レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2012年、マドリッド、ブルークレーとシード勢初戦

シード勢の初戦が終わりました。
今大会で初めて採用されたブルークレーの状態はどうだったのでしょうか。

参考までに前々記事のコメント欄に書いた内容を再掲します。

---以下転載---

>Black Prince様

ブルークレーの話は何年か前に出てて、まあ話だけだろうなと思ってましたが
まさか現実になってしまったとは驚きです。
青はスポンサーカラーということで、コートの特性としてはレッドクレート変わらないらしいですが
選手には評判が良くないようですね。
赤土の自然な色を無理に着色する必要がどこにあるのかということのようです。

ネットにジョコビッチのコメントがありました。要約しますとだいたい次のようになります。
「革新的なことはきらいじゃないけど、選手の合意なしに行われた今回の導入には賛同できない。」

またナダルも
「今回の件で得をしたのは選手でもテニス界でもなく一人の人間だけだ。」
と大会オーナーであるイオン・ティリアックを批判しています。

フェデラーでさえ、
「合意していないコートでプレーしなければいけないのは残念だ。
歴史ある自国のコートを勝手に変えられてしまったラファには同情するよ。」
とこれに追随しています。

少し柔らかいマレーのコメントもあります。
「確かにボールはとても見にくい。でも変更の理由はわからないでもないし
トーナメントも少し違ったユニークなものになるかもしれない。ただ今回はタイミングが悪かったね。」

ナダルやジョコビッチは思ったことをどんどん口にするところがあるので
言葉から受ける印象ほど心底から批判しているのではないかもしれませんが
選手全体としてあまり好意的ではないようです。

少しコートの映像を見ましたが、薄く青いとかいうどころじゃなく
全米のハードコートのような本当の青なんですね。

私なんかは、浅はかにも、
やってみたら意外と面白いんじゃないかなんて思ったりしたのですが、
プレイヤーが皆批判しているとあっては口をつぐまざるを得ません。

---以上---


私のなんちゃって翻訳が合っているかという問題はありますが
皆おおよそ否定的という感じです。

これらのコメントは大会前のものですが、実際にはトップ4の中で
唯一穏やかなコメントをしていたマレーが欠場という形になりました。

プレーした中ではジョコビッチが一番不快感をあらわにしています。
かつての名選手であり、大会テクニカル・アドバイザーを務めるマヌエル・サンタナの話では
ボールのバウンドはレッドクレーと同じということだったのですが
ジョコビッチはフットワークについて言及していて、レッドクレーよりもよく滑ると言っています。

満足なプレーが出来なかったとも言っていますが
予選上がりの選手にまさかのフルセット勝負となったプレーへの不満が
コート批判に火をつけた感じもしなくはないです、

フェデラーもラオニッチにフルセットタイブレークという大苦戦に追い込まれました。
現時点ではまだフェデラーのコメントはありませんが、どういうことを言うのか楽しみです。
ラオニッチは上り調子の選手なので純粋に相手への賛辞になるかもしれません。
プレーを観ていないのでなんとも言えないですが。

結局はどの選手にも条件は同じなので、
苦戦をコートのせいにするのは良くないというのはありますが
キャリアのある選手ほどコート特性を掴んでいて
そうでない選手のほうが新しいものにフィットし易いというのも事実でしょう。

歴史は繰り返されます。かつてウィンブルドンの状態が変わったときにも
まだ若いフェデラーはいち早くストロークスタイルにシフトチェンジして最強になりましたが
ベテランであるサンプラスやヘンマンはそれにフィットしなかったということがあります。
まあ、ウィンブルドンとブルークレーではさすがに話が違うという意見のほうが自然でしょうが。

若手のほうがブルークレーに適応しやすいという安直な意見はまだ慎まなければなりませんが
それでも相手がベテランのダビデンコであったナダルはトップ3の中で唯一快勝となりました。

とはいえ、大会全体を通してみればシード勢が順当に勝っています。
16人のシードのうち敗退しているのはアイズナーとフェリシアーノ・ロペスだけです。
この2人はどちらもネットプレーヤーです。他の14人はストローカーですから
とてもわかりやすく選手たちは勝ち上がっていることになります。

今後の展開に注視して行きましょう。
何だかんだで結局4シードが残ったりして。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/05/10(木) 11:51:03|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

クレーでのタイトルもう一つ

ラオニッチ相手にどうなるか心配でしたが、勝ってほっとしています。

ところで、「フェデラーがクレーであと一つタイトルが取れると、
どのサーフェスでも10個以上のタイトルを取った歴史上唯一の選手になる」と
聞いたのですが、そうなんでしょうか。

既にクレーで9個も取っているんだというのもちょっと驚きだし、
過去にそういう選手はいなかったのでしょうか。。。
芝の試合数が少ないから、ウィンブルドンで勝ち続けない限り、
芝のタイトル数を稼ぐのは難しいんですかね。
  1. URL |
  2. 2012/05/10(木) 14:41:11 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

