レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2014年、全仏はナダルが優勝

ナダルが5連覇を達成しました。4連覇のあとの5連覇、ほぼ9連覇、
いよいよ前人未到の領域に達しました。
いや、もう既に前人未到でしたが、更なる前人未到というべき前人未到さです。

1つのグランドスラムで9回優勝というのは史上初です。
いや、8回ですら既に史上初だったんですが、更なる史上初さです。

グランドスラム全体での優勝回数も14回となりサンプラスに並びました。
2位タイ。1位のフェデラーまではあと3つ。
ナダルならば届きそうな気もしますが、同時にまだまだ遠い印象もあります。

どれだけ凄い時代なんでしょう。ここ10年の男子テニスは。

今大会はジョコビッチの生涯グランドスラムに焦点が当てられた大会だったと思います。
全仏ではいつもそうですが、特に今回はナダルのクレーシーズン不調があり、
ジョコビッチの達成が大いに期待され、そして注目された大会だったのではないでしょうか。
もちろん、ナダルの実力は誰もが理解しており、簡単な達成でないのは承知だったわけで
決して既定路線というか、レンドルがウィンブルドンで負けた時のような
え~なんで、感はそれほど強くなかったようには感じます。

それでも、勝つならここだったのではないかという気もします。
仮にこのままジョコビッチが達成できなかったとしたら、
2014年が最大のチャンスだったんだけどな、と言われる可能性のある大会でした。
もちろん、そうならないためにも来年以降に優勝を手にしたいところです。
ジョコビッチならば当然可能性も充分にあるでしょう。

かつてナダルがウィンブルドン決勝でフェデラーに2連敗した時、
しかし、フェデラーに勝つとすればナダルなんだろうなと思わせるものがありました。
同じ雰囲気をジョコビッチは充分に持っていて、
実力でぶつかり合ってクレーでナダルを打ち倒せる唯一の選手であることは間違いないです。
来年以降の展開がどうなるか、テニス界もまだ目が離せない事になります。

フェデラーが少し力を落とした時も、他の大会では必ず勝つわけではなくなったものの
グランドスラムでは絶対の強さを誇り、それがランキングを維持させる原因となっていました。
ナダルもジョコビッチも常に勝ち続ける選手ではなくなっておりますが、
グランドスラムでは、まあ早期敗退もありますが全体として見ればやはり強いです。
この力関係を維持できている間は、ナダルとジョコビッチの時代は続くでしょう。
ジョコビッチもこの間に生涯グランドスラムを達成したいところです。

試合は両者力を出し尽くした凄い打ち合いだったと思います。
かつての対戦よりもミスは随分と多いですが、
これは両者のプレースタイルが変わっているせいでしょう。
6~7年前に比べての強打率の激増。これでは体もついていかないでしょう。
お互い、試合中苦しい表情を見せる場面が何度もありました。

最近の2人の対戦では、ジョコビッチ側に、ナダルを苦しめる時間帯というのが存在します。
ナダルが何も出来ずにジョコビッチが一方的にポイントを取っていく時間帯です。去年の全仏でもありました。
そういうのがあっても試合の方は好勝負になったりするのがナダルの凄さでもあるわけですが
今回はそれに該当する時間帯は現れませんでした。
決してそれがないとジョコビッチが勝てないというわけではないのですが
本当に良い時のショットが出せていたかというとそうではなかったと思います。
もちろん素晴らしいショットはありましたが、連続しませんでした。
ジョコビッチの敗因を上げるとすればそこではないでしょうか。

精神的なものもありました。ジョコビッチはその精神力の強さで2011年に王者に上り詰めたわけですが
最後のポイントでは、ここ数年、こんなジョコビッチは観たことないという弱気な雰囲気を感じさせました。
セカンドサーブを打つ前の長い長い、間。
これは、ダブルフォルトなんじゃないの??と思った人も多いのではないでしょうか。
結果、案の定ダブルフォルト。

第4セットはジョコビッチのサーブからでしたが、これがナダルに幸いした気もします。
それまでブレークした後にキープができないという状態がナダル側に頻発していました。
セットを取るためには、ブレークした後キープしなきゃいけないという状態であったら
そう簡単にセットを取ることは出来なかったかもしれません。
しかし、最後はブレークすれば決着という状態でしたので、ナダルとしては
勝負どころを良い巡り合わせで迎えることができたのではないかと思います。

ナダルとしても9回の優勝の内、今回が最も苦労した決勝だったのではないでしょうか。
これまでにない低調なクレーシーズンの迎え方でしたし、
ジョコビッチの生涯グランドスラムという世間の期待が相手にかかっている状態でもありました。
直前のローマでジョコビッチに敗れていたのもあります。
2011年にジョコビッチがクレーでナダルに連勝した時には全仏での対戦はありませんでした。
去年の準決勝ではファイナルセット「9-7」というとんでもない試合をしており
その記憶も新しかったはずです。
本当にジョコビッチが勝ちそうな条件が揃っていたんです。
しかしここで最後に勝ってしまうというのがナダルのナダルたる所以でしょうか。

このところの全仏優勝の流れ的に以下のようになるのが綺麗かなと思っていました。

ナダル × 4
フェデラー
ナダル × 4
ジョコビッチ(今年)
ナダル × 4
マレー

しかし、そうはならずでしたね。
こうなったら少し修正して

ナダル × 4
フェデラー
ナダル × 5
ジョコビッチ(来年)
ナダル × 6
マレー

としましょうか。
更に

ナダル × 7
錦織

と続けてもよろしい。
もう最後、何歳だろう?

