レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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1991年全米、ロスターニョvsラセクについて

コメント欄で1991年全米のロスターニョvsラセクについて質問をいただきました。
(2R様ありがとうございます)

rostagno-1a.jpg hlasek-1a.jpg
この試合ですが、ロスターニョとラセクは3回戦で対戦し
「6-7 7-6 7-6 7-6」というスコアでロスターニョが勝利しました。
4セット全てがタイブレークとなり、試合を通じてブレークが1度ずつしかなかったということで
サーブ一辺倒の試合の代表として当時話題になった記憶があります。

ただ、現在の我々はカルロビッチや全英のアイズナーvsマウーを知っています。
そういったものに比べてしまうと少しイメージは違うかもしれません。

今改めて試合のサマリーを見てみますと、
ロスターニョのエース23本に対しラセクは7本しかなかったんです。
ロスターニョはこの試合の後シュティッヒと対戦しやはり4セットを戦っています。
シュティッヒはラセク以上のサーバーですのでさぞ激しいサーブ合戦になったかと思いきや
お互いエースは5本ずつと少々肩透かしを食らいます。
ただしこれが当時の水準だったのだと言えます。
その意味ではサーブ側がほとんどポイントを取ったロスターニョvsラセク戦が
異常なサーブ主体の試合であったということになるわけで、
当時の評も間違いではないことになります。

ロスターニョはこの後リヨンの大会でケヴィン・カレンと対戦します。
「6-7 7-6 6-7」というスコアで敗れるわけですが
こちらも当時のサーブ主体の試合の顕著な例と言えます。

この年はロスターニョのベストイヤーかもしれません。
ウィンブルドンではサンプラス、コナーズに勝利していますし
4月のハードコート大会でもサンプラスとコナーズに勝利ています。
その大会では決勝でアガシに敗退しましたが大躍進でした。
また何と言っても9月東京のセイコースーパーです。
ベッカー、レンドルを撃破して決勝に進出しました。
決勝でエドバーグに敗れましたが、生涯タイトル1つだけのロスターニョとしては
この年2度の決勝進出は最上の結果といえます。

一方のラセクは、1988年のマスターズファイナルにも出ていますし
タイトルも5個取ってますのでロスターニョよりは実績の豊富な選手です。
マーク・ロセと並びフェデラーが登場する以前の最も有名なスイス人選手です。

ロスターニョとラセクの詳細なプレイヤー紹介のようなものも行ないたいところですが
どちらの選手も超ビッグネームではないにしろ
少なくともエリック・コリタよりはキャリアがありますので
文が長くなってしまうこと必定ということで、取り敢えず今回は割愛させていただきます。
また機会があれば色々書いてみたいと思います。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/05/07(土) 17:28:03|
  2. 過去の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
<<2011年マドリッド、ジョコビッチ優勝 | ホーム | 2011年マドリッド、ジョコビッチ年初から29連勝>>

コメント

わざわざありがとうございました。

エースが思ったよりも少なかったです。
ということは、サーブ後の緩いリターンをボレーで決めた場面がより多かったということなんでしょうか。

やはりアイズナーvsマウー戦やカルロビッチvsステパネク戦を見た後だと、ちょっと肩透かしを食らった感じです。

ところで、マドリッド初戦でフェデラーも7-6(13),6-7(1),7-6(7)という試合をやっています。

stasをみると、
1st Return Points Wonはフェデラーが18%,ロペスが19%、2nd Return Points Wonはフェデラーが44%,ロペスが35%でしたが、平均はどのくらいなんでしょうか?


ここから余談です。
講義の暇つぶしに、手持ちの電子辞書内臓の英和辞書にテニスプレイヤーの名前があるかを調べてみました。

結果はというと、大選手といえるあたりは軒並み出てきました。
が、まあ英和辞書ですから仕方ないのですが、内容はお粗末です。

コナーズ:米国のテニス選手。Wimbledonで優勝(1974,82)
ボルグ:スウェーデンのテニス選手。Wimbledonで優勝(1976-80)
マッケンロー:米国のテニス選手。Wimbledonで優勝(1981,83,84)
レンドル:米国のテニスプレーヤー;チェコ出身

