レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2009年、ATPファイナル展望

いよいよ日曜からATP最終戦が始まります。
今年からATPワールドツアーファイナルと名前を変えております。
一次リーグのグループ名称が、去年までのRED、Goldではなく
グループA、Bと呼ばれるようになっていますが基本は同じです。

昨日は組み合わせ抽選が行われました。

グループAグループB
フェデラーナダル
マレージョコビッチ
デル・ポトロダビデンコ
ベルダスコソデルリング
補欠:ツォンガ
以上のようになっています。

一番の注目は、やはりフェデラーとナダルのNo.1争いでしょう。
両者は現在945ポイントの差がありますが
今大会は最高1500ポイントの獲得が可能ですのでNo.1の入れ替えもありえます。

federer-7a.jpg
フェデラーはもしもこのままNo.1をキープすれば、
1989年のレンドル以来史上2人目となる
年度末ランキングNo.1の返り咲きを果たすことになります。
大会との相性、実績でいえばフェデラーは出場選手中
断トツと言えるものがあるですが、やはり不安もあります。
去年ほどの絶不調ではないとはいえ、パリでの早期敗退のように
好調が長く続かないことが多く、ひょんなことで星を落とす場面が目立ちます。
かつての誰をも寄せ付けぬ圧倒的な強さはなくなっているのが現状です。
今大会は全てがトップランカーとの対戦なので最初から気を抜くことができません。

nadal-2a.jpg
一方ナダルは、秋口の怪我からの復帰後、最初の大会こそベスト8でしたが、
その後は全てでベスト4以上という非常に安定した成績を収めています。
ナダルの苦手なシーズンということもあり、その意味では非常によく戦っていますが
それでもベスト4が4つ、準優勝が1つと優勝がないのは気になります。
特に今大会はトップ同士の対戦ですのでナダルが全ての選手に勝つとなると
なかなか難しいのではないかと思えてきます。
今年のナダルは出場全選手のうちベルダスコを除く6選手に敗北を喫しています。
特にハードコートでは分が悪いです。
ただ、ナダルにはあの予想を超える神通力がありますので
それがここで発動すればどうなるかはわからない、といったところでしょうか。

両者不安を抱える中でのNo.1争いとなるわけですが、
ポイントのアドバンテージを考えればやはりフェデラーが有利だと思います

何度も書きますが、この大会は全ての試合がトップ同士ですので
最初からギアを上げて挑まなくてはなりません。
その意味で、今現在の選手の状態は非常に重要なポイントになります。
かつて1988年のレンドルや2005年のフェデラーのように怪我上がりでいきなり出場して
決勝にまで行ったという例もありました。(レンドルは3ヶ月、フェデラーは1ヶ月のブランクでした)
しかしこれらは例外と言えるものでしょう。
やはりまずは今の勢いを意識することになると思います。

djokovic-1a.jpg
そこで、現在優勝候補の筆頭に上げられているのがジョコビッチです。
只今10連勝中であり、ここ2大会を連覇しています。
それぞれの大会でナダルとフェデラーに勝利しています。
間違いなく今一番乗っている選手です。
逆に、今こそ勝たなければならない選手、といえるかもしれません。
ジョコビッチは去年の優勝者でもあります。
この大会の連覇となると、もう錚々たる面々しか達成していません。
ナスターゼ(3連覇)、ボルグ、マッケンロー、レンドル×2(2連覇と3連覇)、
サンプラス、ヒューイット、そしてフェデラー×2(2連覇が2回)です。
ナダルがトップフォームでないだけに、ここで一気にまくれば
来年のNo.1という目標も見えてくるのではないでしょうか。
そして、ここまで期待させていながらあっと負けるのもまたジョコビッチだったりします。
No.1を目指すならそれはもう無くさなくてはなりません。

murray-1a.jpg
夏場まではジョコビッチよりも話題の中心にいたマレーですが
全米後は怪我もあってやや低迷を見せていました。
しかし復帰後の最初の大会を優勝で飾るなど現在は良い兆しを見せています。
現役ではインドア最強の選手ですから今大会でも良い結果が期待されるところです。
ただし、見通しが明るく感じるのは「No.4選手」という目でマレーを見ているからかもしれません。
夏場のNo.1を期待されていた頃の視点でマレーを評価するのならば
パリでステパネクに不覚を取ったのは大いに不服ですし、
強い選手を立て続けに撃破していくという勢いに欠けている印象を持ってしまうのも事実です。
確かにジョコビッチのようなあっと驚く変な負けがないのは評価できるところなのですが・・・。
今年は地元ロンドンでの開催ですから期待も大きいと思います。
その意味でもそういったよくない印象を吹き飛ばす活躍をしてほしいところです。

残りの4人も一人一人取り上げたいのですが、
長くなってしまいますので少し簡潔にまとめます。

当サイト本体の【マスターズカップ特集】(今年からページタイトルを変えなくては)
でも取り上げていますが、この大会では例年クレー巧者が苦戦しています。
特に、常連でない選手(その年だけなんとかトップ8に滑り込んだというような選手)
だとほとんど例外なしに良いところなく大会を後にしています。
この大会は大体がインドアで行われていますので
クレー巧者はインドアが苦手であることが多いですから
どうしてもこうなってしまうわけです。

今年の下位4人をみますと
デル・ポトロはアルゼンチン、ベルダスコはスペインとそれぞれ典型的なクレー出身の選手、
ダビデンコはクレー勝率の最も高い選手、そしてソデルリングはご存知全仏準優勝者ですから
4人全てがクレー巧者に当てはまることになります。
これは例年からするとちょっと珍しいことかもしれません。
そしてこれまでの例で言えば「下位4人はみな苦戦するだろう」ということになります。

しかし、今年は恐らく違います。
厳密には数年前からの傾向ではあるのですが、
今のクレー巧者はハードコートでも難なく戦えるようになってきているのです。

デル・ポトロは全米王者であるのはもちろんですが今年の3タイトルは全てハードコートです。
ベルダスコは全豪でマレー、ツォンガを撃破してベストに4入り、唯一のタイトルもハードコートでした。
ダビデンコは今年4タイトルのうち2つがハード、そしてなんといっても去年の大会のファイナリストです。
ソデルリングはタイトルこそないものの全米後のハードコート大会全てでベスト8に入ってています。

この4人をかつてのクレー巧者と同一に捉えることはできないでしょう。
今年は上位陣に不安がありますので展開の読めない大会になっています。
大会史上、最も8人の力が接近した年と言っても言い過ぎではないかもしれません。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/11/20(金) 11:48:26|
  2. 大会試合プレビュー
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