レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

年末ですね

皆様お久しぶりです。
この時期はどうしても閑散としてしまいます。
色々と忙しさもあり更新をサボっておりました。
大変失礼しました。

サイト本体の方も年内には更新したいと思います。
今回ばかりはやらないわけにはいきません。
ここ1年ほうっておいてしまっていますから。

さて、振り返ってみると
肝心のATPファイナルの最後すら記事にしていませんでした。
当サイトの看板選手の極めて重要な優勝だったわけですから
これはもう叱責もののサボりっぷりといえます。
本当に申し訳ありません。

さて、今更試合とか優勝そのものについてコメントするのもあれなんで
今回のフェデラーのATPファイナル優勝でふと思ったことを書いてみます。

federer-2a.jpg
フェデラーは今回で最多の6回目の優勝を果たしました。
2002年からずっと出場していますので10年連続の出場です。
そのうち6回優勝ですからまあなんとも見事なものです。
惜しむらくは2008年のRR敗退でしょうか。

ATPファイナルの実績というのは他の大会以上に特別な強さを感じさせるものです。
歴代選手では、フェデラーの他に、レンドル、ベッカー、サンプラス、ナスターゼを加えて
5強と言っていいのではないでしょうか。

5虎将といってもよろしい。蜀の5虎将に例えられましょうか。
フェデラーが趙雲、レンドルが関羽、ベッカーが張飛、サンプラスが馬超、ナスターゼが黄忠。
すいません、ちょっと微妙。しっくり来ないですね。これは失敗です。

ロシアの5人組かな?フェデラーがリムスキー・コルサコフ、レンドルがバラキレフ、
ベッカーがボロディン、サンプラスがムソルグスキー、ナスターゼがキュイ。
もっと微妙ですね。

ボルドーの5大シャトー?
フェデラーがラフィット・ロトシルト、レンドルがシャトー・マルゴー・・・
いや、なしなし、この企画はよくないですね。

あ、5大陸?サンプラスが北アメリカ・・・って他がかぶりすぎ。

いやいや、こんなことがしたかったんじゃないんです。
話を元に戻しますと、これら歴史的な選手たちと比べまして
フェデラーについては一人勝ち感が半端ないなと思ったんです。

良い方に取ればそれこそ本当に一人勝ち、圧勝状態です。
しかし悪い方に取れば、ライバルに不足していると言いますか
他の選手に不満が感じられるということになるでしょう。

lendl-3b.jpg
例えばフェデラーに匹敵する最強選手であるレンドルは
そのファイナルでの対戦相手を見てみますと、
ボルグ、コナーズ、ビラス、マッケンロー、ビランデル、ベッカー、
エドバーグ、アガシ、サンプラス、クーリエ、ムスターなど
これでもかとNo.1経験者やGS複数獲得者が連なっています。
前の世代から後の世代まで、幅広い活躍であったことを印象付けます。

一方のフェデラーですが、ヒューイット、フェレーロ、アガシ、サフィン、ロディック、モヤ、
そしてジョコビッチにナダルと一応No.1経験者やGS複数獲得者はかなりの人数います。
しかし、どうもレンドルの相手に比べると大物感に劣るといいますか、ライバルというイメージは薄いですよね。
もちろんかつてはヒューイットとアガシはフェデラーの壁でしたし、存在としてはナダルがいるのですが
ことATPファイナルに関しては最初の大会でヒューイットに敗れた以外は
フェデラーがただひたすら勝ってる感が強く、何かこう、これだという選手が見当たりません。
肝心のナダルもフェデラーの壁であるのはGSに関してであり
ファイナルについてはむしろフェデラーのほうがナダルの壁になっています。
改めて、2000年代は全ての面においてフェデラーの時代だったんだなと感じ入りました。

becker-5a.jpg
ベッカーはレンドルとサンプラスの中間の世代にあたり、これまた対戦相手が豊富です。
レンドル、コナーズ、マッケンロー、ビランデル、エドバーグ、
サンプラス、アガシ、クーリエ、ムスター、ブルゲラ、カフェルニコフなどなど。
ベッカー自身が最強時代を築いた選手ではないこともありますので相手メンバーの大物感は強いです。
むしろ、ベッカーが他の選手たちにとって脅威の存在であったことでしょう。
レンドルとサンプラスには大会での対戦成績は負け越していますが
それでもいくつか勝利を上げていますし、アガシ、エドバーグ、クーリエなどにとっては
厄介どころではない相手であったといえます。
ベッカーであれば、彼自身がレンドルやサンプラスに取って代わる
最強選手になるべきだったのではないかという意見もありえますが、
少なくともフェデラー時代にはこのベッカーのような選手が欠けていたのではないかと感じます。
タイプ的にはロディックやサフィンが、最近であればジョコビッチがそれに当たりそうですが
実際にはATPファイナルにおいてベッカーほどの実績もフェデラーに対する勝利もありません。

