レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2017年、バルセロナはナダル優勝

モンテカルロに続いてナダルの優勝でしした。
強いナダルが帰ってきたと喜んでいいのでしょうか。

クレーシーズンが始まった際には、ナダルは今年。
モンテカルロ、バルセロナ、全仏で10回目の優勝が懸かっているという記事がATPにアップされました。
個人的には半信半疑というか、どれほどナダルに変な期待をかけてしまうのかと思ったものです。

しかしそれをやってのけてしまうナダルという男、
本当にこれまでの長い付き合いで何度も何度も驚かされてきましたが
まだ驚ろかせ足りないとでもいうんでしょうか。
ここまで来ると、全仏もという期待も大きくなってくるのは当然でしょう。

しかし・・・私はナダルが好きですし、純粋にその活躍は嬉しいですが
それでも尚、今後のクレーシーズンの戦い方には不安を持っています。
今のテニス界、特にクレーコートでは、強い選手が勝つというよりは
調子のよい選手が勝つという傾向にあります。

ナダルは今、もちろん調子がいいのでしょうが、
かつてのようにずっとこの状態をキープできるとはどうしても思えないのです。

全仏前にマスターズ大会が2つもありますが、
ある程度ペースをセーブしたほうがいいように思えて仕方がありません。

まあ、そうした心配を一切吹き飛ばしてしまうパワーがあるのもまたナダルではあるのですが
その復活が喜ばしいだけにどうにも抱いてしまう今後への不安があります。


さて、ティエムの方は残念でした。
スコアはストレートでして、マレー戦のようには競ってくれませんでした。
特に第2セットは歯が立たなかったようです。今時点の力関係ではここまでだったでしょうか。
ティエムが実際に試合でどのようにナダルに対応していったのかは気になります。
私の好きなバックハンドのダウンザラインは何度決めることができたんでしょうか。

私は決勝の試合をまだ観ることができていませんで時間ができたら観たいとは思っているのですが、
その時間がまた中々取れないのが問題でもあったりします。
なんとかハイライトだけでも時間を作って確認したいです。


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  1. 2017/05/01(月) 11:36:42|
  2. 2017年4月~6月
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2017年、バルセロナは決勝へ

ATPツアーはクレー大会の真っ只中ですが
日本では連休前のドタバタとなっております。
私もなかなか時間が取れませんで、
記事の書き込みも試合を観ることさえもできずにここまで来てしまいました。

今大会、第2シードの錦織が怪我で棄権でっていうのはもう情報が古いですね。
代わりの杉田が凄く頑張って、というのももう前の情報になってしまいました。
しかし、これはとても喜ばしいことです。

ジョコビッチが大いに伸びていった時のことを思わせます。
セルビアではジョコビッチという例外的に強い選手の登場をみたわけですが
それが相乗効果となり、他の同国選手たちの活躍をも生み出しました
デ杯の優勝は一人の存在だけでは達成できません。
ジョコビッチが他の選手たちを引っ張り、国としての底上げが行われたのです。

日本でも今回の杉田の結果は、錦織一人の存在だけではないということの証明になり得ます。
もちろん先日の西岡の活躍も記憶に新しいところでしょう。
ATPのランキング100位以内の日本人選手は今現在この3人だけですが
150位にまで広げればダニエル太郎と添田がいますし2、00位まで見れば更に4人、
伊藤、内山、サンティラン、守屋の名前を確認するできます。
日本選手の底上げは如実に行われてきています。
20年前は松岡修造単体でしたが、今は違います。とても嬉しいことです。
後はエース錦織が今のパフォーマンスをもう数年維持してほしいというのが願いです。

さて、大会の台風、杉田を最終的に止めたのはティエムでした。
今クレーシーズン再注目の選手です。
準決勝ではマレーをも下して決勝に進出しました。
今時点ではNo.1を敗退せしめたというよりも
クレー適正で上位のティエムが順当に勝ったという考えもできます。
それほどマレーとジョコビッチからはオーラが消えかかっているということでもあります。
むしろマレーは準決勝までよく勝ってこれたとさえ思えてしまいます。
復調までこの調子で1試合ずつでもギアを上げて行ってほしいです。
ダメなマレーが僅かずつ上向いていく姿はもう何度も見てきましたからこちらとしても慣れたもんです。
その意味ではジョコビッチのほうが心配といえましょうか。

