レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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2016年、ナダルがバルセロナ制覇

なんと、2週連続の優勝とは。
ナダルといえばクレーで勝って当たり前の選手でしたが
最近の落ち方からするとまさかというべき復調となりました。

フェデラーが一時ランキングを8位にまで落として
もう時代が終わったかのように思われてたものの劇的な復活を見せてくれましたが、
それに似て、ナダルも昨年10位にまで落ちた際にはさすがにもう駄目だろうと思わせたものでした。
もちろんまだ2週であるというのに加え、クレー限定であるということ、
そして肝心のジョコビッチと対戦していないということもあり、
フェデラーレベルの復活とは呼べないとは思いますが、この復活には全く驚かされます。

ナダルはある時期から怪我と復活を繰り返し、
その都度落ちるランクが大きくなり、復活のスピードも遅くなっていました。
そして今回の落ち方は本当にガクンと行ったものでしたからもう終わり感も強かったところでした。
実にナダルというのは本当に予想外の驚きを見せてくれる選手です。

この2週でナダルが勝った選手にはバブリンカ、マレー、錦織、モンフィス、そしてフォニーニが入っています。
ジョコビッチ、フェデラーがいないとはいえメンバーとしては充分です。
昨年、フォニーニにはここバルセロナを含めて3度も敗れました。
ジョコビッチクラスのライバルならまだしも、
ナダルが格下の同一選手に3度も敗れることなんて近年あったでしょうか?
試合自体はフォニーニのミスが全てを決したような形で、
スコア通りのナダルの圧勝という雰囲気ではなかったとは思いますが
一つ一つ去年の借りを返していくのは大事なことです。

ナダルも考えてみれば今年30歳になるんですよね。
10代であれほどのタイトルを取った選手が30歳になっても尚活躍した例は一握りしかありません。
ナダルは10代でのタイトルは16あります。これはボルグの17に次いで歴代2位です。
ナダルは10代最後にエントリーした全仏で優勝していますが、
大会期間中に20歳になったためこれは10代のタイトルとしてカウントされておりません。
これを含めたとしたなら実質1位タイといってもよいでしょう。
因みに現在のレジェンドフェデラーは10代のタイトルは1つしかありません。

オープン化後で、10代と30代の両方で10タイトル以上を取った選手はアガシしかいません。
10代で10タイトル、30代で15タイトルです。うーん、さすがに破格、うならせます。

10代でアガシ以上にタイトルを取っているのはボルグ(17)、ビランデル(13)、ベッカー(12)ですが
3人共30代でのタイトルはありません。
その他10代のタイトルランキングは、メドベデフ(8)、ヒューイット(7)、エドバーグ(6)、チャン(6)
と続きますが、この中ではヒューイットのみが30代で2大会勝っているのみで
その他は誰も30代でのタイトルがありません。
ベッカーやエドバーグやチャンに30代のタイトルがないというのは少々意外ですね。

10代で5タイトルを取っている選手となると大分人数が増えてきます。
名前を上げますと、コナーズ、マッケンロー、ノア、アリアス、ペレス=ロルダン、
サンプラス、ロディック、そしてジョコビッチとなります。

この中で30代でタイトルを取っているのはコナーズ(14)、マッケンロー(5)、サンプラス(1)の3人となります。
ジョコビッチはまだ29歳ですから、ナダルと並んで今後どうタイトルを重ねていくか注目されます。

因みに現役の10代タイトル数を列挙しますと以下のようになります(抜けがあったらごめんなさい)。

16 ナダル
5 ジョコビッチ
4 デル・ポトロ
2 マレー
1 フェデラー、ベルディフ、ガスケ、モンフィス、チリッチ、錦織

錦織のデルレイビーチが最後の10代優勝となるようです。
2008年ですからもう8年も前ですよ。これびっくり。
2008年が8年前ということにびっくりです。

キリオスが今年マルセイユを取りましたが既に20歳になっていましたからこれは残念。
ティエムも今年2タイトルを取っていますが実はもう22歳です。
22歳なんて今は若手ですが、歴代でいえば多くの最強選手がNo.1に就任しているような年齢です。