sampras-9a.jpg
サンプラスを見ましょうか。
対戦相手はレンドル、エドバーグ、ベッカー、クーリエ、アガシ、ブルゲラ、
カフェルニコフ、ラフター、モヤ、クエルテン、サフィン、ヒューイット等。
90年代後半はNo.1が乱立していましたので相手が多くなるのは当然ですし、
比べてみればサンプラスの実績が抜きんでていますので
フェデラーと同じように一人勝ち感が強いのもうなずけるかと思えそうですが、
それでも何と言ってもベッカーとアガシの存在がそうはさせていません。
また、No.1経験者でもGS複数獲得者でも無いものの
シュティッヒ、イバニセビッチ、チャンなどといった
本命と伏兵の中間のような存在が異彩を放っていました。
良い意味でサンプラスは苦戦を勝ち続けた選手といえるのではないでしょうか。
優勝と早期敗退を向後に繰り返すイメージの強いサンプラスですが
ATPファイナルについては11回の出場のうちRR敗退は最初の1回だけでした。
やはり改めてこちらも凄い選手だったんですね。

nastase-1a.jpg
最後にナスターゼですが、当時はファイナルが今ほどの権威を持っていなかったことと
まだ全てのトップ選手が出ていたわけではなく、ナスターゼ本人も出場回数は少ないことから
他の4人よりは少し実績が下に見られるかもしれません。しかししかし、
出場5回のうち優勝4回準優勝1回は素晴らしく決して色褪せるものではありません。
対戦相手も、スミス、コデス、ニューカム、アッシュ、コナーズ、ビラス、ボルグなど
当時のトップ選手たちが揃いもそろっており、しかもその殆どに勝利しています。

さて、過去を振り返るのが当サイトのメインの取り組みではありますが、
当然未来にも目を向けたいものです。

djokovic-6a.jpg
来年以降、フェデラーにもまだまだやってほしいという思いもありますが、
年の最後で失速したジョコビッチにも期待をしたいところです。
ジョコビッチであれば優勝経験もありますし来年もチャンスに入ると思います。
ナダルはインドア適正の面でATPファイナルでの活躍は難しいかもしれません。
あとはマレーとそしてデル・ポトロですか。
特にデル・ポトロであれば本来ベッカー級の活躍もできるはずです。
サフィンになるかベッカーになるか。ロディックになるかサンプラスになるか。
はたまたニューフェイスは出るのか。
もう随分言ってますが、いい加減でてこないと暗黒時代になりますよ。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/12/20(火) 17:06:31|
  2. 2011年10月~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
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コメント

フェデラーはGS優勝あと1,2回くらいじゃないですか?グランドスラムでフェデラーがナダルを倒すのは、ロディックがフェデラーを倒す事と同様に無理に近いです。バックハンド攻めも克服して5,6年前と見劣りしないテニスをしていても勝てませんから。グランドスラム以外ならこの間のファイナルのように勝つチャンスはあると思いますが。フェデラー一人勝ちを期待するよりも新しい選手が出てきてほしいです。TOP3がGS独占するのはさすがに飽き気味です。
  1. URL |
  2. 2011/12/21(水) 17:13:47 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

タイトルの数は有限です。
一人圧倒的な選手が出てくれば、他の選手にタイトルが回らないのは自明の理。
フェデラーにタイトルが集中したからといって、他の選手が小者というわけではないと思います。
  1. URL |
  2. 2011/12/21(水) 19:01:53 |
  3. ま #-
  4. [ 編集]

引き際

フェデラーは、来年のオリンピックを狙うと以前から宣言(?)していますが、来年引退説もあるようですね。

ただ、できるだけ長くプレーしたい、子供達にプレー姿を見せたいともコメントしています。

ウィルソンから発売予定のラケットも、フェデラーへのオマージュなのか、プロスタッフの名前が入りました。
今回がフェデラーモデルの最後のラケットになるやもと、注文が殺到するとも言われています。

