レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2012年、インディアンウェルズ米国復権と過去の優勝者

最近、アメリカ大会のアメリカ選手を何度か記事に取り上げていますが
本当にアメリカ勢は元気が無いです。

デ杯でアイズナーがフェデラーを下した時には波に乗るかなと思ったのですが
トップシードで挑んだ先週のデルレイビーチで
南アフリカのケヴィン・アンダーソンに敗れてしまうなど
いまいち突き抜けた感じがしません。

特にこのインディアンウェルズの大会では
アメリカ勢の優勝は非常に遠いものになっています。
最後の優勝者は実に11年前、2001年のアガシでした。

一応過去にはアメリカ全盛と言えるすごい時期もありました。
91年から97年まで、クーリエ2回、チャン3回、サンプラス2回と
アメリカ選手3人で7連覇を達成したことがあったのです。
しかし、その後は14年間でアガシの1回だけとなっています。

今大会、果たしてアメリカ選手の活躍はあるのでしょうか。
特に数年前から若手の注目株とされているハリソンには
そろそろ何かを期待したいところじゃないでしょうか。


ここで、参考までに過去の大会優勝者を見渡してみました。
フェデラーとチャンが最多の3回の優勝をしています。
他にはベッカー、クーリエ、サンプラス、ヒューイット、ナダル、ジョコビッチが2回優勝と
結構本命の選手が優勝しているのがわかります。
2月の休息後の大会ですから選手達も大きな意気込みで挑んでいるということでしょうか。

その中で、約10年ごとに本命外の選手が優勝している例があります。
ちょっと面白かったのでそれを取り上げてみたいと思います。

mecir-1a.jpg
まずは1989年、優勝はメチージュでした。この時No.1のレンドルは出場しませんでしたので
第1,2シードはベッカーとエドバーグでしたがいずれも早期敗退でした。
メチージュは、サンプラス、チャン、コナーズ、ノアといった面々を下して優勝しました。
特にサンプラスには「6-1 6-0」という後の時代からは考えられないような快勝でした。
この時、まだ若きサンプラスはワイルドカードでの出場でした。
どんな強い選手にもこのような時期があったということですね。
サンプラスは後に大会2度の優勝を誇る偉大なチャンピオンになります。

philippoussis-1a.jpg
次にその10年後の1999年ですが、ノーシードのフィリポーシスが優勝しました。
この時の第1、2シードはサンプラス、カフェルニコフでしたがやはり早期敗退でした。
フィリポーシスは、コレチャ、サフィン、トッド・マーティン、モヤといったところを下して優勝しました。
フィリポーシスも怪我さえなければ本命といえる選手になり得たとは思います。
さて、この大会ではワイルドカードの選手としてヒューイットの名前が見えます。
10年前のサンプラスと同様、後にインディアンウェルスで2度の優勝を飾り
ランキング1位にもなる偉大なチャンピオンです。

なんとなく展開が読めてきたと思います。

ljubicic-1a.jpg
さて、次に行きます。10年後・・・ではなく少しずれて11年後になるのですが、
今から2年前の2010年にリュビチッチが優勝しました。
今年のモンテカルロで引退を表明したかつての名手です。
しかしこの時は活躍からは遠ざかっていて既に過去の選手になっていました。
最高ランクで言えば、リュビチッチは3位であり、メチージュ(6位)、フィリポーシス(8位)よりも上なんですが、
メチージュとフィリポーシスは、本命ではないとはいえ、それぞれ直前の全豪と全米の準優勝者でしたので
比べてみるとリュビチッチが最も伏兵の優勝という印象が強かったと思います。
また第1シード(フェデラー)が早期敗退だったのは先述の2回と同じですが、
第2シードのジョコビッチと第3シードのナダルはリュビチッチ自身が下しているという点で
メチージュ、フィリポーシス以上に強い印象を与える優勝だったのではないかと思います。

sampras-9a.jpg hewitt-4a.jpg
そして、お待ちかね、この年のサンプラス、ヒューイットに続くワイルドカードですが、
なんと、ハリソンの名前があるではないですか。おめでとうございます。
ハリソンはサンプラス、ヒューイットの後を受け継ぐ
将来2度の優勝者ということがデータから解明出来ました。

いやしかし、1989年,1999年ときて2010年はおかしいのではないか、という意見もあるかと思います。
確かにそうですね。ただ、肝心の2009年は第1シードナダルという超ド本命の優勝だったんです。
伏兵優勝の系譜は僅かにずれてしまっていたのでした。

