レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2014年、全米は2週目に突入

休暇から復帰したと思いきや、またも仕事の関係で
ネットから離れる事になってしまってしまい更新できずにやきもきしていました。

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さてさて、一週間放っておいたツケを頑張って払わないといけません。
まずはここまでの勝ちあがりを見ていきます。

シード勢は、概ね順調といったところでしょうか。
ダビド・フェレールが敗れてしまいましたが他はほぼ勝ち残っています。

現時点では3回戦が途中まで行われている状態でベスト16の全てが出揃ってはいないですが、
4回戦ではツォンガvsマレー、錦織vsラオニッチ、バブリンカvsロブレドと
いった興味深い試合が組まれています。

ロブレドは、2回戦を、2セットダウンからの逆転勝ちで勝ちあがりました。
去年の全仏で3連続達成の偉業がありましたが今回またもやったことになります。
生涯で7度目の達成だそうですが、歴代の記録としてはどうなんでしょうかね。
ちょっと手元に資料が無いですが。

ATPのサイトではフルセットの勝率や
第1セットを落とした後の勝率でしたら載っていますが
2セットを落とした後の勝率は載っていませんでした。

現役ということであればロブレドのフルセット勝率はダントツの1位です。

ロブレドはその後3回戦で注目のキルギオスを下しました。
キルギオスは初戦でユーズニーを、そして2回戦ではやはり5セットマッチで有名なセッピを
(残念ながらフルセットではなく)ストレートで下しての勝ちあがりでした。
キルギオスといえばサーブステータスに注目の選手ですが、今大会はエース68本で
イズナーの98本に次いで2位タイとなっています。ラオニッチも68本です。
イズナーがちょっと抜きん出ていますが、キルギオスの記録も期待通りのものと言えます。
過去のように、ある試合で大量のエースを取って、次の試合ではさっぱり、
というようなことは今回ありませんでした。

話は初戦に戻ってしまいますが、
1回戦一番の注目カードであったベルディフvsヒューイットはベルディフが勝利しました。
ヒューイットは残念でしたが、ベルディフのほうもこの勝利で記録を塗り替えることになりました、
「毎年どれか1つだけグランドスラムで初戦負けをする」記録を7年で途絶えさせることになったのです。
7年連続って凄いです。ある意味偉業です。
フェデラーが2010年ウィンブルドンでベストで8敗退を喫しましたが、
これが丁度7年連続で途絶えた決勝進出記録でした。
ベルディフも、毎回早いラウンドで負けていたのならばまだわかるのですが、
準決勝や準々決勝、悪くても4回戦進出というのは毎年必ずやっていたのです。

ベルディフはその後も順調に勝ち上がり、次にドミニク・ティエムと対戦します。
ティエムは、前記事の最後のほうで注目のノーシード若手を何人かリストアップしましたが
その中でただ一人、4回戦までの勝ち上がりを達成することになります。
今大会一番の出世頭です。

リストアップした若手選手はキルギオス、ティエムの他にあと3人います。

まずクリザンですが、2回戦でベルディフに敗れました。
しかしフルセットの熱戦でしたからまあ健闘したほうだといえるでしょう。
クリザンは初戦でもフルセットの試合を戦っております。

サーブスピードのギネス記録保持者であるグロートは2回戦でフェデラーと対戦しました。
(サーブが速いのは紛れもない事実ですが、私個人としてはこのギネス記録には懐疑的です。
 この辺、一度記事に起こさないといけないと思っていますが、なかなかできずにすいません)
そのサーブは観ていても凄いスピードだというのはわかります。147MPHは今大会最速となっています。
しかし今大会に関して言えば、初戦12本、2回戦のフェデラーからは8本と思ったほどエースが取れていません。
カルロビッチは言うに及ばず、まだキルギオスのほうがサーブステータスには見どころがあることになります。

