レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2012年、全豪準決勝、ナダルvsフェデラー

ナダルが「6-7 6-2 7-6 6-4」で勝利しました。
素晴らしい熱戦でしたが、結局は終始ナダルの試合だった印象です。
正に我々がこれまで何度も目撃してきた、
典型的な「ナダルvsフェデラー」の試合だったといえます。

両者がグランドスラムで対戦する際に
第1セットをフェデラーが取るのはもうお約束みたいなものです。
その後もスコア的には競るので面白い展開になるのですが、
決定打を焦るフェデラーがミスを重ねてしまい
何だかんだで最後はナダルに持っていかれてしまいます。
フェデラーも要所で粘りますから、今回こそはもしかしたらと思わせるのですが
そのたびに最後は打ち砕かれてしまうのです。

フェデラーのミスは60を数えました。ナダルの倍です。これはさすがに多すぎます。
ナダルも通常よりは多いですが、フェデラーの数は異様な量で、
こんなエラーの数ではさすがに勝てないだろうと思わせます。
もちろんナダル戦以外ではこんなことはありません。
特にフォアのエラーが目立ちました。決めに行く気持ちはわかりますが、こうも決まらないと痛いです。
以前はバックのエラーが課題で、フォアは決めることのできるショットでした。
この辺、フェデラーのプレーも以前とは違ってきていることがわかります。

ナダルの方ですが、こちらももちろん以前とは違っています。
ハードでのプレースタイルは定着したようですね。
あの粘りのプレーから比べると攻めの展開が格段に早くなりました。
以前はウィンブルドンであっても長いラリーに持ち込むのがナダルのスタイルでしたが、
今はチャンスがあればどんどんエースを狙ってきます。
このナダルの展開の早さによって、フェデラーは更に展開を急ぐ必要が出てきます。
結果としてミスが誘発されてしまうのでしょう。

いくらスコア的に競っていようと、
こうした展開になったときにフェデラーがナダルに勝った試しはありません。
ん~やはり今回もナダルだったんですね。コンディション的にフェデラーいけるかなと思ったのですが。

少し話題がそれますが、アンフォーストエラー(Unforced Error)について少々。
いわゆるミスショットのことですが、現在はストロークのミスとダブルフォルトを合わせて
アンフォーストエラーと表記されているようです。昔はエラーは2種類に分けられていて、
フォーストエラー(Forced Error)とアンフォーストエラー(Unforced Error)
すなわち相手の勢いに押されてのミスと凡ミスで別になっていたように思います。
しかし今は全てアンフォーストエラー(Unforced Error)になっているようです。
そのため、ミスというには少々気の毒なショットでもアンフォーストエラーに加算されていて
フェデラーの60という数もそのまま全てを凡ミスの数としてしまうのは
可哀想なんじゃないかなと思う部分もあったりしたのですが今はこういうものなのでしょうか。
まあフォーストとアンフォーストの境目もかなり曖昧でわかりにくいので
統一的な表記として全て一括にまとめることにしたのかもしれません。
またこれに関連して、ウィナー(Winner)のカウントですが、
昔はいわゆるノータッチのエースとフォーストエラー(Forced Error)を合わせたものが
ウィナーだったと思うのですが、今ではエース=ウィナーになっているようですね。
フォーストエラーとアンフォーストエラーの区別がなくなったのでまあ当然といえば当然です。
ただしこれはストロークに関してのみです。
サーブに関しては古い呼び名の名残があるのか、
ウィナーといえばエース+アンフォーストエラーの総称となっているようです。
簡単にまとめますと、ストロークでウィナーといえばノータッチエースの数のこと、
一方サーブでウィナーといえばエースだけでなく相手がさわって返ってこなければそれもカウントする、
と、これで合っていますかね?

