レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2012年、全豪ベスト4出揃う!

4強が残りました。
予想通りと言っている人も多いでしょう。
しかし、こんなのは予想とは言いません。
本当の予想とはここからを当てないと。

この4人は恐らくテニス史上最高の4強時代を形成しています。
ここまでは当たり前といえば当たり前なんです。
その当たり前が毎回起こらないからこそ、
やきもきしたりするのがまた一興なんですが。

ちょっと数えてないのでわかりませんが
この4人でベスト4を占めるのは何回目でしょうか。
もちろんそう多くはないと思うのですが、それでも多分
歴代最多のベスト4の顔ぶれということになるのではないでしょうか。

4人をざっと見てみましょう。

まずジョコビッチです。何だかんだで優勝候補の筆頭だと思います。
フェレール戦は序盤に多少の苦戦をしましたがそれでもストレート勝ちでした。
一時、足に疲労が来たか顔をしかめるシーンもありましたが、
その後の展開を見ると大きな問題はないのかなと思います。
代名詞とも言うべき、あの決めに行くショットの鋭さは間違いなく世界最高でしょう。
気になる点は、ギアの上げ方が上手くないことでしょうか。
プレーの最中に調子を落とすことはよくあります。
「調子を落とす」という言葉は本来相撲用語らしいですが、調子が悪くなるということではなく、
相手に合わせて力を加減するということになります。
テニスで言えば展開によってペースを落とすということです。
リードした時点で無理にブレークを狙わずに自分のサーブゲームに集中するなんてことがあります。
こうした調子を落とすという行為自体は消して悪いことではないのですが、
その結果として相手にペースを握らせてしまったり、
必要以上に自分のペースが落ちてしまったりということもあります。
そんなときに、選手はすぐにギアを入れ直す必要があるのですが
これがジョコビッチは元々あまり得意ではないようで中々うまくいきません。
去年の圧倒的に強い時にも、それ以前に比べれば随分上手くいっていましたが
それでも必ずしもギアの上げ下げが見事だったとは言えませんでした。
ただ調子が乗っている時間帯が圧倒的に強かっただけに、バッファがあったと言うか
調子を落とす前に大量にリードしていたりとか、
調子を取り戻したときに一気に取り戻すとかができていて
結果として試合全体にそう大きく影響しなかったというのが正直なところです。
今大会ではヒューイット戦とフェレール戦の両方でこの点が多少気になりました。
次に当たるマレーは勢いに乗せると怖い選手です。
まともに打ち合ったらジョコビッチが優勢の場面も多いのではないかと思うのですが
こうしたちょっとした時間帯に気をつけないと試合の流れを持って行かれる可能性があります。

続いてマレーです。
我らが錦織圭を完膚無きまでに叩きのめしてしまいました。
去年のフェデラー戦もそうだったのですが、錦織が勝ち上がったので緊急で地上波放送を行う、
しかしその途端に大敗、というこのパターンが定着したら困りますね。
ツォンガ戦をこそ放送すべきだったと思いますが、まあ思いっきり結果論ですね。
実はまだ(まだ!)マレーの試合をきちんと観ていないので、プレー自体の詳細をコメントできないのですが
ハイライト映像などからすると調子は実によさそうですね。

ジョコビッチとマレーは去年の決勝の再現です。
グランドスラムでの対戦はそれが唯一のものとなっています。
トータルの対戦ではジョコビッチの6勝4敗ですが、ジョコビッチの勝利にはクレーが2つあるので
ハードコートでは4勝4敗の五分ということになります。これは楽しみです。
下馬評ではジョコビッチがやや優勢なのでしょうか。
どちらが勝つかわからないし、どちらにも勝って欲しいのですが
私の立場ではレンドルというしかありません。あ、マレー。失礼。


さて、フェデラーです。
もう勝ち上がりが奇麗。上手い。業師。
テクニックとはこういうことだと言わんばかりのプレー。これは観ていて唸らせます。
全盛期のフェデラーはフルショットの連発で勝っていた感がありました。
それで勝ててしまっていたというか、まあそれで勝てれば最も効率がいいので結構なのですが
今フェデラーを取り巻く環境は5年前とは違います。
そして本来フェデラーとはこういうプレーをする選手だったはずなのです。、
フェデラーファンがフェデラーに求めていたプレーこそが正に現在のこの美しさなのではないでしょうか。
グランドスラムでいえば、ここ数年で最も調子がいいかもしれません。
いつの頃からか、決めのショットにミスが散見されるようになったのは
もう仕方のないことなのだと思っていましたが、今回はそれも随分少ないように思います。
ただ、こちらもジョコビッチとは違った意味で調子が上がらないことがあります。
前の試合は良かったのに次の試合ではからっきし、というのは最近のフェデラーに見られる現象です。
グランドスラムでは、とりわけ好調の今大会ではそうしたことは無いと思いたいですが
こればかりは蓋を開けてみないとわかりません。何せ次の相手はナダルですから。
フェデラーとしては是非ともクリアしたい相手であると同時に一番与し難い相手です。
この試練を準決勝で迎えるのが果たして吉と出るか凶と出るか。