とこんな具合です。ここでもレンドルが損をしていますね。

以下、出てくることが確認できた選手です
チルデン、コシェ、ラコステ、ボロトラ、ペリー、バッジ、クレイマー、セッジマン、ドロブニー、パンチョ・ゴンザレス、ホード、フレーザー、トレイバート、ローズウォール、エマーソン、レーバー、アッシュ、ニューカム、ナスターゼ、コナーズ、ボルグ、マッケンロー、レンドル、ノア、ビランデル、ベッカー、エドベリ、シュティッヒ、クーリエ、サンプラス、アガシ

一応分かった範囲ですがこのぐらいです。
21世紀に入って活躍した選手は載っていません。もっとも現役選手はデータも変わるので載っているわけがないのですが。

先ほどお粗末だといいましたが、ごく一部だけウィンブルドン以外の活躍が記載されている選手がいました。

まずバッジとレーバーですが、年間グランドスラムという偉業に関連した部分のみで、正確なものではありません。
特にバッジは、史上初の四大大会制覇をなし遂げたという記載だったんですが、この表現だとキャリア・グランドスラムも史上初ともとれてしまい、微妙な表現です。

トレイバートは、全米には触れられていましたが、全仏には全くのノータッチです。
セッジマンもダブルスでのみウィンブルドン以外に関する記述がありましたが、不完全です。

そしてそれ以外ではラコステ・ビランデル・クーリエ・サンプラスです。

ラコステとビランデルは、獲得曽田グランドスラムの記入漏れがありません。
ビランデルは1982年に全仏初優勝したこと、1988年にウィンブルドン以外の3タイトルを獲得したことも記載されています。

クーリエのほうは
クーリエ:米国のテニスプレーヤー;強力なサーブと確実なフォアで,1992年全豪・全仏選手権で優勝し、世界ランキング1位となった
といった具合です。
ランキング1位について書かれているのはクーリエただ一人です。

サンプラスはなぜか記事が2つあり、一方はウィンブルドン優勝に関することしか書かれておらず(なぜか2000年の優勝が抜けていましたが)、もう一方は

サンプラス:米国のテニスプレーヤー;ギリシア移民の子;強力なサーブアンドボレーを武器とし,1990年 全米オープンで大会最年少の19歳で優勝,93年 全英・全米で優勝

さすがに情報が古すぎます。最初期しか触れられていません。


・・・・ここまで書いて別の英和で同じことをしてみると、もっと詳しいものがありました。
が、やっぱり変な間違いが。

アガシの全仏優勝が95年にされています。チルデンのウィンブルドン優勝が1回多くなっています。など

どうもこっちの辞書はアメリカ選手が詳しいですね。ところどころ間違えてますが。しかしクーリエが今度はありません。
そしてオープン化前がいい加減です。オープン化過渡期の選手を除けばチルデン・ボロトラ・ペリー・バッジ・クレイマー・ゴンザレス・ドロブニーぐらいです。

ちなみにレンドルは、全米3連覇くらいしか書かれていません。

まあ・・・ただの暇つぶしですが、結構面白かったです
  1. URL |
  2. 2011/05/07(土) 23:56:26 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

対決シリーズ見直し

こんばんは。

ちょっと気まぐれで、対決シリーズの更新チェックをしてみました。

データの追加が確認されたのは

レンドルvsノア 10-7→11-7

のみでした。
  1. URL |
  2. 2011/05/08(日) 19:48:08 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

>2R様

ロスターニョはかなりリターンの巧かった選手ですし
ラセクも今の感覚からすればずば抜けたビッグサーバーではありませんが
長身でサーブ&ボレーを得意とする選手でしたので
やはりその試合はお互いサーブの調子がよかったのではないかと思います。
ラセクのほうは、エースは少なくてもウィナーが多かったのかもしれません。
当時のサーブ対決という評を信じればおそらくはそうなるのではないでしょうか。

フェデラーvsF・ロペスの試合ですが激戦でしたね。
今シーズンのデータを見てみると、1stサーブリターンポイント獲得率は
フェデラーで33%、F・ロペスは26%となっています。
そう考えればお互いサーブの調子がとても良かったのだと思います。
因みに2ndはフェデラーが52%、ロペスが44%です。

英和辞書の件ですが丁度90年代前半に書かれたということなんでしょうね。
正確さに欠けるのはまあ仕方ありません。
レンドルが載ってないなどということであれば別ですが。

また、レンドルvsノアの件ありがとうございました。
一番最初のデ杯の対戦が入っていなかったようですね。
今もってこういうことがあるからATPデータは要注意です。
  1. URL |
  2. 2011/05/09(月) 10:40:34 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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