※ただ、ウィルソンがサンプラスとラケットの開発に当たったという話も今年ありましたから、そちらの関係もあるかもしれませんが。(しかしサンプラスは未だに黒塗りのバボラを使っているようなので、何とも言えませんね。)

こちらのサイトに登場する「最強」の面々が、なぜ引退に至ったか、そんな特集も期待したいところです。
勿論、引退理由の正式なコメントは少ないと思いますので、推測が主になってしまうのかと思いますが、絶頂で引退したエナンのように、精神的な疲弊という理由もあるでしょうし、怪我や体力の面で勝てなくなったからというのも多いと推測します。

フェデラーについては、結婚と子供の誕生という点が少なからず影響するとも思います。

実際はベールに包まれているにしても、データの比較から見える引退時期という検証をしてみたら、意外と面白い結果がでるかも知れませんね。(難しそうな気もしますが…)

状況や気持ちからの推測であれば、皆様の様々なご意見が活発に交わされると面白いが、勝率・出場大会数・年間試合数等、データから窺い知れる何かがあるかも知れません。

管理人様も年末に差し掛かり、ご多忙とお察しいたしますが、今の内にあえて、このタブーのような検証に取り組んでいただいてはいただけないでしょうか。
いやいや、他力本願で恐縮ですので、ミクロなリクエストの一つとさせて下さい。
  1. URL |
  2. 2011/12/22(木) 01:13:10 |
  3. 蘭丸 #QD09qMkA
  4. [ 編集]

>F様

ジュニアクラスでは期待の選手もポツポツ出てきているようではありますが
これまでになく登場にスピード感が無いですね。
直接触れはしていませんが、今回の記事のポイントの一つに
「フェデラーとサンプラスがファイナルで対戦していない」というのがあります。
フェデラーが同世代の中でも少し出てくるのが遅かったというのもあるでしょうが
一応それでも同じ世代にはヒューイットやロディックがいたわけで、
サンプラス世代とフェデラー世代との間でぶつかり合いもありました。
しかし、今のままでは次の世代とフェデラーが対戦が全く実現しないということになります。


>ま様

コメントありがとうございます。もちろん仰ることは重々承知しております。
選手たちはその有限のタイトルを取り合いしているので結局は相対的な比較になってしまいます。
つまり他の選手が小者でないとなると、フェデラーは更なる大物ということになります。
フェデラーと他の選手の間に大きな差があるという事実は変わらないので、ライバル不在、
すなわちフェデラークラスの選手が不在という印象はどうしてもつきまとってしまいます。
まあただ当サイトは本来データサイトでありますのでデータを提示していない
今回のような記事は個人的な印象で書いた戯言だと思っていただければと思います。


>蘭丸様

体力の限界、気力の限界とよく言います。両方は相関しているものだと思いますが、
引退はどうしてもそれら限界が来た時になっている気がします。
女子であればエナンやヒンギスの1回目、グラフなどまだトップレベルで辞めた例はありますが、
男子でそういった例はあまり聞きません。オープン化後であればボルグが唯一でしょうか。
戦前のパンチョ・ゴンザレスやルー・ホードもかなり強い段階で半引退状態に入りました。
強かったけどテニスへの興味は失ったという形です。
しかしその後もスポット参戦はしていますので厳密には引退とはいえないでしょう。
ジャック・クレイマーは更に強い状態の最強といえる時期に引退しましたが
これはプロモーターとしての活動を優先したための決断です。
今のところ一番強い状態での引退ということであればこのクレイマーの例になると思います。
もっとも、クレイマーもその後スポット参戦などは行なっています。
引退についての記事というのも面白そうですね。
不明な部分も多いので難しいかもしれませんが検討してみたいと思います。
  1. URL |
  2. 2011/12/22(木) 11:17:26 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

スポーツ人気の難しさ

どんなスポーツ競技でも、名選手というものが求められると思うのですが、
その名選手があまりに強力すぎて、長年にわたり不動だと、
その競技に対する人気というのは衰えていきやすいですよね。

でも、逆に、あまりに混戦状態だと、これまた人気が出にくい。
(女子テニスがそんな感じでしょうか。)

ATPも苦しんでいるのではないでしょうか。
ATPのサイトに掲げられる記事は、ランキングが下がってきても
フェデラー関連のものは、減らない感があります。
もちろん、フェデラーファンの私は嬉しいのですが、
今から3年後、5年後にATPが人気を頼れる選手が存在しているかどうかは、
ATPの運営自体を左右する問題になってくるはずです。

