レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2012年、ウィンブルドン初戦

さあ、いよいよスタートしました。
ウィンブルドン2012年、1回戦が行われています。

まだ1回戦の全試合が終わったわけではないですが、
いつもの感覚だと終わる前に2回戦もスタートしてしまうので
現時点で出ている結果だけでもさらっておきましょう。

まずはトップシードです。
ジョコビッチはフェレーロが相手でした。
組み合わせとしては注目でしたが結果としてはまあ順当でしょうか、
ジョコビッチがストレートで勝利しました。
ジョコビッチ持ち前のシャープな振り抜きから来る勢いのあるストロークは
かつてはフェレーロのものでもありました。
流れの中で積極的にネットプレーも見せる点や、
フォアからもバックからも攻められるといった点で、
フェレーロはジョコビッチのスタイルの元祖とも言える存在です。
フェレーロ側がどんなプレーを見せるのか注目でしたが、極めて正攻法でした。
自然、真っ向勝負となるわけです。
こうなると9年前のNo.1と現No.1ですから力の差は歴然としていました。

両者、プレースタイルはやはり似ているなと感じました。
ストロークはフラットで打ち込むのが一番の武器ですが
グラスコートの場合は低めの球を如何に処理するかが重要になってきます。
過剰にならない程度にスピンを掛けて、なるべく勢いを殺さないでボールをコントロールする、
とても難しい部分ですが、今はこれがどれほどできるかでグラスのパフォーマンスが変わります。
両者これができるので、一見するとクレー向きのスタイルであるにも関わらずグラスで勝てるのです。

ジョコビッチもまだ完全にフィットしている感じではありませんでしたが
セットが進むに連れて調子が出てきました。
ジョコビッチのほうが切り返しのパターンとボールコントロールで上回っていました。
そしてフットワークでしょうか。これにおける両者の差は明確でした。

同じプレースタイル、同じ戦い方で、ショットとフットワークに差があっては
さすがのフェレーロも勝ち目はありませんでした。まあフェレーロもベテランですから、
もっと意外性のある揺さぶりなどをかけても良かったのではないかとも思うのですが
この奇をてらわないプレーというのも元々のフェレーロの特徴でした。

トップハーフではベルディフが敗れました。相手はグルビスです。
私はかつてこのウィンブルドンでナダルを相手に善戦する姿を見て
グルビスは今後伸びて来るのではないかと思って期待したのですが
その後鳴かず飛ばずでここまで来てしまっていました。
今回もドローを見た時におよ、と思ったのですが、
まあベルディフであれば間違いはないだろうなと思って
前記事では触れるのを飛ばしてしまったのです。
こういう時に限って番狂わせを起こしたりするんですね。困ったものです。

フェデラーは順当にストレートで勝利しました。
今大会、ジョコビッチがベスト4で敗れてフェデラーが優勝すればフェデラーはNo.1に返り咲きます。
フェデラーとジョコビッチはベスト4で当たりますから
自然とフェデラーは優勝すればNo.1になるというわけです。
フェデラーは今大会ドローに恵まれています。しばらくは難敵がいないので変に調子を落とさないことと
2週目に突入して強敵が現れた時にすぐにトップギアに入れられるようにしておくことが大事です。

フェデラーの山ではアイズナーとマウーに注目が集まっていました。
一昨年のあの伝説の試合が今もって記憶に新しい両者は、1回勝てば対決となったのです。
両者は去年も当たっていてその時は意外にもあっさりした決着でしたが
やはり今年も対戦となれば注目度は高まったことでしょう。
しかし、マウーは勝ったものの、アイズナーが敗れてしまいました。
どちらの試合も決着は5セットマッチでした。
アイズナーはエース39本をファイアーして、
最速も139mphと相変わらずのビッグサーブぶりを見せてくたのですが
エース4本のファリャに敗れる形となりました。
ファリャは最速サーブが123mph、
アイズナーは1stサーブの平均速度でそれとほぼ同等のが122mphでした。
明確なサーブ力の差あったわけですが、
現在のウィンブルドンではサーブ力はそのまま勝敗に結びつかないんですね。

