レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2015年、シンシナティはフェデラーが優勝

カナダ、シンシナティとマスターズ1000が2週連続で開催されました。
両大会ともに大きな大会であり本番感も強いのですが、
同時に全米を占う大会としての位置付けもされています。

全米の優勝候補No.1は誰なのか。

どちらも準優勝であったジョコビッチはどうでしょうか。
結局のところどちらも決勝に進出して、
一番安定している雰囲気を漂わせてはいますが
マレーとフェデラーにそれぞれ敗退している点では
真っ向勝負に負けているイメージが先に来てしまいます。
全豪から全仏までのジョコビッチの圧倒的な強さからすると
下位に不覚を取るよりも後味は悪いかもしれません。
カナダではグルビス、シンシナティではドルゴポロフに追い詰められました。
決して両大会を通じて本調子ではなかったと思いますが、それでも、
ことごとく決勝に出てくるということ自体はやっぱり凄いんです。
グランドスラムでの強さは明白ですし、調子さえ整えれば
カナダはマレー、シンシナティはフェデラー、で、ニューヨークはジョコビッチ
という優勝を棲み分けた結果になりました、というようなことも普通にありそうなので
なんだかんだで優勝候補の筆頭であることに疑いはありません。
ただ、非常に好相性のように思える全米でも過去1回、それもあの2011年確変時の
異様な強さの時だけしか優勝していないという実績は気にしておく必要はありそうです。


単純に両マスターズでの勝率を出せば、カナダに出なかったフェデラーが100%を誇っております。
それもマレー、ジョコビッチを下しての優勝でした。見事。
フェリシアーノ・ロペス戦のあの柔らかなタッチでのリターンダッシュには、
若き日にミドルコートの王と言われていた姿を彷彿とさせるものがありました。

これです、これ。
https://www.youtube.com/watch?v=HrNR62blYf0

正にこれこそが私がフェデラーのミドルコートの立ち回りに惚れ込んだ最初のプレーです。
こういうのがネットで閲覧できるとは、良い時代になったものです。

フェデラーはその後もしばらくはこうしたミドルコートでのプレーを披露してくれました。
ミドルコートは、テニスの常識としては一番いちゃいけない場所で
前に詰めるか後ろに下がるかしないといけないはずなんですが
フェデラーは構わずそこでプレーをして、しかもポイントを取ります。

その後、フェデラーは王者になると共にストローク主体のプレーに変化しましたので
ミドルコートでの動きはあまり見せなくなりましたが
それでも柔らかなタッチとショットの正確性はフェデラー自身の中で活き続けていました。

さて、そのフェデラー、全米優勝候補のNo.1に推したくなるのですが
やはり5セットマッチであるという点が気になります。
シンシナティでマレー、ジョコビッチを撃破しましたが
敗れた両者は前週のカナダでも決勝戦を戦っていました。
フェデラーが物凄いスペシャルシードをもらって全米も第2週から登場する
というのであれば優勝候補間違いなしなんですが、そうではないのでそこが気になります。
正直、以前は試合数とか試合時間とかっていうのは、
プロにとってはそれほど大きなファクターとはなり得ないとは思っていたのですが
近年の選手たちの疲労蓄積や怪我の多発を考えると
気にしておいた方がいい部分なんだろうなと考えを改め始めています。
そんなわけでフェデラーは優勝候補次点です。

もう一人の次点はやはりマレーですね。
ジョコビッチが全米でも本調子を取り戻さず、フェデラーも5セットマッチの疲労が蓄積されていれば・・・。
マレーだって常に好調ではあるまい、という意見もありましょうが、
単純に体力だけなら3人の中ではマレーが一番のような気がするんですよね。
当たれば強い選手ですが、まあ所詮はマレーですから。
本気のジョコビッチには勝てない雰囲気がありますし、
あと他の選手に不覚を取ってしまう可能性でいえば
これもまた一番高いのがマレーであるのは間違いないところでしょう。
そんなわけで全米優勝候補でいえば第3位です。

それ以下では錦織、バブリンカが少し高めで、
ベルディフ、フェレール、ナダル、チリッチ、ラオニッチと並んでいる感じです。
ほぼランキング通りと言ってしまえばそれまでですが。