今10代で有力な選手といえばコリッチとかコッキナキスなんですがいずれもタイトルがありません。
近々取りそうな雰囲気というのもいまいち感じないです。
まあ若手には確変がありますから何とも言えませんがね。
あと今年準優勝を飾ったテイラー・フリッツが意外と非常に近いところにいるのかもしれません。


さてバルセロナで惜しくも準優勝だった錦織ですが、。
こうしてみると改めて非常に別格的に有望優良な選手であることがわかります。
今回はあの復調したナダルが相手ですから敗退も仕方ないかと思わせます。
本当にビッグ4というのは後に続く選手たちをギュウギュウに締め上げてくれますね。
時に優しさを見せるのはマレーくらいのものです。
錦織クラスでさえこれですからそりゃ若手は成す術もないでしょう。

さて、錦織も今回、ナダルにとってのフォニーニと同じように
昨年苦戦を強いられたペールを下しました。
苦手というわけではなかったのに苦手になっていきかけていた流れでしたが
ここで食い止めたのは大きいです。
ストーリー的には充分だったと思います。
決勝は当たるべくして当たったカードという感じでした。
惜しむらくはもう少し錦織が抵抗できていればというところでしたか。

さて、ツアーは1週の小休止を置いてマドリード、ローマの連戦を迎えます。
3月のインディアンウェルズ、マイアミに続くマスターズ1000連戦です。
ハードコートではジョコビッチの独壇場でしたが、クレーではどうなるでしょうか。
3月のハードシーズンと大きく違うのは、今回は更にその後に全仏が控えているという点です。
クレーコートというのも相まって体力との勝負が展開されます。
普通に考えたらベテラン勢が勝ち続けるには困難を伴います。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/04/25(月) 12:00:28|
  2. 2016年4月~6月
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コメント

ナダル復活+レースランキングなど

こんにちは。
ナダルの復活が見事でしたね。
報道によればこれでクレー勝利(タイトル)数でビラスに並んだらしいですが、どうなんでしょう。
あのへんの時代は信憑性がアレなので、正直よく分かりません。
ここもまた早目に見直しておきたい項目ですね。


また錦織は3連覇はなりませんでしたがそれでも全仏に期待を抱かせる熱戦だったようですね
(環境上、映像観戦はできないのでネット上観戦での感想ですが・・・)。

この2週の結果ですが、レースランキングでナダルが一気に2位まで上がってきました。
まあレースランキングと言ってもまだグランドスラムは1大会、マスターズは3大会しか開催されていないのでまだあてにはならないのですが、今年の調子を見るのには使えるでしょう。

モンテカルロ前は800Ptしかなく、全豪の初戦敗退もあって10位以下に沈んでいましたが、この2週間で
1500Ptを荒稼ぎして一気に2300Ptまで積み上げました(レースランキングですから、大会数が詰まるまではもっぱら加算です)。
ちなみに1位ジョコビッチは4350Ptですから、全豪の成績の差がほぼそのままジョコビッチとナダルとして表れています。

以下3位に全豪ベスト4・インディアンウェルズ準優勝のラオニッチ(1930)、4位に全豪準優勝・モンテカルロベスト4のマレー(1925)と続きます。
ちなみにマレーのポイントには昨年のデビスカップ決勝のものも含まれています。
それを除くとマレーのポイントは1650です。今年はデビスカップのポイントがなくなっているため、この分は
今年のデビスカップ決勝の際に純減する計算になります。ちなみに昨年は大車輪の活躍だったマレー、
デビスカップだけで625ポイントもらっていたんですが、それが全部消えてしまいます。