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2014/06/09(月) 10:03:31|
  2. 2014年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
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コメント

ナダル、今回の優勝で10年連続でグランドスラムタイトル獲得ですね。
2005年の全仏初優勝からずっと応援してきた身としては、とんでもない選手になってしまったなぁという印象です。

そしてジョコ・・・やっぱり集中力が切れたようなプレーが度々見られるのが2011年との差ですかね。現役選手3人が生涯グランドスラム達成者というえげつない状態になるのを期待しましたが、無理なのかなあ・・・と思ったり。
  1. URL |
  2. 2014/06/09(月) 19:46:13 |
  3. TOTO #-
  4. [ 編集]

フィジカルの差が結果を分けたと思います。去年の準決勝でも、途中でジョコビッチが暑さの故か、動きが鈍くなった時間帯がありました。今年も第3セットから第4セットの序盤がそうでしたね。ナダルも珍しく疲れた表情を見せましたが、最後まで持ちこたえました。
  1. URL |
  2. 2014/06/09(月) 20:43:44 |
  3. @kiyoshi_fujioka #-
  4. [ 編集]

管理人様
こんばんは。

今年はダメだろう、今年こそ獲るだろう。
自分を含め、多くの人たちがそう思っていたはずです。

でも結局は、いつもの所に落ち着きましたね。

ナダルのメンタルがもたらした勝利だと思います。初戦の頃は、自信は少しずつ戻りつつ有るなどと弱気な発言もありましたが、何の何の。
全仏はやっぱり今年もナダルの庭だったようです。

それにしても、表彰式での二人の涙にはジ-ンと来ました。
フランスとかスペインの観衆は、試合中のマナーはイマイチな所が有って、確かに、賑やか好きのラテン系の民族に、おとなしく試合を見てなさいと言う方が酷なのかもしれませんが、それでも、表彰式での二人に対する鳴り止まない拍手には感動しました。

今回の対戦での、絶頂期とはほど遠い二人のレベルから見ても、この対戦カ-ドが黄金カ-ドとか宿命の対決とか持て囃されるのも、あと僅かのことだと思いますが、できるだけ長く、二人がトップで戦う姿を見せて欲しいと思います。

一方では、若い力が二人を席巻する姿も早く見てみたいと思っている、何とも我が儘な自分がいますが。

ところで、自分の記憶では、女子(公表では)のナブラチロワが全英で9回の優勝をしてたと思いますので、ナダルはこれに並んだことになりますね。
  1. URL |
  2. 2014/06/09(月) 21:39:04 |
  3. MEDAKA #-
  4. [ 編集]

GS対戦成績
ナダル9-2フェデラー
ナダル9-3ジョコビッチ
ナダル7-2マレー
25勝7敗

ナダルはフェデラーの17を超えるでしょう。
  1. URL |
  2. 2014/06/09(月) 23:25:00 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

ナダルはフェデラーとちょうど同じ年の全仏で14勝を成し遂げましたね。
フェデラーは16勝目までは割りとすぐに到達しましたが、そこから伸び悩みました。

ナダルの場合、年下に強敵がいないということがフェデラーの状況とは違うので、あっさり行くかもしれませんね。
  1. URL |
  2. 2014/06/10(火) 02:05:54 |
  3. kernel3 #-
  4. [ 編集]

全仏入り前は不安しかありませんでしたが、二人のQF、SFを見てナダル優勝を確信していました。なので、去年よりドンと構えて観戦しました。ナダルのフィジカルが落ちたのはかなり想定外でしたが、とにかく優勝おめでとう!来年は#10で。
  1. URL |
  2. 2014/06/10(火) 12:03:59 |
  3. alice #-
  4. [ 編集]

ナダルの凄さはもはや語るまでもないですが、彼が勝てば勝つほどソデルリングのあの試合の偉大さが際立っていきますね。

あの出来事は当時すでに大きなものでしたが、10年67戦で唯一の敗戦になるとは思いませんでした。
あの試合を見たことを自慢できる日がくるとは。
  1. URL |
  2. 2014/06/10(火) 19:17:35 |
  3. koya #-
  4. [ 編集]