これ以下となるともう番狂わせの領域です。
まあ、ラオニッチ優勝でも十分番狂わせでしょうが。

チリッチは一応前回王者ということで入っていますが、正直可能性は薄いと思います。
同じく現在のコンディションにおいて、ナダルも薄いです。
錦織、バブリンカが少し上であるのはトップ3に勝てる可能性を持っている
という点で優位ということであり、力関係でいえばこれら選手たちはほぼ互角でしょう。
あとはドロー運と調子を維持できるかがポイントです。
錦織は何よりも怪我の回復具合が一番となります。
第4シードをもらえることはほぼ確定でしょうから。

今年は、全豪で活躍し、その他の大きな大会でも
フェデラーやバブリンカ、ラオニッチなどにも勝利しているキリオスですが
意外にもランキングポイントは低いんですね。
多分今回はシードに入ってこないと思います。
もちろんそういう選手がノーシードで登場することに脅威というのはあるんでしょうが
どうもキリオスの場合は強さが瞬間的であって、持続性が無いように感じます。
同じ若手でもまだティエムの方が安定しているように思います。
もっともティエムの方には爆発力がなく、
世間的に存在感を植え付けるという点においてはキリオスタイプの方が優位なんでしょう。

若手というには微妙な24歳になってしまったディミトロフは元気なんでしょうか。
なんかやたらとバブリンカにだけは勝っているイメージがあるのですが
2年程前に錦織、ラオニッチと並び称されていたことを思えば随分と勢いが落ちてきています。
ね、フェデラー2世は言い過ぎだったでしょ。
片手打ちってだけでフェデラーを語ってはいけませんよ。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2015/08/24(月) 10:42:25|
  2. 2015年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
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コメント

フェデラーのテニスのクオリティと魅力は未だNo.1と実感しました。
速いコートの3セットマッチは本当に強いです。問題は持続性しいてはスタミナと、昨年のチリッチのような確変だけですね。

ハイライトしか見てないですが、今大会から、リターンも更にボレーのようなライジングになってないですか?リターンも管理人さんの仰る、いわゆるミドルコートプレイにしようとしているのでしょうか。
また錦織がやったようなクロスへの高速ドロップショットもありました。錦織よりもさらにえげつなかったような。

レジェンドは、まだまだ我々を楽しませてくれそうですね。
  1. URL |
  2. 2015/08/24(月) 13:58:13 |
  3. ATPウォッチャー #-
  4. [ 編集]

果たして全米は?

いつもサイト楽しく閲覧させてもらってます。
MS2連戦も終わってみればTOP3
の磐石さを見せつけられました。

連戦にも関わらず負けないジョコとマレー、その2人に期待通り勝って優勝したフェデラーと、
恐らくこの3人、今は互い以外に負けるイメージないのではないですかね。 ちょっと前のbig4時代とちょっと感じが似ています。
トップをたまに凌駕するデルポトロ役がワウリンカか錦織(チョット贔屓目かしら)といったところでしょうか。

そんな中、
全米はどんな展開がまってるでしょうか?

錦織としてはフェデラー山に入り、ワウリンカとはベスト8では当たらず、早期ラウンドでキリオス、ガスケを回避できれば上位に食い込むイメージがわきます。

単純にキリオス戦は見てみたい気もしますけど

雑文失礼しました
  1. URL |
  2. 2015/08/24(月) 15:02:41 |
  3. カムイ #-
  4. [ 編集]

いよいよ全米ですね。最近個人的にはクレーから芝のシーズンよりも、芝からこの北米シリーズの方が適応に苦しんでいる選手が多い気がしてます。全豪の頃は今年の台風の目はベルディフになるのではないかと思っていたんですが、なんだか尻すぼみ気味になっていますね。安定していることには間違いないのですが・・・。今年最後のグランドスラムで覚醒するか。注目しています!
  1. URL |
  2. 2015/08/24(月) 17:13:58 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

シンシナティF、生放送で観ましたがフェデラーがすごく良かったですね。
全米は皆様のおっしゃるとおり、5セットマッチというところが
引っ掛かりはしますが、今日のテニスを観てしまうと期待しちゃいますよね。

  1. URL |
  2. 2015/08/24(月) 18:38:19 |
  3. eggplant #-
  4. [ 編集]

流石のジョコビッチも疲れが溜まってきたか失速してきたような気がしますね。

それにしてもキャリアグランドスラムもゴールデンマスターズも逃してしまうとは、気の毒にも程があります。
あれだけの実力があり、メンタルも強いと思うのですが、何が足りないんでしょうね。。。
  1. URL |
  2. 2015/08/24(月) 20:23:15 |
  3. sue #-
  4. [ 編集]

コートの相性?