ボトムハーフでは、まずマレーがダビデンコを相手にストレート勝利しました。
実際の所、ダビデンコは実績のある選手ですがクレーであればまだしも
グラスでは脅威ではないのでマレーの勝利は順当だったといえるかと思います。
ダビデンコ自身は好きなのでもう少し競ってくれても、という気持ちはありましたが。
マレーとしては次から強敵が続いてくる可能性があります。
まだ結果が出ていませんがカルロビッチが勝てば次の対戦相手となります。

また、この山では、錦織と添田が揃って勝ちました。
どちらもストレートです。良い感じです。
添田は次にデル・ポトロが相手となります。
もう思いっきりぶつかっていって欲しいです。
因みに伊藤は雨天のため試合が順延となっています。
日本人選手が3人も本戦に出てるなんて良い時代になりました。

ドロー表の一番下ではナダルが勝ちました。
ストレートではありましたが、最初のセットでタイブレークにもつれているのは
ナダルらしいといったところでしょうか。
4強の初戦は全員がストレートで勝利したことになります。

コールシュライバーとハースはコールシュライバーが勝ちました。
ハレとは逆の結果ではありましたが、内容は凄まじかったです。
フルセットとなり真ん中の3セットは全てタイブレークでした。
ハースも結果としては初戦敗退になってしまったわけですが、
このグラスシーズンでまだまだ行けるということを示してくれたことになります。

ボトムハーフで一番の注目試合としてツォンガvsヒューイットがありました。
結果はツォンガのストレート勝利でした。
この試合はジョコビッチvsフェレーロの感覚に近いものがありました。
ただ、ヒューイットはフェレーロよりもウィンブルドンでの実績がありますし
もう少しきわどい試合を見せてくれるかなと期待していたのですがダメでした。

さて、今日から2回戦ですが、初戦に比べると組み合わせは少しおとなしいです。
その分3回戦は色々と盛り上がりそうな気配がありますので問題はありませんが。

2回戦注目試合はどれでしょうか。
まだ結果が出てないですが、実現するとすればマレーvsカルロビッチになりますか。
ジョコビッチvsハリソンもあります。
ハリソンはアメリカ期待の若手ということで注目されていますが
正直私としてはまだ凄いと思うところを目にしていないのでなんともいえません。

個人的に一番を上げれば、それはもちろんデル・ポトロvs添田です。
あと、雨天順延中の伊藤も勝てばチリッチとの対戦になります。
ただし、現在2セットダウンのしかも3-5ダウンという状態での中断ですから
少々厳しい状況ではあります。

錦織はセラが相手です。ここはしっかり勝って欲しいところです。
順当に行けばランクも上の錦織が勝つべきなのですが
初戦の印象ではジョコビッチ同様グラスコートへのフィットはまだという気がしました。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/27(水) 11:12:12|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:16
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コメント

ブルークレー

ウィンブルドンネタからはそれますが(フェデラーが順調に勝っていて満足なので)、
マドリッドのブルークレー、「来年はなし」と正式に決まったようです。
来年はどんなコートになるのか、そして誰が有利になるのか。。。

同じATP発表のニュースで、ナルバンディアンに「これ以上のお咎めなし」というのも正式に決まったようです。
「これ以上」というのは、すでに準優勝の賞金(57,350ドル)とポイント(150)はもらえず、
プラス、12,000ドルくらいの罰金を払わされていたんですね。

グルビス!私も「すごいのが出てきたな」と思ったのを覚えています。
しかし、昨日、すでに敗れてしまいましたね。彼はここ止まりなのでしょうか。
私が同じような思いを抱いたもう一人の選手(時期は違いますが)は
ドルゴポロフです。彼も突破口をつかみかねていますかね。。。。
グルビスのようにランキングが急下降していない分、まだ見通しは明るいかな?
  1. URL |
  2. 2012/06/28(木) 10:20:01 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

>かめ様

ブルークレーは結局一回こっきりの大会だったわけですね。
つまり歴史上フェデラーがブルークレー最強の選手ということが決定したわけです。
その勝率、実に100%!!

