レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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今年ファイナルの行方と過去のGS+プロについて

前記事でいただいたコメントへの返信です。
長くなりましたのでこちらに書いています。
元コメントは前記事をご参照ください。


>Brown様

今年のファイナルは本命4人vsその他4人という明確な図式になりそうです。
4強時代と言われて久しいですからそれも当然のようではあるのですが
4人が以前のような絶対的な存在ではないだけに
他の選手の「つまずき」が印象的という言い方もできるかと思います。

4強vs4弱(って変な言い方ですが)とはいえ、
ファイナルで4強が崩れる可能性も十分に考えられます。
これまでファイナルでは良い所のないナダルがどういう戦いをするでしょうか。
去年のダビデンコのようなサプライズがあるのかにも注目したいところです。

そのダビデンコは今年の出場は難しいでしょう。
不出場となれば去年の優勝ポイントを失いますから大きくランクが下がります。
デル・ポトロとともに今年の最も残念なランクの落とし方ということになります。

そのデル・ポトロはようやく復帰となりました。
力があることは十分の証明されていますからここからどれだけはい上がってこれるでしょうか。
ただもちろん今年のファイナルには間に合いません。
次の大きな旋風は全豪になるのかなという期待で待っていたいと思います。



>F様
>2R様

当サイトの歴史サイトでもかなり紹介しておりますが、
オープン化前と後ではグランドスラムの位置付けが異なりますので
それぞれの時代を対等に比べるのは難しいでしょう。
どんなに工夫をしても誰もが納得する結果を得ることはできません。

ただ、比較自体が全くナンセンスかといえば私はそうは思わないのです。
プロ時代の選手の成績は現在あまりにも軽んじられています。
戦後からオープン化直前までプロ>アマであったことが明白ですから
プロでの活躍はアマでの活躍、すなわちグランドスラム成績よりも重要です。
こと歴史的な記述になった際には必ずプロの成績も触れられるべきだと思うのです。
テニスの歴史マニアとしてはここはどうしても譲れない点です。

ただ、仮にプロ時代の成績をカウントするなら、
アマ時代のグランドスラムを同じようにカウントするのは抵抗があります。
単純にGS+プロ大会ですとローズウォールは8+15=23回、レーバーは11+8=19回
と凄まじい成績になりますが、ともにアマチュア時代のGS優勝を差っ引いたとすれば
ローズウォールは19回、レーバーは13回となります。

もちろんこのカウントがベストというわけではありません。
アマ時代のグランドスラムをカウントしないということになれば
ロイ・エマーソンの優勝回数は「0」ということになってしまいます。
さすがにそれはどうでしょうか。

また、プロ大会は年3回、GSは年4回という違いがありますし
いくらプロの評価が高かったとはいえ
プロとアマが戦ったら絶対にプロが勝ったとも言い切れません。
アマ時代のグランドスラムを完全に差っ引くのもどうかということにもなりますね。

更に、ローズウォールが最強になる以前のプロ時代には
トーナメントの他にエキシビジョンツアーがありました。
このツアーはプロ大会と同等かそれ以上の価値のあったものです。
クレイマーやゴンザレスなどはプロ大会よりもこのエキシビジョンツアーで活躍しました。
特にゴンザレスはあれほどプロ大会で優勝しておきながなら、
ツアーの方でこそ、よりその本領を語ることの出来る選手です。
ローズウォールのプロ大会優勝15回にも、
ゴンザレスが出ていない大会も多く含まれています。

こんなことを考えると比較は更に困難になっていきます。

しかしまあ、こうしてこの選手はこう凄いああ凄いなどと語るのは楽しいものです。
結論は出ないということはわかってますので、意味が無い!
と一言で片付けることもできるかもしれませんが
やはりテニス好きとしては結論など気にせず大いに楽しく語るべきではないでしょうか。
それこそが過去のいろんな選手の功績を忘れずにいることのできる
ファンとしての最大の恩返しにもなると思うのです。

現に、テニス史ファンを自負する私ですと
さらりと書いたつもりがすぐにこんな長文になってしまいます。

因みにかつて、私も遊びでカウントしてみたことがありましたが、
仮に以前からグランドスラムが現在のような形で開催されていたとするならば、
ローズウォールもレーバーも15回かそれ以上位の優勝をしたのではないかと考えられます。

いずれにしても、テニスの歴史の記事は当サイトでも特に力を入れている部分なのですが
当然といいますか、最近の記事に比べればどうしても反響が少なくなるのは事実です。
ですから、こうして歴史系の書き込みをしていただけるととても嬉しく感じます。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2010/10/27(水) 13:15:22|
  2. 雑記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

