レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2011年、今後のジョコビッチ、ナダルは

さて、皆さんお久しぶりです。
あまりにも久しぶり過ぎて忘れてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

見返してみると、もの凄く中途半端なところで更新が止まってるんですね。
せめてウィンブルドン終了後の一記事はあっても良かったはずなんですが。
大変失礼しました。

今更ウィンブルドンの決勝の感想というのもおかしいですが
簡単に印象を述べますと、準決勝に比べて随分雑な試合だったなと思いました。
両者ミスが多く、特にナダルにはそれらしいプレイがありませんでした。
ジョコビッチも1つセットを落としましたがナダルが盛り返したというよりも
ジョコビッチが落としたという印象でした。

準決勝の2試合が良かっただけにそうした印象を強く感じたのかもしれません。
まあ、熱戦の準決勝の後に決勝がつまらないいう例は過去にも多くあります。
また特に最近は2008年、2009年と2年連続でとんでもない決勝が行われましたので
それとの比較ということになると、向こう数十年は決勝を戦う選手たちも大変だと思います。

djokovic-9a.jpg nadal-7a.jpg
さて、ジョコビッチは頂上決戦を制してウィンブルドンのタイトルを手にし、
そしてNo.1就任といいことずくめでグラスシーズンを終えました。
ナダルには今年5連勝と2強体制とはいえ差を付けているイメージです。

過去にもベッカーとエドバーグとかサンプラスとクーリエとか
最近ではナダルとフェデラーとか、2強時代ではあっても
対戦成績は片方に集中しているという例はあります。
今回もその一例と言えるのでしょうか。

もっともベッカーvsエドバーグやサンプラスvsクーリエとは違い
生涯に渡ってジョコビッチが一方的に勝っているわけではありません。
対戦成績ではまだナダルのほうがリードしています。
現時点ではなんとも判断できませんが、過去に照らし合わせると
2つある傾向のどちらかに当てはまるのではないかと考えられます。

まず1つめですが、世代交代バージョンです。
過去で言うとコナーズvsボルグやヒューイットvsフェデラーがそれに当たります。
コナーズvsボルグは途中までがコナーズの6勝1敗で、その後がボルグの14勝2敗です。
ヒューイットvsフェデラーは、最初ヒューイットが7勝2敗、その後はフェデラーの10勝1敗です。

borg-4a.jpg federer-5a.jpg
それぞれの例で明確な力関係の切り替わりポイントがあります。
ボルグの場合は1977年、フェデラーの場合は2004年です。
どちらも最初にNo.1に就任した年に当たります。

今回も正にこれにあてはまります。去年までナダルvsジョコビッチはナダルの16勝7敗でした。
しかしジョコビッチがNo.1に就任した今年、ジョコビッチが5勝0敗としているわけです。

ただし、今回の例を安易に世代交代と位置付けていいかはわかりません。
ナダルとジョコビッチはすでに以前から両者はライバルと言っていい関係でしたし
過去の2例ほど極端にナダルが勝っていたわけでもありません。

むしろ、もう一つの例のほうが両者の関係に近いのかなと思います。
それがマッケンローvsレンドル関係です。

McEnroe-9d.jpg lendl-back3a.jpg
年齢差が1歳というのも同じです。
コナーズ、ボルグという偉大な先人の後に颯爽と現れたという位置づけも
フェデラーの後にNo.2、No.3にのし上がってきた両者に近いものがあります。

マッケンローとレンドルは総合ではレンドルが21勝15敗とややリードしていますが
世代交代バージョンとは違い、生涯に渡って勝ち負けを繰り返しました。
主に前半はマッケンロー時代、後半はレンドル時代といえるのですが
マッケンロー時代にもレンドルはマッケンローに勝っていますし
レンドル時代にマッケンローが勝っている例もあります。

1984年のマッケンローは今年のジョコビッチに当てはまります。
マッケンローが正に真の王者であった年が1984年です。
1981年にボルグからNo.1を奪ったマッケンローは、しかしレンドルには勝てず
ツアー6連敗、デ杯とエキシビジョンを合わせると実に9連敗という大変な苦手意識を持っていました。
しかし神が舞い降りたとされる1984年にはこれを克服し
この年7度行われた対戦のうち実に6勝をマッケンローがあげているのです。
今年のジョコビッチとナダルの関係もこれに近いのではないかと思います。
それまで負けが込んでいたナダルに対して生涯最高の年に圧勝を飾ることが出来ているのです。
記録の上でも1984年のマッケンローと今年のジョコビッチは何かと対比させられることになるでしょう。

これからの展開を観なければわかりませんが、
世代交代バージョンである場合は今後ジョコビッチが多く勝ち
マッケンローvsレンドル状態であるならば、両者は今後も勝ち負けを繰り返していくことになります。

今両者は丁度時代の狭間にいるというわけですね。
過去から振り返ってこのような時代を分析するのもいいですが
正に今その時代の中にあって今後を展望していくというのも楽しいものです。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/07/27(水) 10:35:52|
  2. 過去の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
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コメント