閑話休題。

ナダルはグランドスラム決勝進出が15回目となりました。
これはコナーズ、アガシと並ぶオープン化後5位タイの記録です。おっとびっくりのすごいメンバーです。
この上にはボルグ、サンプラス、レンドル、そしてフェデララーしかいません。
オープン化前を含めてもチルデン、エマーソンと並ぶタイとなっており
上はローズウォールとレーバーだけですから、なんとも凄い位置につけているものです。

さて、決勝の相手はマレーになるかジョコビッチになるか。
フェデラーという私の予想は早速外れましたから、
順当に行けば私が予想していないジョコビッチになるのでしょうか。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/01/26(木) 22:40:13|
  2. 2012年1月~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
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コメント

初めて書き込みさせていただきます。いつも楽しく読ませていただいております。

フェデラー対ナダルはフェデラーと予想しておりましたが、ナダルでした。それにしてもナダルのフェデラーに対する勝率は驚異的ですね。完全にナダルがフェデラーの戦い方をマスターしているのと、フェデラーに苦手意識があるのと両方でしょうか。

当て推量で申し訳ございませんが、5セットマッチの試合(今はグランドスラムしかありませんが)で2007年のウィンブルドン以来、フェデラーはナダルに勝っていないような気がするのですが。

明日のマレー対ジョコビッチも楽しみですね。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 00:17:10 |
  3. ミドルビギナー #-
  4. [ 編集]

やっぱりナダルだったか・・・というのが正直な感想です。

ちょっとだけ見てみたのですが、フェデラーはナダルに対しては(特にグランドスラムでは)打つ手なし、といったところでしょうか?もちろん完敗するわけではないんですが、中盤から徐々にナダルにペースを握られるのはもはや様式美というか・・・。ナダルも2007年以降、確実にクレー以外のプレーも向上させてきているので、今年もなんだかんだでツアーを盛り上げてくれる存在になりそうで安心しました。

明日はいよいよジョコビッチVSマレー・・・ナダルにとってはジョコビッチは来て欲しくない相手ですよね。昨年のこともありますし。でもマレーが来ても楽かと言われるとそんなわけもなく。というよりどっちが決勝に来るのか興味深いですね。

マレーはいい加減・・・というのを毎年言っている気もしますが、ホントにいい加減グランドスラムをとってほしいです。今年は25歳、まさに全盛期ですよね。更に下の世代で脅威になりそうな選手はまだ出てきていないとはいえ、上3人にことごとくメジャータイトルを持ってかれる様はもう観たくないというか・・・。時代が違えばチャンピオンになれたんじゃないかと思うくらい強さは持っているので、あとはその力をベストタイミングで発揮するだけなんですが。

今回はマレーを応援しようと思います。BIG4が全員グランドスラムタイトルを持っているなんてことになれば、歴史上最強のベスト4を象徴するみたいでカッコイイですし・・。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 00:58:02 |
  3. TOTO #-
  4. [ 編集]

フェデラー vs ナダル

ナダルが勝利しました。なんとなく論調としては、フェデラーまたも敗れるとか、5セットマッチでは勝てないとか、いろいろ書かれています。このサイトはフェデラーファンが多いからそういう、ややもすれば悲観的見方になるのかとも思いますが、ナダルにしてみれば昨年末のツアーファイナルで惨敗していますのでなんとか借りを返したかった部分もあるでしょう。
これで対戦成績は18勝9敗となりました。史上最強の選手としては、やや歯がゆい部分もあろうかと思いますのでもうちょっと詰めて欲しいものです。そうしないと片手打ちバックハンドを志すジュニアの選手がますます減ってしまいそうで、個人的になんとなく寂しい気がします。(SLAM DUNKっぽく)フェデラー君、あきらめたらそこで試合(現役)終了だよ。

このサイト本来の主役であるレンドルがコーチについたマレーは、今日試合ですね。そろそろグランドスラムで優勝しておかないとと思いますし、好調のようですので期待しています。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 02:36:04 |
  3. pixiyu #-
  4. [ 編集]