ゴファンとズベレフもクレーシーズン期待の選手ですがどちらも今回は早期敗退となりました。
モンテカルロではベスト4まで行き、そこで神経をすり減らすことになってしまったゴファンはともかく
ズベレフはハードコートでのパフォーマンスと同等のものをまだ発揮できていません。
スタイルが合わないとは思えないので慣れとかコンディションとかなんでしょうか。
試合を観ていないので正確なことは言えませんが
クレー適正の点で不安があるとすれば守備力かなと思っていました。
攻撃力は破格ですから、あとは粘りのプレーができるようになれば結果はついてくると思います。

決勝はナダルとティエムになりました。
ナダルはさすがです。モンテカルロに続いて得意な大会で決勝進出ですから
ナダルの凄さに手放しの称賛もできる部分もあります。
しかし、それでも私はいつものことながら心配も頭をよぎってしまいます。
さすがのベテラン、体力が持つのだろうかという点です。
ティエムのようなスピード感のあるショットを打つ選手との対戦では脚力も多く使うでしょう。
勝っても負けても消耗は大きいと思います。
ここまでの快進撃は素晴らしいですが、全仏を見据えるのであれば
マドリッドかローマでは調整を考えてもいいのではないかと思えてしまったり。

まあ先の心配をしても仕方ないですね。
いずれにしろ、決勝では全力の戦いが観られることでしょう。
今現在のクレーでは頂上決戦と言っても過言ではない選手同士の対戦となりますから
見事な試合になってくれることを祈りましょう。
ティエムの片手バックハンド期待の星です。
片手バックの天敵ともいうべきナダルをどう攻略するか。
その戦い方は要チェックです。


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  1. 2017/04/30(日) 09:21:11|
  2. 2017年4月~6月
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ナダルvsゴファンの誤審について

記事の連続投稿となります。

コメント欄でナダルvsゴファンの誤審の話が上がりましたので
今回は少しばかりその辺の話などを。

まず、あのナダルvsゴファン戦は確かに誤審だったと思います。
当然のことながら誤審というのは無い方が良いわけですし、
今回のようにいざ発生してしまうと折角の試合に水を差してしまうのは間違いないです。

このような前提は当然というの上でのことではあるのですが、
反面、私は正直そこまで騒がなくてもいいのではないかという思いもあります。

ホークアイが設置され、チャレンジシステムが導入された時、私は実に画期的だと思いました。
それは正確な判定を機械に任せられるから、というわけではなく、
機械判定をチャレンジという独自のシステムに組み入れることで
審判の人間的な判定も残し、人と機械との両方を尊重するような形にしたからです。

チャレンジシステムでは今回のような誤審は防げますが、
しかしチャレンジを使い果たしていれば、同じように誤審のままになるわけです。
如何にホークアイが正確とは言っても決して審判を排除するのではなく
機械と人を上手く共存させるという点で非常に成功しているのではないかと感じています。

どのようなスポーツでも審判の問題はつきものですが、
テニスを知らない人との話になった時に、私はよくこのチャレンジシステムの話をします。
試みとして最も成功している例だと思うからです。
最近は他のスポーツでもビデオ判定が取り入れられてきていまして
それぞれに工夫が施されていますが
中でもテニスのそれはいまだに一番洗練されていると思います。

そういうことも含めて誤審というのはない方が良いものの、
ある程度の許容はありじゃないかとも思っています。

今回ゴファンにとっては大いなる不幸であったと思います。精神的な影響も多大だったでしょう。
しかし、あの1判定で試合が終了したわけではなく、ゲームは続きました。
両者はその後11ゲームを戦っていてゴファンが取ったゲームは僅かの1。
実にナダルに10ゲームを取られたことになります。
誤審の影響というのはいくらなんでも酷すぎる結果です。
誤審がなかったとしてゴファンが勝てたかといえばとてもそうは思えないですし、
仮に、あくまでも誤審のせいだった、ということであったならゴファンのメンタルは弱すぎます。
今後テニス界を引っ張っていって欲しい選手だというのにそれではいけません。

