レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2018年、マドリードはズベレフが優勝

ズベレフはマスターズ3大会目の優勝となりました。
現役選手としては圧倒的な数字です。(もちろん4強除く)

ナダルを下したティエムも善戦及ばずでした。
やはりナダル戦は全力を使うんでしょうか。
準決勝こそ簡単に勝ったので精神的疲労もないかと思いましたが。

あるいは単純にズベレフが好調で、彼が良ければだれにでも勝てるということなのかもしれません。
昨年も同じような事言われてましたしね。グランドスラムで敗退しまくるまでは。

今年はミスターアングランドスラムの名を返上できるでしょうか。
もちろん今私が勝手につけた名前です。
既に全豪では思ったほど結果を残していませんが、あの時点では不調の底にいたので
今のズベレフとは違います。今年の全仏はズベレフにとっての大きな山となるでしょう。
ここで早期敗退するようだったらやばいですからね。

今大会、ナダルの敗退が最大のニュースでしたが、
それを除けばズベレフとティエムの決勝というのは王道の組み合わせだったと言えるでしょう。
今後ももっと色々なシーンで観たい対戦です。

両者絶好調の時の強打には惚れ惚れするものがあります。
ただ、あんな打ち方の連続ではそれは体力も続かないでしょう。
成績に浮き沈みがあるのも無理もないと言えます。
同じくらいのショットをハードコートでも効果的に使えるようになると
更に成績は上向くような気がします。
ハードでは、クレーに比べて球のペースを使ったカウンター気味のショットが増えます。
同じような強打でも省エネで威力を発揮することができるのです。
結果的に攻撃性能は上昇すると考えられます。
今クレーシーズンの成績も重要ですが、アメリカハードシーズンにも見どころはあると思っています。

ナダルはローマに出場するようです。てっきり休息するかと思ってました。
出続けたほうがいいという判断なんでしょうか。

フェデラーもナダルも昨年に続き猛威を振るっていますが、
昨年に比べて確実に長持ちしなくなっています。
フェデラーはマイアミで失速しましたし、ナダルもマドリードまででした。
コンディションさえ整っていれば強いのですが
そのコンディション調整が難しくしくなってきています。
ローマ出場は吉と出るんでしょうか。
負ければ当然大丈夫なの?と言われますし、勝ったら勝ったで、全仏で体力持つの?
という気になります。
ティエム戦が良い意味で力負けだったらまだよかったのですが、
ナダルの自滅気味でしたのでコンディション不良の可能性があるというのはやはりどうしても気がかりです。



  1. 2018/05/14(月) 14:35:34|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、マドリード2回戦

上位シードにとっての初戦である2回戦までが行われています。

ナダルはさすがに順当に勝ち上がりました。
相手はモンフィスだったので何かがあってもおかしく無い対戦でしたが
さすがに長年戦ってきている相手ですから、ナダルとしてはやり易かったという面もあるのかもしれません。
次はシュワルツマンと戦います。当然ながらナダル優勢なんでしょうが、
むしろこちらの方が少しは興味の持てる対戦と言ってもいいと思います。
その後はティエムvsチョリッチの勝者と当たります。
どれも一つ一つを見ればナダル有利なんでしょうが、
コンディションのありようによってはどうなるか分からない部分もあります。
他に対ナダルで可能性を感じさせる選手といえば、デル・ポトロ、ズベレフ、ゴファン辺りになるでしょうか。

錦織はジョコビッチに敗退し、そのジョコビッチもエドムンドに敗退しました。
この辺りは力の差が出たというよりもその時々のコンディションということなんでしょう。
勝ち上がりはなかなか読めません。
第3シードのディミトロフもラオニッチに敗退しましたが、
これも意外なようで意外でないという不思議な感じがします。