そして5位が全豪ベスト8・マイアミ準優勝で今週のバルセロナでも準優勝の錦織(1780)です。
ラオニッチと並んで若手の中でBIG4と激しく争っています。
ラオニッチが怪我で低迷した中でもTOP10を守り、いまやBIG4に次ぐ選手の一角と言っても過言ではないでしょう。

6位と7位には今季ブレーク中のモンフィス(1620)とティエム(1380)が入っています。
モンフィスはロッテルダムでは千載一遇のチャンスを逃して優勝を逃しましたが、
モンテカルロでも決勝に進み、ナダルにこそ敗れましたが好調をアピールしています。
しかし、モンフィスは決勝の勝率がすこぶる悪いですね。
まあ、あのジュリアン・ベネトーほどではありませんが・・・。
(管理人様ならばベネトーがどんな記録を持っているかご存知でしょうか?)

ティエムは2月にブエノスアイレスとアカプルコを制して一気に頭角を現しました。
しかしポイントの大きいグランドスラムやマスターズではまだ上位シードの壁に阻まれています。
ブエノスアイレスではナダルを、リオデジャネイロではフェレールを破り、アカプルコでは錦織を倒したクエリーも下しています。他にもアルマグロやトミッチ、ディミトロフといった実力者たちも倒しているのでいま最高にブレークしている若手と言ったら、まずティエムであることは間違いありません。
しかし、やはり大舞台ではまだ結果を残し切れていません。
モンテカルロでは、ランキングでは大きく差をつけた同い年のヴェセリがジョコビッチを倒すという
最高に目立つアップセットを見せましたから、ティエムにももっと大きな舞台でそんな姿を見せてほしいところです。
(まあ、そのヴェセリは次戦で敗れたわけですが、まあジョコビッチを倒すにはそれだけの労力が必要ってことですね)

ジョコビッチが消えたドバイこそ制したもののいまひとつ波に乗り切れないワウリンカは8位(1255)です。
ディフェンディングチャンピオンとして臨む全仏が非常に重要になってきます。

9位タイのゴファン(1130)はインディアンウェルズでそのワウリンカを倒しています。
今季はインディアンウェルズとマイアミで連続ベスト4がありますが、決勝進出がまだありません。
ある意味ミスター安定感といったかんじでしょうか。
もう1人の9位タイはバウティスタ=アグ。
こちらは1月のオークランドと2月のソフィアで優勝しています。
正直なところ、地味なところで地味に稼いでいる典型です。

以下、インディアンウェルズとマイアミを欠場したフェデラーは11位、そしてベルディヒが13位と今季は苦戦しています。エントリーランキングでもツォンガにかわされて8位に落ちています。
フェレールは16位。レースランキングでも9位に落ち、ここ最近は欠場が続いており心配です。
またガスケも欠場続きです。レースランキングも33位とかなり苦しんでいます。
モンテカルロでフェデラーを破ったツォンガもレースではベルディヒに次ぐ14位と意外に低め。
720Ptが失効する全仏が正念場になります。


ところで、

>錦織のデルレイビーチが最後の10代優勝となるようです。

確かに10代優勝は錦織が最年少ですが、同年のデル=ポトロとチリッチのほうが時期的にはあとになります。
錦織がフェレールを破った2008年全米、デル=ポトロはその前哨戦で4大会連続優勝を遂げて一気にランキングを上げて注目され、フェレールを倒した直後の錦織の前に立ちはだかったのが思い出されます。
チリッチは、その全米直前の大会で初優勝を遂げています(が、正直デル=ポトロの陰に隠れた感は否めません)。

グランドスラムファイナリストという項目にしても、この3者が数少ないBIG4より年少の経験者となっています。
しかし、3者ともまだ1度だけですから、錦織には是非とも先んじて2度目に挑戦して、グランドスラムファイナリストでなくグランドスラマー最年少になってほしいところです。

ちなみにマスターズ1000にすると最年少ファイナリストはラオニッチなのですが、
次点は錦織ではなくヤノヴィッツです。
2012年のパリ、決勝ではフェレールに敗れています。

