レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2016年、比較!錦織vsチャン

長期ブランク遅れを取り戻さんと、連続での記事投稿となってます。
こういうのは行ける時にガンガン行かないと。

さて以前、あるネットの書き込みを見て、気になったことがありました。

「錦織は全米で準優勝だったが、もしも勝っていたらコーチのチャンとは同じレベルの選手」

ん~、さすがにこれはチャンを知らない人物の書き込みです。
もちろん錦織は既に一流の選手でそのキャリアもスター性も素晴らしいものがあることは認めますが
チャンのキャリアはもの凄いです。さすがに比べてしまうと足元にも及ばないでしょう。
これはグランドスラム優勝でのみテニスを語ってしまうという、古くからテニス界に巣食う安易な感覚の弊害といえます。

そこで今回はチャンと錦織を比較してみたいと思います。
まあチャンの圧勝であることは分かっているのですが
錦織にも今後更に発奮してほしいという気持ちも込めまして。

ただ、簡単な比較は少々難しいです。
生涯成績の比較でもいいですが、キャリア半ばの錦織とチャンとでは長さが違います。
また、デビューも違います。錦織は2007年、18歳の年にプロデビューしていますが、
チャンは早くも1988年、15歳の年にデビューしてました。

年齢で分けるという方法もあります。
錦織は今年27歳ですので、チャンが27歳の年、すなわち1999年までを対象とするという方法です。
あとは錦織は今年でデビュー10年目になりますので同じくチャンの10年目までを対象とする方法もあります。
ただ、デビューが早いというのは一つの特徴とも呼ぶべきものだと思いますし。
デビュー10年で分けてしまうとチャンは全盛期がっつりの時期になりますので
丁度良いところということで、年齢で行きましょう。
錦織の今とチャンの1999年終了時点の2つを比較をしてみることにします。


通算勝敗:
 595勝239敗 チャン
 266勝128敗 錦織

通算勝率:
 .713 チャン
 .675 錦織

GS勝敗:
 112勝42敗 チャン
 049勝25敗 錦織

GS勝率:
 .727 チャン
 .662 錦織

GS優勝:
 1回 チャン
 0回 錦織

GS準優勝:
 3回 チャン
 1回 錦織

GSベスト4:
 4回 チャン
 0回 錦織

総タイトル数:
 33回 チャン
 11回 錦織

マスターズ1000(旧マスターズシリーズ)タイトル:
 7回 チャン
 0回 錦織

総準優勝回数:
 23回 チャン
 07回 錦織

マスターズ1000(旧マスターズシリーズ)準優勝:
 2回 チャン
 2回 錦織

マスターズファイナル進出:
 7回 チャン
 2回 錦織

マスターズファイナル最高結果:
 準優勝 チャン
 ベスト4 錦織

最高ランク:
 2位 チャン
 4位 錦織

年末最高ランク:
 2位 チャン
 5位 錦織

年間最高成績:
 65-19(77%) チャン 1995年、1996年
 54-14(79%) 錦織 2014年

年間最多タイトル
 6回 チャン
 4回 錦織


いかがでしょう。
さすがに違います。全然違う。
錦織が勝っている部分が見当たりません。
辛うじて年間勝率で2%上回っていますが、勝利数はチャンの方が11も上です。
しかも、チャンは同じ成績を2年連続で続けている上に、
更にその前2年(1993年-1994年)は66-21(76%)というこれまたほぼ同等の成績を収めているのです。
むしろ勝利数でいえばこの前2年の方が上です。

時の王者との対戦も違います。
錦織にとってのビッグ4に相当するのは
チャンではサンプラス、アガシ、クーリエ、ムスターあたりになるでしょうか。
順に1999年までの勝敗は8-11、7-13、12-12、3-6となります。合計で30-43(41%)です。
錦織のビッグ成績は、2-4、1-9、2-7、1-6で、合計6-26(19%)です。
まあ現在はビッグ4の異様ぶりが歴史上稀有なものですからある程度はやむを得ないにしても
それでも差が歴然としているのは事実です。
一応チャンも例えばベッカーには1勝5敗、カフェルニコフには0勝4敗と苦手とした選手もいるんですが
一方でリオスには6勝1敗、ラフターには6勝4敗とNo.1相手には総じて互角に近い戦いをしていたといえます。

というよりチャン自身がNo.1を争っていた選手ですからね。
参考までに、同時代で2位にしかなれなかった選手同士の対戦成績を上げますと、同じく1999年までで
対イバニセビッチが5勝5敗、対シュティッヒが3勝3敗となります。2位対決もまた互角といえます。
イバニセビッチとはその後2001年に1回戦っていてチャンが勝っていますので
トータルではチャンの6勝5敗で一つ勝ち越しているということになりますが。

話が逸れますが、参考までにイバニセビッチとシュティッヒはシュティッヒの5勝2敗です。
2連敗のあと5連勝という形でした。

さて、この2位にしかなれかった選手たち、そうちょうどマレーがそうなんですよね。
つまり、実際にはチャンやイバニセビッチは錦織ではなく
マレーが対比されるべき選手だといえるのです。

あれ、ひょっとしてこっちの方が楽しそう?

チャン vs イバニセビッチ vs シュティッヒ vs マレー

まあマレーは史上最強の2位なので頭一つ抜き出ていると思います。
いっそビラスを加えてもいいかもしれませんね。
てゆーか以前にもこの企画、アイデアとして上がってましたね。
やらないといけませんね。

他に最高位No.2といえばコルダ、コレチャ、ノーマン、ハースがいます。
古くはオランテスやアーサー・アッシュ、ローズウォールもいますが
オランテスはともかく後2者はちょっとこの範囲に入れにくいところです。


因みに最高位3位選手というのもあるんですよ。

スタン・スミス
トム・オッカー
ロッド・レーバー
ゴッドフリード
ゲルライティス
ノア
ブルゲラ
コリア
ナルバンディアン
リュビチッチ
ダビデンコ
フェレール
バブリンカ

最初の3人はさすがに除外されるべきでしょうが、それ以下の選手の比較もなかなか面白そうじゃないですか。
錦織は最高位をあと一つ上げてここにメンバー入りできるといいですね。

探したてみたらウィキペディアに最高位4位の選手と5位の選手も載ってました。

https://en.wikipedia.org/wiki/ATP_Rankings

3位の一覧は昔私が自力で調べたのです。
結構苦労して頑張ったのですが、
今はこんな簡単にデータが手に入るんですね。ヨヨヨ。



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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/04/26(火) 18:32:46|
  2. 過去の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:22
<<2016年、クレーマスターズ1000は3大会が終了 | ホーム | ジョコビッチのバックハンド>>

コメント

怒涛の連投、嬉しい限りですw

錦織のキャリア、戦績は個人的にはナルバンディアンと重なって見えます。
タイトル数や低めの身長ながら、フォア/バック両方の強打、想像力豊かな組み立て、などなど。タイトルの中身だとナルバンディアンの方が優勢ですかね。
  1. URL |
  2. 2016/04/26(火) 20:20:06 |
  3. SST #-
  4. [ 編集]

いつも楽しく拝見させていただいています。
今回錦織の現時点とチャンの1999年終了時を比較していますが、錦織が12月生まれ、チャンが2月生まれであることを考慮すると、昨シーズン末と1997年終了時で比較したほうが年齢時点でより近い比較になるような気がします。
(それぞれシーズン終了時で25歳と11ヶ月と25歳と9ヶ月となるため)

とはいえその場合はチャンの勝率関係等がもっと優れた数値になってるはずなので、より鮮明に錦織とのキャリア差が浮き彫りになってしまいそうではありますが。
今シーズン終わった時点でチャンの1998年終了時と改めて比較してみたい感もありますね。

それにしてもチャンの1998年以降、おおよそ26歳となって以降で見ると優勝3つ、準優勝3つとその通算成績から見るとかなり少ない数字となっています。
逆に今シーズン26歳となってからの錦織を見ると、メンフィスで優勝、マイアミとバルセロナで準優勝2個稼いでいるのを見ても今後もまだまだ数字を伸ばしていくと予想されます。
当然チャンほどの通算成績まで積み上げするにはそれこそ1段階上の年間成績を数年続ける必要があるとは思いますが、これら数字を見ていくとチャンの早熟さを考慮しても当時と現代でテニス選手の選手寿命の長さが変わってきてるのかなと思わないでもないです。
  1. URL |
  2. 2016/04/27(水) 02:08:55 |
  3. はすみ #xxtSA.mc
  4. [ 編集]

チャンとフェレールは生涯勝敗数ではそっくりな数値なんですよね。
しかし、ビッグタイトルでは随分差があると思って調べてみましたら、
なんと決勝で対BIG4が15戦全敗・・・

マレーは時代が違えばとよく言われますが、
フェレールもひょっとしたら時代によっては1位を狙えるような存在だったのかもしれません。
  1. URL |
  2. 2016/04/27(水) 13:00:49 |
  3. sue #-
  4. [ 編集]

やってみたい比較あれこれ

こんにちは。
いや、こういう記事好きです。

する方はからきしなので、バックハンドがフォアハンドがというのは全くの素人でわからないですが、
こういうデータはまさに自分の庭ですね。

2位比較、3位比較、おもしろいですね。
自分も結果が気になります。
また、マレーは90年代に多く誕生した短命の1位選手と比較してみるのも面白いかもしれません。
一応以前やっていたロディックとの比較では圧勝していましたからマレーがいかに最強の2位かが浮き彫りになりそうです。

あと個人的には、比較的年代が近い選手同士の比較、というのにも興味がありますね。
優劣というよりは、特徴という観点で比較してみたいです。

例えば
フェレールとロブレド(とF・ロペス)
ベルダスコとアルマグロ
ベルディヒとツォンガ(とワウリンカ)
ガスケとモンフィス
ジョコビッチとマレー(とナダル)
デル=ポトロとチリッチ(と錦織)
錦織とラオニッチとディミトロフとグルビス

引退選手であれば、
サフィンとフェレーロ
ロディックとヒューイット

ちょっと趣旨が変わりますが
カフェルニコフとサフィン
モヤとフェレーロ
いずれも同国の出身で短期間ながら世界ランク1位になった選手どうしです。

アンチッチとソデルリング
ほとんど関連がないですが、どちらも引退が早かった印象の強い選手同士です。

ボルグとビランデル
いずれもスウェーデンの選手であり、各時代の最強選手の最長連続在位をストップさせました。
とはいえ、単純に比較したのではボルグの圧勝なので何かしらの条件つきでやってみたいところです。
対コナーズor対レンドルに限るだとか、
結局ボルグは後に自力でコナーズから時代を奪いましたが、ビランデルは失速して復活を許し、
結局レンドル時代を止めたと言えるのは同じスウェーデンのエドベリでした。

98年全豪で決勝を戦ったコルダとリオス
01年ウィンブルドンで決勝を戦ったイバニセビッチとラフター

このあたりはいずれも勝者がキャリアハイ2位、敗者がキャリアハイ1位という組み合わせです。
しかしリオスにはGSタイトルなし、ラフターは在位1週のみと1位経験者側に面白い記録があります。

これ以外に勝者のキャリアハイが2位、敗者のキャリアハイが1位になる組み合わせには、
1975年ウィンブルドンのアッシュvsコナーズ、1975年全米のオランテスvsコナーズ、1989年全仏のチャンvsエドベリ、1991年ウィンブルドンのシュティヒvsベッカー、2012年全米のマレーvsジョコビッチ、2013年ウィンブルドンのマレーvsジョコビッチがあります。

