レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

オープン化前の最強選手は

さて、普段私はあまりやらないんですが
敢えて主観によるランキングをやってみたいと思います。
オープン化前の最強ランキングです。

どうしても歴代最強という一括りにするのは難しい部分があり
オープン化前と後を分けるのは自然な分類のように思います。

オープン化前は明確なデータが得られない時代ですので
主観によるランキングになるのもある意味当然と言えるでしょう。


laver-4a.jpg
1位 レーバー

断トツです。大小合わせて生涯約200タイトルを取ったと言われています。
最強時代が長く、活躍の詳細が明らかになればなるほど凄い選手というのがわかります。
プロ入りした1963年にローズウォールとホードに阻まれました。
プロの壁は厚く、さすがのレーバーもそれを越えるのは一苦労だったと思ったのですが
実際には年内にはホードとの対戦を逆転していましたし、
翌年以降はローズウォールにさえ勝ち越していました。
30歳を過ぎての年間グランドスラムも脅威です。
よくハードコートのグランドスラムタイトルがないことが最強論否定に使われますが、
レーバー自身、判明している分の全タイトルの3分の2はなんとハードコートなのです。
あくまでもハードコートのグランドスラム大会がなかっただけであって、
ハードコートに弱かったわけではないのです。
弱点をあげるとすれば、その活躍の全貌があまり知られていないという点ではないでしょか。
それでもなお、常に最強候補に上がるのだからまったく恐ろしい存在感です。

Tilden-3a.jpg
2位 チルデン

最強時代の強さ、息の長さ、どちらもテニス史上のトップと言えます。
まだグランドスラムが全世界規模でなかった時代であったにも関わらず
二桁優勝というのは凄いです。テニスに革命を起こした人でした。
勝利数や勝率などの単純なデータのみで言えば恐らく他を圧倒しているでしょう。
1920年代後半にラコステとコシェに負けが込みました。
ここは全盛時でくなっていたという判断ができなくはないですが
その後40歳を過ぎてもプロで再び頂点にたったのだから
二段全盛期があったといえるのかもしれません。

p-gonzales-4a.jpg
3位 パンチョ・ゴンザレス

50年代~60年代の長きに渡ってプロテニス界を支配した名選手です。
エキシビジョンツアーがメインの活躍の場だったので
トーナメントタイトル数は上位2名に少し劣ると思いますが、
その代わりトップ同士の頂上決戦で長年負け知らずだったわけで、
むしろ強さの印象でいえば最高なのではないでしょうか。
30代後半になってようやくローズウォールやレーバーに負け越すようになりましたが
その後もずっとトップ選手の一人であり続けたので活躍の長さも特筆すべきです。
オープン化後は40歳を過ぎていたにも関わらず全仏でアマ最強のエマーソンを下すなど
強さを見せつけるという印象では生涯に渡って最高のものを持っていました。
弱点はやはりアマ時代の活躍の少なさによる印象の低さではないでしょうか。

rosewall-5a.jpg
4位 ローズウォール

10代でグランドスラム優勝、その後プロ最強選手となり、
オープン化後には多くの年長記録も打ち立てるなど息の長さで言えば最上級の選手です。
ゴンザレスとレーバーに囲まれているためそのライバルとしての印象が強いですが
確実な最強時代も築いており、生涯成績で言えば歴史上屈指の名手だと言えます。
一番強い選手はだれか、と言われてローズウォールと答える人は少ないと思いますが
3人上げろと言われば入ってくる、そんな選手です。
弱点はゴンザレス、レーバー時代に囲まれてしまったことと
レーバーに比べてやや取りこぼしがあったことでしょうか。

budge-5a.jpg
5位 ドン・バッジ

初の年間グランドスラム達成者として名高い選手です。
これはフレッド・ペリーがプロに行ってからの達成なので
その価値を疑問視する意見もありますが
実際にはプロ入り後すぐにそのペリーを凌いで1位になっているので
折り紙付きの実力であることは疑いありません。
その最強時代の強さは圧倒的でしたが、歴代最強になりきれないとすれば
第二次大戦によるキャリアの中断が最大の理由と言えるでしょう。
それがなければ40年代最強選手として名が残ったのではないでしょうか。


