レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2016年、全豪ベスト8出揃う

・ジョコビッチvs錦織
・フェデラーvsベルディフ
・ラオニッチvsモンフィス
・マレーvsフェレール

バブリンカとナダルのいた山が乱れました。
代わりにそれぞれがラオニッチとモンフィスが入っています。
その他の山は上位シードが勝ち上がりました。
安定の大会、といえるのかどうか。
近年のドが付く安定感が長く続いていた状態からすれば
乱れてきているといってよいのでしょう。
もっとも、上位8人のうち6人がベスト8に残るというのは
20年前なら確実に大安定大会であったということになります。
最近の上位陣の強さのせいで、上位が勝つのは当たり前という感覚に我々もなってしまっています。
そして当然のように上位の中に錦織が入ってきているというのもまた感無量でありましょう。

最強王者ジョコビッチは4回戦、シモンを相手に大苦戦しました。
エラーの数が実に100以上!もう皆の知ってるジョコビッチじゃない。
シモンのようなひらりとかわしてくるような選手にも問題なく打ち勝つのがジョコビッチという印象でしたが、
随分と苦労していました。そもそも調子が上向かなかった感じです。
本気モードになったファイナルセットこそ圧巻でしたので
地力はまあそりゃずっと上だったのは間違いないでしょうが。

ジョコビッチがこの不調を次の試合に持ち越すことは、考えにくいと思います。
残念ですが錦織は気合を入れなおしたジョコビッチと戦わなくてはいけないのです。

バブリンカを下したラオニッチの試合も凄かったです。
時代が違えばラオニッチはそのビッグサーブを活かしたサーブ&ボレーで一世を風靡したことでしょう。
しかし今の時代、バブリンカほどのリターンとパスがあればそれを許すことはありません。
ラオニッチは今の王道のプレースタイルではないのでとても貴重な存在です。
全く違ったタイプの選手が激戦を披露するときは決まって試合が面白くなります。
ジョコビッチvsシモンに比べてエラーの数も少なかったですし、
パワーとスピードの真っ向勝負という感じが好印象で、私がこれまで観た中では今大会のベストマッチでした。
仮にジョコビッチが負けていたらひどい負け方だなあ、ということになりますが、
バブリンカの敗退は残念でこそあれ、まあ仕方なかったかな、という思いが強いです。

あと印象的だったのはやはりフェデラーです。
ナイトセッションで組まれていましたが、前の試合が遅くなったため
試合が始まったのが午後11時という驚きの深夜マッチとなりました。
フェデラーはナイトセッションが好きでないと常々言ってますね。
空気が冷えるとボールの跳ね悪くなるとかなんとか。
当然時間が経てば経つほどより悪くなっていきます。

ナイトセッションは好きではない
しかし深夜に組まれてしまった
どうすればいいか?

で、フェデラーが出した結論がこちら → とっとと終わらせる。

ファイナルセットこそワンブレーク許しましたがもう終始圧巻でした。
短期決戦のマスターズ大会ならまだしも、グランドスラムにおいて
あんなにも圧倒的で危なげがなく躍動感のあるフェデラーって久しぶりに見ました。
あの強かった2006-07年当時も凄かったですが、今よりもストローク主体でしたから
華麗に前に詰める躍動感はむしろ今の方が上かもしれません。

できればもう一回観たい戦い方ですが、今大会はもうないかもしれません。
というのも、相手がどんどん強くなっていくというのもありますが、
あれはナイトセッションだからこその動きだったと思うからです。
確かに冷えればボールは跳ねないかもしれませんが、体への負担は少ないです。
適度な気温がフェデラーを快活に動かしたのではないかと思います。
炎天下であのきびきびした動きはさすがに疲労につながってしまうでしょう。
これからはスケジュール的に昼間の戦いがメインとなっていくはずです。

あと、もちろんフェデラー自身の体の調子が良かったのもあるでしょう。
ただ、こうした好調が何試合も続かないのが今のフェデラーなのでその辺は心配もあります。


--

最後に、蛇足ですがキリオスとディミトロフについて。
個人的に「好きではない選手」という表現をしています。
コメント欄でもいただきましたが、私の「好きではない」という書き方は
意味が少々わかりにくいというのが確かにあろうと思います。
マレーが典型的な例です。というかマレーにしか適用してない言い回しではありますが
私はよくマレーを好きではないと言ってダメ出ししたりしています。

ここははっきりしておいたほうがいいでしょう。

マレーに対する「好きではない」は愛情です。
マレーのことは本当は・・・もう、今日しか言わないですよ、本当今日だけですからね、す、好きです。ひ、比較的

しかしキリオスとディミトロフは違う。本当に好きではないです。
確かにプレーは良いときもあります。いいものを持っています。
でも宝の持ち腐れというか、活かしきれてないあの感じと、
何よりしばしば見せるテニスに集中してない感じがダメですね。
本当、突如気楽に集中を欠きます。