私の大会一押しであったベルダスコは、初戦は勝ったのですが2回戦は簡単に落としてしまいました。
仕方がないので二押しのフィリップ・コールシュライバーに注目の対象を移したいと思います。
コールシュライバーは初戦で杉田を、2回戦ではバウティスタ・アグーを倒しています。
次はアンダーソンで、その次にデル・ポトロの可能性があります。
なかなか強敵が続くことになるわけですがこれらを退け、準決勝でナダルを下せば
決勝では先週のミュンヘンの再現、ズベレフとの再戦ということになるのです。
小さな大会では勝ちを譲ったが大きな大会ではそうはいかないぞと
最強時代のジョコビッチがマレーに嫌というほど見せていた、あの強大な態度に似たものが観測できるかもしれません。


  1. 2018/05/10(木) 09:57:03|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、先週の3大会とマドリードマスターズ開幕

さあ今週からマドリードだ、と思って油断してました。
先週の大会がなかなか面白かったじゃないですか。
小さな大会だからとおざなりにしてはいけませんね。

まずは何といってもダニエル太郎。イスタンブールでツアー初優勝を果たしました。
ランクも最高位の82位に上げています。
今年はインディアンウェルズでジョコビッチを倒したのもありますし好調と言えます。
ダニエル太郎は25歳です。当ブログで常々唱えている25歳最強説、
高年齢化が進んでいる近年のテニス界では「25歳から最強説」と言えるかもしれません。
そうなるとダニエル太郎もここからさらに伸びてくる可能性があります。

ミュンヘンではズベレフが優勝しました。
さすがに地元大会だけあってドイツ選手の出場が非常に多かったのですが
決勝の相手がコールシュライバーというのも良かったです。
未来あるズベレフに自信を付けさせるためにストレートで勝利を譲る
その紳士的なふるまいには敬意を抱かずにはおれません。
決勝まで失セット0で勝ち続けた氏が本気で戦って簡単にズベレフに負けるとは思えませんからね。
やはりここは親心だったのでしょう。
その理論では、同じく若いマーテラーと準決勝で当たった時に何故か全く親心を出さずに
完勝しているのが謎ですが、まあ何か意味があってのことなんでしょう。
氏はカルロビッチ、M・ズベレフ、バウティスタ・アグーと中々な勝ち上がりをしています。
優勝したズベレフもチョンヒョンとの準決勝を戦いまして、
一般にはこちらの方が話題性が上なんでしょうが
私にかかってはコールシュライバー氏の陰に隠れてしまいます。

ポルトガルのエストリルでは、地元の雄、ジョアン・ソウザが優勝しました。
ツアー3勝目ですが地元では初優勝とのことです。これは嬉しいでしょう。
この週に行われた3大会は全て地元選手が決勝に進出しています。
イスタンブールのジャジリだけがダニエル太郎に敗れて準優勝でしたが
この空気の読めない感じがまたいいじゃないですか。
これがダニエル太郎とコールシュライバーの違いです。
※大変失礼しました。ジャジリはトルコでなくチュニジアでした。
ジョアン・ソウザもなかなかな勝ち上がりでした。
初戦でペドロ・ソウザとの同国ソウザ対決を制した後、
エドムンド、チチパスそしてティアフォーを下しての優勝でした。


さて、そしていよいよマドリードが開幕します。
ダニエル太郎を除く、先週、先々週の地元優勝の流れを考えると、
地元のスペイン選手が有利なのかもしれないです。
まあよくわからないけど。スペイン選手っていっぱいいるし。
ツアー250の3大会も面白かったですけど、やっぱりマスターズはドローの大きさも顔ぶれも一味違いますね。
今回は特にランキングもごちゃごちゃですから初戦からいきなりの好勝負も組まれています。
ガスケvsベルディフ、コールシュライバーvs杉田、そしてなんといってもジョコビッチvs錦織!