ウィンブルドンと全米が多いですね。
ただしアッシュvsコナーズについては、アッシュはATPランキング制定以前に1位の評価を受けた経験があるので微妙なところです。

この中で同じ顔合わせの決勝が複数あったのはマレーvsジョコビッチだけです。


ところで、個人的にチャンとマーティンの記録を比較してみたくなりました。

ざっとちょっとだけやってみます。

グランドスラム
優勝
チャン1 マーティン0
準優勝
チャン3 マーティン2
ベスト4敗退
チャン4 マーティン4
ベスト8敗退
チャン5 マーティン4
全成績
チャン120勝56敗 .682 マーティン102勝48敗 .680

マスターズシリーズ(現ATPマスターズ1000)
優勝
チャン6 マーティン0
準優勝
チャン2 マーティン1
ベスト4敗退
チャン7 マーティン3
ベスト8敗退
チャン13 マーティン7
全成績
チャン141勝78敗 .644 マーティン84勝63敗 .571

キャリアタイトル
チャン34 マーティン8
キャリア決勝成績
チャン34勝24敗 マーティン8勝12敗
キャリア全成績
チャン662勝312敗 .680 マーティン411勝234敗 .637

全体的にチャンが優勢なのは当然なのですが、その割にグランドスラムの成績では意外に差が少ないです。
チャンは生涯勝率とグランドスラム勝率がほぼ同じですが、マーティンはグランドスラム勝率のほうが4%以上高くなっています。結果的にグランドスラムでの勝率はかなり接近しています。


このサイトの収集データを基にマーティンに近い生涯勝率で似たような傾向を示す選手を抜き出すと、
イバニセビッチやソロモンが近いです。
ソロモンはやや試合数が少ないのでイバニセビッチの方がいいでしょうか。

また、マーティン以上にグランドスラム偏重が著しい選手として、クリーク、サフィンなどが挙げられます。
サフィンはともかくクリークは全豪2連覇などがあるので単純比較できるかわからない部分があります。
もっと低い勝率だとビョークマンも差が大きいです。

現役選手は、グランドスラム勝率が高めの選手が多いです。
特に顕著な選手としては、ワウリンカ、ツォンガ、チリッチあたりで、実に7~8%も差があります。

逆にグルビスやカルロビッチは、7~8%ほどグランドスラム勝率が低くなっています。
一方引退選手ではスリチャンパン、ロセ、リュビチッチ、ルゼドゥスキー、ギルバートなどがいますね。
  1. URL |
  2. 2016/04/27(水) 18:15:01 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

最高位○○位の選手比較というのはおもしろそうですね。あまり考えたことない観点でした。

少し間があいたからかもしれませんが、こういうデータ比較記事を読むと、本ブログ色をより感じられて、なんだか嬉しくなりますね。
これからも楽しみに読まさせていただきます。

それにしても、2Rさんのデータ力は相変わらずすごい…!!
  1. URL |
  2. 2016/04/27(水) 19:12:06 |
  3. karo #vF6dOJDI
  4. [ 編集]

チャンの試合といえば、1989年RG決勝(d. エドバーグ)を思い出します。エドバーグのファンだった僕は大層落胆したものです。あの試合の第一セットでチャンは、リターンの際にベースラインからかなり前に構えていました。それで動揺したのか、エドバーグのサーブが乱れて、エドバーグは第一セットで自滅した感じです。
  1. URL |
  2. 2016/04/27(水) 21:42:24 |
  3. @kiyoshi_fujioka #-
  4. [ 編集]

勝手に比較

こんにちは。自分で挙げたもののうちから何組か軽く比較してみます。

ベルダスコとアルマグロ
ベルダスコは1983年生まれで唯一のTOP10経験者(らしい)です。
アルマグロは2歳下の1985年生まれです。

生涯成績
ベルダスコ442勝317敗 .582 アルマグロ372勝252敗 .596
グランドスラム成績
ベルダスコ92勝51敗 .643 アルマグロ 58勝42敗 .580
マスターズ1000成績
ベルダスコ105勝102敗 .507 アルマグロ 74勝70敗 .514
キャリアタイトル数
ベルダスコ 7 アルマグロ 12
キャリア通算決勝成績
ベルダスコ 7勝13敗 アルマグロ 12勝10敗

全体的にアルマグロの方が高い数字を残していますが、グランドスラム成績だけはベルダスコの圧勝になっています。
ただしアルマグロは完全なクレーコート偏重タイプで、クレー以外のコート勝率は50%以下になっています。
ベルダスコはコート別勝率では、クレーを除いてアルマグロ上回る勝率を残しています。また、最も得意なのはクレーですが、グラスでも意外と勝っています。というか2%くらいしか変わりません。

ガスケとモンフィス
両者ともに1986年生まれですが、プロ入りはガスケの方が早いです。
デビューが早い分ガスケの方が試合数が多いです。

生涯成績
ガスケ 433勝248敗 .636 モンフィス 367勝207敗 .639
グランドスラム成績
ガスケ 88勝44敗 .667 モンフィス 77勝37敗 .675
マスターズ1000成績
ガスケ 112勝80敗 .583 79勝63敗 .556
キャリアタイトル数
ガスケ 13 モンフィス 5
キャリア通算決勝成績
ガスケ 13勝12敗 モンフィス 5勝19敗

かなり仲のいい近い数字を残していますが、タイトル数は大きな差がついています。
それもそのはず、モンフィスは決勝の成績がすこぶる悪いんです。
決勝進出の回数ならガスケと変わらないんですが、とにかく決勝の勝率が低いです。


ここからは、今回のデータを集めているときに気づいた本サイトのミスをいくつか

1、収集データの表で、何人かの選手の生年が間違っています。少なくともF・ロペスとベルダスコが違います。
2、フェデラー最強説のキャリアタイトル数のランキングでツォンガとガスケが漏れている気がします。

ご確認お願いします。


その他、個人的に集計選手入りしてもいいのではと思う選手を何人か。
・フィリップ・コールシュライバー
・ファビオ・フォニーニ
・パブロ・クエバス
・サム・クエリー
・アンドレアス・セッピ(ネタ枠)
  1. URL |
  2. 2016/04/28(木) 01:14:03 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

>SST様

現時点ではナルバンディアンの方がキャリアも少し上だとは思いますが
比較としては面白いと思います。バックハンドやリターンの高評価も重なります。
速いコートに関してはナルバンディアンの方が随分と実績は上ですので
特に差が出るのはこの部分かもしれません。


>はすみ様

そうそう、データを見返してみて思ったのですが1999年以降は
チャンの成績が急激に落ちるんですよね。
錦織も町名の選手であるかといわれると微妙ですが、
時代的に、チャンよりは高い年齢まで活躍できるかもしれないです。
そうするとキャリア成績は少し近づきます。


>sue様

チャンよりもフェレールこそは錦織が目指す選手かもしれません。
特に年齢を重ねてからのパフォーマンスは是非とも見習ってほしいところです。
フェレールのキャリア上の弱点は、
ブレークするのが遅かったのと上の選手からの大苦戦ぶりですが
今となっては、結構溢れかえっていた10年前のニューボールズよりも
30歳をこえてからここまで活躍するニューボールズの方が遥かにインパクトは強いです。


>2R様

また渋いところを色々と拾ってくれてありがとうございます。
ベルダスコvsアルマグロなんて実にいいですね。
アルマグロですが、あれほどのランクでクレー専門の選手って今ではかなり珍しいです。
時代を変えて90年代や80年代の代表的なクレー専門家との比較も面白そうです。
それと、サイト本体の方のご指摘ありがとうございます。確認して修正します。


>karo様

過去のデータって調べてると本当に楽しくなってきますので
やっぱりうちはこれなんだなという気になります。
ただ、このところの記事連投を読み返してみると、
ジョコビッチの画像集が、いつもよりもサイズを大きくしたのもありますが
思った以上に見栄えが良いですね。
データだとどうしても見た目が地味ですのでその分とっつきにくいさがあるかもしれません。


>kiyoshi_fujioka様

1989年全仏は、レンドル戦とエドバーグ戦がフルセットの好勝負で
奇襲の連続でといった内容も信じられないような名勝負で有名です。
その陰に隠れていますが、遥かにまともな試合であった
準決勝のチェスノコフ戦も個人的には良い試合だったと思っています。
当時のクレー巧者特有のムーンボールの多用がなく気持ちの良い打ち合いでした。

  1. URL |
  2. 2016/04/28(木) 11:30:46 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

比較 ガスケvsモンフィス続き

こんにちは。
昨日の比較の続きをやっていきたいと思います。

ガスケとモンフィス
コート別勝率
ハード(アウトドアハードのみ)
ガスケ 162勝96敗 .628 モンフィス 127勝78敗 .620
クレー
ガスケ 114勝67敗 .630 モンフィス 109勝61敗 .641
グラス
ガスケ 53勝24敗 .688 モンフィス 29勝19敗 .604
インドア(インドアハード+カーペット)
ガスケ 96勝55敗 .636 モンフィス 102勝49敗 .676

両者ともに全てのコートで60%を超える安定した成績を誇ります。
中でもガスケはグラスコート、モンフィスはインドアのコートを最も得意としています。
(アウトドア)ハードとクレーでは拮抗しています。

各グランドスラム成績
ガスケ
全豪 20勝12敗 .625 全仏 18勝12敗 .600 ウィンブルドン 25勝10敗 .714 全米 25勝10敗 .714
モンフィス
全豪 21勝11敗 .656 全仏 28勝10敗 .737 ウィンブルドン 11勝7敗 .611 全米 17勝9敗 .653

全豪はほぼ互角、全仏はモンフィス優位、ウィンブルドンと全米はガスケ優位です。

全仏に関しては、モンフィスは生涯クレー勝率に比べてかなり高い数字をたたき出しています。
全豪や全米でも生涯アウトドアハード勝率と比べて高めです。ウィンブルドンは欠場が多く試合数が少なめです。

ガスケも全米では生涯アウトドアハード勝率に比べて高い数字になっています。グラスももともと高めですが、ウィンブルドン勝率は高めに出ています。一方で全仏は生涯クレー勝率より低めに、全豪は生涯アウトドアハード勝率とほぼ同じ数字になっています。

グランドスラム
準決勝成績
ガスケ 0勝3敗 .000 モンフィス 0勝1敗 .000
準々決勝成績
ガスケ 3勝1敗 .750 モンフィス 1勝6敗 .143
4回戦成績
ガスケ 4勝16敗 .200 モンフィス 7勝5敗 .583
それ以外のラウンド合計
ガスケ 81勝24敗 .771 モンフィス 71勝25敗 .740
上位(4回戦以上)進出率
ガスケ 20/45 .444 モンフィス 12/37 .324
上位(準々決勝以上)進出率
ガスケ 4/45 .089 モンフィス 7/37 .189

ガスケは4回戦、モンフィスは準々決勝が壁になっているのがわかります。
ちなみに1回戦敗退はモンフィスの方が少ないのですが、モンフィスは3回戦の成績があまり良くありません。
そのため下位ラウンドの成績はガスケのほうがよくなっています

