レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2013年、全仏準決勝、ジョコビッチvsナダル

いやーすげー。
この二人すげー。

前記事で良い勝負を期待したいなどと書きましたが
そんな当たり前のことは遥かに超越してました。

あの全豪の試合もの凄かったですが、
最後には疲弊していて力を振り絞って戦っていたことを考えると
今回の試合こちらが両者のベストゲームと言えるかもしれません。

最後の最後までどうなるかわからない、
手に汗握る史上に残る名勝負でした。

試合の方は「6-4 3-6 6-1 6-7 9-7」でナダルの勝ちでした。

まず印象的だったのは立ち上がりのナダルです。
ジョコビッチのバック側に球を集めて強打を封じ、優位に試合を進めていきました。
第1セットはそのままナダルが取りましたが、
第2セットに入ると今度はジョコビッチが配球を工夫し、
ナダルに攻めのショットを打たせないようにしました。
そしてそのまま第2セットはジョコビッチが取りました。
ここまでは全く互角という感じで、観ていて既にワクワクはしていましたが
後から考えれば、ジョコビッチのあの会場を震撼させる強打も、
ナダルの奇跡のカウンターも出てはおらず、まだ試合は淡々と進んでいたのでした。

第3セットはジョコビッチの動きが鈍り、ナダルが簡単に取りました。
更に第4セットも先にナダルがブレークし、このままナダルが勝つか
という空気も出かかっていましたが、ここからが凄いことになったのです。

ジョコビッチの例のあの強打が出始めました。
決まりだしたといったほうがよろしいか。
深く速い、なんでそこまで思いきれるのか、というあの強打です。
これが出始めるとナダルは防戦一方となります。

ナダルが試合を支配している時にはこのショットはあまり出ません。
しかし、ひとたび出始めると手が付けられなくなります。
第4セットをタイブレークで取ったジョコビッチは第5セットも最初のゲームをブレークします。
ナダル万事休す、もはやジョコビッチの試合です。

通常のこれまでの両者の戦いであれば、
ここでナダル粘るもジョコビッチ押し切る、で終了なのですが、
しかししかし、ここからのナダルの巻き返しがまた凄かったのなんの、
必死のロブと奇跡のカウンターでこれを迎え撃ったのです。

ファイナルセット、ナダルがブレークバックで追いついてからはもうわかりませんでした。

この両者、これまで名勝負は幾つもありますが、
最後の方は、ジョコビッチが押しているか、ナダルが支配しているか、
大体どちらかに優位に傾いていて、試合の行方はなんとなく見えているものなのですが
今回ばかりは本当に全くわかりませんでした。

最終的にはナダルの粘り勝ちだったといえます。
ジョコビッチの強打は相変わらず凄まじい威力でしたが
ナダルは必死に食らいつき、ロブで返球、ジョコビッチが業を煮やしてスマッシュをミスする、
ということが何度か発生しました。

また、ストロークエースも、数ではジョコビッチの方が断然多かったのですが
ジョコビッチの決めのショットはあくまでもジョコビッチが押している時に出ていたのもので
ナダルの場合は、押している時だけでなく、押されている時の逆襲の一撃というのがありました。
勝負を分けたとすればここら辺になるでしょう。

一番最後のゲームだけはジョコビッチがポンポンとミスして簡単に落としてしまうという
少々残念な内容でしたが、それでもこの4時間半の試合はちょっとしばらく忘れられそうにないです。
いやーテニスって本当に良いものですね。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/06/08(土) 01:45:54|
  2. 2013年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12
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コメント

ジョコビッチは来年以降チャンスありますかね?全仏優勝をずっと望んでいただけに彼のモチベーションが心配です。私は試合後しばらく放心状態でした。ただ、今日のナダルvsジョコビッチは最高にハイレベルな試合でしたね。来年はナダルを倒してノレが全仏優勝する姿を見たいものです。今にして思えば2009年はナダルを倒したソダーリングが優勝すべき大会だったのかもしれません。いや、フェデラーも苦しい試合の連続でしたが。
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 02:15:53 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

死闘

いやー激戦でした。

こちらは途中ライスト観戦を試みましたが、何度も紙芝居になるので諦めました。

今回の勝負の分かれ目は間違いなくファイナルセット第8ゲームでした。
ジョコビッチの痛恨のネットタッチ。
緩いボールをスマッシュしたまではよかった、その後バランスを崩してネットにダイブ。
どうにかネットを避けて着地しようとしましたが、触れちゃいました。
ショットが完全に決まっていただけにもったいなかった。これで渡したアドバンテージはデュースに戻しましたが、最終的にこのゲームをブレークバックされてしまいました。
その後はしばらく膠着状態でしたが、徐々にミスが出始め、第16ゲームではとうとう集中が切れたか主審に抗議する場面がありました。
この後はズルズルとミスを重ねてあっけない幕切れになりました。