この他、チルデンのライバルのコシェやラコステ、
1930年代前半のフレッド・ペリーやバインズ、
戦後最初の最強選手ジャック・クレイマーなどが次点に名を連ねています。

ジョンストン、ボロトラ、クロフォード、
セグラ、セッジマン、ホード、ヒメノ、エマーソン
などが更にその次点といったところです。

こうしてみると、記録だけでも素晴らしい選手が多いです。
もしも実際に試合を観ていたらまた印象も違ってきたでしょう。

後世の判断というのは冷静な分析が加えられるわけで
それは大いなる長所ともいえるのですが、同時に
胸を熱くたぎらせるような本来スポーツ観戦で
最も強く受けるべき要素が欠落するという難点もまた存在しています。

最後に、最強ランキングとは別に
個人的に好きな選手や気になる選手を上げますと
レーバー、ヒメノ、セッジマンそしてコシェになります。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/03/10(木) 16:14:28|
  2. 雑記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

レーバーは古いテープでしか見れませんがハードヒッターで驚きました。

あのー突然ですが、私の「思い出の試合ランキング」ですと

1位:2009フレンチオープン決勝フェデラーVSソーダリング・・・ナダルに阻まれ続けてファンの私自身諦めかけていただけにこの優勝は感涙でした。
2位:2007ウィンブルドン決勝フェデラーVSナダル
3位:2008ウィンブルドン決勝ナダルVSフェデラー
4位:2004USオープン決勝フェデラーVSヒューイット・・・何度見てもフェデラー最強すぎです。
5位:2001ウィンブルドン決勝イワニセビッチVSラフター
6位:2001USオープン準々決勝サンプラスVSアガシ
7位:2001フレンチオープン2回戦ロディックVSチャン
8位:2005マスターズカップ決勝ナルバンディアンVSフェデラー
9位:1998ウィンブルドン決勝サンプラスVSイワニセビッチ
10位:1995オーストラリアンオープン決勝アガシVSサンプラス

他に
2003ウィンブルドン1回戦ヒューイットVSカルロビッチ、同大会1回戦グロージャン(大ファンです)VSヘンマン、2009マドリード準決勝ナダルVSジョコビッチ、記憶が新しい2010イズナーVSマウーの最長試合などですか。Au-sagaさんの名試合はどうでしょうか?レンドル中心でしょうか。
  1. URL |
  2. 2011/03/11(金) 14:15:53 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

>F様

レンドルの思い出の試合は多いですが、
勝つのが当たり前の選手だったので
どちらかというと負けた試合の印象のほうが強いです。
これはサンプラスも同じです。
ただ、フェデラーに関しては勝った試合の印象が強いです。
やはりグランドスラムの固め取りがモノを言ってますね。

私もグロージャンが大好きなので
名前を上げられているのがとても嬉しいです。

敢えて最強選手の負けた試合で印象深いのを上げますと
以下のようになります。

マッケンロー 83年全豪 vsビランデル
レンドル 87年セイコースーパー vsエドバーグ
サンプラス 97年全米 vsコルダ
アガシ 01年全仏 vsグロージャン
フェデラー 05年全豪 vsサフィン

頂上決戦だと以下となります。

マッケンローvsボルグ 80年全米
コナーズvsマッケンロー 82年ウィンブルドン
レンドルvsマッケンロー 88年全仏
エドバーグvsベッカー 90年ウィンブルドン
サンプラスvsアガシ 01年全米
ナダルvsフェデラー 08年ウィンブルドン

これらは一部です。
多すぎて全部あげられないですね。
  1. URL |
  2. 2011/03/11(金) 22:35:30 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