上位8シードは2回戦から登場することになりますが、彼らの初戦もいきなり見ごたえのある対戦になる可能性があります。
ナダルvsモンフィス、ズベレフvsチチパス、ゴファンvsチョンヒョン、ディミトロフvsラオニッチ等

あとは地元スペインの優位性を活かしてベルダスコがどこまで勝ち上がるかですかね(フラグ)。


  1. 2018/05/07(月) 16:02:00|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、バルセロナはナダル

ナダルの強さは圧倒的でした。

フルセットの試合が続くようであれば体力的な問題も出て来て
シーズン後半に他の選手のチャンスも増えようとも思えたのですが
現時点ではなんとも隙が無さすぎます。

もっとも、今年のインディアンウェルズまで順調であったフェデラーが
マイアミで足元を掬われたように、蓄積疲労は確実にあるでしょう。
ナダルは今年ローマに出るのかは気になるポイントでもあります。

前記事で、予想に反して意外と混沌としていない、という感想を述べましたが
全体的には誰が勝つかわからない状態になっているというのは事実のようです。

今年はここまで25大会が行われておりますが実に21人の優勝者が生まれています。
かぶっている分はほぼフェデラーとナダルだろうと思われるでしょうが
意外にも、フェデラー2大会、ナダル2大会、デル・ポトロ2大会、バウティスタ・アグー2大会と
優勝数だけで見ればまだ3大会という選手はおらず、充分な混戦状態担っていると言えます。

選手達は団子状態の中にひしめき合っていますから
1つの大会で結果を出せばすぐにランクが上がります。
それが大きくない大会であっても実績を残せばランクが上がっていくのです。

今回バルセロナではチチパスが準優勝でした。
ツアー500なのでマスターズほどのポイントが入らなかったとはいえ、
ATPランキングでは19位、年間のレースランキングに至っては実に41位も順位を上げる結果となりました。

ネクストジェネレーションズのレースランキングでは7位から2位に上がりました。
もちろんダントツの1位はズベレフなのですが、昨年同様ズベレフが不参加となれば
実質現時点で新世代の第1位ということになるのです。
この辺りもころころ変わっていくかもしれませんが
その激しい移り変わりに目を向ければ混戦状態もまた結構面白いものだと思います。

因みにランクの上で圧倒的なトップ2ですが、ナダルが最初に2位になったのは2005年の7月でした。
当時の1位はもちろんフェデラーです。
つまり両者のトップ2というのは13年前から存在してることになります。
また、フェデラーは最初に2位になったのが2003年の11月ですから実に15年近くを経てまだ2位にいるわけです。

15年というのはテニス界で言えば1世代か2世代、下手をすれば3世代くらいの時代変遷があってもおかしくない長さです。
例えばサンプラスが全米で最初に優勝した1990年の15年前はレーバーが現役でしたし
錦織圭がプロデビューした2007年の15年前といえばコナーズが現役でした。

選手達は一体いつまで3位争いを続けるのでしょうか。
現役で4強以外に2位になっている選手はいません。
バブリンカですら最高位は3位なのです。
3位は多いんです。
他にズベレフ、チリッチ、ディミトロフ、ラオニッチ、フェレールと5人もいます。
4位も、デル・ポトロ、ティエム、ベルディフ、錦織と4人います。5位はツォンガ1人です。
※5位にはロブレドもいました。コメント欄でご指摘いただきましたありがとうございます。

トップ5に入る力のある選手はいるのですが2位の壁というのが計り知れないほど大きいようです。
新しい1位が生まれればそれはもちろんニュースでしょうが、2位というのも充分にニュースと言えます。



  1. 2018/05/01(火) 10:44:00|
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2018年、バルセロナベスト8

今週はバルセロナとブダペストで大会が行われていますが
まずはなんと言ってもツアー500のバルセロナでしょう。

現在ベスト8まで進んでいます。
モンテカルロと同様というか、それ以上に上位陣は安定した勝ち上がりとなっています。

上位8シードのうち6人がベスト8に勝ち上がっています。
敗退したのは第6シードのジョコビッチと第7シードのシュワルツマンですが
この両者を下したクリザンとチチパスがそれぞれ代わりにベスト8に残っています。