マスターズ1000
決勝成績
ガスケ 0勝3敗 .000 モンフィス 0勝3敗 .000
準決勝成績
ガスケ 3勝4敗 .429 モンフィス 3勝2敗 .600
準々決勝成績
ガスケ 7勝9敗 .438 モンフィス 5勝7敗 .417
それ以外のラウンド合計
ガスケ 101勝63敗 .616 モンフィス 60勝48敗 .556
上位(準々決勝以上)進出率
ガスケ 16/81 .198 モンフィス 12/63 .190

ガスケのほうが早期敗退が少ないことがわかります。
上位進出への進出率はあまり変わらないので、下位ラウンドでの安定感の差がそのまま両者の差になっています。

他に、比較したい項目ってありますかね。

ちなみにモンフィスはここまで今季はキャリア過去最高のシーズンになっています。
勝率ももちろん今までよりずっと高いのはもちろんですが、インディアンウェルズ、マイアミ、モンテカルロと
これまでベスト8さえなかった大会で立て続けにベスト8、ベスト8、そして準優勝と好成績を残しています。
一方ガスケも成績は悪くないんですが、直近のバルセロナは欠場しましたね。
2月のロッテルダムも前週の優勝を受けて欠場しているのですが、500大会枠は大丈夫ですかね。
まあ、この先ハレorクイーンズ、ハンブルクorワシントン、北京or東京、バーゼルorウィーンにすべて出れば一応たりはするんですが。


ベルダスコとアルマグロの比較はまた時間があるときに投稿します。



ところで指摘部分の訂正、確認いたしましたが、収集データはアップされるファイルをお間違えになっていませんか?
数字が2014年度末のものになっています。
おそらくこれまで逐一更新されていたものを、過去のデータを残すようにしたので取り違えが起きたのでしょうか。
  1. URL |
  2. 2016/04/28(木) 17:56:44 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

フェレールはBIG4に決勝で勝ったことがないということがわかりましたので、
では決勝でそれを成し遂げたプレイヤーはどのくらいいるのか、ということが気になりましたので調べてみました。

生涯成績、BIG4確立と思われる2008以降、ジョコビッチの覚醒により現体制となった2011以降
の3つに分けて、BIG4vsそれ以外となった決勝戦の結果です。
それぞれジョコビッチ、マレー、フェデラー、ナダルの順です。

生涯成績
29勝4敗、23勝4敗、70勝19敗、44勝8敗
2008以降
23勝3敗、19勝1敗、23勝9敗、28勝5敗
2011以降
13勝1敗、12勝0敗、16勝7敗、19勝2敗

決勝でBIG4と当たった場合、フェデラーならワンチャンスあり、
それ以外ならほぼ絶望的といったところでしょうか。
特にマレーは2011以降負けていません。

2008年以降、8年間で打倒BIG4を成し遂げたのはわずか18例です。
3回:ダビテンコ、デルポトロ、バブリンカ
2回:ハース、ツォンガ、ヒューイット
1回:クエリー、ゼバロス、ラオニッチ

複数回成し遂げているのは流石というメンツばかりですね。
3回のうち、ダビテンコは察しの通り全てナダルです。
後は流石のバブリンカと、返す返すも怪我が惜しいデルポトロです。

クエリーは2008以降で唯一マレーに勝っています。
ゼバロスはトッププレイヤーとは言えませんが、2013年のナダル復帰戦で運よく勝ちを拾えました。

このなかでBIG4より若いプレイヤーはデルポトロとラオニッチだけです。
今年のブリスベンにてフェデラーに勝って優勝したラオニッチですが、
地味に歴史的出来事だったのかもしれません。
  1. URL |
  2. 2016/04/29(金) 19:58:19 |
  3. sue #-
  4. [ 編集]

フェデラー、マドリッドを欠場

残念なお知らせです。

フェデラーが背中の故障でマドリッドをスキップするようです。

http://www.live-tennis.com/category/atp-tennis/roger-federer-pulls-out-of-madrid-masters-due-to-back-injury-hopes-to-be-fit-for-rome-20160502-0006/

ソースはこちらです。

フェデラーの同じブロックにはティエムやナダル、デル=ポトロなどがいまして、対戦を期待されていましたが、これは実現しないことになりました。

これで個人的にこのブロックの最大の注目は1回戦のティエムvsデル=ポトロかな、というかんじになっています。
これにペールを加えた3人のうちの1人とナダルがこのブロックは勝ちあがってくるかな、と予想しておきます。

あとは錦織の対抗ガスケが果たして順当に勝ち上がるのか?
というのも気になります。
ガスケvsベルダスコはなかなか面白い対戦だと思います。
対抗ブロックも、ワウリンカやモンフィスのシード陣はもちろんですが、
ペヤ、キリオス、クエバス、コールシュライバー、アンダーソンと実力者ぞろいです。
初戦の相手になるフォニーニorトミッチも侮れない相手です。
いくらマスターズといえど凄まじいほどの役者の揃い方です、このブロック。

他には、ラオニッチvsドルゴポロフって面白そうじゃないですか?楽しみです。
  1. URL |
  2. 2016/05/02(月) 23:38:09 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

比較 ベルダスコvsアルマグロ続き

忘れないうちにやっていこうと思います。

ベルダスコvsアルマグロ

コート別勝率
ハード(アウトドアハードのみ)
ベルダスコ 147勝116敗 .559 アルマグロ 75勝72敗 .510
クレー
ベルダスコ 191勝115敗 .624 アルマグロ 269勝134敗 .667
グラス
ベルダスコ 42勝28敗 .600 アルマグロ 13勝15敗 .464
インドア(インドアハード+カーペット)
ベルダスコ 62勝59敗 .512 アルマグロ 20勝31敗 .392


アルマグロのクレー勝率の高さと試合数の多さが際立っています。
ベルダスコは、やっぱりグラスの勝率も試合数も思ったより多いですね。
アルマグロとベルダスコを比較すると、クレー以外では勝率・試合数ともにベルダスコの方が圧倒的に多いのがわかります。
それにしてもアルマグロ、インドア勝率39%って・・・
ATPのインドアの数字では30勝35敗になっていますが、実にそのうち10勝4敗はインドア「クレー」でのものですので、
こちらのサイトの通りにインドア勝率を出すとこういうことになります。
377勝のうち269勝がクレーというアルマグロ、さすがのクレーコーターぶりを見せています。
ベルダスコは全豪でナダルを倒したように、ハードでもそれなりに戦えます。
グラスは、ウィンブルドンベスト8がある割にそれほど強い印象がありません。
ウィンブルドンでこっそりナルバンディアンに2勝していたりはするのですが、それにしても意外です。
ベルディヒを倒したこともありますが、そのときはベルディヒとほぼ同じランキング(ベルダスコ18位、ベルディヒ20位)でした。



各グランドスラム成績
ベルダスコ
全豪 21勝13敗 .618 全仏 23勝12敗 .657 ウィンブルドン 22勝13敗 .629 全米 26勝13敗 .667
アルマグロ
全豪 16勝11敗 .593 全仏 21勝12敗 .636 ウィンブルドン 9勝10敗 .474 全米 12勝9敗 .571


ここはベルダスコが完勝です。アルマグロは頼みの全仏でもベルダスコを下回っています。
ただし、アルマグロにはベスト8が3度ありますが、ベルダスコは4回戦が最高です。
しかしアルマグロは2回戦までに敗れていることが多いです。
たしかにフェデラーやらナダルやらクエルテンに敗れたものもあるんですが、時には予選勝者のクボットであったり、
よもやクレーでサーブアンドボレーヤーのロドラに敗れたりしています。
また、3度あった全仏準々決勝ではすべてナダルに敗れています。
一方のベルダスコは4回戦敗退が非常に多いのが特徴です。
アルマグロのグランドスラムの好成績はほとんどが2008年から13年に集中しています。
ベルダスコは全米と相性がいいのは意外です。


グランドスラム
準決勝成績
ベルダスコ 0勝1敗 .000 アルマグロ 0勝0敗 .000
準々決勝成績
ベルダスコ 1勝3敗 .250 アルマグロ 0勝4敗 .000
4回戦成績
ベルダスコ 4勝11敗 .267 アルマグロ 4勝5敗 .444
それ以外のラウンド合計
ベルダスコ 87勝36敗 .707 アルマグロ 54勝33敗 .621
上位(4回戦以上)進出率
ベルダスコ 15/51 .294 アルマグロ 9/42 .214
上位(準々決勝以上)進出率
ベルダスコ 4/51 .078 アルマグロ 4/42 .095


やはりグランドスラムでは総じてベルダスコの方が勝ち上がっています。
しかしベルダスコも4回戦が大きな壁になっています。
一方でアルマグロは、勝ち上がった時はそこそこの確率で4回戦も勝っているということになります。
ちなみにベルダスコは、グランドスラム初出場から連続で出場し続けているのも大きな特徴の一つです。


マスターズ1000
決勝成績
ベルダスコ 0勝1敗 .000 アルマグロ 0勝0敗 .000
準決勝成績
ベルダスコ 1勝1敗 .500 アルマグロ 0勝1敗 .000
準々決勝成績
ベルダスコ 2勝10敗 .167 アルマグロ 1勝8敗 .111
それ以外のラウンド合計
ベルダスコ 102勝90敗 .531 アルマグロ 73勝61敗 .545
上位(準々決勝以上)進出率
ベルダスコ 12/102 .118 アルマグロ 9/71 .127

グランドスラムでは圧勝のベルダスコですが、マスターズではそれほど差がありません。
むしろ下位ラウンドでの安定感はアルマグロの方がわずかに上で、全体の勝率もわずかにアルマグロが上回っています。
一応上位への進出はアルマグロより多いのですが、全体の出場回数も多いのであまりアドバンテージになっていません。
唯一、アルマグロにはない決勝進出経験というのがわずかにベルダスコが上回る点でしょうか。


かなりマニアックですが、どうでしょうか。


今度は錦織・ラオニッチ・ディミトロフと・・・おまけでグルビスも入れた4人を比較してみたいところです。
  1. URL |
  2. 2016/05/03(火) 22:30:25 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

BIG4より若い世代の選手(一部除く)の比較

こんばんは。
錦織がマドリッドで試合している中、行ってみようと思います。

対象選手
グルビス(88.08.30生)
ドルゴポロフ(88.11.07生)
錦織(89.12.29生)
ゴファン(90.12.07生)
ラオニッチ(90.12.27生)
ディミトロフ(91.05.16生)

ドルゴポロフとゴファンをこっそりと追加しました。

まずは基本的なところから行ってみましょう。

生涯成績
グルビス 215-197 .522
ドルゴポロフ 183-164 .527
錦織 266-128 .675
ゴファン 112-87 .563
ラオニッチ 227-107 .680
ディミトロフ 187-125 .599

錦織とラオニッチがさすがの数字です。
ディミトロフはこの2人には随分と差をつけられてしまいました。
最近上り調子のゴファンは今季はここまで約70%の勝率を記録し、今季開始時よりすでに3%ほど数字を上げています。
波の激しいドルゴポロフと最近全くぱっとしないグルビスは控えめの数字です。

グランドスラム勝率
グルビス 28勝34敗 .452
ドルゴポロフ 26勝23敗 .531
錦織 49勝25敗 .662
ゴファン 18勝15敗 .545
ラオニッチ 48勝20敗 .706
ディミトロフ 28勝22敗 .560