ただ、だからと言ってサーブだけの取るに足りない選手、というわけではありません。
たしかに、エースも試合によってはかなり多く取るんですがそれでもカルロビッチほどではない、
ランキングも上がってこない、となれば、じゃあどうなのって話にもなりそうなのですが
この選手、ネットプレーがいい感じなんです。積極的に前に出ますし、ボールへの反応も良いです。
パワー一辺倒かと思いきや、柔らかいタッチもそこそこあります。
かといってストロークでのウィナーもありますし、
プレースタイルが時代と合致してないだけでかなりの選手に成り得ると思える部分があります。
片手打ちバックですし、これからのネットプレー再建のカギを握る選手の一人と言っても良さそうです。
今回のフェデラー戦は観ていないのですが、STATSからもネットには相当積極的に出ていたことが伺えます。
カルロビッチの例でもそうですが、このタイプは選手寿命が長い可能性が高いですから
今後気長に見守っていくべき選手と言っていいのではないでしょうか。

さて、若手リストアップ勢の中で最も期待を裏切ったというかむしろ期待通りだったのがヤノヴィッツです。

>ヤノヴィッツ(スケール大。期待の裏切り方は特大)

これは前記事の一言コメントですが正にこの通りでした。
まあ初戦は勝ち上がりましたのでそこまでこき下ろすほどではないのかもしれませんが。
2回戦の相手はケヴィン・アンダーソンですから勝てなかったとしても仕方ないと言ってよいでしょう。
しかしエースの数、初戦は20本でしたが、2回戦は2本でした。2本ですよ。
ヤノヴィッツもビッグサーブで鳴らす選手なんですけどね。スピード自体は140MPH出てるんです。
エースを取るのが偉いというわけではないのですが、1stサーブの獲得率も58%、
ダブルフォルトも11本となれば、速いサーブも持ち腐れで、効果的に使えていないことになります。
エラーの数も39本。荒削りもいいところです。

最後にアメリカ選手、早くも全滅しています。
若手は、一つでも勝てれば儲けもの程度だったので勝たなくてもやむを得ない部分はあるでしょう。
辛うじて期待出来る選手はクエリーとイズナーだったと思いますが、
クエリーはジョコビッチと当たってしまいました。
イズナーはコールシュライバーと対戦し、実に「6-7 6-4 6-7 6-7」という試合を戦って敗れました。
現役最強タイブレーカーであるイズナーとしては不覚のタイブレーク全落としです。
長い試合だったのでエースの数は実に42本という今大会最多を記録したんですが
地元アメリカの期待はここで潰えてしまいました。
まあ、勝っていたとしても次はジョコビッチだったわけですけどね。
でもジョコビッチに負けた、ならばまだ健闘を讃えられるじゃないですか。
アメリカの復権はまだまだ遠い、そんな雰囲気です。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2014/09/01(月) 10:43:29|
  2. 2014年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

こんにちは

またまた聞いてもいいですか?本当はたくさん聞きたい事あるんですが、迷惑かけてはいけないとこれでも遠慮してます…(笑)

試合中、選手は扇子やうちわを持ち込んではダメなんですか?
  1. URL |
  2. 2014/09/02(火) 12:44:55 |
  3. 稲垣真由美 #HkGRWGI6
  4. [ 編集]

トップハーフ4回戦

トップハーフの4回戦が終わりました。

ジョコビッチ[1] ○-× コールシュライバー[22] 6-1,7-5,6-4
マレー[8] ○-× ツォンガ[9] 7-5,7-5,6-4
ワウリンカ[3] ○-× ロブレド[16] 7-5,4-6,7-6(7)、6-2
錦織[10] ○-× ラオニッチ[5] 4-6,7-6(4),6-7(6),7-5,6-4

トップハーフはいずれもシード選手同士の対戦になりました。
注目のマレーvsツォンガはマレーがストレートで勝利。
コールシュライバーに快勝したジョコビッチとのこれまた注目の対決が実現しました。
ワウリンカもロブレドに競り勝ってベスト8進出。
ナイトセッションでは錦織がラオニッチとの4時間19分の激闘を逆転のフルセットで制して日本92年ぶりの全米ベスト8進出。錦織はグランドスラムでは2012年全豪以来2度目のベスト8入り。準々決勝でワウリンカと対戦します。
  1. URL |
  2. 2014/09/02(火) 16:23:38 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

イスナーは

3年連続3回戦にてコールシュライバーに敗れました
3年連続同大会3回戦で対戦すること自体珍しいですが
地元選手が一応格下といえる相手に3回連続で負けちゃいかんでしょう