日本勢は、杉田がガルシア・ロペスに敗退し、
第14シードの錦織が次にガルシア・ロペスと当たりましたが怪我で途中棄権となりました。

錦織は、クレーシーズンを通じてモンテカルロの調子が持続できるか心配だと感じていましたが
シーズンどころか次の大会すら無理でしたね。
しっかりとコンディションを整えれば戦えることは確認できたわけですから
ここは無理せず立て直してほしいところです。
錦織にとってはアメリカハードシーズンこそが復活の本番でしょうから。

両日本人を下したガルシア・ロペスですが、次にナダルと対戦しました。これはついてないです。
ストレートで勝利したナダルはこれでクレー連続セット取得記録を40の大台に乗せました。

既にニュースとなっていますが改めて記録を見てみると、以下のようになっています。

01 40連続 2018年 ナダル(継続中)
02 35連続 2004年 コリア
03 34連続 1973年 ナスターゼ
04 32連続 2011年 ナダル
05 31連続 2008年 ナダル
06 30連続 2012年 ナダル
07 30連続 2007年 ナダル

あらゆる記録を持ってるナダルとしてはもはやおまけ感の強い記録ですが
意外や新記録ということになります。

ナダルに勝つのは誰か、ではなくナダルからセットを取るのは誰か、
といった趣すらあるのが現在の状況と言えるでしょうか。
もっともナダルもシーズン中にコンディションを崩す時はあるでしょうから
他の選手も狙い時はあるはずです。

ハンガリーで行われているツアー250の大会にも触れておきましょう。
こちらもベスト8まで進んでいますが、上位4シードが全て敗退しています。
バルセロナに比べれば出場選手のランクが高くはないので同じ感覚で語るわけにはいきませんが
こういう感じの混沌が、予想されていた今クレーシーズンの展開でした。

敗退した中にはモンテカルロでズベレフと激戦を演じたガスケも含まれています。
ガスケは第3シードでした。

因みに第1シードはプイユ、第2シードはジュムール、第4シードはシャポバロフです。
ジュムールは少し聞きなれないですが、
ボスニア・ヘルツェゴビナの選手で今年の全豪でナダルと対戦しています。
また、大会で勝ち上がっている最上位シードである第5シードのベデネはスロベニアの選手です。
共に旧ユーゴ出身ということになります。

旧ユーゴといえば何と言ってもセルビアとクロアチアがお馴染みですが
他の国の名前をこうしてちょくちょく目にすると少し嬉しく感じます。

というのも、私は昔からバルカン半島の歴史に興味があって
イギリスにいた時はユーゴ人の友人がおりましたし、
90年代のユーゴ情勢などかなり気にして注目していたことがありました。
当時はネットも発達してなかったですからユーゴ情勢を知るのも楽ではありませんでしたが
スポーツと結び付けることで大きな流れの再確認などもできていました。

テニスではイバニセビッチやプルピッチ、セレス等がいまして
デ杯やフェド杯への出場をめぐる直接な問題が出ていましたし
サッカーのW杯では90年がユーゴ代表、94年は不参加、98年はクロアチア代表という具合に
情勢に合わせて出場国の変遷を見て取ることができました。

ちょっとテニスと関係のない話になってしまいましたね。
いずれにしろ、かつてのオーストラリアやアメリカの1強時代は終わりを告げ
幅広い国の選手が活躍する時代が来ているのだと認識することができます。
イギリスの選手がウィンブルドンで優勝するくらいですからね。
日本人だって活躍できるのですからある意味良い時代です。



  1. 2018/04/27(金) 10:14:16|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、モンテカルロマスターズ制覇はやはりナダル