ここでも錦織とラオニッチが熾烈な争い。
生涯勝率もそうでしたが、錦織は勝利数では期間の長さでどうにかラオニッチを振り切るのですが、
勝率ではラオニッチに上を行かれています。
ディミトロフはドルゴポロフとあまり差がありません。ゴファンとも試合数の差はありますが、接近しています。
グルビスのグランドスラムでの異常な弱さはもはや風物詩です。
グランドスラムベスト4やベスト8の経験があるにもかかわらずこれなんですから、グルビスという選手はわかりません。

コート別成績
アウトドアハード
グルビス 80勝79敗 .503
ドルゴポロフ 92勝69敗 .571
錦織 135勝69敗 .662
ゴファン 46勝36敗 .561
ラオニッチ 113勝47敗 .706
ディミトロフ 71勝54敗 .568

クレー
グルビス 66勝56敗 .541
ドルゴポロフ 48勝52敗 .480
錦織 52勝21敗 .712
ゴファン 30勝23敗 .566
ラオニッチ 42勝27敗 .609
ディミトロフ 49勝29敗 .628

グラス
グルビス 10勝17敗 .370
ドルゴポロフ 19勝15敗 .559
錦織 24勝18敗 .571
ゴファン 9勝12敗 .429
ラオニッチ 18勝13敗 .581
ディミトロフ 26勝16敗 .619

インドア(インドアハード+カーペット)
グルビス 59勝45敗 .567
ドルゴポロフ 24勝28敗 .462
錦織 55勝20敗 .733
ゴファン 27勝16敗 .628
ラオニッチ 54勝20敗 .730
ディミトロフ 41勝26敗 .612

勝率50%以下のコートがあるのはグルビス・ドルゴポロフ・ゴファンの3人。
特にグルビスのグラスコートは30%台という低率です。
ドルゴポロフは2つの項目で50%以下を記録しています。
グルビスもアウトドアハードはいつ50%を割ってもおかしくありません。
ディミトロフも、さすがに錦織やラオニッチには及びませんが、この項目では3種類のコートで60%越えと
なかなかの健闘を見せています。
グラスコートでは錦織とラオニッチの両方、クレーではラオニッチを上回っています。
錦織とラオニッチはともに70%越えが2つと60%越えが1つ。それに次ぐのがディミトロフ。
ゴファンはインドアのみが60%越え。残りの2人は60%越えがありません。
各コート1位はアウトドアハードはラオニッチ、クレーは錦織、グラスはディミトロフ、インドアは錦織となります。

各グランドスラム成績

全豪
グルビス 2勝8敗 .200
ドルゴポロフ 8勝6敗 .571
錦織 20勝7敗 .741
ゴファン 4勝3敗 .571
ラオニッチ 19勝6敗 .760
ディミトロフ  11勝6敗 .647

グルビスの数字が悲惨です。錦織・ラオニッチ・ディミトロフの3人が高い数字を残しています。
特に錦織とラオニッチは見事。ドルゴポロフとゴファンはまずまずといったところ。

全仏
グルビス 13勝9敗 .591
ドルゴポロフ 5勝6敗 .455
錦織 8勝5敗 .615
ゴファン 5勝4敗 .556
ラオニッチ 8勝4敗 .667
ディミトロフ 3勝5敗 .375

ディミトロフとドルゴポロフが50%割れ。錦織、クレーの勝率の割にはまだ全仏の数字は伸びていません。
今のクレーでの強さを考えると、今年もせめてベスト8以上には来てほしいところですね。
ラオニッチもプレースタイルの割には全仏でも頑張ってます。なかなか全仏とコンディションが合わなかった錦織よりも高い勝率です。
ゴファンはほぼ5分でまずまず。
グルビスは数字は高いですが、実際にはベスト8とベスト4が1回ずつある以外はすべて2回戦までに敗退という数字です。フェデラーにも勝ったというのになんという選手でしょうか。

ウィンブルドン
グルビス 6勝8敗 .429
ドルゴポロフ 7勝6敗 .538
錦織 8勝6敗 .571
ゴファン 5勝4敗 .556
ラオニッチ 10勝5敗 .667
ディミトロフ 10勝6敗 .625

ベスト4経験のあるラオニッチとディミトロフが2トップ。
錦織もことグラス、ことウィンブルドンではあまり結果が出ていません。
グルビスは安定の50%割れ。ゴファンとドルゴポロフもほぼ5分です。

全米
グルビス 7勝9敗 .438
ドルゴポロフ 6勝5敗 .545
錦織 13勝7敗 .650
ゴファン 4勝4敗 .500
ラオニッチ 11勝5敗 .688
ディミトロフ 4勝5敗 .444

準優勝経験のある錦織ですが、その前後が初戦敗退だったりと成績に波があり、ラオニッチに上を行かれています。
グルビスとディミトロフは50%割れ。ゴファンもちょうど50%、ドルゴポロフもほぼ5分と言っていい成績です。

やはりここはトップ10経験者の3人が抜きんでています。
といってもディミトロフは全豪とウィンブルドン限定ですが。
彼は負け越しているこの2大会の成績をどうにかできれば、もうちょっと上まで行けるんじゃないでしょうか。

ただ錦織は、全体の成績を考えるとグランドスラム成績は少々物足りない部分もあります。
そう、全仏がもったいないですね。素の勝率を考えるともう少し高くてもいいです。
あと全米も、去年のペール戦や3年前のエヴァンズ戦、ああいう負けがとてももったいない。
この2大会とも全豪くらい勝っててもおかしくないと思うんですが、なかなかうまくいきません。

マスターズ成績
グルビス 49勝50敗 .495
ドルゴポロフ 49勝49敗 .500
錦織 62勝36敗 .633
ゴファン 29勝22敗 .569
ラオニッチ 72勝44敗 .621
ディミトロフ 52勝36敗 .591

グルビスとドルゴポロフは仲良く約50%に安定しています。
残りの4者はそれなりに勝ち越しています。
このうちディミトロフを除く3人は今年すでに複数のマスターズでベスト8以上に進んでいます。


第一弾はこのくらいにしておきます。
近年力をつけた選手(じゃない選手もいますが)なので、後々年度ごとの成績を見てみるのいいかなと思っております。


※デビスカップの地域グループの試合について
いつのまにやらATPの公式記録にも加算されていました(ITFは以前から加算していました)。
今まで通り除外してもよかったんですが、ATP公式で加算されている以上、除いて計算するのも手間がかかったため、
今回の集計にはこの数字も含んでいます。
  1. URL |
  2. 2016/05/04(水) 23:50:13 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

BIG4より若い世代の選手の比較2

こんばんは。第二弾といきます。

年間勝率比較

グルビス
2004 0-0 .000
2005 0-2 .000  0-2  .000
2006 4-2 .667  4-4  .500
2007 10-14 .417 14-18 .438
2008 24-22 .522 38-40 .487
2009 20-26 .435 58-66 .468
2010 31-20 .608 89-86 .509
2011 18-22 .450 107-108 .498
2012 17-18 .486 124-126 .496
2013 37-18 .673 161-144 .528
2014 41-21 .661 202-165 .550
2015 11-24 .314 213-189 .530
2016 2-8 .200 215-197 .522

ドルゴポロフ
2005 0-0 .000
2006 0-2 .000  0-2  .000
2007 0-2 .000  0-4  .000
2008 0-0 .000  0-4  .000
2009 1-1 .500  1-5  .167
2010 21-23 .477 22-28 .440
2011 38-29 .567 60-57 .513
2012 34-25 .576 94-82 .534
2013 24-27 .471 118-109 .520
2014 27-21 .563 145-130 .527
2015 26-27 .491 171-157 .521
2016 12-7 .632 183-164 .527

錦織
2006 0-0 .000
2007 3-5 .375  3-5  .000
2008 16-12 .571 19-17 .528
2009 4-6 .400 23-23 .500
2010 3-9 .250 26-32 .448
2011 36-22 .621 62-54 .534
2012 37-18 .673 99-72 .579
2013 36-19 .655 135-91 .597
2014 54-14 .794 189-105 .643
2015 54-16 .771 243-121 .668
2016 23-7 .767 266-128 .675

ゴファン
2008 0-0 .000
2009 0-0 .000  0-0  .000
2010 0-0 .000  0-0  .000
2011 2-2 .500  2-2  .500
2012 17-14 .548 19-16 .543
2013 11-23 .324 30-39 .435
2014 25-15 .625 55-54 .505
2015 38-25 .603 93-79 .541
2016 19-8 .704 112-87 .563

ラオニッチ
2007 0-0 .000
2008 0-0 .000  0-0  .000
2009 0-1 .000  0-1  .000
2010 4-6 .400  4-7  .364
2011 31-19 .620 35-26 .574
2012 45-20 .692 80-46 .635
2013 45-21 .682 125-67 .651
2014 49-20 .710 174-87 .667
2015 33-16 .673 207-103 .668
2016 20-4 .833 227-107 .680

ディミトロフ
2007 0-0 .000
2008 0-1 .000  0-0  .000
2009 4-6 .400  4-7  .364
2010 3-2 .600  7-9  .438
2011 18-25 .419 25-34 .424
2012 24-19 .558 49-53 .480
2013 37-23 .617 86-76 .531
2014 50-18 .735 136-94 .591
2015 33-22 .600 169-116 .593
2016 18-9 .667 187-125 .599

適当にコメントを。
グルビスは、よかった年が想像以上に少ないですね。本当にほんの2年くらいです。
勝ち越しも、12年分で6試合しかやっていない2006年を含めても5年しかありません。
ここ最近は3分の1も勝てていないという有様です。キャリアハイ10位の選手としては物足りません。

ドルゴポロフも1勝1敗の2009年と今年を含めて勝率50%以上が5年です。
10年分で5年なのでまあ少ないです。ドルゴポロフもムラがありますから安定しないのは致し方ありません。
今年は比較的好調ですが、キャリアハイ13位というのは数字からすると意外かもしれません。

錦織は、返す返すも怪我で棒に振った2年間が惜しいです。
いや、あの1年ほどの離脱があったからこそ今の錦織があるとは思うのですが、その時期が地味に勝率に影響しています。とはいえカムバック後の勝率の高さはさすがというべきです。
2011年は勝率60%を超えていますが、この年は100位前後からスタートして、年末の猛チャージでわずか1年で46位どころか一気に30位の壁を突破した年です。バーゼルでは呼称気味だったとはいえジョコビッチを下しましたね。
2012、2013年は年間を通じてTOP30選手として活動して65%越えの貫録。
そしてここ2年ほどは75%を超える高い勝率で立派にTOP10として君臨しています。さすがはキャリアハイ4位。

ゴファンはこの中ではまだキャリアの浅い選手です。
2012年に一気に頭角を現しましたが、2013年は勝率50%を割って足踏みしてしまいました。
2014年以降は勢いを取り戻し、60%以上という安定した勝率で推移しています。ただ爆発力をあまり感じません。
今年はいまのところマスターズでの好成績も続き、70%ほどという高勝率ですが、ここからどう推移するでしょうか。

やはり今回のデータですごいのはラオニッチです。
2011年に初めて勝率60%越えを記録すると、そこからは常に67%という高勝率を立て続けに叩き出しています。
今年はここまで驚異の80%越え。錦織もそうですが、取りこぼしも少なく次々とBIG4との対戦を実現しています。
ブリスベンでフェデラーを下して優勝等今年は対BIG4がすでに5度。BIG以外では唯一キリオスに敗れただけです。

