レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2014年、インディアンウェルズはジョコビッチが優勝

すいません、更新が少し遅くなってしまいましたが
インディアンウェルズ、ジョコビッチが優勝しました。
意外にも今年初のタイトルです。

これまでジョコビッチは年初の全豪やドバイに強く、幾度も優勝してきていました。
3月まで一つも優勝がなかったというのは2006年以来、実に8年ぶりのことです。
2006年というのはジョコビッチが初めてタイトルを取った年で、
年初のランキングは78位でした。

ここ数年にない、というかトップ選手の仲間入りを果たしてからは
初めてともいうべき苦労をしての優勝となりました。

勝ち上がりも苦戦の連続でした。
フェデラーが決勝までセットを一つも落とさなかったのと対照的に
フルセットを4回戦いました。特にイズナー戦とフェデラー戦は
相当追い詰められての勝利だったと言えます。

競り合いになってからの強さというのは真のトップ選手の条件といえます。
全盛期フェデラーもナダルも、そして何よりジョコビッチ自身が
そこに絶対の自信のある選手でした。
去年辺りからその部分の強さに陰りが見えていたのも事実で
今大会は久々にジョコビッチの本来の勝負強さの本領が発揮されたと言えるでしょう。

しかしフェデラー戦はもちろんのこと、イズナー戦も見応えがありました。
イズナーは好調グルビスを下した試合(こちらも面白かった)に続き
ジョコビッチ戦でも実に見事なプレーを見せました。
最終セットは簡単に取られてしまいましたが終始スケールの大きさを感じさせました。
イズナーのストロークは特にフォアハンドで、現在の標準からすると多めのスピンがかかっています。
ロディックタイプのストロークといえます。晩年のロディックは、
このストロークのせいで攻撃的なショットが打てないなどとも言われました。
私個人としてはその評価に全面的な賛成はできなかったものの、
そのような評価があったのも事実で、その延長線上にイズナーがいることになるわけです。
しかし、なんのなんの、上背を活かした強ショット、そして走りながらのカウンターの一撃、
イズナーはそのショットが見事に攻撃的なものであることを証明してくれました。
ロディックの分も悪評価を吹き飛ばしてくれた思いです。

スピン多めのフォアハンドということで言えば、ナダルという例外は置いておいても
現在ではフェデラーもそうですし、何と言ってもジョコビッチのコーチ、ベッカーもそうでした。
これらの選手たちは上から叩くショットを持っていますので、決して攻撃的でないとは言われません。
ロディックの場合は低めのショットが得意でしたのでその辺の違いはたしかにあります。
しかし結局は使いどころで、ロディックも速いコートでは
晩年であろうと勢いのあるショットを打てていたと思います。

少し話がそれました。

フェデラーに触れましょう。
大会前の好調さからフェデラーを優勝候補にする向きも多かったと思います。
しかしそれはどちらかといえば「優勝するだろう」というよりも
「優勝して欲しい」という願望が大きかったように感じます。
私としても、もちろんして欲しい派でしたが、
ベテランの好調は持続しないことが多いので心配もしていました。

改めて、本当になんという驚きを見せる選手なんでしょうか。
マスターズ1000で準優勝、決勝までセットを落とさず、
決勝もファイナルセットタイブレークというフロックでもなんでもない見事な成績。

マスターズ1000では2004年のシンシナティでアガシが34歳3ヶ月での優勝を達成していて
32歳7ヶ月のフェデラーもまだまだ狙えます。
因みにフェデラーは31歳0ヶ月の時に2012年のシンシナティで優勝していて
これは既に歴代2位の記録となっています。

準優勝の記録としては、今回フェデラーが32歳7ヶ月で達成したわけですが
こちらでも32歳5ヶ月のレンドルを抜いて歴代2位になりました。
1位はやはりアガシで35歳3ヶ月となっています。2005年カナダです。

さて、今回の決勝、ATPの特集ページではフェデラーのネットプレーに注目していました。
フェデラーが取った第1セット、ジョコビッチが取った第2セット、接戦となった第3セットの
それぞれでフェデラーのゲーム毎のネットアプローチ率を集計したところ
第1セット>第3セット>第2セットという順になっていました。
フェデラーのネットアプローチが明確にスコアに現れていたという結果を提示しています。
ページの視点としては、如何にジョコビッチがフェデラーを
ネットから遠ざける必要があったかという書かれ方にはなっていますが
ここへ来てフェデラーのネットプレーが大きく注目されていることが伺えます。

全豪もインディアンウェルズもそして次のマイアミも、どちらかと言えば
ハードコートとしてはバウンドが速い方ではないという評価になるかと思います。
それでいてフェデラーはかなりの結果を出してきていますから
ネットプレーに有利になるはずの速いコートのシーズンが来たら
どういうパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。
フェデラー自身の好調とシーズンとがマッチしてくれれば良いのですが。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2014/03/18(火) 10:30:45|
  2. 2014年1月~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
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  1. |
  2. 2014/03/18(火) 15:09:15 |
  3. #
  4. [ 編集]