トップ以外に目を向けるなら、今年はダニエル太郎と西岡の奮戦に注目です。
また、今はまたランキングを下げてますが杉田もようやくTOP100入りを果たしています。

そういうところも注目していきたいです。
  1. URL |
  2. 2016/04/25(月) 12:58:35 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

管理人様お久しぶりでございます。何事かあったかと気になっておりましたが、何事もなかったようで安心いたしました。

今回のバルセロナ決勝2セット目だけ観れたのですが、ナダルが完全に戻ってるとは言い難いまでもフォアの精度自体はかなり戻ってきているようですね。個人的に一番よかった時は2013年の全米頃、ジョコビッチとバカスカ打ち合って渡り合った頃だと思いますが、あの頃って既にナダルの身体自体の消耗が激しすぎて長続きしなかったのが悔やまれるところ・・・アレで安定してたら化け物ですが。
それでもあのプレースタイルでよく今まで持ったものだと感心するところでもあります。フェデラーと争いジョコビッチと争えたのは実質ナダルだけですからね・・・マレーがもっと元気なら、デルポトロが怪我しなければ、とたられば挙げればキリがありませんが考えてしまうところ。

それにしても、今の錦織とナダルの状態を加味しても勝てないか・・・。今はまだ下からの押し上げはそれでもさほど大きくないですが、ジョコビッチ達がいよいよ年齢的な衰えを隠しきれなくなったころに錦織達の世代も一緒に衰える、なんていう顛末も割と現実的になってきた気もしました。現状は選手のピークが後ろにズレたのか本来ベテランと言われるような年齢でも元気な選手も多いですが、体格的に錦織はどうなるだろう・・・?
  1. URL |
  2. 2016/04/25(月) 13:02:17 |
  3. TOTO #-
  4. [ 編集]

>2R様
>TOTO様

なるほど、確かに一番最近の10代優勝ということになると錦織ではないんですね。
いずれにしろ随分長い事10代が優勝していないことにはなりますが。

錦織はもしも5セットだったらナダルに対抗できていたんでしょうか?
勝負を焦ってなのか所々でミスが目立ちましたが
ナダルを相手にあのミスの数ではいけないでしょう。
もともとのナダルの強さはミスの少なさにありましたが
以前よりはパワーが増した分ミスも多くなっているのは間違いないところです。
でもやっぱりほかの選手よりは少ないんですよね。
しかも要所での強さがあります。
体力は以前ほどでなないのでもっとくらいついていければあるいはと思うのですが。

錦織は選手生命の長いタイプではないと思います。
フェレールの例があるのでこの予想も覆されてほしいですが
ジョコビッチの方が長くトップにいるかもしれないですね。

  1. URL |
  2. 2016/04/25(月) 16:22:02 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

たしかに今回の敗戦は仕方がない、と思わせるほどナダルは強かった。確実にここ1、2年よりも「凄み」を取り戻していますね。
中盤以降は0-40からでもブレークできそうな感じがしないほどでした。僕が特に印象に残ったのはフットワークです。
錦織が厳しいショットを打っても、揺さぶっているように見えても縦横無尽に走り回って、ただ返すだけでなく、いい球を打つ。
少しでも甘い球ならウィナーを決める。「動き」で完全に錦織を上回っていたという印象でした。
僕もナダルはこのまま終わっていくと思っていたので、この2週連続優勝を見せられて錦織のトップへの障壁が増えてしまって厄介だなあと感じています(笑)
  1. URL |
  2. 2016/04/26(火) 01:10:15 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

>フェレールのくわえタオル様

こうなると来週からの2連戦が楽しみでもあります。
全仏で勝てなくてもマスターズ1000一つくらい優勝を、という気になってしまします。
ただ、障害は大きいですよね。
錦織自身、若手の障害になっているんでしょうが
優勝ということになると錦織もまだ結構遠い気がいます。

  1. URL |
  2. 2016/04/26(火) 13:17:56 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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