ジョコに対しての久しぶりの勝利、嬉しいです!
録画したまま見ていなかったインディアンウェルズとローマの決勝もこれから見ます。
録画した試合って、負けがわかっている場合、見るのに大きなエネルギーを必要とします。(^^ゞ

ところで、同じハードでも全豪と全米のサーフェスはかなり違うと聞きますが、
同じアメリカの大会のコートも微妙に違うんでしょうか?
ジョコはシンシの決勝に5回出場して、まだ決勝では1セットも取れていないとか?!
なんか、とっても不思議な感じがします。

さて、他の方も指摘されている今大会から採用の信じられない位置のリターンとその後のボレー。
ネットからの距離は硬式テニスというより、軟式のダブルスの前衛の立ち位置のようで
あれに対応できた選手は今大会ではいなかったように感じます。
ただ、全米はみんな対策してくるでしょうから、それに対してフェデラーが何を繰り出してくるのか楽しみです。
ちなみに、シングルスであんなにネットに近づいてOKなのでしょうか?抜かれる確率が高まる気がするのですが。。。
  1. URL |
  2. 2015/08/24(月) 23:21:28 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

フェデラーのバックハンド

20勝20敗で迎えた41回目の対戦は、フェデラーの勝ち越しとなりました。

ここまでに、フェデラーが負け越しの状態になった時はあったのかな?

追い付かれても抜かれてなかったとすると、フェデラーがこの対戦にかける意気込みは相当だったかもしれません。

錦織に並ばれた次の対戦でも、突き放したい位の強い意気込みを感じました。



さて、3セットマッチだし、調子も良かったとはいえ、フェデラーのバックハンドはまだ進化を続けていますね。

ナダルに勝てなくなってから、スライス多用からスピン主体のスタイルに変わり、特に2008年の全英オープン決勝でナダルに敗退してからの進化が大きいと感じています。

2009年はまだ殆んどがクロス打ちで、余裕のあるときだけしかストレートが打てなかったのが、今は振られても打てるようになっています。
また、鋭いショートアングルや、逆回転気味のストレート、軌道の高いスピンなど、バリエーションが多彩です。

フェデラーであれば、どんなショットも単体では打てるのでしょうが、試合の中で使いこなすとなれば話は別です。

元々多彩だったスライスを含め、今やバックハンドの持ち球の種類は、ツアー随一ではないでしょうか?

芝の帝王陥落から7年、30歳を越えてもなお、たゆまぬ努力を続けていますね。
  1. URL |
  2. 2015/08/25(火) 09:22:44 |
  3. 蘭丸 #QD09qMkA
  4. [ 編集]

フェデラー、衰えたとはいえやはり高速コートでは敵なしですね。
ちなみにフェデラーとジョコビッチですが、どのコートでも互角の戦績に見えて、実は傾向がはっきりしていますね。
例えばハードコートでは16-14ですが、シンシナティ、ドバイ、上海といった高速コートではフェデラーの8-1(ジョコビッチ覚醒時の2011年ドバイのみ敗戦)、インディアンウェルズといったやや遅いコートではジョコビッチの4-0です。
またクレーも4-4ではありますが、モンテカルロはフェデラー3-0、ローマはジョコビッチの3-0です。(モンテカルロの方が高速なんですかね??)
グランドスラムにおいてのみ、お互い確変なのか全仏でフェデラーが勝ったり、ウィンブルドンでジョコビッチが勝ったりしてますが、やはりプレースタイルの特性はあるかと思います。

以下、フェデラーファンの想い

ツアーにおいて、遅いコートの割合が高い気がします。また最近は芝のコートやツアーファイナルすら遅くなってきた気がします。
例えばクレーシーズンは全仏とマスターズ3つ等、5500ポイント稼げるのに対し、芝はウィンブルドンとハーレ等で2500ポイントです。
これが均等になれば、生涯勝率の順位もまたかわるような気がします。
  1. URL |
  2. 2015/08/25(火) 11:05:06 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

ディミトロフ、負け方がひどすぎましたね。今シーズンの不調を象徴するような自滅でした。
第2セットが4-1から4連続、最終セットが5-2から5連続でゲームを落とすという体たらく。
ブレークしてもその後のサービスゲームで手間取るという一昔前の錦織を見ているようでした。

今年はこういう年なんですかね。プライベートでもいろいろあったようだし、
膿みを今年中に出し切って来年仕切り直すっていうぐらい割り切って応援することにします(笑)
  1. URL |
  2. 2015/08/30(日) 03:41:37 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

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