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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2012年、マドリッド3回戦

初戦苦戦のジョコビッチとフェデラーが快勝し、
初戦を快勝したナダルが敗れるというなんともとんでもない展開になっております。

ナダルに勝ったのはベルダスコで、
これまで一度も勝てなかったナダルからようやくの初勝利となりました。
ナダルは敗退してもなおクレーシーズンを引っ張っている存在でしょうが
少しでもポイントを稼いでおきたい時期なので痛い敗戦となりました。

ナダルはジョコビッチと同じようにブルークレーには批判的です。
攻守の切り替えがうまくいかないと言っているので、
フットワークに問題が生じるという点でジョコビッチと同じ理由のようです。

前記事ではブルークレーについてのフェデラーのコメントが気になるということを書きましたが、
意外にも割と慎重な物言いをしています。
不快感を一貫して露わにしているジョコビッチやナダルとは対照的です。

レッドクレーとは感覚が違ったが、色によってそう感じただけかもしれないし、
雨や気温などの影響があったのでそうした要因が作用した可能性もある、
というようなことを述べています。

また、フェデラーはこのマドリッドのコートを、
球足の速いコートの一つと考えてプレーしていたことを確認することができます。
フェデラー自身のコメントでもそう述べていますし、
プレーの方も必ずしも実は結びませんでしたが
初戦のラオニッチ戦でサーブ&ボレーを中心に戦いました。

サーブ&ボレーの二人のシードが敗れ、ストローカーばかりが勝ち上がっている点をあげて
さも当たり前だというような体で前記事を書いた私の見解は崩れ去ったことになります。
無知とは恐ろしいものです。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/05/11(金) 16:54:12|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12
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コメント

ジョコまで

ジョコビッチまで敗れましたね。
上位3人のうち、フェデラーだけしか残らないなんて、
一番、誰もが想像しなかった結果ではないでしょうか。
新コートに批判的だったジョコビッチとナダルに対する
コートの”たたり”でしょうか?(^^ゞ


  1. URL |
  2. 2012/05/12(土) 09:43:12 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

青クレーがテニス界の大変革?

今回の青いクレーの問題では、
・テニスの歴史が絶えず移り変わってきたこと
・新しいもの好きなテニス関係者(どんどん新しいものを求める)
などが表れていると思います。
スポーツというモノの良い面と悪い面の両方が浮き彫りになったんじゃないでしょうか?

現代のような高性能のラケットが生まれ、ネットぎわの相手を簡単にパスで抜けるようになってきた時にサーブ&ボレーヤーは絶望感を味わったでしょう。
現在のテニスが、昔のような技術のかけひきではなくフィジカルの品評会のごとくになってしまった時、技術派だった選手はすごく悔しい思いをしたと思います。
今回はその反対の改革、フィジカルを誇示する選手ではなくて対応力のある選手が勝てるコートなのではないですか。
そういう事件だと思います。
過去に例のないコートでも選手は対応しなければならない。
テニスが苛酷なスポーツなのは同情しますが、文句が多いのはちょっとかっこ悪くないですか?

ジョコビッチやナダルは『青いクレーは選手をボロボロにする悪者』のように恨み節で喧々囂々ですが、
青いクレーでなくても、クレーコートシーズンになってから怪我した選手が多いです。
青いクレーだろうと赤いクレーだろうと怪我は起きるときに起きてしまう。

マドリードの場合、この青いクレーのような新しい環境は手探りです。
私が試合を見て感じたことですが、むしろ怪我するより前に試合が短い時間で決していると思います。誰かが怪我したという話はあまり聞きません。

ナダルやジョコビッチのように強い批判をしているのは、自分の対応できない状況の時にその状況のせいにして、自分への批判を逃れようとしているように見えてしまいます。このコートで怪我をせずにきっちり勝ちあがっている選手もいるのですから。
潔くない気がしますが皆さんの見解はいかに。

マドリードの青いクレーは、今までクレーコートを攻略してきたクレーコーターたちの足さばき、自分の思いどおりのスライド・ストップ・アンド・ゴーのフットワークが全然通用していません。
しかし、現在はただでさえストローカーが有利になる遅いサーフェス全盛の時代です。たまにはこういうコートがでてくるのもやむを得ないと思います。クレーのようなハードコートがあるなら芝のようなクレーがあってもしかたないと言えばそうかもしれない。テニス選手は昔から、クレー→芝→ハード→クレー(以下ループ)という急激に変わる環境に対応してきた。

