レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2010年、マドリッド、ナダルに栄冠

nadal-6a.jpg federer-4a.jpg
1年ぶりのナダルvsフェデラー対決となった今大会決勝は
「6-4 7-6」というスコアでナダルが勝利しました。

ナダルは本日の発表でランキング2位となります。
フェデラーとの差はまだ3000ありますので
次の全仏ですぐに1位奪回を視野に入れるというわけにはいきませんが
ここから去年のポイントの少ない時期に入っていきますので
計算上はどんどん上を狙っていけることになります。

今回の勝利でナダルはクレーマスターズ1000、3シリーズの完全制覇を達成しました。
もちろん史上初の快挙です。
今年は全豪からマドリッドまで、去年貯めたポイントを如何に守るかが課題でした。
一時は4位にまで落ちましたが、正念場の時期を終えて2位でフィニッシュというのは立派です。

ただ、ここ1年を考えればクレー以外では優勝出来ない選手にもなっているのも事実です。
ポイント計算の上では有利な時期に入りますが、同時に正念場を迎えることにもなるでしょう。

ナダルは今回の優勝で、マスターズ1000大会の18タイトル目獲得という新記録を打ち立てました。
アガシの17、フェデラーの16を抑えての記録です。
マスターズシリーズが制度上整備されたのが1991年ですのでそれ以前の記録は含まれません。
しかし、91年以前は同時期開催の大会が豊富で、主力選手は大会出場の選択が可能でした。
今のように大きな大会であればトップ選手の出場が義務付けられるということはなかったので
どの大会も今ほどレベルが高くなかったといえるでしょう。
91年以降記録に限ってもナダルの快挙が十分すぎるほど評価できるのは間違いありません。

また、ナダルはクレー大会28タイトル目の獲得となり、
ナスターゼ、レンドルと並びATP5位タイとなりました。
1位はATPのサイトではビラスの45大会となっています。
しかしこれはいつものように「ATPの記録」ということになります。
ESPNの記事や海外のいくつかのサイト、そして私の独自集計でもビラスのクレータイトルは「46」です。
またナスターゼは「31」となっています。
ビラスの記録については単純にATPの記述間違いとも考えられますが
ナスターゼの場合はそうではないでしょう。

この辺の、毎度おなじみ複雑な正式記録の件はさておき、
改めて思いますが、我々はテニス史上の最高に楽しい時代に居合わせていることになります。
フェデラーがグランドスラムとハード、グラスコートで前人未到の記録を打ち立てれば
ナダルがマスターズシリーズとクレーコートで同じく記録を打ち立てているのです。
史上最強論というのは常にあって永遠に結論の出ないものですが
一つの見解として、史上最強の2人がたった今現役でプレーしている、
というとらえ方も十二分にできるでしょう。

さて、フェデラーの方にも少し触れておきます。
決勝はスコア的にはストレートでの敗退したが内容は素晴らしかったと思います。
フェデラーは一時のナダルに勝てない!と思い込んでいたであろう時期の
迷いのようなものはプレーからは感じられませんでした。
相変わらずナダルのショットはバックハンドを狙ってきますが
どうしようもない、という感じでただ返していた時とは違い、
渾身の強打で応戦したり、スライスでチェンジオブペースを使ったりと
対応も持ち前の多彩さを見せて互角に打ち合っていました。

一時期はスライスが利かないとなったら全く使わなかったりもしましたが
今はナダル相手なのだからそういうもんだ、と吹っ切れた感じで
ナダルに有効なスライスを使おうというわけではなく、
いろんなスライスを使って仕掛け返してやろうといった雰囲気が伝わります。
対ナダル戦術というよりも自分の持ち味を前面に押し出してきたわけですね。
結果としてバックハンドのウィナーが増えたと思います。

この二人の戦いは、ナダルが打ってフェデラーがミスする、ではなくで
やはり両者が縦横無尽にコートを駆けまわるという方が断然面白いです。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2010/05/17(月) 09:46:54|
  2. 2010年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

おひさしぶりです

フェデラーがアメリカの二つの試合で振るわず、その時は「来年が楽になる」と自分(!)を励ましましたが、クレーの2つの初戦敗退には自分を慰めることもできなくなっていました。こちらにもたびたび来ていましたが、コメントを載せる気力もなく。。。。でも、今回のマドリッドはほんと嬉しかったです。ナダルに負けはしましたが、おっしゃるとおりいい試合だったと思うし、今後に繋がる内容だったと思います。

ほんとテニスということに関しては、私たちはすごい時代を目撃していますよね。この幸運には感謝、感謝です。望むらくは、私が注目し出したのは2005年頃だったので、もう少し早くから見ていれたら。。。。ということくらいです。
  1. URL |
  2. 2010/05/19(水) 14:58:04 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

>かめ様

フェデラーはこの大会との相性がいいんですね。
開催地は違いましたが前進のハンブルグでも何回も優勝していますし
クレーでナダルを倒したのもすべてこの大会です。

確かに今年のクレーシーズンは出だしが振るわなかったですが、
グランドスラムベースということで考えますと、なんだかんだで
全仏に向けて確実に調子を上げてきていると見てとることが出来ます。
やっぱりフェデラーはグランドスラムの人なんでしょうね。
  1. URL |
  2. 2010/05/20(木) 22:24:47 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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