メンタルもフィジカルもナダルが上でしたね
RGという場所がそうさせるのでしょうか
途中からジョコビッチに試合を投げたような部分が見られたのは残念な限りです

さて、RGの興奮冷めやらぬうちにWBの足音が聞こえてきます
もう一度このカードが決勝で見たいです



  1. URL |
  2. 2014/06/10(火) 19:37:55 |
  3. ビヨーンボルグ #-
  4. [ 編集]

ジョコビッチ、またしても残念でした。
2011年のウインブルドンと全米では、ジョコビッチがナダルをばてさせていたと思うので、フィジカルでナダルに劣るとは思えないのです。ただ、ローランギャロスで2年連続でナダルに負けていましたから、意識過剰になってしまうのかもしれません。ここ以外のクレーでは明らかに内容が上回っていますから、普通にやれば勝てたはずです。
ただ、ガルビスとの準決勝の第3セット目であきらかに集中力かフィジカルが落ちました。なにか体調的な問題を抱えていたのでしょうか。ここ数年のジョコビッチは、盤石なプレーをした翌日にいきなり逆噴射してしまうことがよくあります。腑に落ちません。

限りなく強く、直前まで連勝を続けていた2011年のローランギャロスでは、おそらくここ何年かでベストのプレーをしたフェデラーに負けてしまいました。今年は2011年以来のチャンスであったはずで、ショックは大きいかもしれません。

ここ何年かで最悪のクレーシーズンであったにもかかわらずローランギャロスをものにしてしまうナダルは、やはり希有な存在だと思います。こうなったら、来年10回目をみたいですね。ハレー彗星と同じで、グランドスラムの10回目なんて今後そうそう見られるものではないでしょうから。
  1. URL |
  2. 2014/06/10(火) 23:20:30 |
  3. ミドルビギナー #-
  4. [ 編集]

以前管理人様も分析なさっておられましたが,一時はジョコビッチがナダルに対して優位に立っていた時期がありました.2011年から2012年にかけてです.2012年のウィンブルドンの時のナダルの怪我以前のことです.あのときは,ナダルから見てジョコビッチに対して攻め手が見当たらない,といった表情が見られることがまま有ったように思います.
その時はジョコビッチのダウンザラインなどが気持ちいいくらいに決まっていて,全く隙が無いように見えたものでした.

 昨年のナダルの怪我からの復帰以後少し流れが変わったような気がします.といって,ナダルが何か特別のジョコビッチ対策を見出したのかどうかわかりません.むしろジョコビッチの方に以前の万全さがなくなって,少し勝負を急ぐようなところが見え出したところが気になります.ミスが増えるようになったから勝負を急ぐようになったのか,あるいは勝負を急ぐからミスが増えたのかはわかりませんが.(フェデラーの場合はもっとそんな気がしますが,年齢と体力的なものもあるのでしょうね.)

 ジョコビッチの場合は,昨年2013年の全仏準決勝(すごい試合でしたが)で取りきれなかったところが心理的に大きく影を落としているのではないかと思います.途中体調不良の時間帯があったようですが,十分に勝てるチャンスもあった試合と思いますし.そういうわけで,ローラン・ギャロスでナダルを負かすのは容易でない,だから積極的に攻めないと,という意識が裏目に出て自分の良さを殺しているのではないでしょうか.全盛期の彼なら,互角の打ち合いならナダルであろうが誰であろうがどこからでもでも来い,というような雰囲気が感じられましたから.昨年辺りからそれがちょっと影を潜めているような気がします.ひょっとしたら,精神的なものだけでなく他の理由もあるのかもしれませんが.

別にナダルのV9にケチをつけるわけではなく,ただこの二人ならもっとすごい試合になってくれても良かったかなとも思いました.外野の贅沢な言い草ですが.

とにかく去年取れていたら,その後のウィンブルドンでの展開も違ったものになっていたかもしれません.

ところでベッカーをコーチに採用したのは効果が上がってるのでしょうか.気になるところですね.




  1. URL |
  2. 2014/06/11(水) 04:58:34 |
  3. brunello448 #-
  4. [ 編集]

皆様、コメントありがとうございます。

最終的にナダルの強さが際立ちました。
全仏優勝9回って、コナーズ、レンドル、アガシというどこでも勝てるような選手たちが全部で8回ですよ。
もう異常としか言いようがないです。

反面ジョコビッチへの落胆もちらほら聞かれますが、フェデラー、ナダルに蹂躙されまくってきた
他の全てのテニス選手たちに比べれば破格の突出ぶりを見せているのは間違いありません。
GS決勝での敗退が多いですが、そのほとんどがナダルで、あとはマレー、フェデラーですから
あまり大声で言いたくはないですが、色んな選手にぼこぼこと負けまくったレンドルとは違います。
そして、ジョコビッチこそがGS決勝でナダルに一番勝っている選手であることも事実ですから
ここは気を落とす必要は全くないと思います。

あと、最後にベッカーの話が出ました。
名目上ヘッドコーチとなっていますが実際にはコーチグループの一人という感じですよね。
コーチ就任というニュースを聞いた時にはヴァイダ氏解任かとびっくりしましたが
そうではなかったのでホッとしました。
怪我か何かでヒッティングパートナーもできていないということだったと記憶していますので
むしろ精神的な支え的な部分が大きいのかなという気がします。
マレーのレンドルやフェデラーのエドバーグとは随分違うポジションなんでしょうね。

  1. URL |
  2. 2014/06/11(水) 17:49:19 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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