そしてディミトロフ。
他の2人よりずっとましですが、今回の6人をムラ型と安定型に分けるなら間違いなくムラ型に入ります。
頭角を現したのは1つ年上のゴファンやラオニッチより先でしたが、その後ラオニッチには追い抜かれてしまいました。ゴファンとの差も詰まってきているので、そろそろもうひと踏ん張りしてほしいところです。
最近はリトルフェデラーだとかシャラポワの彼氏だとか、変な肩書きがまとわりつくこともなくなってきたので、
そろそろ2014年の勢いをまた取り戻してほしいところです。
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  2. 2016/05/08(日) 02:00:31 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

ちょっと勝手にですが歴代の4位比較と言うものをやってみました 暫定ではありますが現役勢も含んでます
上のwikiに書いてある73年以降の歴代4位は26名 そのうちヤン・コデシュはATPの公式では5位となってるので除外して25名で比較しました
比較したのは通算勝利数、通算勝率、トップ10勝負数、トップ10勝率です
MSやGSの結果の比較も気になりますがかなり長くなってしまいますので割愛しました
正直25人は流石に多すぎる気もしましたがそれでも気になって調べると「あっ」となる意外な所が見つかりました
主観では通算勝利数が多く通算勝率も安定してる選手がトップ10勝率もある程度上位、
通算勝利数が少なく通算勝率も高い選手が更に上位という感じがしてましたがそうでもありませんでした
まずは1973~1980の4名
パナッタ 371 .622 9-29 .237
ラミレス 522 .668 31-48 .392
タナ― 589 .672  29-35 .453
メイヤー 323 .669 6ー19 .240
ラミレスも後の選手と比較するとかなり高い部類ですがタナ―の数字に驚かされます 
真っ先に言ってしまいますとタナ―のこのトップ10勝率は歴代4位でナンバー1です

続いて1981~1990の5名
クレルク 375 .717 5-18 .217
メチージュ 262 .682 24-33 .421
キャッシュ 243 .621 16-36 .308
ギルバート 519 .643 27-70 .278
ゴメス  523  .662 10-48 .172
メチージュが通算勝利数ではこの中では2番目(全歴代4位でも暫定3番目)に少なくはありますがトップ10勝率ではかなりの高さです 
メチージュのこのトップ10勝率は歴代4位では3番目に当たります 
通算勝利数の少なさに対してトップ10への勝利数ではこの中で5人中2番目なのもそれを物語っている気がします
対照的なのはゴメス この人に個人的には一番驚いたかもしれません 通算勝率.662はかなりのものです
にも関わらずトップ10勝率はかなりの低さでトップ10勝率.172は歴代4位の中で最下位に当たります

続いて1991~2000の8名
フォルジェ 378 .566 28-64 .304
メドべデフ 321 .601 22-53 .293
ルゼドゥスキー 436 .603 29-80 .266
ビョルグマン 414 .534 22-79 .218
クライチェク 411 .652 44-54 .449
マーティン 411 .637 34-85 .286
エンクビスト 448 .601 41-62 .398
キーファー 366 .572 35-74 .321
クライチェク、エンクビストがトップ10勝率において堂々の数字を残してます クライチェクは全歴代4位で2番目、エンクビストは4番目の勝率です
キーファーも通算勝率の低さに反してトップ10勝率ではかなり健闘しています

続いて2001~2010の5名
ヘンマン 496 .644 35-58 .376
グロージャン 341 .580 16-62 .205
ブレーク 366 .588 19-55 .257
デルポトロ 322-133 .708 34-59 .366
ソデルリング 310-170 .646 29-52 .358
やはりデルポトロとソデルリングはかえすがえすも怪我や病気が惜しい選手です
最上位とまではいきませんが全歴代4位の中では上位のグループに位置します
ついでに言うのも失礼ですがこの二人を超えるトップ10勝率のヘンマンもまた名選手であるのが実感できます

最後に2011~の3名(といっても全員2015年に記録ですが)
錦織 269 .676 27-46 .370 
ラオニッチ 230 .680 21-45 .318
ベルディヒ 560 .657 49-113 .302
錦織のトップ10勝率は素晴らしいものです 
あくまで現役中の暫定結果なのでこれから数字を落とすこともあるでしょうが全歴代4位25人中6番目のものです
反面トップ10勝率では錦織より4%ほど下回るラオニッチですが通算勝率では僅かですが上に行ってる事を考えると
トップ10より下に対する安定感ではラオニッチの方が上を行ってる感じです
(ラオニッチがビッグサーバーで錦織はサーブが弱いストローカーということを考えるとどっちがトップ10より下に対する安定感があるかは
ある程度察することは出来なくもないですが 上で2Rさんが言ってる全米の取りこぼしなども影響している気がします)

そして最後にベルディヒ 彼は最高位4位になった現在最後の選手ですがそれ以外で彼はオオトリを務めるに相応しい選手です
トップ10には年下の錦織、ラオニッチも含めて誰にも負け越してる印象のあるベルディヒですがトップ10勝率は全歴代4位25人中12番目なので
思ってたよりかは低くはないです ですが本題はそこじゃありません
なんと勝数49、負数113は全歴代4位ではどちらもナンバー1です どちらもナンバー1なので当然トップ10試合数もナンバー1で
その数162試合は全歴代4位で2番目にあたるマーティンの119試合を大きく上回ってます
以上となりますが最初は純粋に勝率が高いタナ―が一番とも考えましたがベルディヒの勝ちも負けも(つまり試合数でも)
一番と言うのに惹かれてベルディヒを最強の4位に推したくなりました(というかベルディヒのこの記録は以前ここで見たような気もしますが)

ちなみに蛇足ですが最後にある選手を加えます 
それは歴代3位で一番通算勝利数が少なく且つ現役で全歴代4位で一番通算勝利数が少ないラオニッチをも下回る選手です
それは即ち短命の選手でこの時点である程度推測できますがどういう選手かを書きますとニューボールズの一員で
惜しくも全仏は取り逃したもののナダルが出てくるまでは赤土では最強の一角だったあの選手・・・

そうギリュエモ・コリアです 24歳の時点で怪我で上位の地位から落ちた後そのままカムバックできなかった選手ですね
ではさっきと同じ数字を出して比較しましょう
208 .657 10-29 .256 
通算勝率は勿論3位なので中々の物でマスターズ決勝進出数も多くの4位よりは上の七回を記録しているので
トップ10勝率もある程度高いかと思いきや意外とそうでもありませんでした
これは今現在のようにどのようなコートでも活躍できる選手が少なくクレー専門選手が勝ち上がっていたのも関係します
実際決勝で戦っている選手もクレー得意の選手が多くまたその当時トップ10ではなかった選手も見受けられます
またコリア自身クレーとそのほかのコートでかなり勝率が低いのでそういう選手の一人だったとも言えます
このままだとコリアの良い所を書いていない感じなので補足をしますとクレーでの通算勝率.719は素晴らしく今でこそ
ナダルのような選手がいますがやはり当時ではクレーでナンバー1というのに相応しい選手だったと思います
長くなりましたがこれで終わります

 

  1. URL |
  2. 2016/05/10(火) 21:50:38 |
  3. 最強の4位とは誰か #-
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現在のテニス界の若手とは

こんにちは。
こちらの過去のブログ記事を見ていたところ、
http://ausaga.blog71.fc2.com/blog-entry-911.html
こういった記事を見つけました。

これは2014年10月時点の記載ですが、ここに記載された選手はどうなっているでしょうか。
また、少なからずこのページに記載されていない新たな選手も上がってきています。
人数が多いので細かい比較はきついですが、軽く状況を見てみようと思います。

まずは今週付でのランキングを見てみましょう。()内はキャリアハイです。
TOP10
6位(4位) 錦織(1989生) 
10位(4位) ラオニッチ(1990生)

TOP30
11位(8位) チリッチ(1988生)
13位(13位) ゴファン(1990生)
15位(13位) ティエム(1993生)
17位(14位) バウティスタ=アグ(1988生)
20位(20位) キリオス(1995生)
21位(18位) ペール(1989生)
22位(17位) トミッチ(1992生)
27位(22位) ソック(1992生)
28位(13位) ドルゴポロフ(1988生)
30位(30位) ソウサ※(1989生)

TOP50
33位(33位) デルボニス※(1990生)
34位(29位) S・ジョンソン(1989生)
35位(8位) ディミトロフ(1991生)
39位(39位) クズネツォフ※(1991生)
41位(33位) コリッチ(1996生)
43位(43位) カレノ=ブスタ※(1991生)
44位(43位) A・ズベレフ※(1997生)
45位(24位) クリザン(1989生)
46位(25位) ポスピシル(1990生)
50位(39位) ペジャ※(1990生)

TOP100
52位(52位) プイユ※(1994生)
54位(54位) ベランキス※(1990生)
56位(56位) クドラ※(1992生)
57位(38位) ラモス=ヴィノラス※(1988生)
59位(35位) ヴェセリ(1993生)
61位(57位) シュバルツマン※(1992生)
62位(61位) ミルマン※(1989生)
65位(56位) セルバンテス※(1989生)
69位(45位) ベデネ※(1989生)
70位(57位) ラヨビッチ(1990生)
72位(27位) マンナリノ※(1988生)
73位(69位) フリッツ※(1997生)
75位(75位) ズムル※(1992生)
79位(65位) ドンスコイ※(1990生)
80位(80位) ハーバート※(1990生)
81位(38位) ヤング(1989生)
82位(82位) エドムンド※(1995生)
84位(10位) グルビス(1988生)
86位(86位) エバンズ※(1990生)
88位(85位) ダニエル(太郎)※(1993生)
89位(89位) トンプソン※(1994生)
92位(92位) エリアス※(1990生)
93位(89位) バグニス※(1990生)
95位(51位) チュン※(1996生)
98位(86位) クライノビッチ(1992生)
99位(40位) デ=バッカー※(1988生)

TOP100のうち48人がこの年代です。
まあこの年代と言っても1988年から97年まで含んでますから、そういうものでしょう。
むしろ半数以上が1987年生まれ以上で占められているというのが驚きでしょう。

100位台の1988年以降生まれの日本人選手
104位(101位) 西岡(1995生)
106位(60位) 伊藤(1988生)
109位(97位) 杉田(1988生)

この記事の表に入っていて、現在TOP100圏外にいる選手
105位(14位) ヤノヴィッツ(1990生)
149位(43位) ハリソン(1992生)
154位(69位) コキナキス(1996生)
229位(4位) デル=ポトロ(1988生)
342位(225位) ガリン(1996生)

この5人の中ではデル=ポトロが別格ですね。
現在復帰途上ですが、まだ連戦は難しいようです。
マドリッドは2回戦敗退でしたが、ローマのエントリーは取り下げています。
ヤノヴィッツは、なんというかいまのところは見事な一発屋、いや二発屋?といった印象です。
ハリソンもなかなか浮上できません。
ティアフォー(1996生)やドナルドソン(1998生)などという同国の後輩に対しても最近は負けています。
ロシアのルブレフ(1997生)にも敗れた記録があります。もう24歳ですからそろそろ甘えたことは言えません。
コキナキスは今季1試合も戦っていませんが、どうしたんでしょうか?
ガリンに関してはそもそもがまだキャリアハイ200位台の10代選手なので、まだまだ様子見です。
しかしチリはゴンザレス引退後は目立った選手がおらず、300位台のガリンでもチリでは3番目にランキングの高い選手です。