みなさん、ご無事ですか?
この板に書き込まれている方で被災された方はいないでしょうか?
いらっしゃいましたら、お見舞い申し上げます。

管理人様
過去の名選手ランキング、ありがとうございます。
名前は聞いたことがあっても、具体的にどういう活躍をしたのか、
プレイ時の顔・体格はどうだったのか、あまり知る機会がないので、
こうまとめて見れるのはありがたいです。

レーバーは、全豪でフェデラーが泣いて抱きついた彼ですよね。
当たり前ですが、若いころはスポーツマンの顔・体格でかっこいいですね。
そして、その実績を見ると、彼が泣いちゃうくらい感動するのがわかります。

インディアンウェルズでは、錦織が1回戦を勝てば、
フェデラーとの対戦だったのですが、錦織は負けちゃいました。
ちょっと期待していたので、残念です。
地震の翌日だったので、精神的に影響したかな。

ジョコビッチは怒涛の強さを見せていますね。
去年のインディアンウェルズ初戦負けなので、
どんどんスコアを伸ばしていっちゃいます。
フェデラー、頑張れ!
  1. URL |
  2. 2011/03/14(月) 21:33:48 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

自分は無事です

おはようございます

自分は九州なので、揺れすら感じることがありません。
とはいえ国立大学に無事受かりましたので、じき九州を出ることになりますが。4月からは東海(?)民になることになります。


さてインディアンウェルズですが、マレーとフェレールが初戦で敗れました。

マレーはヤング、フェレールはカルロビッチに敗れました。
(ちなみにヤングはすでにロブレドに0-6,4-6で敗れています)

スコアはともに6-7,3-6でした。

この他、ツォンガ、リュビチッチ、バグダティスなどがシードダウンしています。
ツォンガはマリス、リュビチッチはデル=ポトロ、バグダティスがデウバーマンに敗れました。

リュビチッチは昨年の優勝者でしたが、初戦でデル=ポトロという厳しい組み合わせとなり、初戦で敗れてしまいました。

これにより昨年優勝の1000ポイントを失うとともに今年の初戦敗退の10ポイントが加算され、実に990ポイントを失います。

リュビチッチの現在のポイントがおよそ2000ポイントですので、約半分を失います。
これによりランクを大きく下げることになりそうです。
  1. URL |
  2. 2011/03/15(火) 06:31:50 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

>かめさん
無事でよかったです。そうでしたね。あの時バグダティスは本当に良いプレーをしました。苦しんでの優勝でしたからポロっと涙出ちゃいましたよね。

>Au-saga様
現役時代のプレーを見ないで記録ばかり気にするはつまらないかもしれません。レンドル、ボルグ、10代のベッカーは私は生まれる前なのでリアルタイムで見れませんでしたがサンプラスやイワニセビッチ、そして全盛期が始まる前からのフェデラーを見れた自分は幸福でしょうか。グロージャンはサントロと同じく楽しいプレーをする選手で好きでした。

現ツアーでの私の注目はナダルのモンテカルロ7連覇なるかに注目です。3回準優勝のフェデラーも出場決定したようです。クレー巧者といってもアルマグロ、モンタネスあたりなら全く恐れる選手ではないんですが、ナダル、ジョコビッチは相変わらずフェデラーにとっては壁ですね。
  1. URL |
  2. 2011/03/15(火) 08:33:29 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

書き込み有難うございます。
皆様、ご無事でしょうか。

いつもより多忙にはなっていますが
ひとまず私ができることといえばテニスの記事をアップするくらいなので
暇を見ては続けていきたいとおもいます。

インディアンウェルズが始まっておりますので
そちらの話題については新記事をたてました。

過去の選手についてですが一応少しは映像も残っていますので色々と収集しております。
ただし、ホードとかバインズとか、観たいけど中々無いという選手も多いですね。
レーバーなんかは結構あるのですが。

試合を観るとやはり最近のほうがミスも少ないし動きも速いですね。
ショットの威力については雲泥の差という感じです。
それでももちろん昔の試合も私としてはかなり楽しめます。
ただ、戦前とかになると映像自体がなんというか古いフィルム特有の
あのセコセコした動きになるし、ショットも緩慢という気がします。
戦後のパンチョ・ゴンザレス位から見ごたえが出てきますね。
クレイマーの試合が観たいけど今のところ全く収集できていません。
  1. URL |
  2. 2011/03/15(火) 10:47:24 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