サッカーなどではよく判定が物議を醸すことがあります。
僅か数センチが入っていたか入っていないかでおお揉めに揉めたりすることもしばしばです。
それが大舞台の決勝点ともなれば大騒ぎするのも当然のことと思います。
しかし、ラインを割ったか割らないかがどれほど重要かということよりも
そもそも数センチずれていたら確実に点になっていたようなシュートを打たれている時点で
やられてもともとなんです。
決定的なシュートを打たせないようにできなかったのか、
そこまでボールを展開される前に止めることはできなかったのか
その決勝点の前に自分たちでもう一点取れるシーンはなかったのか。
そんなことを言い出せばきりがなく、数センチを話題にするのは
正直負けた悔しさを人のせいにしているに過ぎないとも思えるわけです。
まあこれは誤審とは少々違う話になってきますけど。

話を戻しますが、仮にゴファンがあの後フルセットにまでもつれていたらどうだったのか。
私はそこまで行っていたらあの誤審を大きく取り上げても良いと思います。
しかし不思議なもので、その後大いに競った試合になったのであるならば
試合の最初の方の誤審などは人々はあまり大きく取り上げないのではないかと思います。
試合が競れば競るほど、何十何百とあるポイントの中の一つにしか過ぎなくなるわけで、
ポイントの印象度は間違いなく薄れていくことでしょう。

次に、クレーでチャレンジシステムを導入したらどうかという話ですが、
それはすなわち、これまでクレーで行われていた折角の確認方法が無くなることを意味します。
今はクレーであれば、際どい判定に関して選手は何度でも審判に確認を依頼することができます。
しかしチャレンジシステムでは回数が付与されることになります。
これはこれでテニスの判定とはそういうものだ、という風にするのもありだとは思いますが
クレーコートならではの伝統的な判定は残したたいという意見もまた多いのではないでしょうか。
確かに今回の誤審に関してはホークアイで見たほうが良かったということにはなるのですが
必ずしもそれで全てが解決、好転するというわけではないのもまた事実だと思うのです。

まあ、今回はシステムがどうこうというよりは明らかな誤審が問題ということでありますので
再確認のために審判が任意でホークアイでチェックするというような決めごとの追加はありかもしれません。

個人的にはあの試合はゴファンのその後の落ち込み方の方が問題だと思ったのが一番でした。
もちろんそれはゴファンだけが原因ではなく、
ナダルが勝負どころを見極めて一気に勝負に出たのというのもあります。
スロースターターのナダルが相手の乱れに乗じて一気に攻めだすというのはこれまで何度も観てきたことですから、
トラブルをきっかけとして経験の違い、格の違いが如実に表れたとそのように思います。


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  1. 2017/04/25(火) 13:27:51|
  2. 雑記
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2017年、モンテカルロはナダル

優勝はナダルでした。終わってみれば圧勝でした。
同一大会10回優勝はオープン化後初、クレーコート50タイトルも歴代最多ということで
フェデラーと同様にここへきて尚、伝説を書き換えにかかっています。

もちろん純粋にこの結果は嬉しいですが、元々団子状態とされていた中での結果ですから、
ナダルがクレー王座に復活ののろしを上げたということなのか、
はたまた他の候補勢が軒並みつぶれあった要因が大きいからなのか、
その辺りの判断はつきかねます。

間髪を入れずにバルセロナがありますし、そのままクレーシーズンは続いていきますが
恐らくナダルもかつての調子で戦い続けることはできないでしょうから
どの程度のペース配分をしていくのかは大いに気になる部分です。

トップ2があの状態ですので、他の選手にはチャンス到来のはずなんですがどの選手もいまいちピリッとしません。
実力的には錦織などは大いにチャンスというはずなのですが、いかんせん手首の怪我というのは大きいです。
下手をすればジョコビッチ、マレーよりも深刻といえるかもしれません。

今大会、ナダルという存在があったとは言え、準優勝者がラモス・ビノラスであったという点は
今年のクレーシーズンが混戦になり得ることを十分に予感させてくれています。

もちろんモンテたカルロで不甲斐なかった上位選手たちが今一度奮起することもあり得るでしょうから
そうした部分も含めた力関係の推移を注視していきたいと思います。


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  1. 2017/04/25(火) 09:19:14|
  2. 2017年4月~6月
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2017年、モンテカルロはべスト4

うぬぬ、第1シードのジョコビッチ、第5シードのチリッチも敗退しました。

・ラモス・ビノラスvsプイユ
・ナダルvsゴファン

一応残っているのは全員シード選手ですが、ナダル以外は下位シードです。
あくまでもこの混戦模様はクレーシーズンの最初だからなのか
そういう時代に突入したということなのか。

