レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2012年、トロントはジョコビッチが優勝

djokovic-6a.jpg
ここのところしばらく見せ場のなかったジョコビッチですが
カナダ・マスターズ1000の決勝でガスケを下し、久々の優勝を果たしました。

gasquet-2a.jpg
ガスケは、その実力が折り紙つきであることは誰もが承知しているのですが
本当に久しぶりにこのような大きな大会でここまで勝ち上がった姿を見ました。
マスターズ1000での決勝進出は実に2006年の当大会、トロント以来のことです。
その時は決勝でフェデラーに敗れました。
今大会も、鬼のいぬ間に的なところはないでもないですが
そのような時にでもしっかり結果を残すのは重要です。
現在テニス界を引っ張っている中堅世代の中でも早くから活躍が期待されていた選手ですから
今一度見せ場を作って欲しいところです。
なにせ現在少数派の片手打ちバックハンドの使い手ですから。
そうしたプレースタイルの面でもまだまだ力を落として言ってはいけない選手だと感じます。

djokovic-2a.jpg
さて、勝ったジョコビッチですが、3月のマイアミ以来のタイトルとなりました。
随分久しぶりです。実に4ヶ月以上もタイトルから離れていたことになります。
今年はクレーシーズンとグラスシーズンで1つもタイトルがなかったわけです。
オリンピックがあった関係で今年はいつもよりもグラスシーズンが長くなりました。
クレー、グラスとも2ヶ月ずつあった計算になるでしょう。

実のところジョコビッチはスランプだったわけではありません。
去年ほど勝てなかったのは事実ですが、残している成績は立派なものです。
クレーシーズンの主要4大会では決勝が3つにベスト8が1つでした。
またグラスシーズンではウィンブルドン、オリンピック共にベスト4です。
ジョコビッチであれば優勝を期待したいところではありますが、
優勝がなかったにしては早期敗退もなく非常に安定した戦いぶりを見せているのです。
このような地味ながらしっかりとした戦い方は一時のハードコートでのナダルを思わせます。
もちろん全部勝つのが理想でしょうが、それはなかなか難しいですから
そういった時にはこのような成績の残し方というのはとても効果的です。

今年のジョコビッチは春のハードコートシーズンの最後大会で優勝し、
そして夏のハードシーズンの最初の大会で優勝したわけです。
ハードコートの選手であることをしっかりと印象づけた形となりました。
全仏とウィンブルドン、そして今年はオリンピックもありましたが
派手な印象を与えるのはこうした大会で勝つことかもしれません。
しかし、1年が終わった段階で振り返ってみた時、
最強選手として君臨するに効果的なのはやはりハードコートを制することです。

今大会では他の4強と対戦することはありませんでしたから
現時点でジョコビッチをハードコート最強と結論付けるのは早いでしょう。
しかし、仮にこのまま全米も制したとするならば
クレーはナダル、グラスはフェデラー、しかしハードはジョコビッチと
棲み分けから勢力図の多少の変動はあったものの、結局のところ
最重要なハードを制したジョコビッチがNo.1だったということにもなりうるのです。

fed-04.jpg nadal-9a.jpg
ランキング上はまだ入れ替わりはありませんが、
チャンピオンズレースでは今週フェデラーを抜いて1位になるのではないかと思います。
ジョコビッチにはスタミナがあります。しかも多くの試合をこなしている印象がありますが、
実は今年はグランドスラム、マスターズ100、オリンピック以外にはドバイにしか出場しておらず、
今大会前の集計時点では4強で最も出場トーナメントの少ない選手になっているのです。
それでいてこのようにポイントを稼いでいるのだから、如何に効果的に戦っているのかがよくわかります。
こうした点を踏まえて、体力面からいえばフェデラーを大きく上回っており、
唯一のライバル関係であるはずのナダルも、怪我の状態が思わしくなくシンシナティ欠場が発表されています。
ランキング争いにおいて、ジョコビッチが優位に立っていると感じるのですが果たしてどうなるでしょうか。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/08/13(月) 10:36:50|
  2. 2012年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