第3セットのジョコビッチは熱中症だったらしいという書き込みはチラホラ見ましたが、やはりこの二人のゲームで体調不良で流れが傾くのは実にもったいない。結果的にここから驚異の挽回があったので名勝負になりましたが、やはりもったいなかったと思います。
第4セットは先にナダルがブレーク、先述の体調不良の件もあり決まったかと思いましたが、ジョコビッチが即座にブレークバック。
このままタイブレ突入かと思った第11ゲームでまたもナダルがブレーク。万事休すかと思えばまたもやジョコビッチが土壇場でブレークバック。このあたりでジョコビッチが覚醒した感があり、このままの勢いでタイブレを奪取、さらにファイナルセット第1ゲームをあっという間にブレーク。このあたりは完全にジョコビッチの時間でした。このまま押しきれば勝ちという状況でしたが、先述したような形でナダルが追いつき、粘り勝ちました。

データ面でいくと、これでナダルは対ジョコビッチ20勝目(15敗)となり、対フェデラーに続く20勝到達となりました。
また対戦回数でもレンドル対コナーズ、エドバーグ対ベッカーに並びました。よく調べてないですが、対戦回数最多はおそらくレンドル対マッケンローの36回(レンドルの21勝15敗)でこちらにもあと一戦と迫っています。
ナダルはこれで今季43勝2敗(そのうちクレー37勝2敗)、全仏成績は58勝1敗。
そして復帰後9大会連続の決勝進出です。相手はフェレール、スペイン対決になりました。クレーではナダルが圧倒、フェレールが勝ったのは9年前です。いい試合を期待したいですね。
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 09:21:38 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

久しぶりにコメントさせていただきます。昨日(今日?)の試合はホントにすごかったですね・・・。

ジョコビッチのあの強打は決まりだすとホントに止められないですね。もちろんミスも多々ありましたが、本当の勝負どころで決まりだすので、ナダルからするとやりづらいでしょうね。

ジョコビッチのスマッシュミスと言えば、2008年の北京オリンピックの準決勝の対ナダルでも、よりにもよってナダルのマッチポイントでスマッシュをネットに引っ掛けるミスを犯して負けたような記憶もあります。完全無欠に見えるジョコビッチも、スマッシュに関してだけは未だにちょっとミスを出してしまうのはすごくもったいないように思います。

決勝カードはナダルVSフェレールですが、BIG4以外でグランドスラム決勝に進むのって本当に久しぶりですね。2010年ウィンブルドンのベルディフ以来?なんだかもう決勝進出だけで快挙、みたいな感じになりつつあるのはいかがなものかと想いますね。
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 10:01:26 |
  3. TOTO #-
  4. [ 編集]

管理人様
こんにちは

フェデナダ戦に比べると、いまいち印象度が弱いナダジョコ戦でしたが、昨年の全豪と今回の一戦で、確実に名勝負、名対決の仲間入りを果たしましたね。

錦織がナダル戦で味わった絶望感を、終盤のジョコビッチも感じたのではないでしょうか。

ナダルのもうひとつの庭であるモンテカルロでの完勝と、序盤のナダルのもたつきを見たら、今年こそは自分だと、ジョコも確信に近い気持ちで臨んだんだと思います。

確かに、ファイナルセットの中盤までは、誰しもナダルの2敗め確定だと思ったし、ブレイクバックを許してタイになっても、最後はジョコが笑うんだろうと思っていました。

ところが、タイに追いついてからのナダルは、まさにRGのナダル、ミラクルのナダル、盤石のナダルでしたね。

ファイナルは、全てのゲームをジョコが取っていてもおかしくないくらい、ジョコのショットは完璧でした。
でもナダルは、そのメンタルも含め、やっぱり鉄の壁です。

最後のゲームは、鉄の壁になすすべが無くなったジョコの気持ちがモロにショットに現れてしまいました。

それでも、あと一歩です。来年に期待です。

あと、ナダルは、優勝すれば今期7勝め。自己記録の年間11勝が見えて来ますね。
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 12:32:31 |
  3. MEDAKA #-
  4. [ 編集]

ベテラン勢の活躍

事実上の決勝戦、あまり見てなかったですがすごかったですね。てっきりジョコビッチの流れかと思いましたが、ナダルもしぶとかったです。準決勝ばかり注目されたので決勝は、あまり注目されていないような気がするですがフェレール、今大会すべてストレート勝ちできていて、ひょっとしたらやってくれる・・・かもですよ(小声)

さて今大会は、相変わらずベテランの元気さが目立ちました。ベスト8の半分が30代ですから。若手がだらしないというよりは、テニスのレベルが技術的にも体力的にも高くなりすぎて、若さと勢いだけでは難しくなっているというか、参入障壁がかなり高くなってきているのかな という気もします。ベテランには怪我の蓄積とか体力的なものもありそうですが、スポーツ医学の進歩とかトレーニングの進化により克服するケースも増えてるのかもしれません。
なお下記リンクを見つけました。ATPトップ100のうち、30代は少なくとも1/4はいそうです。まだまだ元気なベテラン勢といったところでしょうか

http://tennisabstract.com/reports/rankingsByAge.html
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 15:20:55 |
  3. pixiyu #-
  4. [ 編集]