大会期間中に記事アップできずにすいませんでした。
しかし大会の方は面白かったですね。

特に錦織が久々に勝ち上がったので世間の注目度もありました。

混沌の2018年ですし、かつてクレーと言えば誰が勝つか見当がつかないコートの代表でしたから
どうなることかと思っていましたが、意外や概ね順当な勝ち上がりになったように思います。

もっとも、実力伯仲の選手が多く、どちらが勝つかわからないような試合は
どちらが勝っても順当と評価されますから順当率が高いのも当然と言えば当然ではあるのですが。

その中でも錦織の勝ち上がりは順当とも言えるし、番狂わせとも言えたと思います。
まあノーシードでしたのでチリッチとズベレフの撃破は出来すぎの結果だったかもしれません。
サーブが入らないのは相変わらずですが、ストロークはシャープさが戻ってきている気がします。

あとはこのコンディションが長く続くかというのが心配な箇所です。
このように一回勝つとマスコミは大きく取り上げるので次の大会で敗退したら落胆の大きさが強調されます。
コアなテニスファンはそのようなことがないように冷静に流れを追って行きたいところです。

優勝はナダルでした。これはもうさすがです。
今回も怪我明けでしたし、果たしていつまでその超人力が発揮されるのか、と毎回思うのですが
まだ、人間のレベルに落ちてくる気配がないようです。
ナダル次第では今クレーシーズンも混沌としてくるぞという思いもありましたがどうでしょう。
まだクレーシーズンの2位争いを他の選手達で行わなくてはいけない状態なんでしょうか。

いかなナダルでもコンディションを崩すことはあるでしょうから
その時に他の選手がどれだけ力を発揮できるかというのは重要です。
昨年はティエムが全力でこれを成し遂げ、そして直後に燃え尽きました。
同大会はズベレフが制しましたが、直後の全仏で早期敗退だったのはご承知の通りです。
ナダルに勝つというのは思いの外神経をすり減らすもののようです。

今大会で、ナダルの勝ち上がりは以下のスコアでした。
「6-1 6-3」「6-3 6-2」「6-0 6-2」「6-4 6-1」「6-3 6-2」
5ゲーム取るのがやっとです。
こんな状態のナダルであればさすがに難しいでしょうが、今年もナダルがこの状態をずっと続けるのか
そして他の選手がどう立ち向かっていくのかは注目していきたいところです。


今大会では他の勝ち上がりも面白いものがありました。
例えばチチパスとシャポバロフが対戦し、勝ったチチパスがゴファンと対戦する、とか
ジョコビッチがチョリッチを倒し、ティエムがルブレフを倒し、勝った両者が激突するとか
ガスケがミーシャ・ズベレフを下し、直後にアレクサンダー・ズベレフと対戦するとか。
(ガスケが勝ってなかったら初の兄弟対決実現でした)

こうしてみると、本当に実力伯仲が多すぎて
どんな勝ち上がりでさえも順当のように思えてしまうというのは事実のようですね。
2カ月に及ぶクレーシーズン、括目していきましょう。


  1. 2018/04/23(月) 09:46:48|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、マイアミ優勝はイズナー!

なんとなんと、前記事の最後で撒いた私の伏線が見事に回収されましたぞ!

まあ伏線というほど立派な伏線じゃないので微妙っちゃ微妙ですが
個人的にはうっすらイズナーと思っていただけに
久々じゃないだろうかな、当てたような気になれているこの感じは。

ベスト8辺りからはデル・ポトロ有利の声が大きかったと思います。
やはり全体的に見ればイズナー優勝は意外なものであったとは思うのですが、
だからと言って格別な驚きというほどでもありません。
元々実力者ではありましたし、デビューの遅さやプレースタイル的にも大器晩成の雰囲気がありました。

何よりも決勝に残ったもう一人のズベレフも同様でインディアンウェルズで初戦敗退をしていた選手であり
マイアミ準優勝のフェデラーが今回は初戦敗退したのも含めて、
誰が勝っても、また誰が負けてもおかしくないという
この現在の特異な状況がイズナー優勝の驚きをよりマイルドなものに仕上げたと言えます。