ジョコビッチ

やはり地力が違いますね。ジョコビッチもオリンピックからの連戦、過密なスケジュールをものともせずの優勝です。現在の最強選手はやはりこの人なのかもしれません。

ただこれををもってジョコビッチが優勢にたったというのは時期尚早かと思います。今回のマスターズはメンバーが寂しかったですし、4強との直接対決もありませんでした。(勿論ジョコビッチの責任ではありませし、取りこぼさなかったジョコビッチはタフです。)さらに全米OPもジョコビッチが確実にとるとは思えません。ジョコビッチが抱える個人的な問題、ナダルの怪我、フェデラーのモチベーション、マレー、デルポトロの覚醒(?)と様々な不確定要素があります。全米OPをとったものが、チャンピオンズレースで断然優位にたつとは思いますが、インドアハードの比重もバカになりません。

そして何よりマレーが覚醒してるかもしれませんよ!!(膝の調子悪そうですが・・)

  1. URL |
  2. 2012/08/13(月) 13:04:14 |
  3. Black Prince #-
  4. [ 編集]

>>ausaga様
成績は確かに悪くはないです。ただスランプだったわけではない、というのには首を傾げます。まぁノバクが久々に優勝したので嬉しいです。
ランキングについて。ジョコビッチがシンシナティ、USで優勝すれば年末1位はかなり有利ですが、フェデラーは相変わらずindoorに強いです。フェデラーが1位で今年を終えると予想しています。それよりUSでもツアーファイナルでもいいですからジョコビッチVSフェデラーの決勝が見たいです。
  1. URL |
  2. 2012/08/13(月) 15:16:21 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

>Black Prince様

あえて話題を避けたマレーのことに触れられるとこれは困ったことになります。
ここ一ヶ月のマレーのパフォーマンスは賞賛に値しますが
ケガ以外にも燃え尽きてやしないかふと心配にもなったりします。
でも、せっかくここまでのことをしたんだから覚醒して欲しいですねえ。

>F様

私としてはフェデラーの持続力の方も更に心配だったりします。
去年の終わりからほぼずっと好調を維持していますが
それ以前の2年間を考えるとトップフォームをキープしすぎかなという気持ちです。


あと、今年のジョコビッチのトーナメント出場数について補足ですが
トップ100の中で2番目に少ないんですね。12トーナメントです。
一番少ないのは8トーナメントのヒューイットですが、ポイントレースでは93位です。

ナダルの13トーナメント、フェデラー&マレーの14トーナメントと続きます。
それ以外のトップ100の選手は全て15トーナメント以上を戦っています。
強い選手というのはこのように調整をすることができるので色々と有利になります。
ポイントをしっかり稼いでいるからこそできる芸当といえるでしょう。
  1. URL |
  2. 2012/08/13(月) 15:38:41 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

フェデラーの牙城インドアハードまで年度末1位争いがもつれ込むのか
それとも上海までのアウトドアシーズンの中であっさりジョコビッチ時代に戻るのか。
今回の全米は天下分け目の戦いって感じがしてきました。その前のシンナシティももちろん大事ですが。

二人を止める一番手はやはりマレーになりそうですけど
この流れは2位で迎えた2009年全米前の期待のされ方を思い出してどーも嫌な感じが・・・
ナダルが怪我で不在というのも3年前と同じで余計に心配になってきます。
3年前とは違うところを見せてほしいです。
  1. URL |
  2. 2012/08/13(月) 16:17:14 |
  3. える #-
  4. [ 編集]

>える様

一つ間違えれば大いなる混戦模様になりそうな様相を呈してはいるのですが
勝つべき人が怪我などでうまく星を伸ばせず、その隙に伸びるべき人も何故か足踏みして、
という具合で、なにか煮え切らない雰囲気のまま時間が過ぎているようにも思えます。
先が見えないというのは楽しさでもあるのですが、やきもきした気持ちにもなります。
間髪をいれずにシンシナティですのでこちらの成り行きも注視したいところですね。
  1. URL |
  2. 2012/08/13(月) 17:21:29 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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