管理人様

ブログ更新ありがとうございます。
準決勝・・・見てしまいました。・・・凄い試合でしたね。
第三セット目ナダルが取った時は
「ああ・・やはりナダルか。。。」
とTVを消してしまいそうな勢いでしたが、その後のジョコビッチがすごかった。
でもやはりファイナルセットの第8ゲーム目・・・ネットタッチが勝負の分かれ目でしたね。

その後、ジョコビッチが凄いボールを打つのに尽くナダルが拾い、それをジョコビッチが決めに行ってミスする・・・
と言った具合で、普通の選手になら完全に決まっているボールを必死でナダルが拾って、ポイントを取っていくのを見ていると・・・正直ジョコビッチがかわいそうになったほどです。

「コートが荒れている!!」
って何度か主審にも改善要求してましたね。
確か。

暑さと疲れとナダルの粘りにイライラしていたんだろうな。。。きっと。
でも、本当に凄い試合だったと思います。

決勝戦はナダルVSフェレールですね。正直ツォンガにもう少し粘って欲しかった所ですが・・・。

フェデラーが負けて「私の全仏は終わった・・・」なんて思ってましたが、多分今日の夜のシャラポアVSセレナも見ちゃうと思うし、明日の男子決勝戦も見ちゃうんだろうな。。そういえば、フェデラーはハレに入ったようですね。

ハレの方も・・・みる準備しなきゃー♪
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 15:50:16 |
  3. Roger LOVE #-
  4. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. |
  2. 2013/06/08(土) 16:01:01 |
  3. #
  4. [ 編集]

>Au-Saga様
今日の試合でジョコビッチ年間GS達成の可能性もなくなりましたね。それより、去年と一緒でGSタイトルが全豪だけで終わる可能性もあります。今年も年間1冠で期待外れになるかは分かりません。いくら強くても優勝しないことには。
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 17:47:03 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

すごい試合ではあったのですが・・・

すごい試合ではあったのですが、ひとつだけ大変気になったことがありました。
それは、ホークアイの信頼度についてです。
たしか、2回ほど?????となる判定がありました。
いや、判定はおかしくないのでしょう。問題はホークアイです。
ナダルのショットに対して審判は「イン」しかしホークアイは「アウト」
ジョコのショットに対して審判は「アウト」しかしホークアイは「イン」
クレーである以上痕が残り、審判が確認したうえでジャッジをしていたので、間違うはずが無い。
しかし、ホークアイでは違う結果に。
いままで、ホークアイの判定で勝負が分かれたこともあるのに、
精度が怪しいとは・・・
歴史に残る死闘での気になる出来事でした。
  1. URL |
  2. 2013/06/08(土) 19:16:48 |
  3. ひかる #-
  4. [ 編集]

ホークアイの件ですが、前々からカメラの設置場所や角度で判定が変わるというのは有名であります、ですが誰かが判定し判断しなければならないということで結局のところは正しいか否かではなくコンピューターが判断したものが正しいということにしているみたいです、ですから昔チャレンジが導入された当初、選手たちがチャレンジのせいでアンパイアが自分の判断に無責任になっている、なんてことを言っていましたが審判の立場から言わせてもらえば冗談もいいところで、責任を感じながら必死に判断しているのに自分の判断が正しくてもホークアイがノーといってしまえば自分が間違っているという判断を受けてしまうわけですから相当に苦しい精神状態で職務にあららなくてはならないのです
  1. URL |
  2. 2013/06/09(日) 01:12:12 |
  3. ロデックファン #-
  4. [ 編集]

現在はやはりこの2人の対戦が頂上決戦になるんですね。
ライスコで追いかけてただけですが、それでも一進一退の攻防は感じられました。

それに引き換えジョーよorz……いや、フェレールが見事なんですが。

スペイン勢同士の全仏決勝は4回目になるんですね。’02年のA・コスタvsJ・C・フェレーロ戦以来11年ぶり。
これと、4大大会初のスペイン勢同士の決勝だった'94年は覚えていましたが、'98年を忘れてました。

ブルゲラvsベラサテギの打ち合いを見返してみると、こういう時代だったんだよなぁと隔世の感に打たれますw
  1. URL |
  2. 2013/06/09(日) 02:22:30 |
  3. rene #JPG8Eu66
  4. [ 編集]

皆様、コメントありがとうございます。
いよいよあとちょっとで決勝の試合開始となっております。

順当に行けばナダルの勝利、ということになってしまうのでしょうが
フェレールにも意地を見せて欲しいところです。
  1. URL |
  2. 2013/06/09(日) 19:32:48 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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