レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2011年、上海マスターズはマレーが優勝

上海マスターズはマレーが優勝しました。
これでバンコク、東京から3大会連続の優勝となりました。
アジアシリーズハットトリックという言い方をされていますね。
ランキングもフェデラーを抜いて3位に浮上しました。

今年のマレーはタイトルは5つ目となります。
ジョコビッチの10はダントツですが、ナダルが3、フェデラーは1ですから
勢いという意味でも今はマレーがきています。
トップ4のうち3人が不調ですから、マレーの一人勝ちなのもごもっともというところでしょうか。
これから得意のインドアシーズンに入って行きますので短期的なマレーの時代となるかもしれません。

そんなマレーが凄いということで片付けることにしますが、錦織は残念でした。
さすがに付け入る隙はありませんでした。
錦織の勝ちパターンはテンポのよいショットをポンポンと決めていくことだと思いますが
守備も完璧なマレーはもっとも与し難い相手だったといえるかもしれません。
マレーのショットは攻守ともに完璧で、さすがに格上感満点でした。

もう一つの準決勝はとても面白かったです。
フェレールvsロペス。過去はロペスの6勝5敗とほぼ互角なのですが
フェレールの5勝の内4勝はクレーコートであり、ハードではロペスの6勝1敗でした。
ロペスは今の流行とは違い、スライスやチョップショットを多用してネットを取る
まあいわばオールドタイプのスタイルでプレーします。
ランキングも30位前後が定位置で勝ち続けるには難しい部分はありますが
それでも定位置からはほぼ動かずにいる、ある意味安定した選手であり
コート種別も気にしないパフォーマンスを維持していますので
やりにくいと感じる選手には、とことんやりにくい相手です。

そんな中、フェレールの対応に注目して観ていたのですが
いつもよりも積極的にぐいぐいとネットを取るプレーが印象的でした。
フェレールはチャンスとあれば普段からネットを取りますが、いつも以上に前後の動きはダイナミックでした。
ロペスが強打をいなしてくると読んでいたのでしょう。
いつもはロペスの緩急に付き合ってペースが乱れたりもするのですが、
この試合は自分の仕掛けるペースを維持するように意識していたようでした。
ロペスのほうも緩い球から強打までを様々に散らしていき、共にネットを取っていたので
ネットとパスの攻防は見応えが有りました。

ロペスは風貌も多分に影響しているのでしょうが、かつてのラフターを思わせますね。
サーブ、ネット、緩急、ダイナミックな動きと、重なる部分は大きいです。
こういうプレーをする選手が数少ない今、実に貴重な存在です。

試合は白熱したままファイナルセットに突入しましたが、
最後までプレーレベルを維持できたかどうかが勝負を分けた気がします。
フェレールが最後に勝利を手にしました。いい試合でした。


さて、ATPツアーはいよいよ最後の大詰め、ヨーロッパのインドアシーズンに入って行きます。
アジアからの調整変更は難しいかもしれませんが
2週間はマスターズ250のみの開催ですので
マレーやフェレールのようなトップ選手たちには時間の余裕があります。

しかし、10位前後の選手たちは上海で軒並み低調でしたから、
少しでも多くのポイントを稼ぎたいという思いがあるかもしれません。

今後多くの大会に出てポイントを取りに行くか、
しっかりと調整して大きな大会での結果を重視するか
判断に迷うところだと思います。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/10/17(月) 11:27:17|
  2. 2011年10月~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

いきなり私事で申し訳ないですが、スペイン旅行で、スペインのテニスアカデミーを見た事があります。

確かサーブを2時間以上(サーブ&ボレーも!)、アプローチ(スライスとスピン半々)を1時間半ぐらい練習していました。てっきり6時間以上ストロークの練習のみやるもんだと思っていましたから、とんでもなく意外でした。

スペインではモヤ、フェレーロ、フェレール、ロペスと結構ネットプレーをそつなくこなす選手が多く、それが模範とされるようです。そういえば、サフィンもスペインで修行してましたから、意外と何でもこなしていましたね(笑)