ゴファンはティエム、ジョコビッチを連続撃破しています。
そして次にナダル。楽しみです。

ジョコビッチはいかんですね。
かつてのショットの正確さがありませんし
何よりも集中力がないように感じます。

まあジョコビッチのことだから修正してくるだろうと思い続けて早1年近くですよ。
今大会のマレーのプレーを私は観ていないですが同じ感じなんでしょうか。
2強時代崩壊も近いのか今年中に復権を果たすのか。

事実上の王者フェデラーはクレーシーズンに出てきませんので
ランキングポイントで1位になることは考えにくいです。
ただもしもそうなってしまったとしたら他の選手の不甲斐なさを嘆く必要があります。

そうならないためにも他の選手は奮起しないと。

それがナダルであったならば
やっぱり他の選手の不甲斐なさを嘆くことにもなるんでしょうけど。

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  1. 2017/04/22(土) 07:24:44|
  2. 2017年4月~6月
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2017年、モンテカルロはベスト8

うむむ。シード勢が安定しません。

トップハーフのマレーとバブリンカが敗退しました。
正直もう少しやるとは思ったのですが、いよいよ各選手の力関係が近接してきているんですね。
その他、ツォンガ、ディミトロフ、バウティスタ・アグーが早期敗退してます。

ティエム、ベルディフ、ズベレフも敗退していますが相手はそれぞれゴファン、チリッチ、ナダルで
シード同士の対戦ですからこれはまあまだ良いでしょう。

またボトムハーフはジョコビッチもナダルと残っています。
これはこれでありがたいのですが、できればこの二人には決勝で当たってほしかったです。
このままでは準決勝が一番の盛り上がりで決勝が消化試合ということにもなりかねません。

これを打破するにはトップハーフで残っている選手たちが
決勝でジョコビッチが来てもナダルが来ても善戦できるパフォーマンスを見せてくれないといけません。
まあジョコビッチもナダルも決して勝ち上がりが保障されているわけではないわけですが。

マレーを破ったラモス・ビノラスとバブリンカを破ったクエバスは典型的なクレー巧者です。
どちらも中堅からベテランという年齢で、もちろんクレー戦績が圧倒的に良く
ツアー全体としては地味な印象の選手と言えます。
しかし、トップとの実力が拮抗しつつある今日のような時代だと
こうした選手がパッと活躍することも充分に考えられます。

こうした選手を相手にジョコビッチ、ナダルがいかに王者感を出せるかというのが今後の見どころとなるでしょうか。

ナダルはズベレフを圧倒しました。意外な大差での勝利だったといえます。
次にはジョコビッチがゴファンと対戦します。同じく突き上げ勢力を相手にするわけです。
タイプ的にも過去の対戦的にも与し易い相手だと思うのですが
今大会は2戦とも苦戦していてまだ本調子ではなさそうなのでしっかりとした戦いが必要です。


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  1. 2017/04/21(金) 09:53:19|
  2. 2017年4月~6月
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2017年、モンテカルロマスターズ開幕

クレーシーズンの到来です。

かつて、クレーシーズンというのは少々つまらなかったものです。
しかしナダルの登場とともに特にコアな季節に様変わりしました。
その後ナダルが力を落としてもまだまだ注目度は大きいです。

グランドスラムの他にマスターズ大会が3つもありますし
選手によってはこの季節をいかに乗り切るかが年間成績のカギを握ってすらいます。

体力がものをいうクレーコートでの戦いは若い選手に有利になる傾向にあります。
しかし今は若手不足。この辺りがどのように作用するのか、
先が読めないという面白さも今のツアーの特徴といえるのではないでしょうか。

モンテカルロはトップ選手にとて出場義務が免除された大会です。
しかし今大会では多くの選手がエントリーしています。
上位選手で不参加を表明しているのはフェデラー、錦織、キリオスだけです。
※ラオニッチも不参加だったようです。ご指摘いただきました。

マレー、ジョコビッチのトップ2は年初のハードコートシーズンは低調でした。
両者とも、もうベテランと言える年齢ではあるのですが、
クレーシーズンではもう少し活躍をして、落としたポイントを取り返さなくてはいけません。
昨年の今時点ではジョコビッチの一人勝ちのような印象を与えていましたし、マレーも充分な実績を上げました。
僅か1年で随分と雰囲気が変わるものです。
トップ2の復調如何は今後の勢力図の大きなカギを握ることになるでしょう。

