レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2011年、シンシナティはマレーの優勝

murray-6a.jpg
全米前のマスターズ1000であるシンシナティではマレーが優勝しました。
カナダでの初戦敗退から一転しての優勝です。

2~3年前まではこのような荒れ球級の成績というのは
ジョコビッチのものでしたが今はマレーのものになっています。

決勝はジョコビッチが怪我で棄権という形になったので
内容として残念な部分があるのは事実です。
ただ、今のマレーにとってはまず結果だと思うので
その点では今後に弾みがつくのではないかと思います。
いや、本当に今回は大丈夫なんだろうか、
まだ期待やら心配やらが混じった状態であることには変わりないですが。

現在はどのプレイヤーもストローク戦で主導権を握って
ベースラインからの強打で決めるというスタイルに統一されています。
細かく見ていけば各選手にも違いがあってそれがまた楽しいと思うのですが、
歴史的に見れば個性の薄い時代に分類されるのかもしれません。

90年代のサーブ&ボレーの時代に似ている気がします。
もっとも、90年代よりは各選手ミスが少ないですから
その点ではまだ試合自体の面白さはキープできていると思います。

世が世なら、マレーはサーブ&ボレーで勝負する技術の選手になったことでしょう。
そのような選手というのは押しなべて安定感よりも流れや勢いに左右されるものです。
マレーも根はそういうタイプですから勢いに乗らなければころっと負けるし
勢いに乗ってしまえばとことんまで勝つということが出来る選手なのかもしれません。

まあ、エドバーグやサンプラスなど過去の同様のタイプの選手は
全ての大会で勝つことはできなくても大きな大会では勝つということをやってましたので
マレーもどうせならマスターズ1000でのみ結果を出すのではなく
グランドスラムのほうで結果を出せばいいにという苦言を呈することも出来るでしょう。

djokovic-1a.jpg
今年2敗目を喫したジョコビッチはとても残念でした。
怪我による棄権というのは強さに陰りを見せないという良い印象もある反面、
今後に影響がないのかという心配も当然ながら出てきます。
ジョコビッチは今年最初のクレーマスターズを
怪我で辞退しているという点を思い出す必要があります。
その強さの中に、体との戦いも見え隠れするのです。
その中でも上手くコンディション調整することで年間の安定した成績に繋がるのですが
ある意味綱渡りの部分もあるのだということが想像できます。

特に近年は選手と怪我の関係は密接になっています。
少し前であれば、怪我は選手の晩年に出てくるものでありました。
そのまま選手寿命に直結しますので一大事だったわけです。
1988年のレンドルや1997年のアガシなど全盛期に怪我でランキングを落として
その後復活したという例もありますが、それらは珍しい例です。

ところが、最近で言いますと、
まず2005年にフェデラーが年末のファイナル直前に怪我で1ヶ月のブランクを余儀なくされました。
また2010年にはナダルが全豪を怪我でリタイアしています。
どちらも両選手の全盛期というべき最強の時期でした。そして今年のジョコビッチです。
当然勝っている選手は試合数も多くなりますから
体に負担がかかってくる部分もあるのだということはわかりますが、
絶頂で最強なのに怪我が大きな敵となるというのは辛いところです。

それでも必死にプレーをする選手たちの姿には頭が下がります。
ファンはいつもいつも汗も流さずに眺めているだけですが
まるで一つになるようにありふれた言葉でも頑張れと声を掛けたくなりますね。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/08/24(水) 00:25:22|
  2. 2011年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

お久しぶりです

今年のジョコビッチ、まさに覚醒と言って良いほどの無双状態ですね。
全く予想していませんでした。
前の記事で皆さん論議されていますので、遅ればせながら私も書き込ませて頂きます。

去年までのジョコビッチは、長期戦になると息切れしたり・テクニカルタイムアウトをとったりと
体力面で不安で抱えており、それが今一歩二強に及ばない要因だったと思います。

最近になって、実はジョコビッチは小麦アレルギー持ちだとわかり
小麦粉系の食品を摂らないようにしたところ、息切れもせず体も軽くなって絶好調、
体力の不安がなくなった分、心技も充実して一気にブレイクした、とのことです。