でも、ロペスのプレースタイルは貴重です。他の該当者と言えばフィッシュぐらいでしょうか。彼らのプレーを見るとシュティッヒなんかと重ねてしまいます。こういった選手は大器晩成型なんでしょうか?
  1. URL |
  2. 2011/10/17(月) 12:41:47 |
  3. マックスサフィン #-
  4. [ 編集]

結局上海マスターズはマレーの優勝であっさり終わった印象ですが、その他のトップ10はちょっと成績が悪かったですね・・・。まだまだATPファイナル争いは終わらなそう・・・。マレーはこれで乗って行って、来年こそはグランドスラム優勝を期待したいですね。BIG4も今年は例年以上にお疲れの模様、マレーには頑張ってもらわないとテニスファンが悲しみます。

ロペスは現代のグラウンドストローク主体のプレーとは違った魅力を持っていて面白いですね。私はリアルタイムではラフターを知りませんが、動画で見る限り端正な顔立ちやネットプレーの印象は近いものを感じます。ただ、ラフターに比べるとロペスは結構スリムだなぁという感じ。

ロペスはストローク戦でももっと強打してチャンスを狙って行ってもいいのかな?と素人考えに思ったりもしますが、あのいなすようなストロークでチャンスを待つのがロペスの戦い方なんでしょうね。ロディックに今年のウィンブルドンで勝った時も、ああやってロディックが焦れてるのが伝わってきました。

それにしても、左利きのロペスのサーブを見ていて思うのが、「もしこのくらいの威力のサーブをナダルが打てたら、もっと強いんだろうなぁ・・・」という妄想です。ナダルはあのプレースタイルで後手に回りやすいですから、ロペスのサーブをナダルが持っていれば今年のジョコビッチンにも6連敗せずにすんだのでは?と考えてしまいました。
  1. URL |
  2. 2011/10/17(月) 20:41:38 |
  3. TOTO #-
  4. [ 編集]

>マックスサフィン様

スペインは現在最も育成に成功している国と言ってていいですから
アカデミーは私も行ってみたいです。

今のスペイン選手達はダブルスもこなしていますね。
皆ボレー技術もあるしシングルスの試合でもよくネットを取りますから
かつてのブルゲラのようなイメージからは随分と違っていることがわかります。
まあ、もっともブルゲラも結構ネットプレー巧かったんですが。

80年代から90年代のスウェーデンが、トップスピンのクレー巧者と
ダブルスをこなすネットプレイヤーとを輩出していました。
少し重なる部分がありますが、どちらかといえばスウェーデンは選手によって
タイプが分かれていた部分があったのに対しスペインは全員が全てをこなすという感じで、
少々ニュアンスに違いがあるかと思います。

中でもロペスは異色ですが、体力よりも経験値が物を言うスタイルですから
他のプレイヤーよりは年数を重ねても勝てるのかもしれません。


>TOTO様

ロペスはそこそこ強打もありますが、
やはり時々使うオプションであるからこそ有効な部分もあるのかなと思います。

ロペスはバックハンドが片手打ちです。ここはポイントだと思います。
ナダルがフェデラー対策でフォアのスピンをフェデラーのバックに集めたことは周知の事実ですが
左利きのナダルであればこそのプレーだったとも言えます。
しかしロペスは自身が左利きです。つまりもしもストロークを多用した場合、
ほとんどの選手がナダルがフェデラーに行ったような対策が容易にできてしまう恐れがあるのです。

まあそれより何より、あのいなしが現在のテニス界にないスタイルなので
ランキング以上に存在感は大きく、
その貴重さを持続させて欲しいという思いが個人的には強いです。

また、ナダルがロペス級のサーブを持っていたらという妄想はしたくなりますね。
ナダルには元々あのセカンドサーブがありますから
ファーストサーブも手に入れたらそれこそ手がつけられないだろうと思います。
ただ、フェデラーに国枝慎吾のバックハンドがあったら、
といういつも私が抱いている妄想と並んで、
いくらなんでもちょっと強くなりすぎかもしれません。
  1. URL |
  2. 2011/10/18(火) 11:17:44 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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