明です。

1986年はベッカーが優勝してマシからクレーのわけないですよね。
1972年までと、1978年の一回だけがクレーでの開催でした。
ですので、マッケンローのクレータイトルも全くのデマでしたね。
書く前に少し確認すればわかったはずのことなんですが、
勢いでそのまま書いてしまいました。大変の恥ずかしい限りです。

1985年はマッケンローvsレンドル戦が熱かったのを覚えています。
1984年以降、レンドルはクレーでしかマッケンローに勝ってなかったんですが
全米で勝った時には遂にやってくれたと思ったものでした。
しかも完勝でしたから嬉しさもひとしおでした。
  1. URL |
  2. 2009/08/14(金) 12:29:58 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

わかりました!

判明しました。

先週のレッグメイソンですね。
1986年までクレーだったのは。
ゴッチャになってました。
大変失礼しまたした。
  1. URL |
  2. 2009/08/14(金) 12:32:29 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

初めまして。2006年頃からテニスに興味を持ち始めその頃から、
ちょくちょくこちらのサイトにはお世話になってました。

ウィンブルドン、カナダ、全米3つの大会全部で決勝進出者は、
2007年のフェデラーも含まれるのではないでしょうか。
  1. URL |
  2. 2009/08/14(金) 16:10:04 |
  3. kameo #-
  4. [ 編集]

ありがとうございます

kameo様

ご指摘ありがとうございます。
大変失礼しました。
確かに仰るとおりですね。
フェデラーは除外してしまっていました。
こっちのリストにも入ってくるとは・・・フェデラーというのは、いちいち凄い選手ですね。

最近ミスが多くてすいません。
このように細かく指摘していただけると本当に助かります。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
  1. URL |
  2. 2009/08/14(金) 17:11:45 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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