二人の対戦成績はこれでイスナー4-3コールシュライバーです
見ての通りイスナー勝ち越してるんですけどね
なぜか地元USオープンでは負けちゃうんですね
なんなんでしょうか(笑)
  1. URL |
  2. 2014/09/03(水) 02:45:20 |
  3. aaa #-
  4. [ 編集]

>稲垣真由美様

ありがとうございます。答えられる範囲も限られていはいますが質問ドンドンして下さい。

詳しいルールを知っているわけではないのですが
多分団扇も扇子も問題ないのではないかと思います。
小型扇風機だとダメと言われるかもしれませんが、
団扇だと、極端な話、畳んだタオルであおぐのと変わらないですからね。
ただ、あおぐといっても肘や手首を使いますから、選手もせっかくの休憩時間に
わざわざ重要な部位を動かしてまで使用することはないのではないかという気もします。
日陰は作ってくれますし氷で首を冷やすなどそれぞれに工夫はしてますよね。


>2R様

詳細ありがとうございます。
錦織やりましたね。さすがは5セットキング。
ラオニッチとは期待通りの対戦になってくれて嬉しいですが、
クレーでもハードでも勝てるとなると直接対決は錦織のほうがやや有利となります。
次のバブリンカは相手としてはキツイですが試合の方楽しみたいです。
錦織は92年ぶりのベスト8ですが、清水善造以来なんですね。
佐藤次郎かと思いましたが、佐藤は全米のみ4回戦までしか行ってませんでした。


>aaa様

非常に面白いデータをありがとうぎざいます。
両者の対戦、そんなことになっていたんですね。
3年連続3回戦というのはもうネタとしか思えないほどです。
去年のマレーの優勝で、今やウィンブルドン現象が深刻なのはイギリスではなくアメリカかもしれません。
確かにオーストラリアやフランスのほうがはるかに長く地元優勝者が出ていないですが
両国とも常にチャンピオンが君臨続けてきた国ではありません。
オーストラリアは一時期までそうでしたが、オープン化後はほぼ違います。
アメリカはテニス史上ずっとチャンピオンかそれに準ずる選手のいた国ですので今の状況は本当に歴史的にヤバイ状態です。
勝てる選手に勝てないのも、イズナーへのプレッシャーが相当だからかもしれません。

  1. URL |
  2. 2014/09/03(水) 17:04:07 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

またまたなるほどです!

錦織選手とラオ選手の試合を見ていて、二人とも真っ赤な顔して椅子に座っているので『どうして扇がないんだろ?』って思ったので質問しました。なるほど!です。『わざわざ重要な部位を動かさない』いつも納得いくお答えありがとうございます。扇風機がある大会とない大会がありますよね。
後、Au-Saga様、今回の錦織ラオ戦はご覧になりましたか?ラオ選手の30秒ルールを取られないのが気になりました(20秒だったかな?)私だけかな?ルールはルールとして決まっているのに、何故か取る主審と取らない主審がいるので、私にとっては納得出来ないルールです。

私も他の方みたいに技術的な事がコメント出来るようになりたいです…(笑)
  1. URL |
  2. 2014/09/04(木) 13:42:38 |
  3. 稲垣真由美 #HkGRWGI6
  4. [ 編集]

>稲垣真由美

ありがとうございます。
色々と思いもよらぬご質問いただくと私もウキウキしてしまいます。

私は今回の2人の試合はハイライトでしか観ていないんですよ。
ポイント間秒数のルールは25秒ですが、意外とアバウトですよね。
結構多くの審判が厳密に取ることはしていませんで、
あまりにも連続するとか、目に余るといった場合に取っている気がします。

この「審判のさじ加減」というのは、テニスでは意外とすんなり受け入れられている部分です。

ホークアイでのチャレンジシステムもそうですが、
全てを機械任せにしても良さそうなのにそうはしていないですし
テニスというのは機械的な技術と人間的なファジーさを
うまい具合に同居させているスポーツだといえるのかもしれません。

  1. URL |
  2. 2014/09/04(木) 17:14:05 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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