かつてのクレーキング、ナダルはモンテカルロで9回もの優勝を果たしています。
今年に入ってから復調気味ではあるものの、まだ大会優勝はありませんので
相性の良いこの大会でタイトルを取って勢いをつけたいところでしょう。
しかし、以前の圧倒的な力はありませんので、では本命かと言われればそうは言い切れないのが正直なところです。

第3シードのバブリンカも、優勝候補の一角を担っているといえます。
2014年の大会優勝者で、全仏タイトルもありますのでかなりの本命感を出していますが、
意外にもこれまでのクレーマスターズ実績はあまり良くありません。
実にあっさりとした負けが多いのには驚かされます。
グランドスラムに照準を合わせているかのような立ち回りをする選手なので
他の選手からすれば贅沢の極みですが、マスターズを練習大会的に捉えているのかもしれません。
通常であれば可能性はあるが本命、次点にも入るか入らないかといったところの選手です。
しかし今回は少し違うと思います。モンテカルロは全仏まで期間もありますのでここで少しばかり力を注ぎ込んでも
全仏で息切れしてしまうということにはなりません。
混沌としている力関係の中ですから、こういう時に優勝をさらい易いというのもあります。
意外やこういう時のバブリンカは結構やる気がします。
ということで、私としては優勝経験もあるバブリンカを大会のキーマンと捉えています。

近年は、クレーコートでもハードコートライクに戦っていける部分があります。
以前のスタミナ全振りの戦い方でなくでも、調子が伴えばパワー型の選手が相手を圧倒することも可能です。
そうした選手が突発的に活躍することもあるでしょう。
ただ、そういう選手は1試合、1大会の結果が良くてもその後が続きません。
もちろんハードコートでも同じ傾向といえますが、クレーでは更に際立って影響してくる部分です。
チリッチやズベレフといったパワー型の選手の一回性の戦い方を気にしつつも、
クレーシーズンを通じての成績ではより期待が持てる、ゴファンやティエムといった選手の成績にもまた目を向けておきたいです。

特に私個人としてはティエムやディミトロフはフェデラー、バブリンカの後を襲う片手打ち期待の星ですから
クレーでも戦えることを充分に示してくれないといけません。



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  1. 2017/04/17(月) 12:04:05|
  2. 2017年4月~6月
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2017年、マイアミはフェデラーが優勝

決勝はナダルとの頂上決戦となりましたが、割とあっさりとフェデラーが勝利しました。
フェデラーは2017年前期ハードコートシーズンでは
間違いなく最強プレーヤーとして君臨したことになります。

戦績は19勝1敗。4つのトーナメントに出て3つのタイトルを獲得、
しかもその3つがグランドスラムとマスターズ2つといとんでもないものでした。
敗れたナダルもフェデラーに次ぐ2位の選手だったと言っていいでしょう。
しかしフェデラーには3連敗、決勝進出は3回あったもののタイトルはなしと
フェデラーとの間に大きく差をあけられた状態であることには間違いありません。

この2人の大ベテランが実質トップ2だったというのも異例です。
敢えて言うならばオープン化直後にローズウォールとレーバーがそれぞれ34歳と31歳で
トップに君臨しましたが、それ以来のことではないでしょうか。

この2人にはこのままの調子で言ってほしいと思いますが
正直、クレーシーズンではハードコートでのパフォーマンスがそのまま発揮できるとは考え難いです。
やはり体力的にきついですし、いかなナダルといえどもあの神通力はもうないでしょうから
かつてのクレー最強王者として見るわけにはいかないというのはあります。

レンドル、アガシという過去の例があります。
両者ともに25歳ピーク説に当てはまらないクレーコートでも勝てる選手ではありましたが
実は25歳でキャリアを区切ったとき、クレーでの勝率は明確に下がっているのです。
これはフェデラーとナダルにも間違いなく当てはまります。
つまり今後は、今の好調さをそのまま持ち込んで評価することはできないのです。

もっとも、この両者は、もはやランキングを意識してトーナメントに出る必要はあまりなく
割り切ったコンディション調整がしやすいというのはメリットとしてあります。
結局は大きな大会で勝ってしまっているのですから、
若手が潰し合った中で大事を成し遂げてしまう可能性も否定できません。
その意味でクレーシーズンは最後の本番である全仏だけでなく、
途中の大会の勝ち上がりにも大いに注目していくことにしましょう。