>>Au-Saga様
ナダルは直近のGS5大会中4大会優勝と短期間でそうとう伸ばしてきましたし、決勝での異常な勝率や、若手が台頭して来ない事を考えると実際GS20個近くまで、もしくは20を超えると思う私は不思議でしょうか?フェデラーもGS2敗当時は12勝とナダル以上でしたが、それからの勝率は5分5分ですね。


海外の記事を見て、ふと思ったのでコメントしました。オープン化以降のクレーで最高の選手を挙げるとなると誰でしょうか?

1.ボルグ...説明不要。最強選手
1.ナダル...ボルグと同じ。
3.レンドル...全仏優勝3回、5回決勝進出。勝率、タイトル数ともにトップクラス
4.ビランデル...レンドルと同じ。
5.フェデラー...09の全仏優勝1回のみだが、4年連続決勝進出、5年連続ベスト4達成、7年連続ベスト8進出と安定した強さがある。勝率はトップクラス。タイトル数は9個と少なめですが、現行のツアー制度だと仕方ないです。
6.ビラス...全仏優勝1回ではあるが4回決勝進出。ボルグの次に強かった。クレー勝利数がダントツ。
7.クエルテン...全仏優勝3回。しかし、勝率は7割以下、全仏でも安定感が上記の選手に比べると劣る。
8.クーリエ...2回優勝。
9.ブルゲラ...クーリエと同じ。90年代は全仏での本命がいなかっただけに時代にかなり恵まれた感がある。
10.ムスター...クレースペシャリストと呼ばれるだけにタイトル数、勝率もトップクラスだが、全仏では決勝進出1回のみと安定した成績がない。


何を基準に選ぶべきなのでしょうか?全仏での成績、もしくはツアータイトル数や勝率、勝利数を基準に考えるのでしょうか?フェデラーにとってクレーのナダル、ビラスにとってクレーのボルグがいなければ全仏でもっと優勝できましたし。まあ永遠に答えの出ない最強論ですが、考えるのは楽しいですよね。

88年最終戦ベッカー対レンドルを見ました。レンドルのフォアの逆クロスかっこいいですね。ますます好きになりました。ベッカーのサーブも。過去の試合をどんどん放送してくれるとありがたいんですけどね。2004年最終戦フェデラー対サフィンの3セット目のタイブレークは興奮しました。



  1. URL |
  2. 2011/06/16(木) 23:04:11 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

>F様

グランドスラム20回を考えると,ナダルはまだ半分の10回ですから、
つまりあの凄い記録を打ち立て続けているナダルが
キャリア最初からと同じことをもう一回やるということであり
如何なナダルといえどもハードルは高いのではないかなと個人的には思います。
ただ、ナダルは既にいくつもの前人未到を体現していますから
更なる記録も充分にあり得ると思います。

またクレー最強選手の定義ですが、言葉自体が曖昧でどのような解釈もできるため、
人によって評価も異なってくるのは止むを得ないところだと思います。
同時にそこが面白いところでもあるので様々な評価があることは良い事だと感じています。
どの数字がどうとか細かいことを言ってもキリがないので結論を行ってしまいますと
一般にはナダルでいいんじゃないかと思います。
ボルグも凄いですが私が一人を選べと言われたらナダルです。
成績もさることながらプレーそのもののインパクトも凄いですから。

最後に、88年のベッカーvsレンドルご覧になりましたか。
あれは名勝負の多い両者の対決の中でも
ベストマッチと言っていい試合ではないかと思っています。
レンドルの赤いウェアも珍しいです。
最終戦が3セットマッチになってしまってから
もうこのような頂上決戦を見られないのかなと思うと寂しい限りです。
  1. URL |
  2. 2011/06/17(金) 17:13:44 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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