現代の技術では土から赤い色素を抜いてまっさおに染めることができてしまうんですね。想像もしませんでした。
マドリード大会が開催されているということはすなわち、青いクレーコートもテニスの正式なサーフェスとしてATPに認められてしまったんでしょうか。テニス界ってけっこうえげつないのか?
  1. URL |
  2. 2012/05/12(土) 16:34:41 |
  3. Brown #gQ2ZTBWY
  4. [ 編集]

マドリッド他

マドリッド決勝はフェデラー対ベルディフとなりました。

フェデラーはジョコビッチを下したティプサレビッチをストレートで撃破、ベルディフはデル=ポトロをストレートで下しましたが、2セットともタイブレークに縺れ込む際どい勝負でした。

クレーキングが敗れ、王者が敗れる展開となったマドリッドでしたが、かつての絶対王者はしっかりと勝ち上がりました。

決勝でフェデラーが勝つと、フェデラーは2位に浮上します。
正直ナダルが早期敗退するとは思っていなかったのでここで順位が入れ替わるチャンスができるとは思っていませんでした。

ちなみに女子は女王アザレンカと元女王セリーナの対決となっています。
セリーナは頑張ってますね。姉ビーナスはもう厳しいかなというかんじですが。


さて、今日は驚きのニュースが入ってきました。
サーブのスピードの新記録が出たとのこと。
その数字はなんと263km。
ちょっと計測ミスじゃないかと言いたいですがニュースになったってことは本当なんでしょうか。
なにせ記録されたのは韓国での下部大会。記録したのは300位台の選手ですから。

ランキングの位置からするとカルロビッチよりさらにサーブに特化した選手かもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2012/05/13(日) 10:25:19 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

Brownさん

ブルークレーに対して選手があれこれ言うことについては、言い訳しているか・・・と言われるとそうではないように思います。
個人的に、このマスターズも含めてローラン・ギャロスの前哨戦という点を考えると、わざわざブルークレーにする・・・というのはちょっと理解できないですね。それに、この環境というのは勝ち上がる可能性が高い選手ほど重要な問題になってくるので、すべての選手にとって平等か・・・と言われても平等ではないようにも思います。

  1. URL |
  2. 2012/05/13(日) 11:00:48 |
  3. TOTO #-
  4. [ 編集]

マドリッド決勝

フェデラー vs ベルディフ になりました。話題のブルークレーも、単に赤土を染めただけというわけではなく、全般的に滑りやすそうですね。デルポトロも準決勝では勝負どころで足とられていましたし。着色料が滑りやすくするのか はてさて・・・クレーコートといっても様々で、それこそ試合当日の天候、気温でボールの弾みようは変化しますが、極端な違いが生じていたらそれはそれで問題ですね。フェデラーも初戦であまり効果的でなかったもののサーブアンドボレーを多用していたり、対処に苦労してそうです。でも勝ちあがるのはさすがです。
なお当サイト本来の主役レンドルは駆け出しの頃、クレーコートで開催されていた当時のジャパンオープンで、やはりコートが滑りやすいと思ったようでそれに対応すべくクレー用テニスシューズではなくジョギングシューズで試合して優勝したようです。多くの観客・記者は「変な奴」と思ったようでしたが、固定観念にとらわれない柔軟な選択もさすがはレンドルです。
  1. URL |
  2. 2012/05/13(日) 17:33:27 |
  3. pixiyu #-
  4. [ 編集]

フェデラー優勝

これでマスターズ1000通算20勝、クレータイトル10個目(ハード、クレー、グラスでの二桁タイトル)、世界ランク2位復帰となりました。試合自体は、フォアの出来がいまいちで、セカンドサーブは試合を通じてのアタックにさらされ正直負け試合ペースでしたね。勝因はずばりメンタルと運。ここ最近は劣勢でも耐えて巻きかえせるのが好成績の原因かもしれません。

しかし、フェデラーも1位復帰の目も少しずつ出てきました。現実的には全仏ベスト4、ウィンブルドン優勝、オリンピック優勝位の成績は必要でしょうからまだまだ大変ですが、頑張ってほしいです。