私は第1と第2セットはフェデラー、第3セットはナダル、第4はフェデラーがとってフェデラーが勝つと予想をたてていました。(^^;  結果はAu-Saga様のおっしゃる通り、これまでのGSでのフェデラー対ナダルの試合の再現ということになってしまいましたね(フェデラーファンとしては、トホホホです)。

ですが、ナダルがフェデラーとの大一番に強いのも何となく分かるような気がします。
ランキングのトップがフェデラー、2番手がナダルという時代がずいぶん長く続きましたよね。
誰だって万年2番手に甘んじていられるわけがありません。フェデラーを倒すために
ナダルチームが一丸となってフェデラーの(それこそ)一挙手一投足を細かく分析し
研究を重ねてきたであろうことは、容易に想像がつきます。ナダル自身も怖くなるほどの
努力家ですし‥‥。 昔、「趣味は練習」ってインタビューで答えていたのがとっても印象的でした。

トップ時代が長かったフェデラーは、ナダル対策をとるのが遅すぎたように思います。長いこと
コーチ抜きで来ましたもんね。あの頃に素晴らしいコーチに巡り合えていて、もっともっと有効な
ナダル対策がとれていれば、こんなに苦労することはなかったでしょうにと思います。その点
ちょっと不運だったような気がします。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 07:38:29 |
  3. 河谷K子 #-
  4. [ 編集]

皆様コメントありがとうございます。

これまで27回の対戦の中で、竸った展開の中でフェデラーが勝ったのは
ウィンブルドンの2回とフェデラーがナダルから初勝利したマイアミの計3回だけです。
あとは10回ほどある接戦の全てをナダルが取っています。
単純に言えばフェデラーが勝つには短期決戦しか無いわけで、
ナダルのスタイルも考えて5セットマッチはきついということになってしまいます。
ただ年末の決勝が5セットマッチであったならどうでしょうか。
必ずしも5セットだとフェデラーはダメだとも言い切れない気はしますが。

フェデラーの苦手は初期の時点で形成されていたと思います。
2006年には年初からナダルが4連勝しますがフェデラーは惜しい試合をいくつも落としました。
ウィンブルドンと年末マスターズで挽回し、翌年にはクレーでも1勝するなど良い感じになりかけたのですが、
2008年の全仏大敗、ウィンブルドン敗退の流れが決定的なものになりました。
ただ、両者はまだ全米で当たっていません。今年は是非実現を!ついでにオリンピックでも。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 10:09:40 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

持久戦になったら不利なのであえて早めにウィンニングショットを打つのが
フェデラーのナダル対策なのでしょうね。
炎天下の5セットでは決め球が外れたら勝ち目がなかったでしょう。
これからは出る試合を絞って体調を整えて全英全米を目指すべきでしょう。
対ナダルという意味では全米の方が可能性があると思います。
片手打ちのプレーヤーが出てこないのは残念ですがジョコビッチ、マレーは
片手のスライスも鮮やかにこなします。あれを見ると両手バックが一番理にかなったスタイルという気がします。マッケンローエドバーグみたいなネットプレーヤーとストローカーとのせめぎ合いが過去の遺物になってしまうのはとても残念ですが。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 12:09:17 |
  3. b #-
  4. [ 編集]

お初です。
フェデラーがグランドスラムで優勝するなら
準決勝ジョコvsフェデ ナダルvsマレー
決勝 フェデvsマレー
この組み合わせでないと現実味ないかもしれませんね(ランキングが変わったらまた変わると思いますが・・・)

WOWOWで解説の柳さんがフェデラーびいきで叩かれて降板(本当かわかりませんが)したのに
結局新しい解説の方も終始フェデラー視点で語られていて残念でした。
それだけ魅力のあるプレーヤーということでしょうが。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 15:27:35 |
  3. ぐんぐん #-
  4. [ 編集]