改めまして、マイアミのアメリカ選手優勝は2010年のロディック以来のことです。
去年のパリを制覇したソックに続いてアメリカ勢のマスターズ制覇ということで
長い暗黒時代に入っていたアメリカテニス界復権の兆しとなり得るでしょうか。

ソックと違ってイズナーはベテランですから、
今後ニュースターとして名乗りを上げるというのとは違うと思いますが
バブリンカやチリッチの例もあるとおり、熟練の今こそが最盛期ということもあるかもしれません。

ただ、もちろん楽観視ばかりもしてられません。
イズナーは今年ずっと不調でした。
インディアンウェルズで初戦敗退であったことは先述の通りですが、
それ以外の大会でも敗退ばかりで、マイアミ直前の今年の成績は2勝6敗でした。

勝った2つも、デ杯で5セットマッチフルセットタイブレークというギリギリでの勝利が1つ
そしてももう1つはルーマニアのアルボットという90位前後の選手に辛うじてフルセットで勝利したというものでした。
しかもそのアルボットにはその前週に一度敗退していて、リベンジマッだったという状態です。

そんなイズナーがこれを機に波に乗って・・・というのであればいいのですが
言い換えればそんな不調だった選手でもマスターズで勝ててしまうのが今のテニス界だと断ずることもできるのです。


さて、ツアーはクレーシーズンに入ります。注目はもちろんナダルです。
ナダルの調子がどうかというのは全ての選手に大きく影響を及ぼします。
マスターズのポイントの大半を一人が持っていくのと、その他の選手に分配するのとでは大きな違いがあります。
昨年、クレーシーズンで活躍したのはティエム、ズベレフ、ゴファンでした。
この3名は今は絶好調とは言えないですが、クレーとの相性を考えればまたポイントを稼ぎにくるとも言えますし
同時に稼げなければランクも大きく下げることになります。

イズナーと同様、ずっと不調だったズベレフがマイアミで決勝に残ることができたのは復活の兆しと言えるでしょうか。
ズベレフはクレーシーズンでも不調を続けるようだと本当に大きくランクを下げますし、
そうなると立ち直るまで結構時間もかかってしまうんじゃないかと思います。

それと、今シーズンはデル・ポトロがノッてますが、今年のクレーシーズンはどうでしょうか。
本来であればクレーもめちゃめちゃ強い選手ですが、やはりベテランはクレーで勝ち続けるのは至難の業です。
活躍してほしい気持ちもありますが、怪我の悪化ということになってしまわないか、また例の私の心配病が発動してしまいそうです。



  1. 2018/04/02(月) 10:15:36|
  2. 2018年1月~3月
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2018年、マイアミはベスト8へ

カレーニョ・ブスタvsアンダーソン
ズベレフvsチョリッチ
デル・ポトロvsラオニッチ
イズナーvsチョン・ヒョン

フェデラーが去った後にどうなってしまうのかと思いましたが
まあどうしてどうして、なかなか面白そうなメンバーが残ったと思います。

確かに4強はいませんし、数年前には常に上位に残っていた選手たちもことごとくいないわけですが
今はこうした新鮮な組み合わせによる1戦1戦が楽しみにもなり得ています。
いずれもそれほど見知った対戦ではないですし、週が変わるだけで選手たちの調子も変動していますから
対戦の行方が全く予想できないです。
圧倒的に強い選手たちが支配する時代もいいですが、たまにはこうした混沌を楽しむのもありかもしれません。
テニス史の中にあってこうした不安定な時代は長くありませんから今がその少ない時代を楽しめるチャンスでもあるわけです。