日本人に目を移すと、まあ伊藤や杉田はもはや若手と言える年齢ではありません。
今の日本では中堅どころですが、年齢的にはそろそろベテランに入れてもいい頃合いです。
しかし30台の選手の活躍も目立つ今のテニス界では28歳という年齢がどういう位置づけになるかは微妙です。
まあ錦織も26歳(一応今年で27歳ですが、誕生日が年末なのでシーズン中は26歳)ですからね。
年齢的には中堅ですが、それでもまだまだ現状は若手といった構図です。

一方でダニエルや西岡はバリバリ若手です。
この辺り、期待せずにはいられません。

さすがに人数が多いので比較は難しいですね。
名前だけ上げておいて、またこの先どうなるか見守っていきたいところです。


さて、上の図の並びを変えます。

1988年生まれ(28歳)
チリッチ、バウティスタ=アグ、ドルゴポロフ、ラモス=ヴィノラス、マンナリノ、グルビス、デ=バッカー 7人
(TOP100圏外 デル=ポトロ、伊藤、杉田)
1989年生まれ(27歳)
錦織、ペール、ソウサ、S・ジョンソン、クリザン、ミルマン、セルバンテス、ベデネ、ヤング 9人
1990年生まれ(26歳)
ラオニッチ、ゴファン、デルボニス、ポスピシル、ペジャ、ベランキス、ラヨビッチ、ドンスコイ、ハーバート、エバンズ、エリアス、バグニス 12人
(TOP100圏外 ヤノヴィッツ)
1991年生まれ(25歳)
ディミトロフ、クズネツォフ、カレノ=ブスタ 3人
1992年生まれ(24歳)
トミッチ、ソック、クドラ、シュヴァルツマン、ズムル、クライノビッチ 6人
(TOP100圏外 ハリソン)
1993年生まれ(23歳)
ティエム、ヴェセリ、ダニエル(太郎) 3人
1994年生まれ(22歳)
プイユ、トンプソン 2人
1995年生まれ(21歳)
キリオス、エドムンド 2人
(TOP100圏外 西岡)
1996年生まれ(20歳)
コリッチ、チュン 2人
(TOP100圏外 コキナキス、ガリン)
1997年生まれ(19歳)
A・ズベレフ、フリッツ 2人

こうしてみると、やはりいまは20代後半が主力だというのがよくわかります。
25歳以下はTOP100のうち20人しかいません。TOP30以内には4人だけ、TOP50まで広げても9人で残りの11人は51~100位です。
26-28歳があわせて28人と一大勢力を作っています。もっとも正確にはこの大勢力はおそらく1985年生まれあたりまで広がっていそうです。
今回はBIG4より年下の選手に標準を絞るためここで切っています。
この年代は(今週の)TOP10には2人、TOP30まで広げると8人、TOP50まで広げると13人います。残りの15人が51~100位です。
こうしてみると、ラオニッチのいる1990年生まれまではすでに中堅に差し掛かったとみてよさそうです。
現在の主力世代の下限がこの1990年生まれ、ということでどうでしょう。
そしてディミトロフのいる1991年生まれから下の世代が若手。

この分け方、どうでしょう?

現在のテニス界では(今年の誕生日が来て)25歳までが若手、26歳から(おそらく)31歳までが中堅、それより上がベテラン。
ということで、どうでしょうか。
  1. URL |
  2. 2016/05/11(水) 18:40:51 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
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補足

補足
追加で調べたところ、
1979年生まれから数えはじめて、TOP100の人数内訳は以下のようになりました。

1979 1(カルロビッチ)
1980 2(エストレーリャ=ブルゴス、モンタネス)
1981 4(フェデラー、F・ロペス、ロレンジ、ベッカー)
1982 5(フェレール、ロブレド、ユーズニー、マチュー、マウー)
1983 4(コールシュライバー、ガルシア=ロペス、ベルダスコ、ミュラー)
1984 5(セッピ、ジャジーリ、R・ラム、デュトラ=シルヴァ、シモン)
1985 11(ワウリンカ、ツォンガ、イズナー、D・セラ、ドディグ、ゼバロス、ベルディヒ、バグダティス、アルマグロ、ガバシュビリ、ロソル)
1986 8(トロイキ、クエバス、グラノジェルス、ナダル、ガスケ、モンフィス、アンダーソン、イストミン)
1987 12(シャーディ、ハーセ、ジョコビッチ、マレー、フォニーニ、クエリー、ベルッシ、マイェール、マルチェンコ、ククシュキン、ヒラルド、グロス)

以下は上記のとおり、
1988 7
1989 9
1990 12
1991 3
1992 6
1993 3
1994 2
1995 2
1996 2
1997 2

です。
予想通り、1985年~1990年までの6年間に59人が該当し、それより下に下限が1997年で7年間で20人、それより上に上限が1979年で6年間で21人という結果になりました。
年齢層で言うと、
37~32歳 21人(TOP50 9人 TOP30 6人 TOP10 2人)
31~26歳 59人(TOP50 32人 TOP30 20人 TOP10 8人)
25~19歳 20人(TOP50 9人 TOP30 4人 TOP10 0人)
となります。

ただ、31~26歳をさらに細かく見ると
左から順にTOP100-TOP50-TOP30-TOP10
31 11-6-4-3
30 8-6-6-1
29 12-7-2-2
28 7-3-3-0
27 9-5-3-1
26 12-5-2-1

となり、
(左から1985-1986-1987-1988-1989-1990)
TOP50は6-6-7-3-5-5
TOP30は4-6-2-3-3-2
TOP10は3-1-2-0-1-1
となっており、1985年から1987年生まれまでの世代が依然優勢であることには変わりありません。

ちなみにTOP5は年齢順に35(フェデラー)、31(ワウリンカ)、30(ナダル)、29(マレー)、29(ジョコビッチ)ですね。
願わくばこの中に錦織(27)、ラオニッチ(26)がどうにか割り込んでほしいところです。


少なくとも、近年のテニス界では25歳よりはピークが上にずれているようにも思えます。
さらなる検証が必要ですね。
  1. URL |
  2. 2016/05/12(木) 16:23:04 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

皆さま、極めて充実しきった書き込み本当にありがとうございます。

なんかコメント欄にしておくのはもったいないですね。
まとめて記事にしましょうか。

コメント欄だと過去の記事の検索とかで引っかからないんですよね。
ここまでの充実度だと少々もったいないので。

折角なのでちょっと考えます。


  1. URL |
  2. 2016/05/16(月) 10:59:16 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
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フェレール&ロブレド&F・ロペス

全仏も間近ですが、合間を見てこういうのもやっていこうと思います。
スペインのベテラン3選手を比較していこうと思います。
F・ロペスは1981年生まれ、フェレールとロブレドは1982年生まれです。

キャリアハイ
フェレール 3位 ロブレド 5位 F・ロペス 12位

フェレールは31歳、ロペスは33歳でキャリアハイを記録しています。
ロブレドも息の長い選手ですが、キャリアハイは24歳のころです。

生涯成績
フェレール 675勝320敗 .678 ロブレド 527勝341敗 .607 F・ロペス 408勝374敗 .522

勝率はキャリアハイ順に高くなっています。F・ロペスはここ数年で勝率をぐっと伸ばしましたね。
かつては面白ネタ系選手という扱いだったんですが、最近は普通にベテランの好選手として扱っていいと思います。
フェレーとロブレドはともに息の長い鉄人選手と言った趣ですが、ロブレドが最後にTOP10にいた時期とフェレールが初めてTOP10にいた時期がほぼ同じで、入れ替わりといった感じになっています。

グランドスラム成績
フェレール 134勝52敗 .720 ロブレド 106勝56敗 .654 F・ロペス 83勝57敗 .593

グランドスラム
決勝 フェレール 0勝1敗 .000 ロブレド 0勝0敗 .000 F・ロペス 0勝0敗 .000
凖決勝 フェレール 1勝5敗 .167 ロブレド 0勝0敗 .000 F・ロペス 0勝0敗 .000
凖々決勝 フェレール 6勝11敗 .353  ロブレド 0勝7敗 .000 F・ロペス 0勝4敗 .000
4回戦 フェレール 17勝9敗 .654 ロブレド 7勝16敗 .304 F・ロペス 4勝8敗 .333
3回戦 フェレール 26勝12敗 .684 ロブレド 23勝10敗 .697 F・ロペス 12勝16敗 .429
2回戦 フェレール 37勝9敗 .804 ロブレド 33勝10敗 .767 F・ロペス 28勝11敗 .718
1回戦 フェレール 47勝5敗 .904 ロブレド 43勝13敗 .768 F・ロペス 39勝18敗 .684

やはりBIG4と激しく争ったフェレールが一歩リードしています。ロブレドは7度、F・ロペスは4度のベスト8がありますが、ともに準々決勝は未勝利です。こうして並べると、どのラウンドが壁になったかがよく分かります。BIG4と争ったフェレールは準々決勝以上での激しい戦いがあったのがわかります。ロブレドは準々決勝はもちろんですが、4回戦もまた高い壁になっています。
ロペスは3回戦ですでに負け越しています。ランキングを考えれば妥当なところです。
ちなみに全仏の初戦敗退が出場15回中10回あります。

全豪成績
フェレール 39勝14敗 .736 ロブレド 21勝15敗 .583 F・ロペス 22勝14敗 .611
全仏成績
フェレール 40勝13敗 .755 ロブレド 36勝13敗 .735 F・ロペス 8勝15敗 .348
ウィンブルドン成績
フェレール 25勝12敗 .676 ロブレド 14勝14敗 .500 F・ロペス 30勝14敗 .682
全米成績
フェレール 30勝13敗 .698 ロブレド 35勝14敗 .714 F・ロペス 23勝14敗 .622

フェレールはさすがの高勝率です。ウィンブルドンはともかく、全米が思ったより低いですね。
ここ数年全豪に比べて成績が落ちていますから、そのせいでしょうか。
ロブレドは逆に全米が全仏並みに成績がいいです。ただ全米は全米と違い4回戦敗退が多いです。
逆に全豪は全米に比べて初戦敗退の頻度が高いです。4回戦敗退と初戦敗退を繰り返していた時期もあります。

そしてF・ロペス。彼の傾向がまさに期待通りで満足です。50%を切る全仏とフェレールをしのぐウィンブルドン。
クレー巧者の多いスペイン人でありながらサーブ&ボレーヤーでクレーが苦手でグラスが得意、さらに左利きで片手バックハンド。
1度この選手に注目してみたい、という特徴をこれでもかと備えています。以前はこれに加えてさらにさらに素晴らしいネタをお持ちでしたが、最近は成績を挙げるという形でそちらのネタからは脱却しつつあります。とはいえ今年の成績を見た感じ、まだまだその片鱗は見せています。おっと話が逸れすぎました。

コート別成績
アウトドアハード
フェレール 227勝117敗 .660 ロブレド 181勝133敗 .576 F・ロペス 167勝145敗 .535
クレー
フェレール 311勝121敗 .720 ロブレド 256勝122敗 .677 F・ロペス 107勝114敗 .484
グラス
フェレール 39勝18敗 .684 ロブレド 30勝25敗 .545 F・ロペス 61勝33敗 .649
インドア
フェレール 96勝63敗 .604 ロブレド 60勝61敗 .496 F・ロペス 73勝82敗 .471