さて、フェデラーはインディアンウェルズとマイアミの連覇となりました。
当ブログでもこれまで何度も取りあげていますが、改めてこれは快挙といえます。
ポイント的には2大会セットでようやくグランドスラム1回分の優勝なのですが、
実質の大変さはそれをはるかに凌駕しています。
両大会とも他のマスターズよりもドローが大きく、グランドスラム以外では唯一
2週間開催される超巨大な大会なわけですから。

繰り返しになる部分もありますが、改めてこれまでの両大会連覇を見ていきましょう。
カッコ内はその年の年内の最高位と、年末での年齢です。

1986年 レンドル(1位:26歳)
1991年 クーリエ(1位:21歳)
1992年 チャン(4位:20歳)
1994年 サンプラス(1位:23歳)
1998年 リオス(1位:22歳)
2001年 アガシ(2位:31歳)
2005年 フェデラー(1位:24歳)
2006年 フェデラー(1位:25歳)
2011年 ジョコビッチ(1位:24歳)
2014年 ジョコビッチ(1位:27歳)
2015年 ジョコビッチ(1位:28歳)
2016年 ジョコビッチ(2位:29歳)
2017年 フェデラー(?位:36歳)

どうです、この圧倒的なメンバー。
初達成のレンドル以降、ほぼその年最強の選手が達成しているのがわかります。

クーリエとリオスはこの連覇で一気に名を上げてそのまま年内のNo.1獲得に至りました。

92年のチャンは年内最高位が1位ではないですが、年初の時点では15位だったランクを
やはりこの連覇を皮切りに一気に上昇せしめています。

最多はジョコビッチの4回で、これは圧巻です。
さすがにハードコート王者としての貫禄が抜きんでています。

全豪の優勝も含めて達成しているのはフェデラーが2回、ジョコビッチが3回、
それにアガシとサンプラスが加わります。

フェデラーは自身3度目の達成となりました。実に前回の達成から11年ぶりです。
今回は何より、フェデラーが35歳で達成したというのがまた異例ともいえる出来事です。
フェデラーは年末には36歳になります。これまではアガシの30歳が最高齢での達成でした。
今年の年末時点でフェデラーは果たしてランキング何位になっているでしょうか。

また、これまでマスターズ優勝の最高齢は2004年シンシナティのアガシ(34歳)でしたが
今回の2大会優勝でフェデラーは一気に2つも記録を塗り替えたことになります。

これまでの最高齢マスターズ獲得ランキングは以下のようになっています。

1.フェデラー 2017マイアミ(35歳8月)
2.フェデラー 2017インディアンウェルズ(35歳7月)
3.アガシ 2004シンシナティ(34歳3月)
4.フェデラー 2015シンシナティ(34歳0月)
5.フェデラー 2014上海(33歳2月)
6.フェデラー 2014シンシナティ(33歳0月)
7.アガシ 2003マイアミ(32歳11月)
8.アガシ 2002マドリッド(32歳5月)
9.アガシ 2002マイアミ(31歳11月)
10.フェデラー 2012シンシナティ(31歳0月)

おお、もう。
因みに11位にようやくリュビチッチの名が登場します。
他に、フェレール、ピオリーン、パーンフォースといったところが30歳以上での達成を記録しています。
今年ナダルがどこかで来れば30歳での達成となります。


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  1. 2017/04/03(月) 07:53:47|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、マイアミベスト4

ベスト4が出揃いました。

・フェデラーvsキリオス
・ナダルvsフォニーニ

皆さんもちろんキリオスvsフォニーニが観たいですよね。
そう、だって観たことないでしょう。
きっと皆さんの願う通りになるはずです。

4人の勝ち上がりですが、トップハーフはフルセットの熱戦、
ボトムハーフはストレートでの簡単な決着と対照的なものでした。

錦織はフォニーニに敗退しましたが、
やはり長い期間好調を維持するのは難しいんでしょう。
元々そういう傾向はありましたが、既に錦織は27歳、
体力のピークは過ぎていると考えてもおかしくはないです。
あとはどう効果的、効率的にトーナメントを勝ち上がっていくかということになります。
結果論だし、そもそも許されてないことではあるのですが
仮にインディアンウェルズに出ていなければ・・・などとは考えてしまいます。