これらの中で最も実績のある選手はデル・ポトロとラオニッチですがこの2人が次に対戦します。
しかしその2人でさえ、過去4回しか対戦していないのです。2勝2敗です。
しかも共に復活組ですので仮にもっと対戦があったとしても過去の数字はあまり参考にならないでしょう。
このような「果たしてどうなるんだろう感」というものが今のテニスを楽しむコツともいえます。
この混乱の状態を今回抜け出してくるのは一体誰になるんでしょうか。

先週のインディアンウェルズとの対比も面白いです。
トップハーフのカレーニョ・ブスタvsアンダーソンはインディアンウェルズの4回戦でも対戦していました。
前回はアンダーソンが勝ち、次にチョリッチに敗れていますが、ここも今回同じように再現される可能性があります。
トップハーフの最大の違いはフェデラーに代わってズベレフが入っている点です。
前回はもちろんフェデラーがチョリッチを下したわけですが、ズベレフは果たしてその代わりを務めることができるのか。
フェデラーは今回が初戦敗退し、ズベレフは前回が初戦敗退でした。
ズベレフはこのところの不調を払拭する良い機会にしたいところでしょう。

前回ズベレフを下したのは、当ブログ影のスター選手の一人になりかけているジョアン・ソウザです。
今回も、怪我上がりで本調子ではないとはいえゴファンを下してベスト16に勝ち上がってきましたので
ここから一気に来るかと思いきや、割と簡単にチョンヒョンに下されてしまいました。

いや、でももしもチョンヒョンが優勝したら、これが事実上の決勝戦ということかもしれません!

※速報 〇イズナー 6-1 6-4 チョン・ヒョン×


さて、ボトムハーフでは先述の最キャリア組、デル・ポトロvsラオニッチが行われます。
これもインディアンウェルズの再戦です。その時はデル・ポトロが勝利しそのまま優勝しました。
勢いで言えばデル・ポトロ有利であるのは確かですが、必ずしも予想通りと行かないのが今のツアーです。
デル・ポトロは現在連勝中ですが、連勝しているから今回も勝つだろうというよりも、
連想してるんだからそろそろ負けるかも、という思いも発生してしまうのが不思議なところです。
ただ、デル・ポトロがラオニッチに勝つと、その後待っているのはイズナーです。
同じタイプの選手との連戦ということになれば与し易い可能性があります。

一足先にベスト4進出を決めているイズナーは、ズベレフと同じくインディアンウェルズでは初戦敗退していました。
当然ながら今回のベスト4進出を予想していた人は少なかったでしょう。
しかし、いざベスト4に残ったといっても別に驚きの結果とはありません。
このような波のある結果を、皆が当たり前のように受け入れることができるというのも混乱時代ならではと言えるでしょう。

マイアミは伝統的に地元アメリカ選手が支配してきました。
90年代には7連覇、2000年代には5連覇などがありました。
しかし2010年のロディックを最後に優勝が途絶えてしまっています。
長い暗黒の時代に入ってしまったわけです。

しかし数年前よりはアメリカ選手も層が厚くなってきています。
遠いと思われていたスターズ制覇も、昨年のパリでソックが達成しました。
これは正に2010年マイアミのロディック優勝以来のことだったのです。
この勢いで、今大会においてもイズナーが、地元アメリカに久々の希望をもたらすことはできるでしょうか。


  1. 2018/03/29(木) 10:09:22|
  2. 2018年1月~3月
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2018年、マイアミ初

2018年、マイアミ初

インディアンウェルズに続いてマイアミでも誰が勝ち上がるかわからない状態が続いています。
今回はフェデラーが敗退しました。
今年も全豪から飛ばしていましたのでここでの失速は少し早かったですがまあ仕方ないでしょうか。
インディアンウェルズの後半から少し疲れが出ていたようにも見えます。
昨年よりも体力が上がっていることはないでしょうから、より調整を気にしないといけないです。
クレーシーズンは今年も休むようなのでしっかりと休養を取ってほしいです。