フェレールのグラス勝率が意外に高いですね。ベルダスコもそうでしたが、試合数が少なめになるからか時折こういうことがありますね。全体的にバランスのいいフェレールに比べるとロブレドはやはりクレーが目立ちます。インドアは惜しくも50%を割っています。うーむ意外です。
F・ロペスはやはりグラスが高いです。それでもフェレールより下というのは悲しいですが、まあベテランになってやっと12位を記録した選手ですからそこは仕方ありません。クレーはともかくインドアの低さが意外です。せめて50%は越えていると思っていました。

マスターズ成績
フェレール 176勝106敗 .624 ロブレド 134勝99敗 .575 F・ロペス 99勝114敗 .465

マスターズ
決勝  フェレール 1勝6敗 .143 ロブレド 1勝0敗 1.000 F・ロペス 0勝0敗 .000
準決勝 フェレール 7勝10敗 .412 ロブレド 1勝4敗 .200 F・ロペス 0勝4敗 .000
準々決勝 フェレール 17勝27敗 .386 ロブレド 5勝11敗 .313 F・ロペス 4勝9敗 .308
それ以下合計 フェレール 151勝63敗 .706 ロブレド 127勝84敗 .602 F・ロペス 95勝101敗 .485

さすがのフェレール、TOP10を落ちてからの期間を思えば健闘しているロブレド。
内訳をみるとフェレールが、マイアミの勝率が高いです。最高はモンテカルロですが、そこは得意のクレーですから予想の範囲内です。逆にあまり成績がよくないのはインディアンウェルズやカナダです。
ロブレドも多くの大会で勝ち越しています。ランキングを落とした後に始まった上海や得意なクレーになってから出場がままならなくなったマドリッドは苦しい数字です。しかしインディアンウェルズだけはむしろ成績がよくなっています。
F・ロペスはまあランキング的にしかたのない数字です。それにクレーコートでは勝てませんからね。クレーマスターズを除くと80勝78敗とギリギリ50%を超えます。どうも10月のマスターズに強いようでハード時代のマドリッドおよび上海では複数回の好成績を記録しています。

グランドスラム出場記録(2016年全仏終了時点)
通算
フェレール 53回 ロブレド 56回 F・ロペス 58回
連続
フェレール 50回 ロブレド 41回 F・ロペス 57回※継続中

F・ロペスが立派な記録を作っています。
今大会、フェデラーが欠場したことでその連続出場が65回で途切れました。

しかしF・ロペスが今回全仏にエントリーしたことで57回連続となり、フェレイラを抜き去りました。
フェデラーの記録が途切れたことで、継続中の記録の中では最長となっています。
フェレールもそのすぐ後ろでずっと記録を続けていましたが、こちらは昨年ウィンブルドンを欠場したことで50回で途切れてしまいました。ロブレドの記録は2011年にすでにストップしています。その後2年ほど怪我であまり出場できず、その後復活してまたしばらく出場していましたが、残念ながら今回の全仏は欠場となっています。

現役で他に記録を見て行くと、ベルダスコ52大会、ベルディヒ51大会、ジョコビッチ46大会、ガルシア=ロペス46大会、ワウリンカ45大会、セッピ43大会などが継続中の主な記録になります。


以上、スペインのベテラン組の比較でした。
  1. URL |
  2. 2016/05/22(日) 13:02:44 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

デル=ポトロ&チリッチ&錦織

忙しい合間の息抜きに、どんどんやっちゃいます。
たびたびの連投すみません。
勢いがあるうちにやってしまいたくなる性分なもので・・・。

今回は年少GSファイナリスト達というテーマで行こうと思います。
しかし、示し合わせたかのように3人とも全米です。

これらの若手選手が頭角を現し始めた2008年以降は、グランドスラム決勝のほとんどがBIG4によって戦われてきました。

2008年以降のグランドスラム決勝への登場回数をまとめたものがこちらです。

フェデラー 13回
ナダル 16回
ジョコビッチ 17回
マレー 9回
ソデルリング 2回
ワウリンカ 2回
ロディック 1回
フェレール 1回
ツォンガ 1回
ベルディヒ 1回
デル=ポトロ 1回
チリッチ 1回
錦織 1回

2008年以降、2016年全豪までにグランドスラムは33大会開かれています。
そのため決勝に進むのはのべ66名、そのうち55までをBIG4が占めています。
そして、BIG4全員より年下なのはこの3人だけです。
2008年以降、BIG4以外で全豪決勝を戦ったのはツォンガとワウリンカのみ、全仏決勝を戦ったのはソデルリングとフェレールとワウリンカのみ、ウィンブルドン決勝を戦ったのはロディックとベルディヒのみ、そして全米がこの3人のみです。
不思議と全米だけは逆に2008年以降ナダル、ジョコビッチ、マレーより年上の選手はフェデラーしか勝ち上がっていないんですね。何故なんでしょう。


さて、話題が逸れましたが、そういうわけでこの年少ファイナリスト3人を比較していきましょう。
ただ錦織は若手比較にも出しているので、大半のデータはそちらからそのまま移しました。


キャリアハイ
デル=ポトロ 4位 チリッチ 8位 錦織 4位

チリッチのみTOP5経験がありません。グランドスラム以外のツアーの安定感がやや低いのがその一因です。
デル=ポトロはBIG4の全盛時にマレーから奪った価値ある4位です。まあその頃はまだフェデナダ2強+ジョコ+マレーと言った時代でしたが。
錦織は、ここ数年で一気に登り詰めました。BIG4の調子次第ですが、いずれは3位を経験してほしいですね。

生涯成績
デル=ポトロ 322勝133敗 .708 チリッチ 358勝196敗 .646 錦織 272勝130敗 .677

デル=ポトロが高いです。それだけに度重なる怪我での離脱がつくづく惜しいです。
チリッチは、錦織と比べても3%以上低いです。あの全米の確変はなんだったんでしょうか。
錦織はここ数年でぐっと数字を伸ばしています。デル=ポトロを抜く日は来るのでしょうか。

グランドスラム
デル=ポトロ 63勝26敗 .708 チリッチ 77勝31敗 .713 錦織 49勝25敗 .662

決勝  デル=ポトロ 1勝0敗 1.000 チリッチ 1勝0敗 1.000 錦織 0勝1敗 .000
凖決勝 デル=ポトロ 1勝2敗 .333 チリッチ 1勝2敗 .333 錦織 1勝0敗 1.000
凖々決勝 デル=ポトロ 3勝5敗 .375 チリッチ 3勝4敗 .429 錦織 1勝4敗 .200
4回戦 デル=ポトロ 8勝3敗 .727 チリッチ 7勝8敗 .467 錦織 5勝5敗 .500
3回戦 デル=ポトロ 11勝4敗 .733 チリッチ 15勝8敗 .652 錦織 9勝5敗 .643
2回戦 デル=ポトロ 15勝9敗 .625 チリッチ 23勝3敗 .885 錦織 15勝2敗 .882
1回戦 デル=ポトロ 24勝3敗 .889 チリッチ 27勝6敗 .818 錦織 18勝8敗 .692

この辺は見事に傾向が出ていますね。
デル=ポトロは生涯勝率とグランドスラム勝率がほぼ同じです。バランスがいいです。
錦織もそれに近いタイプですが、正直なところグランドスラム勝率が実力からすると低いかなと思います。
しかしチリッチだけは違います。グランドスラム勝率が7%近く生涯勝率よりも高いのがわかります。
生涯勝率では最下位のチリッチがグランドスラム勝率ではトップに立っています。
各ラウンドごとの勝率を見ると、錦織は初戦敗退が他の2人と比較して多いです。
また3回戦や4回戦での敗退も多めです。まだ準々決勝を突破したのがあの全米しかないので、早く2度目が欲しいですね。
デル=ポトロは2回戦がちょっと低いですが、3回戦及び4回戦の勝率が安定しています。
チリッチは2回戦までは安定して勝ちますが、3回戦や4回戦で勝率が下がってきます。

各グランドスラム成績

全豪成績
デル=ポトロ 17勝8敗 .680
チリッチ 19勝8敗 .704
錦織 20勝7敗 .741

全仏成績
デル=ポトロ 12勝6敗 .667
チリッチ 16勝9敗 .640
錦織 8勝5敗 .615

ウィンブルドン成績
デル=ポトロ 14勝6敗 .700
チリッチ 17勝8敗 .680
錦織 8勝6敗 .571

全米成績
デル=ポトロ 20勝6敗 .769
チリッチ 25勝6敗 .806
錦織 13勝7敗 .650

錦織は全豪だけがトップで残りは3位です。
ウィンブルドンはともかく、クレー勝率を考えれば全仏のこの数字は物足りません。
準優勝した全米も、その割には勝率が低いです。他の両者の数字は恐ろしいです。
デル=ポトロの77%弱でも高いのにチリッチは80%越えです。
とりあえず全仏は今大会シードを守ってベスト8まで行けたらデル=ポトロと同じ数字です。
チリッチもベスト8ならばやはり同じ勝率になる計算です。試合数は違いますが。
ウィンブルドンと全米は差が大きいですね。この辺はこの先数年安定して勝ちあがることが勝率を上げる条件になります。
勝率のバランスを見てみると、デル=ポトロはやはり安定しています。ここでは全米の高さがやはり際立ちます。
チリッチも全仏が少し低めですが、安定しています。そしてやはり際立つのは全米の高さ。
錦織はウィンブルドン勝率とグラス勝率が同じです。バランスなら錦織も負けてはいませんが、やはりグラスだけは低いですね。

コート別成績
アウトドアハード
デル=ポトロ 150勝60敗 .714
チリッチ 144勝77敗 .652
錦織 135勝69敗 .662

クレー
デル=ポトロ 65勝26敗 .714
チリッチ 89勝59敗 .601
錦織 58勝23敗 .716

グラス
デル=ポトロ 29勝12敗 .707
チリッチ 41勝20敗 .672
錦織 24勝18敗 .571

インドア(インドアハード+カーペット)
デル=ポトロ 78勝35敗 .690
チリッチ 84勝40敗 .677
錦織 55勝20敗 .733

デル=ポトロの安定感がすごすぎます。
全てのコートでほぼ同じ勝率です。生涯勝率、グランドスラム勝率も合わせてそのブレのなさには驚かされます。
チリッチも安定していますが、クレーが低いですね。残りの3コートはアウトドアハードが少し低めですが安定しています。
そんな中では錦織が最も得手不得手が出ています。クレーとインドアが特に高く、グラスが低い。最近の調子もこんな感じですね。


マスターズ成績
デル=ポトロ 76勝42敗 .644
チリッチ 71勝69敗 .507
錦織 68勝38敗 .642

決勝  デル=ポトロ 0勝3敗 .000 チリッチ 0勝0敗 .000 錦織 0勝2敗 .000
凖決勝 デル=ポトロ 3勝6敗 .333 チリッチ 0勝0敗 .000 錦織 2勝6敗 .250 
凖々決勝 デル=ポトロ 8勝6敗 .571 チリッチ 0勝8敗 .000 錦織 9勝4敗 .692
それ以外 デル=ポトロ 65勝27敗 .707 チリッチ 71勝61敗 .538 錦織 57勝26敗 .689