お待ちしてました。

管理人さん、お久しぶりです。また管理人さんの記事が読めるというのが嬉しいです。

ウィンブルドンも終わり、ハードシーズン突入しています。

ジョコビッチ、ナダルの話題で持ちきりですが、フェデラーの今後は厳しいという見方でよろしいでしょうか。

全仏後は、ハレには出場せず、ウィンブルドン2年連続ベスト8で敗退。そしてデビス杯ではシングルスに出場し、勝利はしたものの、やや苦戦しながらでした。
フェデラーが次に出場するのはロジャーズマスターズでしょうから、試合感などから不安です(泣)
今頃猛練習中ですかね。
さて話は変わりますが、世界ランク3位のフェデラーですがスポンサー契約だけで50億を稼いでいると聞きました。

タイガーウッズが1位ということですが、ウッズはスキャンダルがあったのに、フェデラーはグランドスラムでなかなか勝てなくなってきたのに人気は絶大なんですね。
  1. URL |
  2. 2011/07/27(水) 13:58:13 |
  3. Mr.N #-
  4. [ 編集]

>Mr.N様

かつての勝ちまくっていた時を思えばフェデラーも苦しいと言えるのかもしれませんが
今の状態、すなわちNo.3を維持してチャンスがあればビッグタイトルを狙う、
ということであればまだまだ行けると思います。

またスポンサー契約についてですが、
今現在のランキングよりもその選手がどのように歩んできたかが価値だと思うので
フェデラーが未だにテニス界で最高だというのも納得出来る気がします。

さすがに引退するとスポーツ選手は偶像としてが価値が減じてしまいますが
それでも偉大なプレイヤーであればいつまでもスターとして扱われます。
フェデラーの場合はそれはもう揺るぎ無い地位を確立していると言えるのではなうでしょうか。
  1. URL |
  2. 2011/07/27(水) 14:50:46 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ナダルの好調は一年おきなんですかね。去年のレベルでプレー出来ればジョコビッチにあそこまで一方的なスコアにならないはず。


両者の対戦で名勝負は少ない気もします。ここらへんはレンドルとマッケンローを思い出します。マッケンローVSレンドルよりもマッケンローVSボルグ、レンドルVSエドハーグのがワクワクします。(特に後者!!)

マッケンローとレンドルのようにナダルとジョコビッチは年は近いけど、別世代なんでしょうか。
  1. URL |
  2. 2011/07/27(水) 15:58:56 |
  3. マックスサフィン #-
  4. [ 編集]

お久しぶりです

お久しぶりです。

なんだかんだ忙しかった上に特に書くべき話題もなく、しばらく書き込んでいませんでした。

クレーシーズンからウィンブルドンまであまり間髪をいれず重要な大会が続いていたので、ちょっと一休みといったかんじでしょうか。
トップ選手もまさにそんなかんじですね。大会に出ているのは少数派です。

とはいえそろそろカナダとシンシナティを意識すべきところまで来たでしょうか。

昨年はフェデラーが活躍しましたね。
しかしその分今年は守るポイントが多いです。
あとあまり関係ないですが、カナダが、フェデラーが30歳で臨む最初の大会になるんでしょうか?
確か誕生日が8月8日でしたよね。
自分と4日しか違いません(それこそ関係ない話)。

ウィンブルドン後というと恒例の集計作業がありますが、うーんお忙しいようですね。

今回はジョコビッチがかなり数字を上げたので面白いんですが。

こちらは8月に入れば夏休みになるので少しは余裕が出ると思います。
  1. URL |
  2. 2011/07/28(木) 00:16:16 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

そういえば、ウィンブルドン決勝ってもう1ヶ月近く前のことなんですね・・・。

 去年と今年のウィンブルドン決勝を見比べてみましたが、明らかにナダルのプレーレベルが落ちているように感じました。たぶん去年より良くなっているのはサーブだけでしょうか?それでも、ジョコビッチ以外の選手にはそう負けていないので、著しい衰えではないかもしれませんが・・・。

 個人的には、ナダルに遂に衰える時期を迎え始めているのではないかと感じます。若い時期からの身体の酷使を考えると、ヒューイット的な・・・?。フェデラーと熾烈な戦いを繰り広げていたことを考えると、ナダルとジョコビッチはあまり同じ世代に感じないのが正直なところです。このまま落ちて行くのか、それとも踏みとどまるのか、その辺は面白いところですね。
 
 逆にジョコビッチはグランドスラムタイトル数でナダルにどこまで迫れるのかが楽しみです。なんだかんだでグランドスラム10勝というのはすごすぎますからね・・・ましてフェデラーの強かった頃からの数字ですし。25歳ピークの法則通りなら、今年・来年で数を稼いでおかないと、たぶん追いつけないでしょうけど、下の世代もなかなか上がってこないですし、フェデラーのように30近くまでコンスタントに勝ち続けることが出来るかがポイントになるんでしょうか?
  1. URL |
  2. 2011/07/29(金) 02:10:41 |
  3. toto #-
  4. [ 編集]