それでも参考までに2009年の大会も見てみますと、
この時既に4強時代でしたが、ナダル、フェデラー、マレーの3人がベスト4に残りました。
残るジョコビッチもロディックに敗れましたが準々決勝でのことでした。
優勝者だけでなく大会全体が本命中心に動いていたんですね。
そしてワイルドカードですが・・・見つけました。
アイズナーとケヴィン・アンダーソンです。

素晴らしい。
記事の前半で名前の上がった選手たちが見事に揃ったことになります。
ハリソン、アイズナー、ケヴィン・アンダーソン。
この3人のいずれかが将来サンプラスかヒューイットになる、ということでいかがでしょうか。

まあ仮に実現したとしてもアメリカ復権の話から派生しておきながら
それがケヴィン・アンダーソンだったら元も子もないかもしれませんが。

リュビチッチへのオマージュのつもりで見返してみた過去大会の記録でしたが
思わぬ方向に話がズレてしまいました。

残念ながら、今年はリュビチッチは参加しません。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/03/09(金) 13:41:14|
  2. 2012年1月~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

リュビチッチ

リュビチッチ引退ですか。ものすごいサーブの持ち主でしたが、なんとなく時代的にサーブだけでは勝てなくなってきて、フェデラーとかナダルを脅かすくらいにはならなかった印象です。スタイル的に5-10年早く生まれていたらもっと上まで行けたのかもしれないなと思ったりします。片手打ちバックハンドで、手首を強引に使ったリターンも印象に残っています。
余談でこの選手はウェアー契約が少数派のブランドで、中国のLi Ningです。このブランドは大昔の体操の名選手だったLi Ning(李寧)が始めたブランドで、ちょっとロゴとかキャッチフレーズがナイキとかアディダスのパクリっぽいんですが、目玉選手のリュビチッチがいなくなってしまうので、今後誰にターゲット絞るか注目です。フェデラーとかにアプローチしてたりして・・・
  1. URL |
  2. 2012/03/09(金) 14:06:54 |
  3. pixiyu #-
  4. [ 編集]

非常に

はっちゃけた記事で実に面白かったです(笑)
メチージュが伏兵ならリオスやコレチャも~などと無粋なことを言うのはやめておきます(笑)
ハリソンは6-1 6-2でチポラを退け好スタートの様です
ジネプリやクエリーも1回戦を勝っており、それなりの選手は2回戦にちゃんと進めたと言えましょう
地元米勢がどこまでやれるか注目したいですね
  1. URL |
  2. 2012/03/09(金) 20:32:25 |
  3. aaa #-
  4. [ 編集]

おもしろい!

こういう切り込み、おもしろいですね!
テニスをいろんな方面から眺めることができます。
  1. URL |
  2. 2012/03/12(月) 12:11:48 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

インディアンウェルズ、棄権者続出

インディアンウェルズでウィルスが猛威を振るっているようで、既に男女合わせて6人がこのウィルスで棄権したようです。この地域周辺のお役所が「流行を認識している」と公表しているようなので、インディアンウェルズの会場内のみで起こっているわけではないようです。とはいえ、選手だけではなく、観客の中にも感染者は増えている様子。症状は、嘔吐・下痢・高熱。継続時間は24時間から48時間。感染経路は空気感染や接触感染であり、食中毒ではないとの発表です。

今日の試合の解説者によると、フェデラーも数日前にこの症状があったようですが、軽症だったのか、とりあえず初戦突破しました。よかった。。。
  1. URL |
  2. 2012/03/12(月) 12:26:14 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

>pixiyu様

リュビチッチ引退で片手打ちの選手がますます減ってしまいますね。
クロアチアはコンスタントにいい選手を生み出しているので
ポストリュビチッチも期待したいところです。
またLi Ningですが、個人的にはケヴィン・アンダーソン行って欲しいです。
中国は経済的にもアフリカに大きく進出していますからその余波で。
まあ南アはアフリカといっても随分と違うのかもしれませんが。

>aaa様

ありがとうございます。全く鋭いご指摘です。
正に記事書く時どうするかと悩んだ二人であります。
しかし、ここで言う「伏兵」をランキング2位未満と強引に線引きすれば
ぎりぎりコレチャとリュビチッチで分かれることになります。強引ですが。
ハリソンは次にマレーと当たる筈でしたがマレーがコケたのでこれは実現しませんでした。

>かめ様

ありがとうございます。
何だかむりやり記事ネタを作っているようなところもないでは無いですが
過去データがただ忘れられるものではないということを思い出し続けるためにも
今後も無理矢理でもネタを発掘していきたいと思います。

また、ウィルスについての情報を有難うございます。
リタイアが多いと思っていたらそういうことだったんですね。
  1. URL |
  2. 2012/03/12(月) 12:37:20 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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