ナルバンディアンの処分についてはまあ妥当なところでしょう。
結果は問題であるにしても、悪意があったとは思えませんから。

ドルゴポロフは私も気になっています。
あのプレースタイルは結構ハマると面白いと思うんです。
まだ決定的に大きな仕事をしていないですが
せめてトップ勢との熱戦を観たいと思っています。
  1. URL |
  2. 2012/06/28(木) 15:07:19 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

日本人

日本人が三人もウィンブルドンの本選に出ているなんて、

一昔前なら考えられないな^-^

フェデラー優勝期待してます。
  1. URL |
  2. 2012/06/28(木) 21:25:32 |
  3. You Can #-
  4. [ 編集]

まさかまさかの大波乱

ナダルがまさかの2回戦敗退
朝起きて結果確認してびっくりしました。

波乱を起こしたのはL・ロソルです。

これが誰に有利にはたらくか
まず間違いなくマレーでしょうね
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 06:44:49 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

今朝のWowow放送の対応にたいしての感想を。
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 08:26:03 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

びっくり!

ほんとびっくりです!これでナダルのポイントは9,000を切るので、
フェデラーの2位浮上は確実になりましたね。
ほんとにほんとに優勝して欲しい!!!

で、ナダルの試合はどんな感じだったのでしょう?
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 08:48:12 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

ナダル対ロソル

自分は試合は見てません。

というより準決勝ナダル対マレーしか考えてなかったので、完全に不意を衝かれたかんじです。

肝心の試合ですが、ネットの書き込みなどを基にすると、ロソルがかなり神懸かったプレーをしていたようです。
また、屋根の開閉による中断でナダルの勢いが削がれたのも敗因のひとつとの意見もありました。
ファイナルセットに関しては、中断で調子を崩したナダルがいきなりブレークを許し、そこからロソルが神懸かったプレーでナダルにブレークバックのチャンスを与えず勝ちきったという見方ができそうです。

たまに波乱が起きるとさらなる波乱を期待してしまいます…が、お願いですからフェデラーには起こらないでください。
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 10:48:32 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

>You Can様

オリンピックもこの3人が出ることが決まりました。
日本人選手がオリンピックに3人出るのは88年振りだそうですが
オリンピックテニスは1924年~1988年までは開催されていませんので
実質88年の再開以降のことのみで語っていいと思います。
そうなるとこれは初めてのことということになります。
また出るだけでなく活躍も期待できますのでその点でも嬉しです。

>2R様

私もびっくりしました。マレーvsカルロビッチを観てて、
意外とカルロビッチやってるぞという思いはあったのですが
まさかナダルが敗退するとは夢にも考えませんでした。

>F様

私は眠さも限界に来て途中で寝てしまいました。
朝の放送はどのような感じだったのですか?
昨晩の限りで思ったことですと、マレーvsカルロビッチの途中で
錦織選手生インタビューは正直必要なかったかなと思いました。
もちろん日本期待の星ですし、2戦連続ストレートで勝ちっぷりも良いのですが
質問自体微妙だし、公式の会見も別にあるだろうし
試合後すぐなんだから休ませてあげればいいのに。
ホント個人的な勝手な感想で申し訳ありません。

>かめ様

場合によってはマレーの3位もあり得ますか。
マレーはたしか優勝しても9000ptには届かなかった位だと思うので
丁度良い感じで接戦になると思います。
ナダルの試合は観ていませんが、今日再放送してくれるでしょうか。
私もどんなだったか観てみたいです。
強い選手の負け試合というのは観るに値すると思っていますので
なんだかんだでこれまでレンドルとかサンプラスとかフェデラーの負け試合は
随分観てきました。やはり印象に強いものが多いです。
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 11:16:47 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

マレーに追い風ですね。ナダルの4大大会早期敗退は久しぶりのことではないでしょうか。

マレーもダビデンコに快勝するなど好調な出だしです。

ライバルはあと3人になりました。

ジョコビッチ、フェデラー、錦織です。いや、ちょっと違うか。

錦織は次デルポトロですね。昔全米オープンでフェレールに勝った後あたってボロ負けしましたが、当時とは見違えるほど腕があがっているので期待しています。
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 11:20:36 |
  3. ミドルビギナー #-
  4. [ 編集]