ナダルは毎年脚を
怪我していますよね。。
今年のウィンブルドンも
麻酔を打っての挑戦でした。
引退前のアガシの様ですね。
決勝の舞台では棄権は許され
ない。そう思ったのではない
でしょうか。しかし、選手生命
が突然終わってしまいかねない
危険性を感じずにはいられません。

アガシもナダルも、怪我の
痛みを麻酔で抑えながら
準決勝を勝ち、決勝まで登り
尚且つ潔く戦い、決して凡戦に
しなかった辺りにトップとしての
誇りや、自覚を見る事が出来ました。
本当にすごいタフネスです。
逆境を乗り越えて、勝ちを
掴み取るなんて、言葉以上に
重く難しいはずです。
しかし彼らの雄姿を見ると、
自分も成せば為ると思えて
仕方なくなるんです。
これがプロ・スポーツ観戦の
魅力の一つなのかなと
感じてしまうのは、自分が
体育会系だからかもしれません
(。-_-。)
  1. URL |
  2. 2011/07/29(金) 08:31:48 |
  3. 渚 #-
  4. [ 編集]

おかえりなさいませ

やはり管理人さんの記事がアップされると嬉しいです!

決勝戦は録画したものを見ましたが、あまり面白く感じませんでした。
(私の場合、フェデラーがいないという時点で面白さが決まってしまうのかもしれませんが。)
ナダルが麻酔をして試合に臨んでいたとは知りませんでした。
それを考えれば、よく踏ん張ったなと思います。

さてさて、後半シリーズ、どうなっていくのでしょう。
フェデラーという観点からいうと、踏ん張れるのか、落ち始めてしまうのか。。。
マレーとのポイント差を考えると、今年中に4位以下に落ちていく可能性は
低いように思うのですが、全米やATPファイナルの結果によってはあり得るのでしょうか。

ま、ここは、あまりランキングは気にせず、彼の現役時代の
試合を一回でも多く見て、頭に焼き付けていきたいです。
  1. URL |
  2. 2011/07/30(土) 17:37:47 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

ムスター確認

今週の大会にムスターが出場していたみたいです。

もう負けちゃいましたが。
  1. URL |
  2. 2011/08/02(火) 08:52:46 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

>マックスサフィン様

ナダルのピークが1年おきという見方は面白いですね。
恐らく2006年から続くのだと思います。
偶数年がナダルの良い年ということになりますね。

個人的にはナダルとジョコビッチの対戦では
2009年にクレーマスターズ3連戦をやった時が一番面白かったと思います。
敵わない相手とは思わずに力でぶつかっていくジョコビッチの気合がいい感じでした。
ただそれ以外はどちらかが一方的に勝つことが多く、対戦数の割には名勝負は少ないですね。

ナダルとジョコビッチが同世代か別世代かというのは今後次第だと思います。
1985年の時点ではまさかマッケンローがランキングをどんどん落とすとは思えませんでしたし
そのようなまさかの展開も今後あるかもしれません。


>2R様

集計については折を見て進めていきます。
以前は各グランドスラム後に加えてマイアミ後と年末の計6回更新してましたが
最近は年末とウィンブルドン後の2回になってしまっています。
その2回を1回にするわけにも行きませんので。

また、ムスターのニュースもありがとうございます。
データのほうは更新していきますが、現役扱いはしないでおこうと思います。


>toto様

無敵と思われたフェデラー時代も時間と共に陰りましたし、
いつか体を壊すと言われたナダルも周囲を驚かすほどの持続を見せ、
しかし最近は危なげもあるという状態ですので、
どんなに強い選手でも力の落ち時があることを思えば
ジョコビッチの今の状態もいつまで続くのかというのが一つに気になるポイントだと思います。
ナダルの体にも心配はありますが、ご指摘のように若い選手が出てきていないので
ジョコビッチとナダルの関係が今後の展開の中心のように感じます。
ただ、ナダルは落ち始めると早い予感もあります。
もちろん実力の低下よりも怪我の心配が先に来てのものです。


>渚様

成績の上でナダルがアガシ化するにはハードコート中心の戦い方に切り替えなくてはいけませんね。
今まではクレーでポイントを稼いでハードは調子が良くなければスキップも可能でしたが
それも難しくなるかもしれません。
もっとも、フェデラーがそうであるようにトップ5をキープし続けるという戦い方ならば
意外と長く戦えるのかもしれないとも思っています。
怪我を減らして大会数も減らす、その代わりランキングポイントも少し減るという具合ですね。
ナダルがどういう選択をするのかはわかりませんが、変えるなら来年辺りからなんじゃないかと思います。


>かめ様

実は今、4強の中でフェデラーという人が一番読めないです。
何せ到達点が前人未到ですから、前例を出せないんですよね。
フェデラーの時代が終わったというのは簡単ですが、
フェデラー自身が終わったとはとても思えないというのが正直のところです。
  1. URL |
  2. 2011/08/04(木) 17:20:10 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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