一方、自分で自分の首を絞めているんじゃないの?と思ったりもします。
ハードのサーフェスでは速度が遅くなる傾向があり、
ラリーを長くしてお客を楽しませるためなのでしょうが、
試合時間が長くなり、選手生命を短くしかねない。
そのためか、昨今は1シーズンでさえ、
フルで戦うのが困難になってきているように思います。

今年は、ナダルがボールに関して、度重なる変更は肩に悪いと文句を言っていました。
ATPとしては、スポンサー等との関係もあるのでしょうが、
短期的にではなく、長期的な目で安定運営を目指してもらいたいものです。
つまり、短期的な人気ではなく、それを継続させるための各種施策が必要ではないかと。
選手がベストの環境でプレイできる環境を整えるのは、
その中でも最も大事なことだと思います。


さてさて、話題が変わりますが、ヘンマンが、「フェデラーは来年1位に戻れるんじゃないか」と
発言してくれました。リッピサービスなのでしょうが、そうなったらいいなぁ。目指せ、286週!
  1. URL |
  2. 2011/12/22(木) 12:00:24 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

>かめ様

フェデラー、ナダル、ジョコビッチと目まぐるしく王者が交代するというのも
これはこれで面白いはずなのですが
力関係の入れ替わりが直接のぶつかり合いによるものではなく
怪我などの別要因であるという点が問題を更に大きくしている気がします。
女子は既に10年以上前からこの傾向が顕著で面白さが低下しています。
女子が面白いと感じる方も多いでしょうが、私はプレーレベルの点も合わせてとてもそうは思えません。
やはりある程度の安定と新しい風とのバランスがとれていてこそのテニス界であるべきではないでしょうか。
理想ばかりを云々していてもいけないのですが、
現状の第一の問題がは選手の怪我の多さに尽きると思います。

私もヘンマン同様フェデラーの来年度のNo.1復帰は十分可能性があると思います。
しかしそれはフェデラー自身の純粋な復活劇よりも
ジョコビッチの思わぬ衰退という要因が可能性を大きくするのではないでしょうか。
個人的にはフェデラーもナダルもジョコビッチも好きなので誰が活躍しても嬉しいのですが
誰かが活躍しないが故の勢力の移り変わりというのは少々の残念さを覚えてしまいます。

いずれにしろ我々にできるのは応援することと成り行きを見守ることだけですが
それも重要なことなので来年も年初から試合の方をつぶさに追っていきたいと思います。
  1. URL |
  2. 2011/12/31(土) 23:22:12 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

レンドル初コーチ!

なんと、マレーがレンドルをコーチに決めたようです!
レンドルを含め何人かにアプローチしていた中で、
「マレー流ビッグスリー攻略法」という観点で一番納得いくアドバイスを
レンドルがしたようです。また、遠慮せずズバズバ言う点も気に入ったとか。

「コーチとしての経験不足は気にならないか?」との質問には
「必ずしも最良のコーチが最良の選手を作るとは限らない」との答え。

どんなマレーが生まれてくるか、楽しみですね。
  1. URL |
  2. 2012/01/02(月) 08:54:41 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

コーチレンドル

かめさん同様、レンドルのコーチ就任には驚きました。技術的なアドバイスうんぬんというより、戦略的・精神的なアドバイスについてニーズが合致したのでしょうか。
管理人様のデータに、世界ランキング1位と2位の一覧表がありますが、オープン化以降の年末ランキング1位か2位の中で、めぼしいコーチ経験者といえば、ローチ・コナーズ・ビランデルくらいでしょうか。後2者はなんとなく単発っぽかったので、本格的なものはローチくらいです。レンドル自身のコーチも長く務めた人ので、何だか不思議な巡り合わせを感じます。
新たなコーチ像を確立してくれればと思います。
  1. URL |
  2. 2012/01/02(月) 09:36:14 |
  3. pixiyu #-
  4. [ 編集]

>かめ様
>pixiyu様

コメントありがとうございます。
また貴重な情報をいただき有り難うございます。
レンドルのコーチどうなんでしょう。
その勤勉さやひたすら練習をし続けてきた現役時代と
マレーの個性が必ずしも一致するわけではないと思いますが楽しみでもあります。
またレンドルがしばしばTVに顔を見せる事にもなるのでしょう。
それも個人的には嬉しいことです。
  1. URL |
  2. 2012/01/03(火) 23:50:51 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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