最強論に結論なし

やはり結局のところ結論は出ないというのが答えでしょうか。

そもそもオープン化後の選手どうしの比較でさえグランドスラム優勝回数のみでは語れないのですから無理もないですね。
コナーズとボルグの比較がいい例になりますね。
グランドスラムの優勝回数はボルグのほうが多いですが、かといって必ずしもボルグ>コナーズとはいえません。
むしろグランドスラム優勝回数以外の多くの項目でむしろコナーズのほうが高い数値をたたき出していることが多々あります。
他にもマッケンローとビランデルはグランドスラムの優勝回数は同じですが、ではマッケンローとビランデルは同じ強さですとは言えません。

ましてやオープン化前のグランドスラムとプロ大会の成績を比較しろと言われてもとても無理な話です。

グランドスラムをオープン化前とオープン化後で分けるというのも考えましたが、そもそも1930年までプロ選手は存在しなかったわけですし、プロ選手が誕生した当初からプロ>アマだったかといえばそうとも言い切れないのでこれも難しいです。
しかし結局のところオープン化前とオープン化後を『プロ選手の出場が認められる前』と『プロ選手の出場が認められた後』と捉えて時代として分けることで妥協して、それにグランドスラムに出場できなかった当時のプロ選手としての成績を加味するというところまでが限界に感じます。

結局は最強論に結論なし
というところに帰結しますね。

さて現在のテニスに話題を移すと、43歳のトーマス・ムスターが地元オーストラリアの250大会に出場していましたね。
最初にT・ムスターの表示をみたときはB・ベッカーと同じパターンかと思っていてまさか本人だとは思いませんでした。
結果は敗れましたが、地元の大声援を受けていたようです。
いずれムスターと同じくクレー巧者といわれるナダルとエキシビションでもいいのでクレーで対戦してくれないでしょうか(クレーでの安定度は断トツでナダルの勝ちですね)。
モヤ対ナダルというのもみてみたいですが、もはやモヤがほとんど出場していませんのでツアーでの再戦は厳しいでしょうか。
クレーでカフェルニコフ対ソデルリング…違う意味でこれもみてみたい対戦のひとつです。
  1. URL |
  2. 2010/10/28(木) 19:11:33 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

>2R様

そもそも最強論自体が答えを求める類のものではないとして進めれば
話も延々と続きますし内容もどんどん膨らんでいきます。
結果過去のあらゆる選手が好きになっていく気がします。

ムスターの復帰はシニアツアーかと思いきや何とびっくり通常のツアーでしたね。
これは次回のデータ集計で修正を加えなくてはいけません。
まだ試合には今後も出る予定なのか気になります。
下手をすれば引退選手扱いから現役選手に変えなくてはいけません。

ムスターは左利きでハードでも強いクレー巧者、
トップスピンなのに強打、といった点でナダルとかぶる選手です。
もっと前にはビラスもいますが、15年~20年周期くらいでこういった選手が登場するようですね。
ビラスのもっと前となるとおそらくはドロブニーになるでしょう。
オーストラリア型グラスコーター、アメリカ型ハードコーターとは対極にあり、
それぞれの時代で名勝負を繰り広げてくれています。
  1. URL |
  2. 2010/11/01(月) 09:30:01 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ムスターの復帰

Au-sagaさま

 ムスターの復帰は驚きですねぇ。クルム伊達公子に触発されたのでしょうか?もっとも、本人曰く、正式に引退を表明していたわけではなく、’99年に"go on a holiday(休暇を取る)"と言っただけなようですので、”現役復帰”とはニュアンスが違うのかもしれません。
 今後ムスターは、さらにトレーニングを続けて、来年3月から20~25の大会に出場する計画だと語っていたようですよ。

 ムスターのプレーは片手バックながらとてもパワフルで、掃いて捨てるほどいる両手打ちバックの選手などより何倍も見ていて楽しく、応援し甲斐のある選手でした。ただ、全盛期のクーリエにはまるで弱かったという印象が強いですね。特に全仏ではいいようにやられていました。
 
 フェデラーやナダルと対戦して、どこまでやれるか見てみたいですね。
  1. URL |
  2. 2010/11/02(火) 00:41:15 |
  3. ロナウジーニョロニョロ #m2SnQX12
  4. [ 編集]

>ロナウジーニョロニョロ様

情報ありがとうございます。
年20大会に出るとなるとこれはもう本格的ですね。

私が最初にムスターを見たのは80年代後半のキービスケンですが
浅い球を、大きく回りこんで打つフォアの逆クロスには驚かされました。
正に筋肉で強打するというイメージでした。
それまでもフルスイングをする選手はいましたが、
観るものにここまでフィジカルを感じさせる例は少なかったんじゃないかと思います。
今もまだあのショットは健在でしょうか。
トップ選手との対戦は楽しみですね。
  1. URL |
  2. 2010/11/02(火) 09:24:41 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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