>ミドルビギナー様

デル・ポトロはその翌年優勝しましたし、一番強かった時期だと言えます。
怪我をして以降は当時ほどではないので錦織にもチャンスがありそうです。
ただ全仏のデル・ポトロは見事でしたのでかなり復活はしてきています。
今回錦織はデル・ポトロに勝った後にフェレールということになります。
当時とは逆の組み合わせですのでまあ大丈夫でしょう。
何の根拠もあったもんじゃないですが。
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 13:31:43 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

WOWOW

ネットの書き込みによると、ナダル戦終了5分前に録画の陸上放送にうつってしまったそうです。

放送が終了したためにWOWOW観戦者は他の画像を探さざるをえなくなり、試合終了の瞬間を画質の悪いライストでみなくてはいけなかった、あるいは探してるうちに試合が終わってしまったといったことがあったようです。
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 15:04:46 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

管理人様

ありがとうございます。

今回は全米と逆なんですね。確かに根拠はありませんが、ゲンがいいかもしれません。フェレールも当時より進化していますが、芝を決して得意とするタイプではありませんから(まあ錦織も未知数ですけど)。

それにしても、ナダルが負けただけでこんなに興奮するとは思いませんでした。トップ4=ベスト4に食傷気味になっていたのでしょうか。ただどうしてもウィンブルドンでナダルを応援する気が起きないんですね…
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 15:46:44 |
  3. ミドルビギナー #-
  4. [ 編集]

>2R様

ご説明ありがとうございます。それはヒドイですね。WOWOWはその辺柔軟なのかと思ってました。
枠は取っているけどテニスはそんなに重要ではないという判断なのでしょうか。

>ミドルビギナー様

4強ばかりという譲許の打破というのも望まれていることではありますが
これを機に新しい風が吹いてくれるのが本当の理想かなと思っていますが
このまま女子のように誰が勝つやらよくわからないという感じになる可能性もありますね。
ジョコビッチもマレーも実は決して若くなく、それに続くデル・ポトロもさして年齢は違いません。
今後のテニス界の流れは注視していきたいところです。
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 16:16:26 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

TVひどいですね

テニスだけのためにWOWWOWに加入している人も多いだろうに、
5分前で終了ってひどいですね。一番大事なところじゃないですか!
あと、日本人選手が活躍するにつれ、ちょっと恐れていたことなんですが、
日本人選手を過剰に取り上げすぎのような気もします。
もちろん、日本人選手の活躍は嬉しいし、その試合も見たいですが、
大会ごとにツボになる試合があるわけで、それを優先してもらいたいなと。
しかも、試合中にインタビューなんて全然必要ないですよ。
何のためにテニスファンがTV(特にライブ)を見ているのか、全然わかってないです。

BBCやCNNはこんなに偏っていないように見えます。
(これは国際放送だからであって、国内向けの放送だともっと偏っているのでしょうか?)
特に日本の報道番組でのテニスの扱いは、ほんとひどいなと思います。
客観性に欠けるというか。。。こういうの見ていると、戦時中の戦況報道って
こんなだったのかなぁなんて思っちゃいます。飛躍しすぎ!?
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 19:16:08 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

ナダルとマレーのポイント

管理人様

あくまで私の計算ですが、ナダルは8,915になると思います。
一方、もしマレーが優勝すれば8,260になると思います。
射程距離には入る感じでしょうか。
  1. URL |
  2. 2012/06/29(金) 19:24:57 |
  3. かめ #-
  4. [ 編集]

>かめ様

かつてイギリスにいたときは、開催中、毎日TV観戦をしていましたが
決して偏った放送などはありませんでした。
まあ、映して欲しい試合を映さなかったということはありましたが、
それも個人の嗜好の問題程度です。
トップシードの試合を差し置いてイギリス人の試合をずっと放送する
などということもありませんでした。
せいぜいチェンジコート中に速報を入れるとかその程度ですかね。
まあその時はまだヘンマンが出て来る前でしたので、
ヘンマン、マレークラスになるとさすがに少し扱いが違うと思いますが。

またポイント計算の方もありがとうございます。
さすがにここ1年のマレーの活躍ではナダルには届きませんね。
  1. URL |
  2. 2012/06/30(土) 11:02:48 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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