別の場所でこの話をしたときに、では悪童タイプが嫌いなのか、と聞かれたことがあります。
それも違います。マッケンローやイバニセビッチは好きですし、サフィンなんて大好物です。
彼らも同じように集中を欠くんですが、うまく行かないことに苛立って苛立ってうまく行かないんです。
まあマッケンローに関しては苛立って苛立ってうまく行っちゃうんですけど。
結果は伴いませんが、集中を欠いていても苛立ちに乗せて何とかしようともがいている感じがいいですよね。
結局はテニスに対しての真剣度だと思います。

そこへ行くとキリオスなんて笑って観客をあおり出したり、小物感が半端ないです。
ヒューイットの姿勢を少しは見習ってほしいんですけどね。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/01/26(火) 11:12:18|
  2. 2016年1月~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

まさかのデレw

でもディミトロフが嫌いな理由は違いますよね?
テニスに対する真摯さの問題ではなく、世間の期待値込みの評価に対し、自分のディミトロフに対する評価の低さのギャップ
ここが原因ですよね
私もそうだからよく分かります
  1. URL |
  2. 2016/01/27(水) 01:18:45 |
  3. aaa #-
  4. [ 編集]

ラオニッチには2014年全米の錦織に似た勢いも感じてますが、QFをもし勝てたとしてもまだまだ道は厳しいですね。。。
マレーはもちろん準決勝は強いですし、フェレールが来てもビッグサーバーに強いですし。
ジョコ以外では、フェデラーの久々のGSタイトルやマレーの5度目の正直(&ベイビーに捧げる)、ラオニッチの初優勝等々、何か実現したらいいなぁと期待してます。
そして誰がどう勝ち残ろうが、ジョコを打ち負かせるのはフェデラーが一番可能性が高いと思ってますので、SFが勝負かなぁと思います。

--
蛇足の件、説明ありがとうございます。
キリオスやディミトロフに関してもマレーと同じ感覚なのかなぁと思って、でも「勝つでしょう」という記載+フラグの意味を考えて「?」となってました。
マレーに関しては、、、せ、せっかく一生懸命書いてくださいましたが、必死に説明していただかなくても十分に理解していたつもりです 笑

最後に、言わない方がいいかもしれないですし不快に感じたら申し訳ございませんが、言わなければいけない使命感のようなものも感じましたので一言だけ言わせてください。




ツンデレ乙。
  1. URL |
  2. 2016/01/27(水) 03:38:27 |
  3. ふぁぶ #-
  4. [ 編集]

ついにデレましたねw

管理人さまの愛する彼の為に、
ランキング一位に届かなかった人同士での生涯成績比較とかやってみたら面白そうです。
  1. URL |
  2. 2016/01/27(水) 09:23:44 |
  3. sue #-
  4. [ 編集]

普段はロム専ですが・・・
管理人様がせっかく一代告白をされていたので出てきました。

マレーいいですよね。
私も好きですよ!彼の事!

貴重な一文、読めて感激しました!
  1. URL |
  2. 2016/01/27(水) 09:39:57 |
  3. LOVELOVEROGER #-
  4. [ 編集]

たしかにAu-Sagaさんはマレーを「イジって」ますからね。笑いにしてるもんなあ(笑)
  1. URL |
  2. 2016/01/27(水) 18:30:29 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

皆さま、コメントありがとうございます。

まさかの補足部分にこれほど反響があるとは思いませんでした。
もっとフェデラーとか、ジョコビッチとかの部分に反応してくれてもいいんですよ。

あとディミトロフに関しては確かにそうですね、aaa様の仰る通り
本人の素行以上に周囲の期待の大きすぎ感があると思います。
もちろん本人自身驚くほど集中がぱったり切れるときがあるのも事実ではありますが。

あと、ランキング2位対決はなかなか面白そうですね。
オープン化後に限って言えばローズウォールがいますのでこればっかりは別格ですが
それ以外だとビラス、イバニセビッチ、チャンといった強敵が揃っています。
その中でイギリス人がどれほどの存在感を見せるのか。

でも、仮にそれでイギリス人が圧倒的な成績で歴史上最強の2位の座を獲得したとしても
その後1位になってしまったら意味がないというか皆さんがっかりするのではないですか。
今更1位になっても、所詮は並の1位に過ぎないですからね。
やっぱり彼には史上最強の2位でいてもらわないと。

絶対あり得ないですけど例えば今回仮に優勝するとするじゃないですか。
で、何となくそのままの勢いで全仏も優勝するじゃないですか。
で、ありえないですけどそうなれば残り2つもまあ取るじゃないですか。
で、マスターズファイナルでジョコビッチに負けて
グランドスラム以外のマスターズ1000を全制覇したジョコビッチから
何故か1位は取れなかった、というそういうシナリオはどうでしょう。
これならば満場一致文句なしの史上最強2位となれます。


  1. URL |
  2. 2016/01/28(木) 09:05:23 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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