レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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ナダルの今後は

nadal-8a.jpg
生涯グランドスラマーの仲間入りをしたナダルですが
今後、史上最強論にも当然名前が登場してくることになると思います。

さて、繰り返しになりますが、私なりの最強論を申しますと
最終的には「答えはない」という一般的で面白みのないものに帰結してしまいます。
申し訳ない気もしますがテニス史に触れれば触れるほどそう思います。

サイト名から誤解されている方もいらっしゃるようなのですが
当サイトではレンドルやフェデラーが他の選手よりも強いと主張しているわけではなく
あくまでの一つの見方としてレンドルでありフェデラーでありが最強と言い得る、
という考えを元にタイトルにしているに過ぎません。

これまでもチルデンとレーバーとか、ボルグとサンプラスとかで
最強論に決着がついたなどということはありません。
今後もナダルがどれほどの活躍を見せても
やはり最強論に答えは出ないだろうとは思います。

しかし、答えが出ないというだけで
議論自体を収めてしまうのはつまらないものがあります。
誰がどう優れた成績を収めたかを検証してみるのはとても楽しいものです。
今後も活発に議論されることに期待しましょう。

ナダルは素晴らしい可能性を秘めています。
予想し得なかった結果をなんども出してくれています。
今後もそのような神がかり的な活躍に期待したくなってしまいます。

ナダル最強論を考えるにあたり、
まずはなんといってもフェデラーとの比較になってくるでしょう。
果たしてナダルはフェデラーを超えるでしょうか。

生涯グランドスラムを達成した事で、
どの選手の最強論にとっても足かせとなる苦手コートの存在はなくなりました。
あとはどれだけ勝つかが焦点になります。

今回の優勝で、ナダルの時代がしばらく続くかにも思えます。
それほどインパクトの強い優勝だったと思います。
しかしここで敢えて冷静な判断も必要です。

かつてのフェデラー最強時代にもそうでしたが、
どうしても期待が大きいだけに私としても見る目は厳しくなってしまいます。
その点はどうぞご了承ください。

グランドスラム年間3大会獲得といえば偉大ですが、
まだナダルは1度の達成をしただけです。
フェデラーは既に過去3回達成しています。
過去を綺麗に忘れ去ってしまうにはフェデラーの記録は凄まじすぎます。

また、ナダルは今回の優勝まで、
長い間ハードコートタイトルがなかった点を忘れてはいけません。
去年のインディアンウェルズ以来タイトルから遠ざかってたわけですから
実に1年半ハードで優勝してなかった事になります。
インパクトとしては全米優勝で全てがチャラになったようにも思えますが
実際にはハードコート実績としてはトップ10選手の一人といったポジションです。
もちろん何かが吹っ切れて今後勝ち続ける選手になる可能性もあるでしょう。
ナダルにはそう思わせる何かがあります。
しかし、それは勝ち続ける選手になってから評価すればいいことであって
今はまだその段階ではありません。

もちろんグランドスラムでのみしっかり結果を出すという
ビランデル系の戦い方もありますが
それではフェデラー超えには至りません。

fed-04.jpg
フェデラーは、ナダルという壁はありましたが、
それを除けば苦手のクレーコートであっても常に勝つ選手でした。
ハードのナダルはそこまで達していません。
多くの選手にハードでの直接対決で敗れています。
ナダルはまだタイトル数以外にもこの点でフェデラーには届いていないと言えます。

そしてもう一つ懸案事項があります。
当サイトでしばしば唱えている25歳ピーク説です。

フェデラーは25歳の2006年に正にピークを迎えました。
そして翌2007年から成績に陰りが出はじめたのです。
もちろんグランドスラムだけを見れば相変わらず3タイトルを取っていますが
年間の勝率はぐっと下がりました。
あの、強さがいつまでも続くのではないかと思われたフェデラーですらそうですから
ナダルも25歳で何らかの転機があるのではないかという心配はあります。
ナダルは来年がその25歳です。つまり再来年からが体との勝負ということになるでしょう。

lendl-back3a.jpg agassi-9b.jpg
もちろんレンドルやアガシのように25歳ピーク説に一見して当てはまらない選手もいます。
しかし実は両者は25歳以降、極端にクレーでの勝利が少なくなっているのです。
ハードコートに適応することで晩年の強さを維持した選手だといえます。
もちろん28歳にピークを迎えたクレーマスター、ムスターの例もあるので
年齢だけでナダルの今後を云々することは出来ないとは思うのですが
それでもクレーが生命線のナダルにとっては無視できないデータではないでしょうか。

まずは今年の残りの大会をNo.1らしくしっかり勝っていきたいところです。
もちろん全てのタイトルを取ることは厳しいですが
年間にハードタイトルが全米の1つだけというのでは寂しすぎます。
特にこれまで良いところ無く終わっている
年末のATPファイナルの成績には注目したいところです。

ナダルの歴史的な選手としての評価にはもう数年必要でしょう。
今後の戦いを楽しみにしたいと思います。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2010/09/15(水) 14:07:36|
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  4. | コメント:5
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  1. |
  2. 2010/09/15(水) 16:58:52 |
  3. #
  4. [ 編集]

>>Au-Saga様
最強論に答えはなくとも議論したくなるのが人間でしょうか。
クレーは年齢に比例して厳しくなるコートですし。29歳のフェデラーは今後クレーでどう戦っていくのでしょうか。ロディックはクレーであまりにもスキップしているせいか1年を通して疲れを感じさせませんね。チャンとの死闘がクレー最後のベストマッチになるかもしれません。

先日のコメントですがナダルのGS獲得予想20個は言いすぎでした。何個になるかは今のナダルだと想像できません。改善点のない全盛期フェデラーに匹敵する強さでしょうか。最近のテニス界は異常ですね。3年連続でチャンネルスラム達成や、2年連続で生涯GS達成で良い事です。ただ一つ残念な事は10代の選手が以前ほど活躍しない事でしょうか。
  1. URL |
  2. 2010/09/16(木) 18:29:13 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

>F様

最強論議はほんとうに楽しいですよね。
現在の選手への期待感も増しますし過去の選手の再評価にもなります。

ベテラン選手はクレーコートの扱いが重要になってます。特に最近はそうですね。
レンドルもアガシも晩年はクレーの出場自体を減らしていました。
選手寿命を長らえるには必要な事項なのかもしれません。

ただしトップ選手はマスターズ1000の出場が義務付けられています。
スキップすることも可能ですが、ペナルティがあるためランキングポイントには大きく影響します。
フェデラーや他のベテラン選手が今後クレーをどう捉えていくかは注目と言えそうです。

クレーの出場を減らすかクレーに出続けるかの二択になりますが
前者であればランキングは落ちていき、後者であれば体力をすり減らしていく
ということになるかと思います。
  1. URL |
  2. 2010/09/17(金) 10:55:31 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

こんばんは。

大きな大会が終わり、しばらく書くこともなく遠ざかっていましたが、そのうちにデビスカップではジョコビッチvsベルディフというカードが組まれるなどし、セルビアとフランスが決勝に進みました。

さて、デル=ポトロがバンコクから復帰するそうです。
ランキングを落としましたので、しばらくはトーナメント荒らしのような存在となるでしょうか。
第17シード以下で全豪を迎えるようなことがあると、上位陣もうかうかしていられないかもしれません。
  1. URL |
  2. 2010/09/23(木) 15:06:45 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

No.1ロジャー
in our heart
  1. URL |
  2. 2010/10/12(火) 00:55:25 |
  3. キャミ #-
  4. [ 編集]

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