フォニーニは、ソックに快勝して気が緩んだナダルをその曲者ぶりで打ち倒すわけですかね。

トップハーフは2戦とも接戦でした。
キリオスはとズベレフは今後も対戦を繰り返してほしい組み合わせです。
試合の方はまだ観てないですが、さぞ激しい打ち合いになったことでしょう。

フェデラーはベルディフの意外な健闘に苦しみました。
あと一つサーブキープで勝利という場面を、まさかのラブゲームで落とすというの
は少々疲れもあるのかなという気がしてしまいました。

過去には一度だけ対戦してキリオスが勝っていますし
今勢いがあるのはキリオスの方なので、ここでもキリオスが勝って決勝に駒を進めますかどうか。

というわけで、決勝ではもう見飽きた感のある大選手同士の対戦は見なくても大丈夫そうですよ皆さん。






と、強引に、猛烈に強引にフラグを建てました。
さあテニスの神よ、これで文句あるまい。


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  1. 2017/03/31(金) 14:59:55|
  2. 2017年1月~3月
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2017年、マイアミ4回戦

キリオスvsゴファン戦のみ行われていないですが
他の7試合が行われ、ベスト8のうち7人が出揃いました。

ズベレフvsキリオスorゴファン
フェデラーvsベルディフ
ナダルvsソック
錦織vsフォニーニ


4回戦は割と本命系が勝ち上がった形ですが
一番の番狂わせがズベレフvsバブリンカでしょう。

ズベレフはいよいよ楽しみな選手になってきました。
まだまだ粗削りなところがありますが、トップ選手を喰らうパンチ力があります。
同程度の力があると思われている期待の若手勢の中でも特に若いですし
プレースタイルとしては王道のストロークを中心とした立ち回りですので
これで安定して勝つようになれば存在感は更に大きくなってくるでしょう。
錦織、ラオニッチの後の若手世代では、
ディミトロフ、キリオスの瞬間火力系とティエム、ゴファンの着実系に分かれますが
ズベレフはその両方を持つ選手になってほしいです。
今の段階ではまだ前者に分類されると思いますが、近い将来そうなっていく可能性は充分にあります。

ズベレフは次にキリオスとゴファンの勝者と対戦します。
キリオスとは今年のインディアンウェルズで初めて対戦していましてその時はキリオスが勝っています。
またゴファンとも過去に1回対戦していてその時はズベレフが勝っています。
これらは過去の対戦云々ではなく、まだまだこれからどんどん戦っていく選手達でしょう。
キリオスとゴファンどちらが来ても楽しみな一戦ですし、そもそもキリオスvsゴファンが楽しみな一戦です。

フェデラーはベルディフと対戦しますs。
私の予想ではインディアンウェルズの決勝で戦うはずだった両名です。
過去はフェデラーの17勝6敗で、このところ6連勝中、
しかも最後にベルディフが勝ったのが4年前、最後にセットを取ったのも3年前と
ベルディフ側に良い材料は少ないのですが、インディアンウェルズで早期敗退した分
コンディションを整える時間はあったはずです。
こういう変な時に変なことをするのがベテラン選手です。
フェデラーはもちろん大ベテランですがベルディフも充分にベテランなの
でここは何が起こるかはわからないと申しておきましょう。

ナダルvsソックは、過去ナダルの2勝0敗ですがソックは今年調子がいいだけに興味深いです。
錦織と同様にナダルも今年は決勝まで行っていますがタイトルはまだありません。
全豪の活躍で復活の兆しが大いに感じられているのですが実はまだ完全な形でないのも
気にしておかなくてはいけないところです。
インディアンウェルズは相手がフェデラーだったのでやむなしという雰囲気はありましたが
早期敗退には違いありません
不調と騒がれているジョコビッチやマレーもなんだかんだで既にタイトルを取っていますから
それに比べるとナダルはまだトップ集団ではなくその次点としての活躍しかできていないことになります。
錦織にとってはデル・ポトロのような意味合いで十分に嫌な相手ですが、
ソックにとってはぶつかっていきやすい相手と言えるかもしれません。

バブリンカが敗れたことで最上位選手となった第2シードの錦織はフォニーニと対戦します。
正直ベスト8の中では一番与しやすい選手が相手となりました。
ただし、こういう時の油断は禁物です。
フォニーニは過去2戦で錦織に勝ってないとは言え、いずれの試合もそこそこ競ってますし
一時はナダルキラー的なポジションにもいましたので底力のある選手です。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2017/03/29(水) 12:15:08|
  2. 2017年1月~3月
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