レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2010年、モンテカルロ

今年最初のクレーコートでのマスターズ1000が開幕しています。
大きな大会なので、もちろんトップ選手の多くが出ていますが
それでもフェデラー、ロディック、デル・ポトロ、ダビデンコ、ソデルリング
などが不参加となっており、通常よりは寂しい開催となっています。

出場している選手の中での注目は、やはりフェデラーを追う3人です。
ジョコビッチ、ナダル、マレーにとって
これからのクレーシーズンは非常に重要になってきます。

3人の去年の成績を見てみましょう。
去年はナダルが優勝、ジョコビッチが準優勝、マレーがベスト4でした。
いずれも立派な成績です。

今のランキングシステムは優勝者を優遇する制度になっています。
これは逆に言うと去年の優勝者にシビアな制度ともなります。
例えば去年の優勝者が今年準優勝であった場合、失うポイントは400となります。
ベスト4の選手が得るポイントは360ですから、それよりも大きいのです。
つまり仮に今年マレーが初戦で負けて、ナダルが準優勝であった場合
ナダルの方が活躍したようですが実際には多くポイントを失うことになります。
こう考えると、選手にとって、真に戦う相手というのは、ライバルよりも
過去の自分であるといってもよさそうです。

さてさて、そんなこんなで早速マレーが初戦で敗退しました。
一昨年暮れから去年までの勢いは完全になくなっていますね。
今もって4強の一角ではありますが、
デル・ポトロが戦線を離脱しているのが幸いしているとも言えそうです。

ナダルはディフェンディングチャンピオンであるのみならず
ここモンテカルロでは2005年から実に5連覇を達成しています。
唯一の敗戦は2003年のコリア戦、実にナダル16歳、ランキング109位の時でした。
それでもその前にはクセラ、アルベルト・コスタという強豪を倒しており
驚くべき新人として話題になったものです。
因みにコリアはその時、クエルテンと並びクレー最強の選手でした。

同一大会の5連覇というのはボルグのウィンブルドンや
フェデラーのウィンブルドン、全米が思い出されますが
仮に6連覇となった場合、これまで同じような例は果たしてあるのでしょうか。
(オープン化前であれば確認できますが、1920年代や19世紀のお話です)

ナダルは今後、勝ち続けることで初めて現状維持となるわけで
ランキング争いでは非常に厳しい位置にいます。
しかし、過去の自分との戦い、その精神的苦行ともいえる状況が最も似合うのは
やはり今のテニス界にあってナダルをおいて他にないのではないでしょうか。
ただただ勝ち続けていくあのナダルが今年も見られるのか注目です。
もちろん一抹の不安もあります。クレーといえばナダルだからという安易な考えは持てません。
ナダルはもう11ヶ月もタイトルから離れています。
いくらコンディション不良だったとはいえ少々期間が開きすぎのように思います。

さて、最後にジョコビッチです。
去年クレーシーズンでは、ナダルとの死闘の連続が思い出されます。
どれもこれも凄い試合でした。今もあの迫力は記憶に鮮明に甦ります。
その時はクレーコートで本当の意味でナダルを倒すのは
ジョコビッチではないかと思わせたものです。
しかし結局倒すとまではかず、その後の全仏での自らの早期敗退もあり
待望の金星をソデルリングに奪われてしまう格好となりました。

今大会はジョコビッチとナダルがトップ2シードですから、当たるとすれば決勝です。
去年の再現を期待してしまうのは現在の2人のコンディションから
必ずしも順当とは言えないかもしれません。
しかし、本当に力のある選手が最高の状態で打ち合う試合には最高の迫力があります。
現実に去年何度も実現したことですから
それを期待するのはファン心理として仕方のないことでしょう。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2010/04/15(木) 15:51:49|
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