ナダルは準々決勝で最も激しい試合をしました。
観ている方としては一番面白い試合でした。
ベルディフとの気合いのこもったショットの応酬は見応え充分でした。
体力的にはナダルが最も消費しているのは間違いありませんが、
こうした不利を平気ではねのけてきたのがナダルという人です。
そろそろピークに差し掛かっていて、以前の体力ではないこともわかっていますので
過去のデータを当てにしすぎてはいけないのも事実でしょう。
ただナダルという人にはびっくりさせられてなんぼなんで、
今回も何がしか見せて欲しいと思います。

過去の対戦はナダルの17勝9敗です。
グランドスラムではナダルの7勝2敗、ハードコートではフェデラーの5勝4敗です。
全豪では2009年に1度だけ対戦しておりその時はナダルが勝利しています。
過去の対戦からはナダル有利の数字が見えてきますが
コンディション等々考えて私は敢えてフェデラーとしたいと思います。

決勝はマレーとフェデラー。3位と4位。
どうでしょう。

で、優勝はレンドル(しつこい!)もといマレーで。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/01/25(水) 22:00:40|
  2. 2012年1月~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
<<2012年、全豪準決勝、ナダルvsフェデラー | ホーム | 2011年全豪、にに錦織さん!>>

コメント

私の予想

私の予想も、決勝はマレー対フェデラー。しかし、優勝はフェデラー。

理由は、それが一番、フェデラーにとって嬉しいポイント配分になるから。
って、それじゃ予想じゃないですね。(笑)失礼しました。。。。
  1. URL |
  2. 2012/01/25(水) 23:40:22 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

>かめ様

もう予想なんてそんなもんでいいと思いますよ。
この4人は誰が勝ってもおかしくないし、
私のマレーという根拠もプレーと言うよりコーチですからね。
  1. URL |
  2. 2012/01/26(木) 11:42:23 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

錦織さん

さすがにマレーには完敗でした。マスコミの論調としてもよくやったとか、このまま一歩一歩とか、安っぽいところでは「感動有難う」とかいうものが主体的ですが、そのような中錦織さんには「あえて」この古典の一段をご案内。

http://protozoa.blogzine.jp/diary/2005/12/post_29f1.html

上記をプロテニス向けに意訳すれば、チャンスはそうそうあるものではなく、つかんだチャンスは時期を選ばずモノにすべきである。 いつ何どき新しい選手が台頭・或いは怪我・錦織さん自身が多くのライバルに研究され、勝てなくなってしまうという可能性が常に存在するのが、プロの世界の無常感 といったところでしょうか。

現状に満足せず、頑張ってほしいと思います。ギルバートついてるし、錦織さんは石川遼くんほどマスコミにチヤホヤされてるわけでもなさそうなので(錦織さんいわく日本で街あるいていても大丈夫そうですし)から大丈夫だと思いますが。

と、わけわからない厳し目なこと書きましたが、正直TOP4のカベは厚いですよね。フェデラー・ナダルが異次元のテニス繰り広げていた内に、ジョコビッチやマレーまでがこの異空間に入ってきたような感じで、なかなか他の選手、特に若手にはつけいる余地が少なくなってきているような気すらします。
  1. URL |
  2. 2012/01/26(木) 12:39:33 |
  3. pixiyu #-
  4. [ 編集]

久しぶりに書き込みさせて頂きます。本サイトも更新されていて、管理人さま大変だったと思います。

錦織はラリー戦では善戦できるところはあっても、やはり大事なポイントでの地力の差、サーブ力などなどマレーが完全に上を行っていましたね。こればかりはもう少し実力をつけていかないと太刀打ちできないかな・・・と感じる点です。まぁこれで20位くらいまでランキングも上げることができたので、今年のUSオープンくらいまでにポイントを稼いでいければ、各大会でもシードがついて今までよりも断然楽に勝ちあがることが出来るようになるんじゃないかと期待しています。

それにしてもBIG4はホントに強い・・・。pixiyuさんもおっしゃるように、今のBIG4は他の選手の希望をことごとく打ち砕いている感じも受けます。特に10代である程度の位置で活躍できなくなってきているのも目立ちますし、若手にとっては・・・というか5位以下の選手たちにとってはもはや夢も希望もないような感じですね。