インディアンウェルズ

管理人さま

いつも楽しくブログ拝見させていただいております。

インディアンウェルズ決勝は見ごたえがありました。
決勝に出てくるべき2人の戦いでしたし、内容も濃いものでした。

ジョコビッチは今シーズン、この大会前の段階で優勝がなく、確かに苦しい状況だったと思います。
しかし出場した全豪、ドバイで敗れた相手がその後いずれもそのトーナメントを制しており、その敗戦2試合もフルセットでしたので、負けてなお強しというか、私は個人的には決してジョコビッチの力が衰えたわけではないと思っておりました。

その時点で最も好調な選手に当たっての敗戦となっており、ボタンのかけ違いというか、巡り合せがよくない状況に陥っているだけで、今大会は苦しい状況ながら優勝しましたし、今年もジョコビッチ中心の年になりそうな予感がしております。
キャリアGS、そして全MS制覇を是非とも達成してほしいところです。

しかしつくづくフェデラーは偉大ですね。
あの年でまた進化しているし、今大会もバブと組んでダブルスにも出場して元気いっぱいだし。
テニスが本当に好きなんでしょうね。
管理人さまのおっしゃるように、速いコートのシーズンが本当に楽しみです。
ジョコビッチ、マレーを連覇した2012WBの再現、あるかもですね。
  1. URL |
  2. 2014/03/20(木) 01:26:04 |
  3. ビヨーンボルグ #-
  4. [ 編集]

レンドル去る

レンドルがマレーのコーチをやめるんですね。
さて、マレーは次に誰にコーチを頼むのでしょう?
レンドルは誰か他の人のコーチになるのでしょうか。

レンドルはマレーにとって有益なコーチだったか。。。
取れそうで取れなかったGSを取れたのだから有益だったと言えると思いますが、
じゃあ、別のコーチだったらどうなっていたかは誰にもわからないわけで。。。

レンドルがコーチになって、マレーのテニスはどう変化したと
みなさんはお考えですか?
  1. URL |
  2. 2014/03/20(木) 08:56:44 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

>ビヨーンボルグ様

フェデラーは、もちろんクレーシーズンでも
大いに活躍してもらうにこしたことはないですが
いっそグラスシーズンまでの小休止というか
難しい状態でのネットプレーの練習期間とでも割り切ってもらって
ウィンブルドンに照準を合わせのが理想かなと思います。

辺にクレーコートに引っかかって、
調子を落としたまま、グラスシーズンに
なんてことになってしまうのが心配です。
フェデラーはクレーでもそこそこ勝ててしまう選手なので
ついつい頑張ってしまうのではないかという不安もあります。

  1. URL |
  2. 2014/03/20(木) 09:24:37 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。
マレー、レンドルとの契約を終了するそうですね
レンドルにはぜひマレーを1位にして欲しかったのですが、残念です
でもマレーもこれで一皮剥けることができたでしょうし、是非新たなスタートを切って欲しいですね
そしてレンドルにもまた引き続きテニス関係でのお仕事を続けてもらいたいですね
  1. URL |
  2. 2014/03/20(木) 20:04:37 |
  3. zan #-
  4. [ 編集]

>zan様

情報ありがとうございます。
なんとこれで私のマレーを応援する大義が・・・
いやまあ普通にマレーという選手を応援すればいいんでしょうけど。
前向きに捉えれば、苦労して栄冠をつかむ姿勢をレンドルから学び
今後は、よりプレースタイルの似ている選手から何らかの技術を学ぶというのも良いのかもしれません。


  1. URL |
  2. 2014/03/20(木) 22:25:47 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

フェデラーは今でも最前線で戦えますが、ナダル、ジョコビッチ、マレーはどうでしょう。フェデラーの後を追ってベテランになってもトップクラスで戦う姿が見たいです。マレーは腰次第でしょうか。
  1. URL |
  2. 2014/04/28(月) 18:21:27 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

>F様

フェデラーはその無理の無いスタイルが今に活きてきていると思います。
ナダルは前からずっと囁かれていましたがフェデラーと同じようなパフォーマンスは厳しい気がします。
ジョコビッチもナダルよりはまだ負担が軽いかもしれませんがフェデラーほどとは思えないでいます。
一番可能性を感じるのはマレーですが、一方でマレーとリュビチッチが重なる部分があって
そうなるとやはりベテラン一歩手前くらいで力が落ちてきてしまうことになるんですよね。
この辺は予想が外れることもありますし、そうあってほしいですが
今後のテニス界の大きな注目ポイントだと思います。
  1. URL |
  2. 2014/05/08(木) 11:23:48 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

>Au-Saga様
マレーとは意外ですね。
  1. URL |
  2. 2014/05/09(金) 00:02:52 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

>F様

あくまでも私見ですが、大器晩成を感じるというか、
怪我が多いのが気がかりで、そのまま怪我に負ける可能性も否定出来ないですが、
イバニセビッチのように晩年に一花咲かせる可能性に期待しています。
  1. URL |
  2. 2014/05/09(金) 08:59:23 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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