>かめ様

全てのサーフェスという部分についてですが、「現在の」という注意書きが必要です。
というのも、カーペットコートではフェデラーは2タイトルしか取っていないからです。

現在ATPではカーペット大会はありませんから3種類のコート種別しかなく
その意味ではフェデラーがあと一つ取れば
全てのサーフェスで二桁タイトルとなることは間違いありません。
しかしあくまでも3種類のコートで、ということになります。

カーペットも含めた場合、
これまで3種類のコートで二桁タイトルをとっている選手というのは4人います。
コナーズ、レンドル、サンプラス、ナスターゼです。
中でもコナーズは唯一二桁に達していないグラスコートが9なので
全制覇まであと一歩という大変惜しい状態になっています。

そう考えてしまうとフェデラーの記録が仮に達成されたとしても
過去にも同じような例があってそんなに凄いわけじゃないと思えなくもないのですが
実はとても凄い部分もあるんです。

クレーとグラスの両方で二桁という選手はこれまで一人もいないんです。
グラスの二桁というのがこれまでサンプラスとフェデラーしかやっていませんから、
ほぼ当然といえば当然なのですが。
コナーズやボルグやマッケンローなど達成しててもおかしくなさそうですがしていません。
グラス大会は開催数が少ない上に、これらの選手はライバルとして
同じ時期にタイトルを分けあってますから、その辺の影響もあるでしょう。

参考までに、オープン化前の記録を含めるのなら
レーバーとローズウォールは4種類全サーフェスでの二桁タイトルを達成しています。
しかし、今日、記録といえばオープン化後に限られますので二人の記録は公式にはなりません。

長くなってしまいした。すいません。
私やっぱり記録系、歴史系の話好きなんですね。
  1. URL |
  2. 2012/05/10(木) 16:10:47 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ナダル敗れる ベルダスコにまさかの初黒星

速報過ぎて恐縮なのですが、ナダルがベルダスコに敗れました。

正直驚きました。

スコアは 3-6,6-3,5-7です。

ファイナルセットは5-3まで行ったんですが・・・そこから逆転負けを食らいました。
最後のゲームは0-30から30-30,30-40から40-40と粘りましたが次のマッチポイントで力尽きました。

これでナダルはクレーではキャリア19敗目です。
また、ベルダスコには14度目の対戦でついに初黒星となりました。

両者の対戦を見ると多くはナダルの快勝で終わっていますが、それでもいくつか大激戦があります。
その最たるものが2009年全豪準決勝での一戦でしょう。
6-7(4), 6-4, 7-6(2), 6-7(1), 6-4。実に5時間14分にも及ぶ大激戦でした。

それ以外では去年のシンシナティでも7-6(5), 6-7(4), 7-6(9)と言う試合があります。

また、ベルダスコは先述の2009年の全豪の活躍を皮切りにしばらくトップ10に君臨しましたが、それよりはるか前、2006年のクイーンズで彼らは両者の現時点で唯一のグラスでの対戦を行っています。
その試合のスコアが2-6, 7-6(3), 7-6(3)。

ここに挙げた以外の試合は全てナダルのストレート勝ちに終わっています。

(ブレイク後の)ナダルのクレーでの早期敗退と言えば、なんといっても2009年全仏4回戦のソデルリング戦が浮かびます。
この敗北以降、ナダルは出場したクレー大会での決勝進出を継続していました。
その記録もベルダスコが止めました。

クレーのマスターズ大会での早期敗退となると、2008年のローマ2回戦のフェレーロ戦以来でしょうか。

なんだかんだでナダル、クレーの中でもマドリッドとは相性が悪いですね。

マドリッドがクレーに移行した2009年以降のナダルの成績はこれで、フェデラーに敗れ準優勝→フェデラーを下し優勝→ジョコビッチに敗れ準優勝→ベルダスコに敗れ3回戦敗退 となりました。


ナダルを下したベルダスコは、次はモンフィスを圧倒したベルディフとの対戦です。

その他の試合では、なんとツォンガも敗れています。殊勲の星を挙げたのはドルゴポロフで、次の相手はチリッチを下したデル=ポトロと、強敵との対戦が続きます。
  1. URL |
  2. 2012/05/11(金) 02:08:08 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

>2R様

なかなか驚きの結果ですね。
ナダルの快勝とトップ4が残る可能性を記事にした途端に敗退が相次ぐとは。
ナダルはランキングポイントをクレー大会で稼ぐ必要があるので
今回の失効ポイントは後々響いてくるかもしれません。
  1. URL |
  2. 2012/05/11(金) 08:40:25 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ありがとうございます!

記録系、歴史系の話、ドンドンお願いします!
こういう詳しい解説が随所にちりばめられているので、
このサイトは魅力的なんだと思います。

数字に偏るのではなく、だからと言って主観に偏るのでもない。
数字を語りながらも、その数字の理由・背景も解説する。
そのバランスが気に入っています!

  1. URL |
  2. 2012/05/12(土) 09:32:49 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

>かめ様

ありがとうございます。
データや過去分を検証するのは大好きですので今後も続けていきたいと思います。
末永くお付き合い下さい。

ただ、過去分を検証するのと未来を予想するのとでは全然違いますね。
私は本当に予想を華麗に外しますのでその点においては参考にもならない参考程度に
見ていただければと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
  1. URL |
  2. 2012/05/14(月) 11:38:27 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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