特にグランドスラムや、マスターズシリーズですらBIG4以外はろくに勝たせてももらえず・・・。メジャータイトルはほとんどBIG4の誰かが順当に勝っているのを見ると、まだフェデラー&ナダルで争っていた2008年ぐらいまでのほうがよっぽど希望があったよな・・・というのを感じます。

フェデラーがナダルを生み出し、その2人がジョコビッチとマレーを生み出し・・・というふうに、突出して強い選手たちが現れると、それを倒すために次の選手たちが登場するのかと思っていましたが、最近ではそうなる前に芽を摘まれている感じですね。2009年のデルポトロはちょっと予感もありましたが、怪我でその後はかつてほどの力は取り戻せておらずで残念です。

もう1~2年は、こんな感じでBIG4に蹴散らされつづけるのかもしれませんが、いい加減新たなスターも出てきていいと思うんですよね。錦織にももちろんその中に入っていて欲しいですし。今のところ、若い世代ではトミックやライアン・ハリソンくらいしか思いつかないのが悲しいですね・・・。

そういえば、全豪オープンジュニアに出場している内田海智くんは期待できそうですね。残念ながら準々決勝で負けてしまいましたが、日本人にはちょっと似合わないようなパワーは持っているので、このまま世界に出ていってほしいです。
  1. URL |
  2. 2012/01/26(木) 14:26:35 |
  3. TOTO #-
  4. [ 編集]

現在フェデラー対ナダルが行われています。

両者一歩も譲らぬ大熱戦です。

一方で女子は決勝カードが決まりました。
アザレンカ対シャラポワ

この時点でウォズニアキは一気に4位まで転落することが決まり、決勝は勝ったほうが1位になります。
アザレンカは負けると2位、シャラポワは負けると3位です。
準決勝でシャラポワに敗れたクヴィトバは、アザレンカ優勝で2位、シャラポワ優勝で3位です。
準決勝でアザレンカに敗れたクライシュテルスは30位前後までランクを下げます。
  1. URL |
  2. 2012/01/26(木) 20:18:54 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

最終戦やその他ツアーで勝っても5セットマッチのグランドスラムでサーフェス関係なくナダルに勝つのは殆ど無理なのが今日の試合見てても明らかでしょう。たとえ全盛期だとしても。精神面で差がありすぎる。GSでの通算成績は8-2敗となりました。ナダルに勝てずグランドスラム優勝回数「16」が果たして誇らしい数字なのかどうなのか。06,07全英と昔にの頃には勝っていますけどね。
  1. URL |
  2. 2012/01/26(木) 21:39:29 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

>pixiyu様

錦織にどこまで期待するかで評価も、あた大きくわかれるかもしれません。
私個人としては今回のように時に大きく勝つという形にでいいのではないかと思っています。
なので、次の全仏やウィンブルドンでは早期敗退かもしれません。
でも例えばその次の全米ではまた大きなところを倒して4回戦あたりに進出するといった
起伏を重ねながらのキャリアの重ね方をしていくのが妥当なのかなと思います。
まあもちろんいい意味でこの予想を裏切ってくれるに越したことはないのですが。


>TOTO様

ハリソンはしばしば名前を目にする選手ですね。
もういまやテニス界全体が期待する次世代の選手とも言うべきで、
早い大舞台での活躍が待たれているところでしょうか。
欲を言えば、ヒューイット、ナダルクラスの
スーパーティーンエイジャーである必要はないので
せめてもう何人か出てきて欲しいところです。


>2R様

女子の方は目まぐるしくトップが変わっていますね。
これについてはほとんど興味を示さなかったのですが、
こうも安定しないと逆にここ数年のランキング推移が興味の対象となって来ました。
まあプレー自体の魅力ではどうしても男子には敵わないので
当サイトで大々的に女子を特集するようなことはしばらくはないとは思いますが。
基本的なランキングやグランドスラムタイトルについては
ちょっと調べてもいいかなと思ってきています。

>F様

ナダルへの敗戦だけを取り上げるとそういうことになり得ますが
フェデラーのグランドスラム最多優勝を誇らしいものではないとすると
これまでの歴史で作られてきたテニスの記録は全て誇らしくないということになってしまわないですか。
例えばそんなナダルも去年はジョコビッチに6連敗していますし、
そのジョコビッチもフェデラー、ナダルに比べればトータルキャリアでは全然です。
フェデラーはナダルとのみ試合をしているわけではないのでやはりその偉大さは変わりないと思います。
ただ対ナダルの8敗がなくて仮にそれが全て優勝だったたらという乱暴な考え方をすると
優勝数は実に1.5倍の24だったんですよね。ついでにデル・ポトロにも負けてなければ25!
女子の記録であるマーガレット・コートをもすら上回ってしまいます。

  1. URL |
  2. 2012/01/26(木) 23:17:08 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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