 長いマッチでしたね。決勝にしか見えないような試合が準決勝で二連続で行われるなんて、なんて贅沢なんでしょう。
 ジョコビッチの体力がモノを言った結果なのでしょうか。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 22:39:37 |
  3. わ #-
  4. [ 編集]

フルセットは刺激がありすぎてテレビの前に座っているだけで疲労困憊です。
何としてもマレーに勝ってもらいたかったですね。
GSで初優勝してもらいたかったです。残念。

  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 22:46:04 |
  3. 河谷 #-
  4. [ 編集]

>b様

現在のボールスピードではネットプレーは常用できませんし、ラリーでも
上から叩けないと勢いに負けてしまいますので結局効率を考えて両手打ち軍配が上がってしまいます。
今のところ片手打ちの復権となると、カルロビッチくらい体格の選手が
フェデラーのようなセンスを持って登場しないと厳しいかもしれませんね。

>ぐんぐん様

柳恵誌郎はそんな理由で降板したんですか。いやまあ噂の範囲を出ないのでなんとも言えませんが。
最初、フェデラーが昇り龍のごとく勝っているときには結構否定的だったんですよね。
言っている内容については理解できたので聞いててそんなに嫌な気はしなかったのですが、
それでもフェデラーに対して注文が多いなあとは思っていたんです。
しかし恐らくフェデラーがそんな注文に次々と全部答えてしまったんでしょうね。
いつからか確かに絶賛の嵐には変わっていました。
まあ私の個人的な感想では、恐らくそんな理由で降板になったのではないと思います。
私は柳さんの解説結構好きでした。なるほどと関心することもビシバシ言ってくれてましたし。

なんか柳恵誌郎へのオマージュみたいな書き込みになってしましました。

>わ様
>河谷様

試合の詳細記事は本文にアップしましたのでそちらで。
準決勝はどちらも白熱した試合でしたね。
こうした時に決勝があっさりしすぎて肩透かしみたいになることもは結構ありますので
両者には準決勝以上の戦いを期待したいと思います。
やってくれると思います。あの二人ですから。
  1. URL |
  2. 2012/01/27(金) 23:40:20 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

納得の負け

フェデラーが負けると、テニス関係の情報には一切触れたくなくなる私ですが、
慣れてきたのかもしれません。あるいは最初から最後まで見ていたので、
「勝つチャンスはなかった」と納得できているのかもしれません。ナダルの試合でした。

1セット目はフェデラーが取ったものの、あれだけ流れが彼に傾いていた時でも、
すんなり取れなかったのは歯がゆかったです。2セット目以降は。。。

私が見ていたチャンネルの解説者は(「ナダルとは試合したことがない」と
言っていたので、2000年代初頭に引退した選手だと思うのですが)、
「コードボールが入らないとアンラッキーだと言う人がいるが、そうではない!
コードボールになった時点で、そのボールはミスショットなんだ。
今日のフェデラーはそのボールが多すぎる!」と試合中何度も何度も言ってました。
管理人様のおっしゃる展開を急いだ結果なのでしょうか。

ネットするボールで思い出すのが、アガシのお父さんです。
星 一徹並みにスパルタだったお父さんは、アガシがネットすると、
猛烈に怒ったそうです。アウトのボールは寛容だったけど、
ネットには烈火のごとく怒りまくったそうです。

おとといの試合では、フォアのミスも目立ちましたが、
個人的にはサーブがとても気になりました。
ダブルフォルトの数はもちろんですが、セカンドを
ロングでもワイドでもなくネットというのもあまり見ない気がします。
球種も併せて考えると、背中の調子は良くなかったのかな。。。とも。

あと、試合終盤はフットワークもまずくなっていたような気がします。
負け気味になって精神的に影響を受けたものかもしれませんが、
やはり30歳という年齢も関係あるのでしょうか。。。。



  1. URL |
  2. 2012/01/28(土) 09:13:54 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

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