それだけに再び体力面で不安を抱えることになる今回の怪我は心配ですが、
小麦アレルギーというハンデを背負った状態でもモノマネで人を楽しませていた明るい性格は強みですね。
辛い時も弱音吐かず笑顔へと変えて行って欲しいと思います。
  1. URL |
  2. 2011/08/24(水) 08:44:04 |
  3. 牧野高知 #pQfpZpjU
  4. [ 編集]

そういえばコメントにございます様に
ジョコビッチはグルテンレス・ダイエットを
精力的に行ったとは聞いていましたが、
グルテンアレルギーだったのですね。
麺類、パンが対象ですから、これは
かなり辛いのではないでしょうか。。
日本人に置き換えれば、米が食べれない
という事ですからね。。
食物アレルギーは鼻炎や気管支炎の
要因になりますから、体力面にかなり
響きます。かつて、ジョコビッチの
棄権が多かったのは、このアレルギー
が原因だったのでしょうか?
  1. URL |
  2. 2011/08/24(水) 09:31:18 |
  3. 渚 #-
  4. [ 編集]

日本人選手

いつも楽しく拝読させて頂いています。

全米はマレーに注目ですね。(期待せずに?笑)

さて、歴代プレーヤーではサンプラスが好きですが、ライバルだったアガシの能力も凄かったですね。
錦織選手のヘッドコーチのギルバート氏は、「どんな球でもハードヒットしているアガシ少年を見て、これは凄いと思った」というような回想を著書でしていました。
管理人様の「アガシは、中だか強だかわからない打ち合いからエースをとる(でしたっけ?)」という前記事を読んで、ギルバート氏のコメントを思い出しました。

そのギルバート氏が、錦織のバックハンドはアガシのようだと言ってます。
選手を褒めて伸ばす意味合いもあるのでしょうが、錦織選手は現在の日本テニス界の期待の星ですし、汗もかかずに応援する(苦笑)ファンとしても頑張ってもらいたいですね!

さて、日本人選手(男子)としては、松岡選手と錦織選手が最高位に位置してくる訳ですが、残念ながら現段階では、こちらのサイトに取り上げられるところにまでは至っていない、と言えるのかと思います。

ただ、せっかくこのようなサイトを日本から発信していらっしゃるので、近い内に取り上げていただけるようになればと思います。
将来のリクエストという事でお願いします。

そういえば、松岡選手はビッグサーブの盛んな時代の中で、どこかのグランドスラム大会で、最速サーブを記録したとか聞きました。
大会を通してではないのかもしれませんが、凄い事だったのではないかと思います。

いつの日か、日本人選手がこちらで取り上げられる日を楽しみにしているのはもちろんの事ですが、番外編で、どのように彼等を分析されるのかも興味があります。
例えば錦織選手について、ブレークスルーする前の誰々に似ているとか、ポジション的には誰々と似ているとか、歴代選手のブレーク前とリンクしそうな背景でもあれば面白そうですよね。
是非管理人様を始めとして、皆様のご意見ご分析を拝聴したいという願望もあります。

ま、焦らず騒がずという時期かもしれませんが、将来のネタとして、勝手に期待しています!(笑)
  1. URL |
  2. 2011/08/25(木) 01:37:40 |
  3. 蘭丸 #QD09qMkA
  4. [ 編集]

>牧野様
>渚様

確かにジョコビッチは慢性的な鼻炎を患っていて
よくリタイアをしたりメディカルタイムアウトを取っていたりしました。
これまで不十分な状態で戦っていて
それでいて不動の3位にいたということになるのでしょうか。
今年ここまで長く勝ち続けているので、
もはやその好調も一時的なものでは無いことは明らかですが
これはひょっとすると予想以上に長く続いていくかもしれませんね。


>蘭丸様

日本人選手をまとめたページというのは前から作りたいと思っていたんです。
古くは清水善三から今の錦織まで、日本には意外と優秀な選手がいるんですよね。
もちろん国枝慎吾についても触れなくてはいけないでしょう。

ただ、今一つ踏み切れない部分として、日本人選手についてということであれば
もっと詳しい人が沢山いそうだなと思える点があげられます。
私の情報はATPのシングルスツアーに限定されていますが
日本人選手を取り上げるのならば、国内の大会などにも
もっと詳しくならなければいけないのではないかという思いもあります。

まあ、ATPでの活躍がある松岡や錦織に限定するというのでもいいとは思うんですけど。
いずれにしろ、いつかは何らかな形でやってみたいと思います。
  1. URL |
  2. 2011/08/25(木) 17:23:31 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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