チリッチはマスターズの成績が悪いです。今までのそこそこ安定していた数字はどこに行ったんでしょう。
デル=ポトロはともかく、錦織にもこれだけ差をつけられています。準々決勝0勝8敗って・・・。
デル=ポトロはさすがのこの数字。さすがにこれまでの70%前後で安定していたのに比べれば少し下がりますが、
まあこれでも十分な成績です。その割には準々決勝が少し低いですね。しかし最近数字がほとんど動いていません。
そして錦織も、よくここまで数字を持ってきました。勝利数でもあと一歩で両者をとらえるというところまで来ました。
準々決勝の成績はなんだかんだでデル=ポトロより上です。準決勝ももう1つ勝てれば、というところです。

ツアー初優勝年齢
デル=ポトロ 19歳9ヶ月20日
チリッチ 19歳10ヶ月26日
錦織 18歳1ヶ月13日

この3人が現在最後に10代優勝を果たした3人です。デル=ポトロはこの後19歳9ヶ月27日、19歳10ヶ月18日、19歳10ヶ月25日と立て続けに優勝を重ねました。
チリッチはこの年から今年はまだですが、昨年まで欠かさずツアー優勝を記録し続けています。10代優勝は現在このチリッチの記録が最後になっています。
錦織の優勝は、世界ランク244位、予選勝者からの優勝でした。現在、最年少の10代優勝経験者は錦織となっています。
昨年から今年にかけて、キリオス、コリッチ、フリッツ、そしてジュネーブのズベレフと10代選手がツアー決勝に進んでいますが、いずれも敗れています。
キリオスは20歳になってから初優勝を果たしました。コリッチは2度目の挑戦も敗れてしまいました。
フリッツはワイルドカードから快進撃を見せましたが、最も年齢の近い10代優勝経験者である錦織に阻まれました。
先週のズベレフは若手の有力株でプライベートでも仲がいいティエムに、鼻血が出るハプニングもあって敗れました。
もう最後の10代優勝から7年半以上が経っています。誰がこの壁を破るんでしょうか?コリッチ、フリッツ、ズベレフの3人はまだリベンジのチャンスがあります。
この中の誰かが達成するのか?あるいは彼らでも達成できずに次世代に託されるのか?
こういったところにもテニス界の高齢化という現象を垣間見ることができますね。



以上、年少グランドスラマー&年少10代ツアー優勝経験者の3人の比較でした。
  1. URL |
  2. 2016/05/24(火) 01:14:19 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

>2R様

デルポトロ、チリッチ、錦織の比較、大変興味深いですね。
率ではデルポトロが抜きんでていてこれは今後もさほど変わりそうにないですが
今後、錦織の数字系のデータはどんどん増えていくんじゃないでしょうか。

またマスターズの比較というのはこれまでやってこなかったので
ここを掘り下げるとまた色々と面白いことになるかもしれません。

  1. URL |
  2. 2016/05/24(火) 09:17:29 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ツォンガ、ベルディヒ、ワウリンカ

キャリアハイ
ツォンガ 5位 ベルディヒ 4位 ワウリンカ 3位

ツォンガとベルディヒはのTOP5の期間はわずかです。
ワウリンカはトップ10の在位期間の割にTOP5の在位期間は長くなっています。

生涯成績
ツォンガ 366勝171敗 .682 ベルディヒ 561勝293敗 .657 ワウリンカ 415勝240敗 .634

トップに上がるのが早かったベルディヒが勝利数では圧倒的です。
ツォンガは怪我もあって意外と試合数が多くありませんが、勝率が高いです。
ワウリンカはTOP10に定着するのが遅かったことや、安定感に欠けることもあって意外と低めの数字です。

グランドスラム成績
ツォンガ 98勝32敗 .754 ベルディヒ 121勝50敗 .708 ワウリンカ 106勝42敗 .716

グランドスラム
決勝 ツォンガ 0勝1敗 .000 ベルディヒ 0勝1敗 .000 ワウリンカ 2勝0敗 1.000
準決勝 ツォンガ 1勝5敗 .167 ベルディヒ 1勝4敗 .200 ワウリンカ 2勝3敗 .400
準々決勝 ツォンガ 6勝6敗 .500 ベルディヒ 5勝8敗 .385 ワウリンカ 5勝6敗 .455
4回戦 ツォンガ 12勝10敗 .545 ベルディヒ 13勝15敗 .464 ワウリンカ 11勝10敗 .524
3回戦 ツォンガ 22勝6敗 .786 ベルディヒ 28勝6敗 .824 ワウリンカ 19勝10敗 .655
2回戦 ツォンガ 27勝2敗 .931 ベルディヒ 34勝6敗 .850 ワウリンカ 31勝5敗 .861
1回戦 ツォンガ 30勝2敗 .938 ベルディヒ 40勝10敗 .800 ワウリンカ 36勝8敗 .818

三者とも生涯勝率に比べて高い勝率を誇ります。
ベルディヒは試合数も多く全体的に安定していますが、意外と初戦敗退が多いですね。
ツォンガは活躍の割に試合数が少ないことからも勝率の高さは頷けます。また、序盤での敗退がかなり少ないです。
ワウリンカは安定し始めたのがここ数年であるため、ベルディヒは上回りましたが、ツォンガのそれにはまだ及びません。
また、勝ち進んでしまえば強いという傾向も見え隠れします。

各グランドスラム勝率
全豪
ツォンガ 30勝9敗 .769 ベルディヒ 38勝13敗 .745 ワウリンカ 31勝10敗 .756
全仏
ツォンガ 25勝8敗 .758 ベルディヒ 20勝12敗 .625 ワウリンカ 27勝10敗 .730
ウィンブルドン
ツォンガ 24勝8敗 .750 ベルディヒ 32勝12敗 .727 ワウリンカ 17勝11敗 .607
全米
ツォンガ 19勝7敗 .731 ベルディヒ 31勝13敗 .705 ワウリンカ 31勝11敗 .738

ツォンガは全米がやや低いですが全てのグランドスラムで70%以上の高い勝率を誇ります。
ベルディヒは全仏以外の3大会で70%越え。全仏は1回戦敗退が多めなのが響いている形です。
ワウリンカはウィンブルドンだけが低いです。しかしここ2年はベスト8で徐々に数字は上がっています。

コート別成績
アウトドアハード
ツォンガ 153勝69敗 .689 ベルディヒ 252勝119敗 .679 ワウリンカ 169勝86敗 .663
クレー
ツォンガ 75勝42敗 .641 ベルディヒ 144勝80敗 .643 ワウリンカ 156勝78敗 .667
グラス
ツォンガ 40勝17敗 .702 ベルディヒ 53勝23敗 .697 ワウリンカ 26勝22敗 .542
インドア
ツォンガ 98勝43敗 .695 ベルディヒ 112勝71敗 .612 ワウリンカ 64勝54敗 .542

TOP10に食い込むだけあって、ツアーでも試合数の多いアウトドアハードやクレーの勝率は3者とも安定しています。
一方でワウリンカはグラスとインドアが低めです。インドアの低さはワウリンカのグランドスラム偏重型の成績を考えると頷けます。
強いときは本当に強いんですけどね。ツアーファイナルでマレーを倒すくらいですから。
ツォンガはクレー以外の3コートが70%前後で安定しています。ベルディヒはツォンガと似ていますが、ツォンガとはインドアで差がついています。


マスターズ成績
ツォンガ 111勝64敗 .634 ベルディヒ 174勝101敗 .633 ワウリンカ 124勝85敗 .593

マスターズ
決勝 ツォンガ 2勝2敗 .500 ベルディヒ 1勝3敗 .250 ワウリンカ 1勝2敗 .333
準決勝 ツォンガ 4勝5敗 .444 ベルディヒ 4勝14敗 .222 ワウリンカ 3勝4敗 .429
準々決勝 ツォンガ 8勝15敗 .348 ベルディヒ 19勝23敗 .452 ワウリンカ 7勝12敗 .368
それ以外 ツォンガ 97勝42敗 .698 ベルディヒ 150勝61敗 .711 ワウリンカ 113勝67敗 .628

ワウリンカの数字が他の2人に比べると低めなのがわかります。
勝ち上がった時はそれなりですが、下位ラウンドの成績がぐっと低いのがよく分かります。
まあワウリンカってそういう感じですよね。強くなってからもグランドスラム以外は案外よく負けます。
さすがにBIG4ひしめく今、準々決勝以上で勝ち越すのは至難の業ですね。それでも意外にベルディヒが頑張っています。
勝率もさることながら回数が段違いです。準決勝はさすがに大敗ですが。
一方ツォンガやワウリンカは準決勝で頑張っていますね。むしろ準々決勝でよく負けています。


対BIG4成績 ()内はグランドスラムでの対戦
vsジョコビッチ
ツォンガ 6勝15敗(1勝5敗) ベルディヒ 2勝23敗(1勝3敗) ワウリンカ 4勝19敗(2勝4敗)
vsマレー 
ツォンガ 2勝12敗(1勝3敗) ベルディヒ 6勝8敗(1勝2敗) ワウリンカ 7勝8敗(2勝2敗)
vsナダル
ツォンガ 4勝8敗(1勝1敗) ベルディヒ 4勝19敗(1勝3敗) ワウリンカ 3勝15敗(1勝2敗)
vsフェデラー
ツォンガ 6勝11敗(2勝4敗) ベルディヒ 6勝16敗(2勝5敗) ワウリンカ 3勝18敗(1勝5敗)
合計
ツォンガ 18勝46敗(5勝13敗) ベルディヒ 18勝66敗(5勝13敗) ワウリンカ 17勝60敗(6勝13敗)

勝利数はあまり変わりませんが、対戦回数の少ないツォンガが比較的善戦していますが、マレー戦だけは大きく差をつけられています。
対戦数最多はベルディヒ。取りこぼしが少なく、トップにいる期間も長いので妥当ですね。
そしてこの3名で特筆すべきなのは()内、つまりグランドスラムでの対戦です。
この3名はBIG4全員をグランドラムで破ったことのある稀有な選手たちです。
BIG4相手にグランドスラムだけで1人に2勝っていうのも、BIG4どうし以外では結構な難易度です。
それをワウリンカは2人に対してやっています。

他にBIG4の1人に対してグランドスラムで2勝という記録をもう少し掘り下げて調べてみました。
結果がこちらになります。
対ナダル
ヒューイット、フェレール

対ジョコビッチ 上記のワウリンカに加えて
サフィン

対マレーは上記のワウリンカのみでした。
いずれも2勝です。

また、対フェデラーでは上記のツォンガとベルディヒに加えて、引退選手3人がグランドスラムで2勝を記録していました。
言うまでもなく、いずれもフェデラーが最強になるよりも前に積み上げたものです。こちらもいずれも2勝止まりでした。

というところで問題です。以下の9選手の中にその3選手が含まれています。正しい3選手を当ててみてください。

クエルテン フェレーロ サフィン ナルバンディアン イリ・ノバク ヘンマン コレチャ クレマン アンチッチ


選択肢はいずれもフェデラーからグランドスラムで勝利を挙げた経験がある選手です。
正解の3選手以外はいずれも1勝です。


以上、BIG4全員からグランドスラムで勝利を挙げている3人の比較でした。
  1. URL |
  2. 2016/05/25(水) 23:52:55 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

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