ジョコビッチもまた敗退でした。
昨年後半にバタバタと怪我による離脱選手が出ましたが、まだ復活したといえる選手はいません。
そう考えると2017年初のフェデラーとナダルは異様だったんですね。
昨年長期休暇に入った際には、今年のジョコビッチとマレーが同じように復活するか否か
というような論調もありましたがさすがにそこまでの超人力を発揮するには至っておりません。

代わりに好調を続けているのがデル・ポトロです。
こちらもしばしば怪我で休んでいた選手ですが、全員と同じタイミングで休むより
少し先んじて休んでいたほうが吉だったということになるでしょうか。
2017年は魔の怪我復帰イヤーだったと言えるかもしれません。
ほとんどの選手が凶を引いていて3人のみが吉を引いている感じです。
とはいえナダルも現在は怪我ですし、フェデラーもここで少し休息が必要になってますから
テニス界には暗雲が立ち込めている雰囲気が感じられます。

インディアンウェルズで不調であった選手もマイアミでは好調などということもあるでしょうしその逆もまた当然あります。
今のような混戦状態では、その中にあってどちらも調子が良かった選手というのがランクアップとなるのは明白です。
2大会でグランドスラムと同じポイントなわけですからね。
スケジュールとドローを考えるともう少しポイントがあってもいい気もしますけど。

前回は意外な活躍の名士としてコールシュライバー氏がいたんですけど、
今回も誰かネタ系名士の名を上げておきましょうか。


ん~、ジョアン・ソウザ?



  1. 2018/03/26(月) 13:33:43|
  2. 2018年1月~3月
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2018年、インディアンウェルズはデル・ポトロ

いや、壮絶な戦いでした。決勝のスコアは「6-4 6-7 7-6」
デル・ポトロがフェデラーを下しての優勝です。

長く4強に次ぐ存在と目されていたデル・ポトロですが、意外にもマスターズは初の優勝となります。
これまで準優勝は3回あったのですが、それぞれマレー、ナダル、ジョコビッチに阻まれていました。
デル・ポトロですら4強の壁に阻まれていたのだということが分かります。

そして今回、4強中最強であるフェデラーとの対戦で遂に初栄冠となりました。
デル・ポトロは全米優勝の時も決勝の相手がフェデラーでした。

過去の対戦成績はフェデラーが18勝7敗と大きくリードしているのですが
決勝に限って言えばデル・ポトロが4勝2敗とリードしています。
やはり爆発力の選手というイメージです。

デル・ポトロがフェデラーに勝った7勝のうち実に6勝までがフルセットです。
唯一フルセットでないのが去年の全米でしたが、それでも白熱の4セットマッチでした。
デル・ポトロほどの選手でもフェデラーに勝つのは一苦労ということです。
一方でフェデラーは18勝のうち11勝がストレートです。

フェデラーは今年初の敗退となりましたが、まだまだトップであるという印象は健在です。
デル・ポトロほどの実力と実績のある選手が、激しく戦い抜いて初めて勝つことができるというわけですから。


さて、ランク争いですが、まあグランドスラムを持っている上位2名は当分安泰として
3位以下がごちゃごちゃしてきています。10位くらいまで混戦です。
4強時代も4位から10位あたりまで同じように混戦でしたが、2番目に強い集団という感じでしたので、
誰でも簡単に負けてしまう今の状況とは随分と印象が違います。
ここから、マイアミを経てクレーシーズンまでマスターズが続きますのでランク争いは激化しそうです。

今大会注目した期待の若手勢ですが、チョリッチやチョンの活躍はあったものの
勢力図を動かしてくるにはまだもう少し時間が必要そうです。
今は、その上の世代が必死にあがいている状態です。
ディミトロフ、ゴファン、ティエム、ソック等。
この中堅世代に期待するのか、もうすっ飛ばしてチョリッチ達に期待するのか、
意見の分かれるところではありましょう。


  1. 2018/03/19(月) 09:16:00|
  2. 2018年1月~3月
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