  1. URL |
  2. 2012/05/14(月) 02:41:49 |
  3. Black Prince #-
  4. [ 編集]

またナダルを倒さないでの優勝かと思ったらそのナダルが3回戦で敗退とは驚きました。てっきり彼を倒して優勝したかと思っていたのに。
  1. URL |
  2. 2012/05/14(月) 09:30:00 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

今年4つ目のタイトル

やったぁ!勝ちました。信じて最後まで見た甲斐がありました。
これで今年4つ目のタイトルです。
全仏が始まる前に4つのタイトル(格の違いは無視して)を取っていた年は
2006年までさかのぼります。彼の全盛時代です。

また、今年のここまでのタイトル数でもフェデラーが4つとリード、
次が3つのフェレールで、2つはジョコ、ナダル、デルポトロ、モナコ、ラオニッチです。
もちろん格は無視しての話です。

そのラオニッチですが、ローマでは早々に敗退したようですね、ちょっと意外。
ナダル-ラオニッチ戦を見たかったな。
今日の試合ではベルダスコ-ドロゴポロフ戦がおもしろそうです。

青のクレーコート、賛否両論あるようですが、(”賛”はない?)
いろいろと話を聞いていると、来年も青は続けるのかなと思います。
ただ、あの滑りやすさに対してはなんらかの対策をとってくるでしょう。
個人的には、赤土より球が見やすい点は気に入っています。
あと、フェデラーにとってもやりにくいコートではあると思うのですが、
他の選手より適応力がある点では有利だったのかなとも。

ところで、決勝の最中、フェデラーがメディカルタイムアウトを取りそうになって、
取らなかったシーンがあったように思うのですが、
何があったかご存知の方はいますか?
ローマは間がないので、体が心配です。
  1. URL |
  2. 2012/05/14(月) 10:37:00 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

皆様、種々の検証や多くのコメントをいただきましてありがとうございます。
中々面白く読ませて頂きました。

今回は物議をかもしたブルークレーでの開催となったわけですが今後にどう影響してくるのでしょうか。
その辺は本記事に譲るとしまして、ここでは書き込みいただきましたサーブの最速記録について少々。

結構ニュースになっていますが、
私見ではこれは公式記録にはならないのではないかと思います。
まず大会そのものをどう判断するかというのもありますし
何よりも263km/hという数字自体怪しさがあります。

これまでの記録はカルロビッチの251km/hですが、
それを実に12km/hも上回っている数字です。
一気に12km/hもっていうのはちょっと考えにくいです。
ただ、これをやってしまったというのが凄さなのだ
と言われればもちろんそうなので完全否定は出来ません。
海外のWikipediaでは既に記録更新として1位の場所に書かれていますね。

実測を行った大会の計測器が
ATP等の公式機関が認めたものかどうかが焦点になるでしょうか。
  1. URL |
  2. 2012/05/14(月) 11:58:52 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

〉かめさん

フェデラーは第1セット終了後にトレーナーから痛み止めの薬をもらって飲んでいました。第1セット終盤に左臀部を押さえるシーンもありましたよ。

臀部の怪我は大会中のものか前のものかは定かではありませんが、決勝が始まる前から痛めていたようです。ローマは居間のところ出場するつもりとのことですが、数日様子を見て最終判断するそうです。
  1. URL |
  2. 2012/05/14(月) 12:58:55 |
  3. シズヱダ #miMQlMy.
  4. [ 編集]

情報ありがとうございます

シズヱダ様、情報ありがとうございます。
マッサージはせずに薬を飲んでいたんですね。
プロにとってのスポーツって、ほんと体に悪そうですよね。。。(^^ゞ

ファンとしては少しでもポイントを稼いで、ランキングをキープ、
その後一気に駆け抜けて欲しい気もありますが、
全仏のためにローマを休むのも手かもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2012/05/14(月) 15:05:36 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

>シズヱダ様
>かめ様

フェデラーも、勝ったはいいけど満身創痍なんですね。
クレーで勝ち続けるのは難しいことですから、
フェデラー自身の選択による今後の対応が良い方に行けばと思います。
  1. URL |
  2. 2012/05/15(火) 11:20:33 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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